アンティーク全般

決め手はこれ!自分にぴったりなアンティーク本棚を選ぶポイント

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アンティーク本棚の選び方

本が好きな方はもちろん、そうでない方の家にだって、必ず1つはある本棚。一般的な家具だからこそ、人と同じではなく、自分だけのものを見つけたいと思う人も多いはず。そういう人の目を惹くのが、一点もののアンティーク本棚です。

でも、アンティークの本棚って、結構良いお値段がするので、憧れはあっても、いざ買おうと決心するまでにいくつものハードルがあるんですよね。例えば、本当にアンティークなの?と疑ってしまったり、中古であるがゆえの汚れやダメージが気になったり、あるいはいろいろなデザインがいろいろありすぎて迷ってしまったり。改めて、購入前に確認すべき点とは、一体どんなことなのでしょうか。

この記事では、失敗しないためのアンティーク本棚選びのポイントをしっかり確認していきます。本棚をきっかけにアンティークデビューをしようとしている方にも、本棚だからこその注意点を知りたい方にも、コレといった決め手が欲しい方にも、参考になること間違いなしですよ。

 

Contents

「アンティーク」の本棚を見極めるための基礎知識

“本棚”とひとことで言っても、実は種類も年代もさまざまです。まずは、アンティークを見極めるために知っておきたい基本の知識を押さえておきましょう。

「アンティーク」本棚って、いつ頃のもの?

本棚に限らず、意外と知らないのが “アンティーク” とは何かということではないでしょうか。
アンティークとは、フランス語で「骨董品」のこと。でも、実は、しっかりとした定義があるわけではありません。一般的には、アメリカで定められた法律の中の「100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」という定義が通説になっています。

西洋のアンティーク本棚

西洋のアンティーク本棚

西洋で、いわゆる“本棚”が生まれたのは、17世紀頃といわれます。貴重品として扱われていた本を収納するための家具として、まず、“鍵付きの箱”が登場しました。そこから、収納力の確保、スペースの節約、取り出しやすさなど、求められる機能に応じて、“本棚”に姿を変えていきました。
本とともに、長い歴史をもつ西洋の本棚には、100年以上の時を経た“真の”アンティークをたくさん見つけることができます。

日本のアンティーク本棚

日本のアンティーク本棚

日本で100年前といえば、明治時代。厳密には、アンティークとはそれ以前のものですが、日本では民家に家具を置くようになったのが明治以降であることを考えると、明治~大正、昭和初期くらいまでのものでもアンティークといって良い気がします。
ちょうどこの頃は、日本の家具に西洋のデザインが取り入れられ、デザインや木味の面でもアンティークと呼ばれるべきものがたくさん作られた時代。実用的なアンティークの本棚も、数多く作られるようになりました。

本棚?本箱?意外と知らない名前の違い

“本を収納する家具”と一言で言っても、さまざまな種類とデザインがありますよね。イメージしている形があるのに、思ったものが見つからない…こんな悩みをよく聞きます。一般的な定義は確かに曖昧なところもありますが、欲しい一台を的確に見つけるためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

装飾入りアンティークブックシェルフ

本棚…側板に板を横に渡し、その上に物をのせられる「棚」が並んだ作りのもの。家具の背面にあたる「背板」は付いているものもいないものもあります。英語ではBookshelf(ブックシェルフ)に相当するようですが、Bookcase(ブックケース)との境は曖昧のようです。

 

アンティークブックケース

本箱…背板のある本棚に、さらに前面に扉がついて「箱型」になっているもの。扉には鍵が付いているものもあります。英語ではBookcase(ブックケース)に相当するようですが、本棚同様、Bookshelf(ブックシェルフ)との境は曖昧のようです。

 

アンティークブックスタンド

本立て…本を立てて並べるための小さめの家具や道具のこと。机の上などで使われることが多いです。ブックスタンドと呼ばれているものです。

 

国が違えばデザインも違う、西洋と日本のアンティーク本棚

西洋と日本のアンティーク本棚ってそんなに違うものでしょうか。
影響を受けたりもしていますが、国が違えば、デザインも異なります。続いては、それぞれの特徴を知っておきましょう。

高級感が魅力、西洋のアンティーク本棚

象嵌入りアンティーク本棚

西洋の本収納のはじまりは、鍵付きのキャビネットでした。
そこから発展した西洋のアンティーク本棚は、箱型で、扉と鍵がついているものが基本。その基本の形に、扉のガラスがステンドグラスになっているもの、本体や脚の部分に彫刻や、象嵌(ぞうがん)と呼ばれる寄木細工が入っているものなど、高級感あふれる装飾が施されているものが多くあります。
ちなみに、箱をいくつも重ねたような“スタッキングブックケース”は、アンティーク本棚のなかでも希少で価値が高いとされています。

和洋折衷、日本のアンティーク本棚

楔式アンティーク本棚

「和本」と呼ばれる、日本独自の本は、江戸時代頃まで、倹飩(けんどん)と呼ばれる、取り外しのできる蓋付きの箱や、マス目の棚などに平積みにされていました。今あるような本棚が作られるようになったのは、明治時代。和本がなくなった理由の一つとも考えられる、本を立てて収納する形が登場しました。
この頃には、西洋の影響を受け、引き出しやガラス扉を付けたデザインのものが作られました。他にも、「楔(くさび)式」と呼ばれる、留め具となる木材を差し込んで木を支えるシンプルな構造が特徴の本棚も作られていました。

アンティーク本棚をインテリアに取り入れるコツ

本棚は、一家に一台は必ずあると言っても過言ではありません。だからこそ、インテリアに差をつけるカギを握っているとも言えますよね。一点もののアンティークであれば、選び方と使い方次第で、自分らしさを出すことができます。

アンティーク本棚を選ぶときに考えること

同じものは二つとないアンティークの本棚を選ぶとき、実際の使い方やコーディネートを想定して、考えておくべきポイントがいくつかあります。ここでは、ぜひ押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。

本棚に何を入れるか

モールガラス入りアンティーク本棚

まず、本棚に入れたいものをしっかり把握するところから、本棚選びが始まります。
純粋に本を収納したいのであれば、持っている本が入るサイズと、取り出しやすさなどの機能面を重視しましょう。棚の高さを変えられるか、というのもチェックしておきたいポイントです。
本の他にも雑貨や小物も並べて、飾り棚の用途も加えるのならば、本棚そのものよりも、中身に視線が向くようなシンプルなデザインがおすすめ。扉がないものや、扉のガラスがクリアなものなど、視線を遮らないことも重要です。

背の高さで存在感を出すか、背の低さで開放感を得るか

 

和室に合うアンティーク本棚

収納力を重視するとき、ある程度のサイズを確保することは必須です。
収納力を求めるならば、背の高い本棚が最適。でも、背の高さは、同時に圧迫感を出すことも認識しておきましょう。立って生活することの多いフローリングの部屋であれば良いのですが、床座が多く、視線が下がりがちな和室には、あまりおすすめできません。
開放感を取るのなら、背の低い本棚を選びましょう。和室にも取り入れやすい形です。ただし、収納力も確保しようとすると、床面積を大きく占拠することになり、部屋が狭くなるので、注意が必要です。

色や形など、全体の雰囲気を重視

大正ロマンアンティーク本棚

デザインも魅力的なアンティークの本棚は、インテリアの中心でも存在感は十分。和風か洋風か、カッコイイのか可愛らしいのかなど、インテリアの大まかな方向を捉えておくだけでも、本棚選びが変わってきます。
さらに、年を経て味の出た木の色味にもこだわってみましょう。濃い茶色で、クラシカルにまとめたり、飴色で、温かみとレトロさを演出したり、部屋の雰囲気の決め手になります。
それから、本棚に施された装飾にも注目です。例えば、イギリスアンティークの本棚に多い高級感あふれる装飾は、空間に重厚感を与えます。和製アンティークに多いスッキリとしたデザインであれば、モダンな印象にしてくれます。

細部のデザインに注目

大正ロマンアンティーク本棚

全体のフォルムはシンプルでも、細部のデザインのこだわりを発見するのが、アンティークの本棚選びの楽しみです。例えば、シンプルな四角のなかに、扉に色ガラスやモールガラスなどが使われて、アクセントとなっているもの。特徴的なガラスは、大正ロマンな雰囲気を演出するのにぴったりです。
全体がシンプルであるぶん、他のインテリアとの調和がとりやすいということもおすすめの理由です。

アンティークを選ぶには、直感も大切

レトロなアンティーク本棚

いろいろ考えていても、結局「これだ!」と、出会った瞬間に一目ぼれすることもありますよね。特に、一点もののアンティーク家具を選ぶときには、その直感もとても大切です。
ただし、勢いに任せ過ぎて、サイズが大きすぎて入り口を通らなかったり、思った場所に設置できなかったり、なんてことがないように、購入前に必要な最低限の確認は忘れないようにしましょう。

サイズ選びに迷ったとき、考えておくポイント

サイズ選びに迷ったときのために、選び方の基本をご紹介します。そのポイントは、大きく分けて2つです。

入れたいものが入るか

アンティークスタッキングブックケース

本棚に入れるものの中心は、当然、本。自分の持っている本を収納するだけの容量があるかどうかは、必ず確認したいところです。
チェックポイントは、棚の高さと奥行。棚の高さ調節ができるかは確認する人が多いのですが、つい忘れてしまいがちなのが奥行。扉が付いていることも多いアンティーク本棚は、本のサイズと合わないと、扉が閉まらないということもあり得ます。手元の本と、棚の広さを見比べて、しっかりと確認しましょう。

部屋全体、他の家具とのバランス

彫刻入り和製アンティーク本棚

本が好きであれば、本棚を中心にインテリアをコーディネートするのも楽しいですよね。高さと大きさのある本棚を、部屋の真ん中にドンッと置けば、存在感もバッチリ、本好きらしさが強調された空間ができあがるはずです。
反対に、本棚はあくまで家具の一つ、ということであれば、やや小さ目の本棚がおすすめです。高さを低めにおさえるだけでも、圧迫感が軽減され、他の家具との調和もとりやすくなります。

扉はあるほうが良い?ないほうが良い?

扉があるほうが良いのか、ないほうが良いのか、これは本棚の使い勝手を考えるうえで一番重要なポイントといえます。

「保管」を重視、扉付き

イギリスアンティークスタッキングブックケース

本の“保管”を重視するならば、扉はあるほうがおすすめです。扉が、本をホコリから守ってくれるだけでなく、扉の彫刻やガラスのデザインを含めて、本棚そのものをインテリアとして楽しむことができます。
一方、棚の中に湿気がこもりやすいというデメリットも。定期的に中の空気を入れ替えて、本と本棚のカビ予防をしましょう。また、意外と盲点なのが、扉を開けるときのスペース。開き戸の場合は、手前に十分なスペースがないと扉がきちんと開けられないので、設置場所の確認は必須です。

取り出しやすさを重視、扉なし

和製アンティーク本棚

本を良く読む人であれば、本棚全体が見渡せて、かつ、本の出し入れが簡単な扉のない本棚がおすすめです。また、棚そのものよりも本や中身に目が向きやすいこのスタイルは、飾り棚としても効果的です。絵本や写真集などを「見せる」のであれば、あえて扉はないほうが、本そのものが魅力的に見えます。
ただ、中身が丸見えになるぶん、マメな整理整頓は必須です。突然の来客などで慌てないためにも、常に「見せる」を意識する必要があります。

自分にぴったりのアンティーク家具ショップの見つけ方

アンティーク家具は、一度好きになったらその魅力がわかるもの。でも、言ってみれば“中古の”家具です。初めての方、慣れない方にとっては、手元に届くのはどんな状態なのか、心配になるのも当然です。家具を販売するまでにどんな工程を経ているのか、買う前の安心ポイントをあらためて確認しておきましょう。

買い付け(買い取り)の方法を確認

アンティーク家具買付

アンティークショップが家具を仕入れる方法は、マーケットへの買い付けと、個人宅からの買い取りの二つ。
信頼できるショップでは、多くの場合、アンティークマーケットが盛んなヨーロッパや、日本国内の骨董市場で、バイヤーが実物を確かめながら家具を仕入れます。
あるいは、引っ越し、改築、閉店など、さまざまな理由で不要となった個人から、家具を買い取ることも。本人がその価値になかなか気づかず、ゴミとして処分されてしまうものの中にも、プロが見れば価値のあるアンティークが隠れていることがあるのです。
いずれの場合でも、実物をしっかり確認して仕入れていることが安心のポイントです。

価格や状態、そして掃除・修理の様子を確認

“アンティーク家具”とひとことで言っても、その修理や販売の方法は実にさまざま。自分に合う基準を確認すると、ショップ選びの基準にもなります。

安さを重視、掃除や修理は自分の手で

アンティーク家具マーケット

アンティーク家具を一番安く手に入れる方法は、修理をせず、現状のままで売られているものを購入すること。蚤の市や、ショップのアウトレット品などで見つけることができます。
デザインや使われている材料によっても値段が大きく変わるアンティーク本棚ではありますが、扉の無いシンプルなものであれば、1,000~3,000円くらいの驚き価格に出会えることも。質の良いものでも、通常の販売価格の半額以下で手に入れられることもあるので、価格だけで比べれば、大変お得です。
DIYが得意な方にとっては、自分の手で修理ができるという楽しみも魅力の一つ。ただし、当然、虫食いや汚れ、ダメージもそのままです。買ってすぐに壊れてしまった、掃除や手入れに予想以上にお金がかかってしまった、など、後で後悔することが無いように、実物の状態と自分の腕を見比べて、慎重な品定めが必要です。

使いやすさと美しさを重視、プロの手で修理されたものを

アンティーク家具の修理

買った家具をそのまま、すぐに使いたいということであれば、きちんと修理の手が入れられたものを、アンティーク家具や古家具の専門店で探すことをおすすめします。
サイズやデザイン、素材などによっても値段はまちまちですが、小ぶりでシンプルなものであれば30,000円前後から見つけることができます。装飾が凝っていたり、希少性の高いものなどでは300,000円以上もする高価なものにも出会えます。

修理にどれほど手間がかかっているか、丁寧にリペアしているか、なども、値段に差を付けるポイントの一つ。確かなのは、きちんと手が加わった、安心できるものには、それ相当の値段が付けられているということです。
修理の仕方は大きく分けて2つ。アンティーク家具本来の姿を当時のままに楽しみたいのであれば、修復を基本とした、最低限の修理のみで売られているものを探しましょう。反対に、眺めるだけではつまらない、実際の生活で使っていきたいという場合には、リペアやリメイクが施された家具を選ぶと、実用面でも満足のいくものに出会えます。

アンティーク本棚の上手な活用法

高価なアンティーク本棚を購入した後、実際に活用するうえで、知っておくべきこと、知っておいたら便利なこともいくつかあります。長持ちさせるために大切なことも、ここでしっかりお伝えしておきます。

本の収納で注意すること

ダイヤガラス入りアンティーク本棚

注意すべき点はただ一つ、本をぎゅうぎゅうに詰め過ぎないこと。
本棚の一番の敵は、湿気と過度な重さ。隙間なく本をつめ込んでしまうと、いくら扉を開け閉めしていても、空気の通らない部分が出てきます。そこに湿気が溜まると、カビの発生にもつながります。
また、本の詰め過ぎは、その重さで棚板に“ひずみ”を生じさせてしまうことも。長い年月の間に生じる若干のひずみは避けられないことではありますが、本棚を長持ちさせるためにも、必要以上の負荷はかけないほうが無難です。
詰め込み過ぎの本棚は、当然、本も取り出し難くなるので、使い勝手の面からも、適度な容量を心がけましょう。

「魅せる」本棚にするコツ

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「本棚を覗けば、その人の人となりがわかる」とはよく言われること。
本の並べ方には、人それぞれにこだわりがあることが多いので、誰かにすすめられたからといって、それが自分のベストであるとは言えません。でも、誰かのアドヴァイスを聞いてみたいという人のために、“お手入れ”と“見た目”の両方の観点からの本棚収納を2つほどご紹介してみます。

側板に近いところは高く、中心は低く

例えば、棚の外側(側板側)には高さのある本を置き、そこから中心に向かってだんだんと低くしていくという並べ方。本棚の通気性を保つという点でおすすめです。空気がちょうどいい具合に本棚に入り、本と本棚の内部の湿気を逃がしやすくなります。

本と雑貨を交互に

本をそれほど持っていない、という人におすすめなのが、各段に本をびっしり詰め込まず、スペースを空けておくという方法。空いたスペースには、ちょっとした小物や雑貨を置いて、飾り棚を兼ねるのもおすすめです。本と小物を交互に並べると、棚全体に動きが出て、おしゃれ感もアップします。

アンティークだからこそ、注意しなければならないこと

本を収納するために作られている本棚は、基本的にとても丈夫に作られています。年代ものであっても、新しいものと同じように使えば大きな問題はありません。でも、アンティークだからこそ、注意すべき点を2点ほど挙げておきます。

「鍵」の使い方に注意

アンティークの鍵

アンティークの本棚の特徴ともいえる「鍵」は、特にイギリスアンティークの本棚によく見られます。扉に取っ手がなく、鍵を閉めないと扉がきちんと閉まらない構造になっているものも、少なくありません。
でも、やはりその古さから、あまり頻繁な施錠はおすすめできないのが正直なところ。使用頻度によっては、新たにキャッチを付けたほうが良いこともあります。本来の風合いを壊すことなく、今の生活でも使いやすいようにすることも大切です。

緩んだ「木」を締め直す

楔式アンティーク本棚

和製アンティークに多いデザインの一つ、「楔(くさび)式」の本棚。実は、楔が意外とゆるみやすく、ゆるむとぐらつく構造になっています。その場合には、楔を締め直す必要があります。
シンプルでわかりやすい構造なので、手入れも簡単。楔を傷めないようにあて木をして、トントンと打ち込むだけでOKです。

お手入れと設置のポイント

これまで長く使われてきた本棚を、これから先も大切に使い続けるにはお手入れも欠かせません。普段のお手入れから、設置の注意まで、少し詳しく知っておいていただきたいところをご紹介します。

日常のお手入れ

アンティーク本棚のお手入れ

普段のお手入れで気にすべきは、ホコリ。たとえ扉が付いているものでも、気づかないうちに意外とホコリがたまってしまうことも。ホコリは、市販のハンディモップなどを使ったり、柔らかい布でから拭き掃除します。引き戸の溝や、楔部分など、凹凸のある部分にはホコリが溜まりやすいので、念入りに取り除きましょう。

定期的なお手入れ

本棚のお手入れ

普段よりも少し手を掛けたお手入れは、良く晴れた、風通しの良い日に行うのが良いでしょう。時間に余裕があるときには、本棚と合わせて、中の本も「虫干し」することもおすすめです。
中身を全て取り出してから、天板、棚と、上から順に拭いていきましょう。無垢材であればから拭き、特に汚れが気になる場合は固く絞った水拭きした後に丁寧にから拭きします。棚板など、板が取れる部分は、きちんと外すことも大切です。
ガラスの部分も、基本はから拭きで十分です。汚れが気になる場合は、水拭きしてから、丁寧にから拭きしてください。

設置の際のひと工夫

本棚の設置方法

日本で家具を使っていくうえで、最も気をつけたいのがカビ対策。梅雨、高温多湿な夏、屋内外の気温差がある冬、と、一年を通して意外と過酷な環境の日本では、カビを制する者は家具を制すると言っても過言ではありません。
といっても、対処方法は意外と簡単。大切なのは「換気」です。
設置の際、壁から3~5センチ離して設置し、空気の通り道を作りましょう。また、直射日光や、冬場の結露が心配な窓際は、できるだけ避けることをおすすめします。そして、湿度の低い晴れの日などには、頻繁に換気を行いましょう。扉や引き出しが付いた本棚の場合は、そこも開けて、空気を通すことも忘れないでくださいね。

アイディア次第で、ちょっと意外な使い方

気に入ったデザインの本棚に出会ったけれど、サイズの面で本棚としては使えなかったり、機能が合わなかったりということも、アンティークを選ぶ時には良くある話。
そんなお悩みを解決するために、そして、せっかくのアンティーク家具との出会いを逃さないためにも、本棚としても使える他のアンティーク家具や、アンティーク本棚を別の方法でインテリアに取り入れるアイディアもご紹介します。

本棚としても使えるおすすめアンティーク家具3選

本を収納するための家具が本棚であるということは、言い換えれば、本を収納すれば、その家具が本棚になってしまうということです。本棚としても使いやすい家具を3つほどご紹介します。

一台二役が便利、本棚付きライティングビューロー

本棚付きアンティークライティングビューロー

本棚の兄妹といっても良いかもしれない、ライティングビューローと本棚の一体型。デザインが独創的であるばかりでなく、机と本棚の機能をコンパクトにまとめた、狭いお部屋におすすめの家具です。一人暮らしでスペースが限られているけれども、机も本棚も両方欲しいという方に、一台で二役の高機能、ちょっと変わった形もおしゃれなライティングビューローを、ぜひ試していただきたいと思います。

幅広い収納に活躍、マス目棚

アンティークマス目棚

昔の日本で、マス目の棚に和本を収納していたことがあったように、どんなものでも引き受けてくれる懐の深い収納家具です。一マス一マスの幅も狭いことが多く、重いものを入れてもひずみが出にくいのも、本棚収納におすすめの理由です。
マス目ごとに、本、雑貨、オブジェなど、テーマを分けて収納すると、強弱が付いて、見た目もおしゃれになります。

「魅せる」が得意、食器棚

アンティークカップボード

食器棚は、構造的に本棚と似た作りのものも多く、本の収納に適した家具の一つです。カップボードのように、上段が飾り棚になっているものは、絵本や写真集など「見て楽しむ」本の収納にも最適です。
ただ、本棚と異なるのは、奥行きがあること。収納力は抜群ですが、文庫のような小さな本棚は取り出しにくいこともあります。奥行を利用して本を前後に並べるなど、収納の工夫が必要になることは、予め想定しておきましょう。

アンティーク本棚のこんな使い方 ~「魅せる」食器棚

アンティーク食器棚

かつて本が高級品で、表紙に豪華な装飾が施されていた時代、本棚は本を「見せる」ための家具でもありました。奥行きがそれほど無く、比較的重さにも耐えられるという特徴もあり、「飾り棚」として使われることもよくあります。
食器を入れてカップボードとして使われたり、雑貨やコレクションを並べてショーケースのように使われたりと、目的に応じて、使い方を自在に変えられるのもアンティーク本棚の魅力です。

まとめ

1.アンティーク本棚を見つけるときには、年代とデザインに注目
“アンティーク”とは、100年以上の時を経たもののこと。長い歴史のある西洋には、高級感あふれるアンティーク本棚をたくさん見つけることができます。日本では、西洋の影響を受けた明治時代以降に作られたものが、アンティーク本棚として残っています。

2.アンティーク本棚を選ぶときには、サイズ、デザイン、そして直感も大切
アンティーク本棚を選ぶ時は、その本棚に何を入れたいのか、本棚を置く部屋のコーディネート、自分の好きなデザインかが決め手です。ただし、一点ものでもあるので、一目惚れの勢いも、時には大切です。

3.安さを取るか、本物を取るか、あるいは使いやすさを取るか
自分で修理をする楽しみと、安さを取るなら、手が加わっていない“そのまま”を購入するのも一つ。“当時の姿”を味わいたいなら、価格が高いのは覚悟の上 で、希少品を気長に探しましょう。アンティークの風合いも使いやすさも両方欲しいのならば、プロの手が加わったリペア品を探すのが得策です。

4.アンティーク本棚を活用するためのポイントは、湿気対策と定期的なお手入れ
アンティーク本棚の敵は、湿気と過度な重量。詰め込み過ぎには注意しましょう。また、使っていく間には、お手入れも必要です。普段のホコリ取りと、定期的な空気の入れ替えを忘れずに。鍵などの付属品は、現代の生活に合わせたリメイクも、必要に応じて考えてみましょう。

5.アイディア次第で、本棚としても、他の家具としても
本来の使い方ではなくても、例えばマス目棚を本棚として使ったり、また、本棚を食器棚として使ったり。アイディア次第で活用方法はさまざまです。新たな使い道を発見するのもまた、自分らしいアンティーク本棚の楽しみ方です。

一家に一つ、何気なくある本棚も、こだわってみればこんなに見どころのある家具なのです。改めて、使い勝手もお手入れも、それから、コーディネートのポイントも分かったところで、自分にも、部屋にもぴったりなアンティーク本棚、ぜひ探してみてくださいね。

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