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大満足のアンティークキャビネット選びに!必見5つのポイント

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アンティークのキャビネットは、日常のあれこれをしまいつつ、その味わいでインテリアの雰囲気を高めてくれる魅力的な存在ですよね。インテリアにこだわるなら収納もアンティークでおしゃれにしたい!と憧れている方も少なく無いかと思います。
けれどアンティークのキャビネットって、探し始めるとびっくりするくらい種類が豊富です。いったいどこから探せばいいのか、何を基準に選べばいいのか混乱してしまう方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回のアンティークログではアンティークキャビネットの種類と、用途別にどんな風に選べばいいか、またコーディネートの実例などアンティークキャビネットを選ぶ前にまず知っておきたいポイントをたっぷりとご紹介していきます。

この記事に目を通せば、自分が欲しいアンティークのキャビネットがどんなものかはっきりして、「大満足」のアンティークキャビネットを見つける強力な手掛かりになるはずですよ。
それではさっそく目を通していきましょう。

※アンティークキャビネットという呼び名はもともと「収納家具」という定義しかない、非常にあいまいなものです。しかしこの記事では一般的にイメージされることが多い、「扉や引き戸付き」の収納家具をアンティークキャビネットと定義してお話を進めていきます。

アンティークの収納家具の名称と定義が気になる方は、記事の最後に付録として解説を載せていますので、併せてそちらも参考になさってください。

Contents

アンティークキャビネットにはどんなデザインが?インテリア別にご紹介

アンティークのキャビネットには大きく分けて「イギリス」「フランス」「北欧ヴィンテージ」「日本」「シャビーペイント」「インダストリアルテイスト」6種類のインテリア別のテイストが存在します。お好みのインテリアジャンルにどんなキャビネットがあるのか、まずは概要を押さえてイメージの土台を作っておきましょう。

西洋アンティーク 収納ヴィンテージ キャビネットキャビネット おしゃれ

どっしりとした存在感が素敵なイギリスアンティークキャビネット

イギリス アンティークキャビネット

イギリスアンティークのキャビネットの特徴は、その堂々たる存在感。小ぶりなサイズのものでも、どっしりとした重厚感を感じさせます。その秘密は木の魅力を感じさせる深い色味と、かっちりとした雰囲気漂う装飾の数々。どこか荒削りな印象もある独特の彫り細工、エレガントな挽き物脚などは定番の装飾で、イギリスアンティークキャビネットらしい佇まいの立役者となっています。
そんなイギリスアンティークの代表的なキャビネットがこの3つです。

木の美しさが際立つ大型アンティークキャビネット

アンティーク カップボード

木の素材を活かした作りが特徴のイギリスアンティークキャビネット。その中でも特にイギリスアンティークらしさが堪能できるのがキャビネットの中でも大型サイズのものです。

カップボード アンティーク

大型のキャビネットはお部屋の主役にもなり得る目立つ存在ですから、作りそして木材も美しさにこだわって作られていることが多く、重厚かつクラシカルなイギリスアンティークの魅力を余すことなく感じることができるんです。
お部屋のスペースが許せばぜひ挑戦してみたい、あこがれの存在です。

アンティークチャイナキャビネット

アンティーク チャイナキャビネット

アンティークのチャイナキャビネットは、お客様用のとっておきの陶磁器(ボーンチャイナ)を飾りつつ収納するためのキャビネットとして作られたものです。お茶文化が根強く息づき、また陶磁器の人気が高かったイギリスらしいアンティークキャビネットですよね。中の食器がよく見えるように扉にはガラスが使われ、さらにガラス面には華やかな彫り細工などが施されていることが多いです。

チャイナキャビネット

華やかな存在感を放ちつつも、コンパクトで取り入れやすいサイズという「いいとこ取り」なデザインにファンが多いアンティークキャビネットでもあります。クラシカルなアンティークキャビネットをお探しの方には、ぜひチェックしていただきたいアイテムのひとつです。

アンティークスタッキングブックケース

アンティーク スタッキングブックケース

スタッキングブックケースは、一段一段が独立してるアンティークキャビネットのこと。元々は事務所向けの書類用収納棚として考案された経緯があり、目的の書類が入ったお目当ての一段だけを持ち運べるように、こんな作りになったそうです。

スタッキングブックケース

中が見えるように扉にはガラスが使われていますが、ステンドグラスを使った作りのものも多く、置いているだけでインテリアをぐっと上質な雰囲気にしてくれます。書類入れとはいいつつも、それにはもったいないのではないかと思えるほど、エレガントな雰囲気をまとったアンティークキャビネットです。

優美な佇まいのフランスアンティークキャビネット

フランス アンティークキャビネット

フランスアンティークのキャビネットは同じヨーロッパアンティークのイギリスものと比べて、曲線を多く使っていたりと、よりフェミニンで優美な雰囲気なのが特徴です。
日本でよく出回っているフランスのアンティークキャビネットには大きく分けて2種類の系統があります。ひとつは人気の猫脚を使ったりと、デコラティブな装飾を施したもの。もうひとつは田舎で使われていたような、パイン材などでできた素朴なデザインのものです。どちらも優美な印象は備えつつ、佇まいが大きく異なりますから、自分の好みを踏まえつつ選べるといいですね。
代表的なフランスアンティークのキャビネットがこの3つです。

フェミニンで優しい印象を放つ大型アンティークキャビネット

アンティークキャビネット ホワイト

イギリス同様、フランスアンティークでも大型のアンティークキャビネットは、キャビネットの中でも代表的な存在です。フランスのものは扉に繊細なモールディング細工を施したりとフェミニンな雰囲気で、同じヨーロッパで作られたにも関わらず、イギリスアンティークキャビネットとは佇まいがまったく異なるのが面白いですよね。

収納家具 おしゃれ

大き目サイズではありますがデザインの力で軽やかさも感じられて、意外とインテリアにも取り入れやすいのも魅力です。ロマンチックなインテリアに挑戦したいなら、取り入れれば間違い無しの優美なアイテムです。

アンティークグリアージュキャビネット

グリアージュキャビネット

あまり聞き慣れないグリアージュという言葉は、フランス語で「金網」を意味します。アンティークのグリアージュキャビネットは扉が金網張りになっているのが特徴です。扉を閉めているにも関わらず通気性がいいので、湿気をこもらせたくない場合などにも便利ですが、何より魅力的なのがその見栄え。

アンティーク ワードローブ

一見ユニークなルックスにも思えるのですが、金網越しに中がのぞく具合が、何ともいえずおしゃれな雰囲気なんですよね。
グリアージュキャビネットはサイズが豊富なので、用途に応じて選ぶ楽しみもあります。ただしあまり数は多くありませんから、気になった方はこまめにショップをのぞくのがおすすめです。

アンティークビューローブックケース

アンティーク ビューローブックケース

アンティークのビューローブックケースは、天板が収納できる引き出し付きの「ビューロー」というデスクの上にさらに本棚が備わった、縦長のアンティークキャビネットのことです。他のヨーロッパの国でも作られていたキャビネットではありますが、この大型の存在感と繊細で優美な装飾が組み合わさったフランスアンティークのビューローブックケースは、他の国のものとは一線を画しています。

アンティーク ビューロー

上の本棚スペースには優美な木製フレームが彩りを添えるガラス扉、足元には猫足と、ゴージャスな佇まいが目を引きます。デスクとしてはもちろんのこと、リビングの収納兼ディスプレイスペースなどとしても活躍してくれそうな才色兼備なアンティークキャビネットです。優美なフランスアンティークらしさを存分に楽しみたいのなら、非常におすすめのアイテムですよ。

スタイリッシュでかっこいい北欧ヴィンテージキャビネット

北欧ヴィンテージ キャビネット

北欧ビンテージのキャビネットはあたたかみとスタイリッシュさが同居した雰囲気が、他にはない魅力を放っていますよね。その特徴のひとつが脚付きが多いということ。先に向かって細くなる洗練された脚の造形もトレードマークです。他にも北欧ヴィンテージキャビネットは、その木目の美しさも特筆すべき点。木目の流れ方にも家具全体で見た時に統一感があるよう、きちんと気を配って作られているんです。
そんな北欧ヴィンテージの代表的なキャビネットはこの2種類です。

ヴィンテージ横長サイドボード

アンティーク テレビ台

北欧ヴィンテージの代表的なキャビネットのひとつが、この横長のサイドボードです。北欧ヴィンテージの家具というとこれを連想する、という方も多いのではないでしょうか。背の低いタイプと差の高いタイプがありますが、どちらもちょっと他では見かけないデザインですよね。

キャビネット 北欧ヴィンテージ

特に背の低いロータイプは高さが無い分圧迫感が少なく取り入れやすのに、横長のフォルムで存在感を発揮してくれると人気のアイテムです。引き出し収納、扉収納共に備わっている場合がほとんどなので、細々したものから少し高さのあるものまで、様々なものをすっきりと片づけられますし、さらにはテレビ台にも使いやすいことから、現代ではリビング置きのアンティークキャビネットとしてよく使われます。

ヴィンテージルームディバイダー

北欧 ディスプレイラック

ルームディバイダーも、北欧製以外ではあまり見かけることがないヴィンテージキャビネットのひとつです。ルームディバイダーとは表と裏の両面どちらからも使えて、お部屋の仕切りとしても活躍するヴィンテージキャビネットのこと。片面には引き出しや扉収納が、そして両面から使える背板が無い棚スペースが備わっています。

ルームディバイダー

北欧家具ならではのすっきりとしたデザインで、圧迫感を最小限にお部屋を仕切れるのでワンルームなどでは重宝しそうな予感です。また、もちろん壁に付けても十分に使えるので、配置を変えていろいろ遊べるのも楽しいですね。

ほっとする懐かしさがある日本のアンティークキャビネット

キャビネット レトロ和家具

懐かしさ漂う佇まいに惹かれる人が多い日本のアンティークキャビネット。特に昭和期頃に作られたレトロなキャビネットは、飴色を帯びたその優しい雰囲気にファンも多いアイテムです。このレトロデザイン以外にも日本のアンティークキャビネットには和洋折衷な雰囲気の大正ロマンデザイン、純和風な和箪笥系デザインがあります。この3つの日本のアンティークキャビネット、それぞれどんな特徴があるか順にご紹介していきますね。

レトロな和のアンティークキャビネット

レトロ キャビネット

ノスタルジックな雰囲気が漂ういわゆる「レトロ」なアンティークキャビネットは、木を基調としどこか和の雰囲気を残した、いい意味で「垢抜けない」素朴な存在感が魅力です。和箪笥の影響を色濃く受けているものや、ミッドセンチュリー系のモダンなものまでデザインの振れ幅が大きいので、お気に入りを探す楽しみもありますね。

パタパタ キャビネット

中でも特徴的なレトロデザインのアンティークキャビネットといえば「パタパタ収納棚」。もともとは靴箱として使われていた家具で、名前の由来でもある手前に引き上げるようにして開ける「パタパタ」と動く扉が印象的です。こちらは開ける動作も楽しく、またノスタルジックなムードを演出できるアンティークキャビネットとして人気があります。

和洋折衷な和のアンティークキャビネット

大正ロマン 家具

日本と西洋の文化が混じり合った大正時代独特の文化様式を指す「大正ロマン」という言葉がありますが、大正から昭和初期頃までは、そんな大正ロマンの影響を受けて、独特の和洋折衷なデザインのアンティークキャビネットが多く作られました。イギリスアンティークキャビネットのような重厚感の中にも、ほんのりと和が香る存在感は唯一無二のもの。和室と洋室両方を有することが多い、現代の日本のライフスタイルにも馴染みやすいデザインです。

家具 大正

またそんな重厚感がありながら、日本の住環境に合うように小ぶりな大きさのものが豊富なのも特徴。クラシカルな雰囲気を作りたいけれど大型のヨーロッパアンティークキャビネットでお部屋が手狭になるのはちょっと…という方にもおすすめです。

アンティークの和箪笥

和室 アンティーク家具

ちょっと見落としがちですが、引き戸などを使った扉収納が備わったアンティークの和箪笥も、アンティークキャビネットの一種といえますよね。特に水屋箪笥や帳場箪笥はキャビネットとしても、快適に使えるおすすめのアイテムです。

アンティーク 時代箪笥

和の空間に取り入れるアンティークキャビネットとしてはもちろんのこと、現代風の空間に取り入れて和モダンな雰囲気に仕上げても素敵に決まります。例えば金具を活かしてアイアン家具などと合わせて、インダストリアルテイスト風にコーディネートするのもいいですね。中には和箪笥を現代の生活に取り入れやすいようにリメイクしたアイテムも売られているので、そちらも視野に入れてみるとよりコーディネートの幅も広がります。

フェミニンなのに甘すぎないシャビーペイントのアンティークキャビネット

ペイント キャビネット

塗装の味わい深さを楽しめるシャビーペイントが施されたアンティークキャビネットは、色の力でインテリアの雰囲気をガラリと変えられると人気のアイテムです。白やパステルカラーなど淡い色味のものは白壁に併せればお部屋に溶け込むよう優しく馴染みますし、黒などの彩度の低い色味だと空間をきりりと引き締めてくれます。このように家具の存在感を軽くしたり、あるいはお部屋のアクセントにしたりと好みの雰囲気を色味選びによって叶えられるのが他にはない魅力です。

キャビネット ペイント

なおこのシャビーペイントのアンティークキャビネットは、ヨーロッパものであればフランスアンティークに多く見られます。また見落としがちですが、日本のレトロなアンティークキャビネットにもペイントものが。垢抜けない印象のレトロキャビネットも、ペイントを施すことで洗練された印象になるので、和洋問わず幅広いコーディネートに取り入れることができますよ。また洋物と比べて比較的リーズナブルなのも魅力です。

きりりと空間を引き締めるインダストリアルテイストのアンティークキャビネット

アンティーク ロッカー

無骨なインダストリアルテイストに似合うアンティークキャビネットといえば、スチール製のアンティークキャビネットが定番ですよね。そんな無骨でかっこいい金属製のアンティークキャビネットを探し出すなら、この2つのアイテムを当たってみるのがおすすめです。

アンティークロッカー

ロッカー アンティーク

靴箱や衣類などの収納に使われていたアンティークのロッカーも、比較的スチール製のものが多く残っているアンティークキャビネットです。もともと入れていたものの大きさによってかなりサイズにばらつきがあるので、大きさの選択肢が豊富なのも魅力です。ただし、スチール製のアンティークロッカーは長く使うという意識で丁寧に扱われる部類の家具では無かったので、いい状態で残っているものが非常に少なく、取り扱いの数も多くないのが現状です。

アンティークケビント・デンタル(メディカル)キャビネット

アンティーク ケビント

デンタルキャビネットやメディカルキャビネットとも呼ばれるアンティークのケビントは、病院やクリニック、歯医者さんなどで患者さんの処置に使う医薬品類を収納していたアンティークキャビネットです。木製が多いですが、まれにスチールなど金属製のものも見かけます。

デンタルキャビネット

タイプはおおまかに2種類に分けられ、ひとつはガラスケースのような、中の薬品を見せることを重視して作られたタイプ。もうひとつは施術周りの細々としたものをしまえるよう、細かな引き出しなど収納スペースが充実しているタイプです。日常使いで無かった産業用家具なので、無骨なインダストリアルテイストとの相性は抜群です。

この用途にはどれがぴったり?シーン別キャビネットの選び方

ここまでざっとテイストごとのデザインの特徴や代表的な種類などをご紹介してきましたが、どんなテイストがいいか、どんなデザインがいいか、欲しいアンティークキャビネットのイメージは固まってきたでしょうか。見た目が決まれば、あと着目すべきは実用面です。

アンティークのキャビネットをお探しの方は、どんな場所でどのように使いたいか、すでにある程度決まっているのではないかと思います。そこでこの章では、代表的な使用シーンごとにアンティークキャビネットを選ぶポイントをご紹介していきます。

ディスプレイ用アンティークキャビネットを選ぶポイント

アンティーク ガラスケース

お気に入りのコレクションや雑貨、食器などをディスプレイするためにアンティークのキャビネットをお探しの方に向けて、ディスプレイ用のアンティークキャビネットを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。

ガラス扉タイプかオープンシェルフタイプ、お好みはどちら?

アンティーク 飾り棚

ディスプレイを楽しむためのアンティークキャビネット選びの第一歩は、扉がガラス製の「ガラス扉タイプ」にするか、扉収納以外にオープンタイプの飾り棚が設けられている「オープンシェルフタイプ」にするか決めることです。

アンティーク 収納棚

ガラスタイプのいいところは中に入っているものをいつでも眺められるのに、扉のおかげでホコリが付きにくいこと。またガラス扉がコレクションをきらびやかに彩ってくれるのもポイントですよね。一方でガラスをたっぷりと使っていることから、破損しないよう取り扱いに少し気を使わなければなりません。小さなお子様やペットと暮らしていらっしゃる方は、生活に取り入れて無理がないかを考える必要があります。

北欧ヴィンテージ 家具

一方でオープンシェルフタイプは、ガラスがない分取り扱いはカジュアルで大丈夫ですが、扉が無いためほこりなどが付きやすいというデメリットがあります。しかし飾りつつも頻繁に出し入れする、例えば日常使いの食器類などを入れるのであれば、あまり気にならないかもしれませんね。何を入れるのか、どの程度の頻度で出し入れするのかなどを考慮しつつ、どちらにするか決めていくのがいいかと思います。

ガラス扉タイプが気になるなら、アンティークガラスケースやショーケースも検討を

アンティーク ガラスケース

ガラス扉タイプのアンティークキャビネットをディスプレイに使いたいとお考えなら、併せてアンティークのガラスケースやショーケースものぞいてみるのがおすすめです。ガラスケース・ショーケースとは、ガラスが扉だけでなく側面など家具の3面以上に使われているもの。扉だけガラスを使ったアンティークキャビネットよりも、より多方向から中のものを鑑賞できるのが特徴です。

ガラスケース アンティーク

ガラスケースやショーケースと聞くと店舗のイメージが先行して大型のものが思い浮かぶかもしれませんが、意外と小ぶりなものもあってサイズバリエーションが豊富です。また、デザインもシンプルでカジュアルなものが多いので、無理なくお家に取り入れることができます。ガラス越しにコレクションを見せるアンティークキャビネットをお探しなら、ぜひこちらものぞいてみてくださいね。

見せるに長けたデザインが豊富な、アンティーク本箱やブックケースもチェック

アンティーク 本棚

ディスプレイ用のアンティークキャビネットを探す上で見逃しがちなのが、アンティークの本箱やブックケースです。当時、本は高価で今のように気軽に買えるものでは無かったということも影響しているのでしょうか。本を入れるための本箱やブックケースの中には、コレクションを見せて飾るのにふさわしい、ガラス扉と美しいデザインを兼ね備えたアイテムが多数揃っています。

本棚 アンティーク

代表的なのがこの記事の前半でもご紹介したスタッキングブックケースやビューローブックケース。本をしまうことを考え耐久性も高く作られているので、ちょっと重量のあるコレクションなどを並べたいなんて場合にも安心して使えます。

キッチン用アンティークキャビネットを選ぶポイント

アンティーク 食器棚

キッチンの食器収納や食材収納用に、アンティークキャビネットをお探しの方も多いかと思います。ここではそんなキッチンシーンに取り入れるアンティークキャビネットを選ぶコツをご紹介します。

用途に応じて考えたい、家具の高さと作業台の有無

キッチン用のキャビネットを選ぶ上で欠かせないのが、まずどんな用途に使用するのかはっきりとさせること。それを考える際のポイントは2つあります。

食器棚 アンティーク

ひとつは飾るように収納したいのか決めることです。これで適した高さをだいたい絞ることができます。具体的には飾るように収納するのであれば、見栄えがすることから高い位置に飾るスペースがあるアンティークキャビネットを選ぶのがおすすめです。例えば「カップボード」などの見せるに長けた背の高いアンティークキャビネットをチョイスするといいでしょう。飾ることにこだわらないのであれば、手狭りになりがちなキッチンですから、圧迫感のない背の低めのものを選ぶといいかもしれませんね。

もうひとつ考えておきたいのが、キャビネットを収納棚以外にも作業台として使うかどうかです。作業台として使うのであれば、この場合の選択肢はふたつ。

アンティークキャビネット キッチン

ひとつは背の低いアンティークキャビネットを使って、天板の上を作業台として使うこと。この際あまり場所を取りたくない場合は、横幅がよりコンパクトな「サイドキャビネット」を選ぶのがおすすめです。
もうひとつの選択肢が、作業台付きのアンティークキャビネットを使うことです。「食器棚」「カップボード」「キッチンボード」と呼ばれるアンティークキャビネットに、この作りは見られることが多いですね。
アンティーク 作業台

カップボード アンティーク

この備え式の作業台には必要に応じて引き出す収納タイプと、あらかじめ固定で備わっているタイプがあります。どちらも作業スペースの面積は、先ほどの天板上を使う場合に比べれば敵いませんが、簡単な配膳作業やお茶を入れるといった動作には十分活躍してくれるかと思います。自分の用途や使い勝手をイメージしつつ検討してみてくださいね。

扉や棚板が取り外せるとお掃除が楽

収納棚 アンティーク

いくら食器をきれいに洗っても、清潔を心掛けていても、キッチンで使う収納棚はどうしても汚れてしまいがちですよね。お掃除をしやすくするためにぜひ気に留めておきたいのが、扉や棚板が取れるタイプのアンティークキャビネットを選ぶことです。これならアンティークキャビネットを楽な体勢で、しかも念入りにお手入れできます。

またアンティークのキャビネットに限らず木製の家具は、長くいい状態で使うためには水拭きする場合はその後の乾燥を徹底し、水気を残さないことが重要です。乾拭きで仕上げるのはもちろんのこと、こんな風にパーツごとに取り外しができるアンティークキャビネットならより風通しがよくなり、水気も飛ばしやすくなります。

リビング用アンティークキャビネットを選ぶポイント

アンティーク リビングボード

リビングって細々としたものが散らかりがち。そんな時片づけやすいアンティークキャビネットがあれば、整理整頓の強い味方になってくれますよね。さらにリビングはお客さんだって来ることがある場所ですから、おしゃれならなおいうことありません。使い勝手も見た目だって大切なリビング用アンティークキャビネットの選び方をご紹介します。

隠すと見せる、両方のできるタイプを選ぶのがおすすめ

お家の中の公共スペースともいえるリビングに置くアンティークキャビネットは、見せたくないものがしっかりと扉で隠せることも大切ですが、それだけだとそっけない印象になってしまうことも。併せて「素敵なものを飾る」スペースを備えてリビングを彩ってくれる、そんな機能も期待したいものです。

アンティーク家具 リビングアンティーク ローボード

このようなニーズに応えてくれるアンティークキャビネットは2種類。飾り棚と扉収納のスペースを備えたカップボードやルームディバイダーのような高さのあるアンティークキャビネット、そして背が低めで天板上をディスプレイに使えるアンティークキャビネットです。背が高いとお部屋への圧迫感が生じますが、その分収納力は高くなりますね。お部屋のスペースと入れたいものの量、この2つを天秤に掛けつつ自分に適したタイプを選ぶのがおすすめです。

アンティークキャビネットをTVボードに使いたいなら扉の素材に注意

テレビ台 アンティーク

リビングで、アンティークキャビネットをテレビ台として使いたいという方も多いのではないでしょうか。確かにアンティークのキャビネットはその味わいがテレビ周りの電子機器の無機質さを和らげてくれる、テレビ台としてぴったりの家具です。けれどひとつ注意しておきたいのが、扉収納の中にデッキをしまう場合は、扉の材質に注意する必要があるということ。扉がガラス製でないとリモコンの電波が届かないのです。もちろん使う時だけ扉を開けておくという手もあります。普段使う様子をイメージしつつ、使い勝手に無理のないものをチョイスしてみてくださいね。

本棚用のアンティークキャビネットを選ぶポイント

北欧 本棚

様々なサイズや作りのあるアンティークのキャビネットは、細かなニーズに合った1台が探しやすく、本棚以上にイメージする本収納にぴったりのアイテムが見つかることもあります。本を入れる収納家具としてアンティークキャビネットを検討しているならぜひ知っておきたい、選び方のポイントをご紹介します。

棚板が動かせるとスペースを有効に利用できて安心

家具 棚板

本には文庫サイズや単行本サイズなどさまざまな大きさがありますが、本をコレクションしている場合はさておき、本を買い足したり手放したりと種類が入れ替わる場合は、今後どんな大きさの本がどれくらいの量になるかは予想がつかないものです。ライフスタイルの変化にも沿う長く愛せる1台を選ぶなら、おすすめなのが棚板が動かせるアンティークキャビネットを選んでおくこと。その時その時の手持ちの本のサイズに合わせて収納スペースの間隔を調整できるので、空間に無駄が出にくく本を最大限に収納することができます。

本をきれいに保管したいなら扉付きがおすすめ

本箱 アンティーク

本を保管するとどうしても気になるのが「ホコリ」ではないでしょうか。こまめに出し入れする本を入れるのであればさほどホコリが積もることもありませんが、そんなに頻繁に取り出す予定の無い本だとページの隙間などこまかな部分に汚れがたまりがちです。お掃除もなかなか手間なので、あまり手に取らない本を入れるなら扉付きのホコリが積もりにくいタイプを取り入れるのがおすすめです。

さらにいい状態で保管するため日光による本の日焼けが気になる方もいらっしゃるかと思います。その場合は、光を通さないようガラス扉は避けるか、日が当たらないよう設置場所を工夫することも併せて検討してみてくださいね。

洗面台用のアンティークキャビネットを選ぶポイント

陶器のボウルや蛇口などを組み合わせて、アンティークのキャビネットを洗面台として活用したいという方もいらっしゃるようですね。ボウルなどのパーツを取り付ける必要がある分、他の用途に比べてお部屋に取り入れるのに少々手間が掛かります。けれどここまでインテリアにこだわれば空間もぐんとおしゃれになってくれるというもの。挑戦する価値はあると思います。そんな洗面台使いするアンティークキャビネット選びのポイントは2つあります。

アンティーク家具 リメイク

1つ目は、お目当てのアンティークキャビネットが洗面台として使えるか判断するのは、素人では難しいという大前提を押さえるということ。そのため組み合わせるボウルや蛇口などのパーツを決めた上で、気になっているキャビネットが加工・実用できそうかショップや工務店にメールや電話などで相談してみるのがおすすめです。

アンティーク家具 手入れ

2つ目は、水気に耐えられるよう撥水性のあるクリア塗装が施されているアンティークキャビネットを選ぶということです。どんな家具も基本的には水に強くありませんから、洗面台使いにも耐えられるようにキャビネットの表面に保護膜を作るウレタン加工が欠かせないのです。もともとオイル仕上げの家具でもウレタン加工できることもあるので、気になる方はショップに相談してみてくださいね。

どんなアンティークキャビネットがいいか決めにくいなら、選び方の基礎もチェック

シーン別のアンティークキャビネットの選び方をご紹介してきましたが、まだいまいちお目当てのキャビネットを選び切れないという方もいらっしゃるかもしれませんね。何でも迷ったら1度基礎に返るのが効果的といわれます。そこでこの章ではもう少し基本に立ち返り、どの使用シーンにも共通するアンティークキャビネット選びのポイントをお伝えしていこうと思います。

使い勝手とデザインの要、アンティークキャビネットの形とサイズ

アンティークキャビネットを決める際にまず見逃せないのが、形とサイズです。アンティークキャビネットには置き型と掛け型が、さらに置き型の中でも種類が分かれています。その中からどんな風に欲しいアイテムを絞っていけばいいか、お話していきますね。

しまうものが少ないなら、置き型以外に壁掛けという選択肢も

アンティーク 壁掛け棚

置き型のイメージが強いアンティークのキャビネット。今までも置き型をメインにお話を進めてきましたが、他にも壁に設置する「壁掛け型」も存在します。吊戸棚、壁掛け収納などと呼ばれることもありますね。もし収納するものの量が少ないのであれば、壁掛け収納を活用して壁のデットスペースを活用するという手もあります。食器や調味料など日用品も、壁掛けタイプのアンティークキャビネットに飾れば、カフェ風のおしゃれな空間に早変わり。印象的なインテリア作りに一役買ってくれます。どちらも異なる魅力がありますから、収納量や好みに合わせてどちらか選ぶといいかと思います。

置き型は収納量と印象から高さ・奥行を選択

置き型のアンティークキャビネットを取り入れようと思ったら、幅広いデザインと作りの中からこれという1つを探さなくてはなりません。その道のりのファーストステップが、サイズを決めることです。

アンティーク 収納家具

まず注目したいのが高さ。例えばアンティークキャビネットに属する「サイドボード・リビングボード」の中でも、高さで大きく種類が2つに分けられます。別の項でもお話ししましたが、背の高いものの方が当然収納力に富んでいますが、その分家具に圧迫感が出てしまいます。お部屋の広さやどれくらいの量を収納したいかを考えつつ、選びたいところです。

アンティーク ブックケース

2つ目が奥行。しまうものがはっきりとしているのであれば、入れるものにできるだけあったコンパクトな奥行のものをチョイスした方が、お部屋はすっきり見えます。奥行が狭ければ背の高いアンティークキャビネットでもぐんとお部屋に取り入れやすくなりますよ。ちなみに奥行コンパクトなアンティークキャビネットは、住居環境が狭い傾向にあったことから日本のアンティークに充実しています。探す際の参考にしてみてくださいね。

すっきりとした印象にしたいならアンティークコーナーキャビネットもおすすめ

アンティーク コーナーキャビネット

お部屋のスペースが限られていて、よりコンパクトな印象のアンティークキャビネットを探している方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方に併せて検討していただきたいのがお部屋の角にぴったりと収まる「コーナーキャビネット」。高さがあるものでもすっきりとした印象で、取り入れやすいのが魅力です。また斜めに設置するレイアウトもユニークで、お部屋のアクセントとしても活躍してくれます。スペースを有効におしゃれに活用したい方は、要チェックです。

キャビネットだからこそ気にしたい!バリエーション豊富な扉の種類

収納家具 アンティーク

収納棚に付いた「扉」はアンティークキャビネットのトレードマークともいえる大切なパーツ。アンティークキャビネットを選ぶ際には、扉の種類にもしっかりと着目したいものです。実は扉の種類は見た目だけでなく、使い勝手にも大きな影響を与えるポイントなのです。どういうことなのか順番にお話していきますね。

開きやすさで選ぶ、あなたは引き戸・片開きそれとも両開き?

アンティークキャビネットの扉はその開き方によって、引き戸、片開き、両開きの3種類に分けられます。扱いやすさに違いがあるので、それぞれの特徴を知った上で検討できるとなおいいですね。

家具 引き戸

引き戸は日本のアンティークキャビネットによく使われる形式ですが、扉が横向きに開くことから、開け閉めする際に手前方向に場所を取らないのが特徴です。ただし開いた面にしかスムーズに手を入れることができないといったデメリットもありますね。
一方で扉が地震などで前に開いてしまうことが無いので、大切なコレクションや陶磁器などの割れもの、ちょっと重量のあるものもより安心してしまえます。

片開き

片開き戸は中身が一目瞭然で把握できるのがうれしい形です。でも扉に大きさがある分、手前方向に大きくスペースを取ります。アンティークサイドキャビネットの前にあまり空間がないのであれば、片方開きタイプは少し厳しいかもしれません。
また片開きの場合置き場所によっては扉が開けにくくなったりと、引き戸や両開きタイプに比べて、置き場所を気軽に変えることができないという特徴も。家具を移動する、あるいは引っ越しをする可能性はあるのかということも、片開きタイプのアンティークキャビネットを検討するならば考えておきたいところです。

両開き

両開きタイプは別名観音開きとも呼ばれ、2枚の扉で開け閉めをするタイプです。扉の枚数が多い分、扉を開くための動作が増えてしまいますが、開け閉めに要するスペースは片開き戸よりも控えめです。

ガラス扉にするならガラスの種類にもこだわって

レトロ ガラス

アンティークのガラス扉のキャビネットを選ぶなら、ぜひ着目して欲しいのがガラスの種類。アンティークのキャビネットには定番のクリアガラス以外にも、様々なガラスが使われています。例えばクリアガラスのように透明度が高いのに凹凸のあるクラフト感が楽しめるゆらゆらガラスや、曇ったような見た目が美しいダイヤガラス。他にもモールガラスや星ガラス、結霜ガラス、銀モールガラスなどもありますね。他にも西洋アンティークのキャビネットには、特別な名前は無いもののユニークな細工を施したガラスが多数見られます。

アンティーク ガラス収納棚

どれもデザインはもちろんのこと、中の透過性が異なるなど機能面でも差があります。シンプルな作りのアンティークキャビネットであれば、よりこのガラスの存在感が大きくなってきます。1台の中に数種類のガラスを取り入れているアンティークキャビネットもありますから、見た目や目隠し機能の差などを考えつつどんなガラス扉を使ったアンティークキャビネットがいいか選ぶと、より満足できるひと品を選ぶことができますよ。

お部屋の印象も左右するアンティークキャビネットの脚の有無

ガラス収納棚 アンティーク

アンティークキャビネットには脚付きと脚無しタイプがありますよね。いったいどちらを選べばいいのでしょうか。
脚のあるものはスタイリッシュな印象をお部屋にもたらしてくれますし、また床と家具の間に隙間が設けられる分、床暖房などの上にキャビネットを設置しても家具が傷みにくいというメリットがあります。
対して脚の無い床置きタイプはその安定感が魅力。見た目が落ち着いた印象になるだけでなく、構造的な強度も高いです。丈夫さを重視するのであれば床置き型の方が安心感が高まります。

入れるものによっては考えたいアンティークキャビネットの「耐荷重」

飾り棚 アンティーク

アンティークのサイドキャビネットに入れるものは、雑貨から本や食器類まで幅広いですよね。そんな重さの異なるものを載せることを考えると行き着くのが、このアンティークキャビネットはどれくらいの重さに耐えられるのだろうという疑問ではないでしょうか。

でも、安心してください!明らかに無茶な重量のものを載せたり入れない限りは、重さに関してはそこまで気にしなくても大丈夫です。ただしひとつ気をつけておきたいのが、どのアンティークキャビネットも、ものをぎゅうぎゅうに詰めて使う想定では作られていないということです。長くこのような使い方をしていると家具に無理が生じますから、長期の使用を見据えた際にはスペースに余裕を持って収納していくのがおすすめです。特に華奢な脚を備えた北欧家具などは、収納力よりデザイン性重視で作られている傾向が強いので上記の点をよく頭に置いて、活用していきたいものです。

アンティークキャビネットの魅力が光る使用使用シーン別コーディネート紹介

アンティークのキャビネットのデザインや選び方のお話をしてきましたが、具体的にイメージを膨らませるために、実際のお部屋に置いている様子も見たいものですよね。そこでここではアンティークキャビネットを使ったコーディネートを、人気のディスプレイ、キッチン、リビング、本収納という4つの使用シーン別にたっぷりとご紹介していきます。

アンティークキャビネットをディスプレイに使ったお部屋

気に入った食器や雑貨などのコレクションは、素敵な家具を使ってより魅力的に見せたいものですよね。ここではアンティークのキャビネットを使ってそんな願いを叶えた6つのお部屋をご紹介します。

イギリスアンティークキャビネットで優雅に、クラシカルなダイニング

インテリア クラシカル

食器好きさんはついつい家の中に食器が集まってしまうもの。お気に入りなのにしまい込んでなかなか出番がない…なんてことも多いのではないでしょうか。このお部屋ではお気に入りの食器類のディスプレイ用に、ガラス扉の大きなキャビネットとスタッキングブックケース、2つのイギリスアンティークキャビネットを取り入れています。

クラシカル インテリア

こんな風にお気に入りの食器もガラス扉のキャビネットでしっかりと見せれば、お部屋の彩にもなりますし、日常使いする頻度も自然と上がりそうです。また食器以外にも日用品などをさりげなく入れているのですが、扉にあしらわれたステンドグラスの優美な姿に生活感も和らぎ、おしゃれな印象になりますね。他の家具もイギリスアンティークを使うことで、うっとりするようなエレガントな雰囲気に仕上がりました。

壁掛けキャビネットでお気に入りを見せる、上品な書斎部屋

インテリア エレガント

こちらのお部屋ではシンプルなデスクの上の壁スペースに、ガラス扉を使ったフランスアンティークの壁掛けキャビネットを置いています。こんな風にお気に入りのコレクションも目線より高い位置に飾ってあげることで、より視線を集め引き立ちますよね。

おしゃれ 壁 インテリア

さらにテーブルの上に設置したことで、コレクションを飾るだけでなくデスク周りのさっと取り出したいものをしまう実用的な収納スペースとしても活躍してくれます。テーブルにあまり収納が備わっていない、あるいはテーブルの天板上をできるだけ広く使いたい時にも役に立つ、壁掛けアンティークキャビネットのコーディネート例です。

白いアンティークキャビネットが爽やかさ演出する、レトロポップなリビングダイニング

インテリア ミッドセンチュリー

白い色味のガラス扉付きキャビネットを、ディスプレイ用に取り入れたコーディネートです。このキャビネットはスチール製のケビントですが、白ペイントが施されているので、ジャンクなかっこよさを秘めつつお部屋に取り入れやすいデザインです。また、ケビント以外にも鉄脚家具を積極的に取り入れた今回のようなコーディネートだと、ハードになり過ぎることもありますが、ケビントの白やガラス製の棚板が爽やかなムードを演出し、柔らかさも取り入れられますね。さらにこのように棚板がガラス素材のものを選ぶことで、アンティークキャビネットの圧迫感が軽減される効果も期待できます。

ミッドセンチュリー インテリア

なお、ガラスの棚板は木の棚板に比べて強度が心配という声も聴きますが、ものをぎっしり置かなければ特に問題はありません。本なども安心して収納できるので、幅広いお気に入りアイテムをしまうことが可能ですよ。

北欧ヴィンテージキャビネットが個性を添える、和のリビングダイニング

インテリア 和モダン

こちらのお部屋は和室に北欧家具を取り入れた、ちょっと珍しいコーディネートです。このお部屋でディスプレイ用に活躍している北欧ヴィンテージのキャビネットは2つ。

和モダン インテリア

1つは北欧ヴィンテージキャビネットの定番ともいえる横長のサイドボード。背が低い分家具上のスペースをディスプレイに活用することができます。天板上に雑貨類を飾ったり、キャビネット上の壁の空きスペースに絵を掛けたりと、モダンな床の間感覚で楽しめますね。
もうひとつはお部屋の仕切りとして使えるルームディバイダー。開放感あるワンルームでも落ち着いた気持ちになれるよう、お客様を迎えるパブリックスペースとソファなどがあるプライベートスペースの間に取り入れてみました。飾り棚部分には背板が無い分開放感があるのに、ディスプレイした雑貨がさりげない「壁」を作ってくれ、リラックスしたムードを演出してくれます。こんなお部屋ならディスプレイにも力の入れ甲斐がありますよね。

アンティークデンタルキャビネットでスパイスを利かせた、重厚感漂う上質な書斎

インテリア シック

こちらのお部屋は、日本の大正ロマンテイストのアンティーク家具をたっぷり使った書斎です。イギリスアンティークを使ったような重厚感あるシックな雰囲気の中でひと際目を引くのが、ディスプレイ兼収納用に取り入れたアンティークのキャビネットです。

シック インテリア

こちらはいわゆるデンタルキャビネットと呼ばれるもの。もとは医療用とはいえ、このように落ち着いた色味のものを選べば、お部屋にも違和感なく馴染みますね。細かな収納に加えてこのように大き目のデンタルキャビネットには鏡が備わっていることも多いのも特徴。お部屋に取り入れれば空間を広く見せてくれる効果も期待できますし、写真のように鏡の前にガラス小物などを置けばきらびやかさが増し、ムードある空気を作ってくれます。洗練されつつも医療用ならではのユニークな佇まいでちょっと個性的なスパイスを利かせてくれる、そんなアンティークデンタルキャビネットの魅力が光るコーディネートです。

2つのガラス扉キャビネットが活躍する洋館風リビングダイニング

和洋折衷 インテリア

このお部屋もいわゆる大正ロマン風のコーディネート。洋館のようなノスタルジックな雰囲気のするお部屋です。こちらには背の高さが異なる大小2つのアンティークキャビネットをディスプレイ用に取り入れています。どちらもデザインの傾向がレトロと和洋折衷と若干異なっていますが、色味を揃えることを意識して選んだおかげで統一感が生まれました。このように年代やテイストの異なるアンティークキャビネットも、カラーを揃えることでぐんとまとまりが出て、空間が端正な印象になるんです。

インテリア 和洋折衷

また今回はクリアガラスと結霜ガラス、2種類の透過性の異なるガラスを使った扉収納を、アンティークキャビネットで確保しています。それによって存分にディスプレイしたいもの、さりげなく見せつつ隠したいものなど自分の好みに合わせたディスプレイ・収納を楽しむことができるようになりました。

アンティークキャビネットを取り入れたキッチン

実用面に注目しがちなキッチンですが、おしゃれであたたかみあるアンティークキャビネットを取り入れれば、より楽しい気持ちで家事もこなせそうです。ここではアンティークキャビネットが活躍するキッチンコーディネートを4つご紹介します。

サイドキャビネットの便利さが光る、北欧ヴィンテージスタイルのコーディネート

北欧 インテリア

シンクこそありませんが、アンティークキャビネットを使ったキッチン作りの参考になりそうなコーディネートを発見しました。こちらは北欧ヴィンテージをたっぷりと取り入れたお部屋です。注目すべきは北欧サイドキャビネットの使い方。もともとサイドキャビネットは食器類をしまう収納棚および配膳台として作られた家具。

インテリア 北欧

そのため食器類の収納もしやすいですし、適度な天板サイズはお料理をよそったり準備したりするのにもぴったり。リビング使いのイメージが強い家具ですが、キッチン使いにも非常におすすめな家具なのです。

またこのお部屋のようにキッチンもリビングやダイニングスペースと同じテイストで、手を抜かずにトータルコーディネートすれば、空間に繋がりが演出できてお部屋も広く見えますよ。

白いアンティークキャビネットで軽やかに、ワークスペース付きダイニングキッチン

白 インテリア

こちらは趣味などをこなすデスクをキッチンに作った、ちょっとユニークなコーディネートです。確かにこんな風に空間を活用すれば、家事の合間に効率よく趣味を楽しむことができますよね。ただこんな風にキッチン周りに機能を増やしていくと、デスクなど家具が増え、お部屋が狭い印象になりがちです。

インテリア 白

そこで今回は食器棚として使っている2つのアンティークキャビネットは、すっきりとした印象のホワイトペイントされているものを選びました。さらに扉にガラスの入ったタイプを選んで、より軽やかさを演出しています。さらにデスクも白いペイントのものをチョイスすることで、別用途のスペースをひとつの空間に同居させても違和感が生じないよう工夫しています。

アンティークキャビネットをオープンキッチンの仕切りに使った、ナチュラルダイニング

キッチン インテリア

キッチンには様々なタイプがありますが、その開放感から人気なのがリビング・ダイニング・キッチンの間に仕切りを設けないオープンキッチンです。けれどあまりにも開放的過ぎると落ち着かなくて、この開放感を壊さずにさりげなく仕切れたら…なんて気持ちも出てくるかもしれませんね。そんな時はアンティークのキャビネットを使って、こんな風に低い壁を作って仕切るのはいかがでしょう。

インテリア キッチン

リビングとキッチンを隔てるキャビネットは、収納スペースをキッチン側に向ければキッチン収納に、リビング側に向ければリビング収納にと用途に応じて使い分けることが可能で、アレンジの幅が広がります。
またふたつのキャビネットに加え、壁掛けタイプのアンティークキャビネットも取り入れたので、収納力は抜群です。アンティークのキャビネットをたっぷり取り入れると、こんなにガラリとキッチンの印象を変えることができるという好例です。

両面から使えるアンティークキャビネットでキッチンを目隠しした、和カフェ風ダイニング

ダイニング インテリア

オープンスタイルのキッチンとダイニングスペースをアンティークのキャビネットで仕切るコーディネート例を、もうひとつご紹介します。こちらはより大胆に、大型のガラス扉付きアンティークキャビネットで空間を仕切っています。ここには食器など食事の準備に必要なアイテムを収納。キッチン側とダイニング側両方から出し入れすることが可能なので、食事の準備や片づけの際にも何かと重宝します。広いガラス面と日本製のアンティークキャビネットならではのコンパクトな奥行のおかげで狭苦しい感じもなく、無理なく空間を区切ることができます。

インテリア ダイニング

大胆に大きなアンティークキャビネットひとつで仕切ったからこその、洗練されたおしゃれな雰囲気が素敵です。

アンティークキャビネットを取り入れたリビング

家の顔ともいえるリビングにこそ、アンティークのキャビネットでおしゃれなコーディネートを作り出したいものですよね。ここではアンティークキャビネットが活躍する素敵なリビングを6例ご紹介します。

重厚なアンティークキャビネットを取り入れた、癒しのリゾートダイニング

イギリス インテリア

イギリスアンティークらしい重厚なアンティークキャビネットを取り入れて、リビングをコーディネートしてみました。こちらは別名サイドボードとも呼ばれる家具です。まるで美術品の様でちょっと取り入れるのに勇気がいる豪華なアンティークキャビネットですが、より気負わず取り入れられるようひと工夫してみました。まず黄色など少し明るめの色味でコーディネート。するとイギリスアンティークの上品さはそのままに、より軽やかにまとまります。

インテリア イギリス

次にサイドボードの上には、ガラスの食器類に始まり曲線が魅力的な銀製のティーポットなど、かわいらしさ感じるアイテムをディスプレイして親近感を演出しているんです。こんな風にコーディネートすれば、あこがれの重厚なアンティークキャビネットも、リビングに自然に馴染んでくれますよ。

北欧ヴィンテージのキャビネットで整った印象に仕上げた、男のくつろぎリビング

かっこいい インテリア

男性のひとり暮らしをイメージしたリビングコーディネートです。
例えひとり暮らしだとしてもリビングは、様々なものがひしめき合う空間。そんな諸々をすっきりと整理しておしゃれなインテリアを実現するには、見せるにも隠すにも長けたアンティークキャビネットの力を借りるのが1番です。

インテリア かっこいい

このお部屋では北欧ヴィンテージの大き目サイドボードを、収納の主役として取り入れています。中の見えない扉付き収納からガラス扉収納、引き出し、そしてオープンラックとありとあらゆる収納機能を備えた贅沢な1台は、本や食器など一見関係のないさまざまなものをごちゃつかせず、おしゃれにしまえるのが魅力です。スペースに限りがある、少ない家具でできるだけおっしゃれにすっきりさせたい、そんな単身者や2人暮らしのリビングの参考になる、北欧ヴィンテージキャビネットの魅力が感じられるコーディネートです。

多色使いのアンティークキャビネットを主役に据えた、シャビーシックなリビングダイニング

シャビー インテリア

お次はシャビーなアンティークキャビネットを取り入れた、リビングダイニングのご紹介です。このコーディネートでは白と青、地の茶色が顔をのぞかせるカップボードを中心に、この3色を基本色として家具を選び配置しています。

インテリア シャビー

白ばかり取り入れると少し整い過ぎた印象になってしまいがちですが、このように少し他の色味が入ることで柔らかな印象になり、ほっと気の休まる空間を作ることができます。ちなみに爽やかさが素敵な青ですが、食卓に取り入れると食欲が減退するともいわれています。けれどこのように食卓には茶色のテーブルを使うなど色の割合を調整すれば、青の爽やかで清潔感あるいい面だけを楽しむことができますよ。

※ペイントされたアンティークキャビネットを使ったコーディネートは、後ほど詳しくご紹介します。

飴色アンティークキャビネットでほっこり仕上げた、ノスタルジックなリビングダイニング

ノスタルジック インテリア

なんとなく和の香りが漂うレトロな雰囲気のアンティークキャビネットを使って、あたたかな印象のリビングダイニングをコーディネートしてみました。レトロの代名詞ともいえる飴色の大き目アンティークキャビネットを取り入れることで、お部屋全体が心穏やかになるような明るい印象になります。またレトロなアンティークキャビネットは、アイアンなどジャンクテイストの家具とも相性がいいので、隣にはアイアンラックを置いてレトロな中にもアクセントを添えてみました。

インテリア ノスタルジック

ちなみにこのアンティークキャビネット、実は上下段で別々に使える作りをしているんです。なんだか上下段が分かれる「重ね箪笥」によく似ている気がしませんか。こんな絶妙な和洋のミックス感も空間に何ともいえない個性を演出してくれます。

アンティークキャビネットの配置で遊びをプラスした、2人暮らしのレトロリビング

ジャンク インテリア

こちらは鉄脚ベンチや和のアンティークキャビネットを使ったレトロリビングです。使ったのは日本のアンティークキャビネットの代表格である和箪笥。まずは食器収納用にガラス扉を使った水屋箪笥を、さらに背の低いアンティークキャビネットを2個使って空間を仕切って、カフェスペースを作製しました。天板上はコーヒーやお茶を入れるちょっとした作業台として、あるいは読みかけの本類などを並べるのにも重宝します。

インテリア ジャンク

こんなカフェスペースを設けたリビングがあれば、外に出かけてお茶を飲む回数が減ってしまうかもしれませんね。アンティークキャビネットの配置を工夫すれば様々な空間演出ができる、そんな可能性を感じられるコーディネートです。

レトロな和のアンティークキャビネットでほんのりモダンにまとめた、心落ち着く畳のお部屋

和室 インテリア

和製アンティークのキャビネットを、和室に取り入れたリビングコーディネートです。このお部屋ではテレビ台として、丸い形のガラス窓など、大正から昭和初期に作られたからこその和洋折衷な佇まいのアンティークキャビネットをチョイス。さらに窓辺に置いた和風デザインのアンティークキャビネットも、昭和中期に作られた、さりげないモダンなエッセンスが感じられる1台を選んでいます。

インテリア 和室

和のアンティークキャビネットもこのように作られた時代に着目して比較的新しいものを選んで取り入れれば、現代の生活にも馴染みやすいモダンな雰囲気漂う空間が完成します。さらに照明もこんな風にレトロであたたかな雰囲気に揃えれば、ノスタルジックな和のアンティークキャビネットのよさもさらに引き立ちますよ。

アンティークキャビネットを本棚に使ったコーディネート

サイズも色味も様々でともすれば雑然とした印象になりがちな本も、アンティークのキャビネットに収めれば、デザインの魅力でより整った雰囲気になります。ここではアンティークキャビネットを本棚として本を魅力的に整理しているお部屋を4つご紹介します。

アンティークスタッキングブックケースが存在感抜群を放つ、大人なリビング書斎

書斎 インテリア

大きなスタッキングブックケースを主役として、クラシカルなアンティーク調に仕上げたリビング書斎です。スタッキングブックケースのようなガラス扉付きのアンティークキャビネットに本を入れる時は、きっちり詰めて収納するのもいいですが、このお部屋のように表紙を正面に見せたり、横に倒して重ねてみたりと、遊び心を持って入れるのもおすすめ。まるでおしゃれな本屋さんやショップのような、雰囲気ある収納を楽しめます。

インテリア 書斎

本の置き方や他にもトランクを使ったセンターテーブルなどで遊びを取り入れた分、スタッキングブックケースやソファは落ち着いた佇まいのシックなイギリスアンティークものを選んで、きりっと引き締め大人っぽく仕上げています。

大きなアンティークキャビネットで本をたっぷり収納できる、ナチュラルなリビング書斎

インテリア リビング書斎

こちらもリビング書斎のコーディネート例です。大きな本棚兼整理棚の役割を果たすアンティークキャビネットが目を引きますね。本持ちさんにとっては大きな本棚って、あこがれの存在ですよね。けれど大型の本棚は存在感があってなかなか挑戦する勇気が持てないもの。そんな時にぜひ検討していただきたいのが、このお部屋にあるような大きなガラス扉を備えたアンティークキャビネットなんです。

リビング書斎 インテリア

ガラスの透明感のおかげで軽やかな印象に仕上がるので、本棚のボリュームが実際よりも軽減される効果が期待できます。また、さらに圧迫感を抑えたいなら、家具の輪郭が強調されない写真のような明るい木色のものや、淡いペイントのアンティークキャビネットをチョイスするのがおすすめです。

アンティークキャビネットを使って読書スペースを設けた、ナチュラルなリビングダイニング

ダイニング コーディネート

このお部屋ではレトロ家具の定番でもあるパタパタ扉収納棚をリビングに設置し、本棚として活用しています。本って中には人にあまり見せたくない、プライベートなものもありますよね。あるいは背表紙があまりに派手なものも、インテリアにマッチしないという理由から隠したくなることも。そんな時オープンスペースと隠す扉収納どちらも備えたこのようなタイプのアンティークキャビネットは非常に便利です。

コーディネート ダイニング

今回は適度に集中しでもリラックスして読書を楽しめるよう、冷静さを引き出してくれるというブルーカラーで、やさしい印象のペールトーンのものを選んでみました。食器を入れたアンティークキャビネットと色味をリンクさせることで、本棚だけが浮かないまとまりのあるお部屋に仕上げました。

スチールアンティークキャビネットの無骨さが目を引く、ジャンクなリビングダイニング

リビング コーディネート

鉄製のアンティーク家具をたっぷりと取り入れたジャンクなリビングコーディネートです。ここで本棚として使っているのは、スチール製のアンティークロッカー。アイアン家具などと合わせてビンテージスタイルのコーディネートをするにはぴったりのかっこいいアイテムですよね。もちろんこのまま洋風の雰囲気でまとめてもいいのですが、このお部屋のように、アクセントに和箪笥のような純和風な雰囲気のアンティークキャビネットを合わせてコーディネートしてみるのもおすすめです。

コーディネート リビング

奇抜な感じがするかもしれませんが、飾り金具がアイアンと上手くマッチするので、意外と違和感なくコーディネートすることができるんです。ジャンクな雰囲気を強調するのであれば、あまり整った雰囲気のものではなく、素朴で粗削りな質感の和のアンティークキャビネットを選ぶといいですよ。

色味でこんなに違う!アンティークキャビネットのカラー別コーディネート例10選

アンティークのキャビネットは、色の付いたペイントデザインのものも素敵ですよね。けれど色味が少し違えばイメージが大きく変わったり、どのカラーにしようか決めるのは結構大変。またコーディネートのポイントも気になるところです。そんな方の参考になるよう、ここでは人気が高い白・ブラック・グレー・グリーン・ブルーの5色のアンティークキャビネットを使ったコーディネートをそれぞれご紹介します。

白(ホワイト)のアンティークキャビネットを使ったお部屋

アンティークキャビネットの人気色といえば白。清潔感があって万人受けする取り入れやすいカラーですよね。そんなホワイトカラーのアンティークキャビネットを使ったコーディネートを2つご紹介します。

空間を広く見せるホワイトキャビネットを活かした、一人暮らしのワンルーム

ひとり暮らし インテリア

2つの白いアンティークキャビネット以外にも、ホワイトカラーの家具を多用した、白の魅力満載のコーディネートです。ワンルームにしては家具の数もサイズもボリュームがあるのですが、白い壁にホワイトカラーの家具を合せることで家具が壁に馴染んで、圧迫感が気になりません。

インテリア ひとり暮らし

けれど白をあまりに多用し過ぎると、落ち着かない印象の部屋になるともいわれていますね。そこでこのお部屋ではミントグリーンをアクセントカラーとしてチョイス。大きなアンティークキャビネットの内側の色味、そして雑貨類などで挿し色として取り入れています。このようにパステルカラーを指し色として使うことで、ホワイトカラーのアンティークキャビネットの清潔感などのイメージは壊さずに、よりリラックス感漂う雰囲気に仕上げることができるんです。アンティークのキャビネット以外にもホワイトカラーのアンティーク家具をたくさん取り入れたいと思った際には、ぜひ参考にしたいテクニックです。

オフホワイトのアンティークキャビネットで優しげな印象に、ナチュラルカントリー風インテリア

ホワイト インテリア

こちらのお部屋も先ほど同様に白い大きなアンティークキャビネットを取り入れていますが、色味は落ち着いたオフホワイト系を選び、さらには自然な木色の家具を取り入れることで、より落ち着いた雰囲気に仕上げています。さらにポイントとしてお気に入りのグリーンをたくさん散りばめて、よりナチュラルであたたかな雰囲気に仕上げました。

インテリア ホワイト

また、より柔らかなムードになるようにアンティークキャビネットに使われているガラスの種類にも注目。ぱきっとした印象のクリアガラスだけでなく、透過性が低くほわっとしたルックスのダイヤガラスなど透明度の低いガラスも取り入れています。このようにお部屋の印象作りのために色味にこだわるのであれば、扉のガラスの種類にも併せて気を留めるのがおすすめですよ。

ブラックのアンティークキャビネットを使ったお部屋

きりりとした佇まいが印象的なブラックカラーも、アンティークキャビネットの人気の色味のひとつです。そんなかっこいいブラックカラーのキャビネットを使ったコーディネート2つをご紹介します。

ブラックのアンティークキャビネットとアイアンで仕上げた、クールなダイニング

アンティークキャビネット ブラック

ブラックカラーのアンティークキャビネットはきりりと際立つ存在感が特徴。インテリアのアクセントとして取り入れるのも手ですが、お部屋のなかでぽつりと浮かせたく無いということもありますよね。そんな時におすすめなのが、他の家具もブラックを使ったものを選んで馴染み感を演出するということ。このお部屋ではブラックのアイアンシェルフやテーブルの鉄脚、さらにチェアのクッションの色味など至る所にブラックカラーを使って、統一感を出しています。

ヴィンテージ ダイニング

また今回はダイニングならではのくつろいだ雰囲気を演出したかったので、ナチュラルな茶色もポイントで取り入れました。特にお部屋の中で大きな面積を占めるダイニングテーブルの天板でしっかりと茶色を使うことで、黒だけだときつくなりがちなお部屋の印象を、しっかりと優しい印象に仕上げています。

和室をブラックのアンティークキャビネットで個性的に、モダンな和室コーディネート

和モダン ダイニング

こちらはブラックペイントのアンティークキャビネットを和室に取り入れたコーディネート例です。見慣れた和の空間も黒のアンティークキャビネットを置くことで、モダンな印象になりますよね。
こちらのアンティークキャビネットは薄型なのも大きな特徴。引き締め効果のあるブラックのペイントカラーも功を奏してコンパクトな印象なので、横幅が広めでも気軽に取り入れることができるのもうれしいポイントです。広いガラス面を活かしてお気に入りの食器類を飾れば、黒のスタイリッシュな印象と相まって、まるでショップのようなおしゃれな空間を作ることができますよ。

和室 和モダン

クールなブラックカラーのアンティークキャビネットと壁に掛けたペルシャ絨毯やバタフライテーブルなどを取り入れて、オリエンタルも香る個性的なコーディネートにまとめ、和室の新鮮な一面を引き出してみました。

グレーのアンティークキャビネットを使ったお部屋

3原色の赤・青・黄を混ざるとできる色であるグレーは、全ての色の要素を含んでいるともいえるカラー。どんな色にも合わせやすく、おとなしい、使いやすいカラーです。そんなグレーカラーのアンティークキャビネットを使ったコーディネートをご紹介していきます。

グレーのアンティークキャビネットが馴染ませ役、優しい色合いのダイニング

カラフル インテリア

ブルーがかったグレーカラーの壁掛けアンティークキャビネットを取り入れたお部屋をご紹介します。もともとこのスペースには飴色の無塗装の大型アンティークキャビネットと、もう少し小ぶりなオリーブグリーンカラーのアンティークキャビネットが置かれています。どちらも色味がかなり異なるので、この2台だけを置くとちょっと強い印象になります。

アンティークキャビネット グレー

そんな時はこのようにグレーのアンティークキャビネットを側に置いてあげると、中間色ならではの馴染みのよさで2つの異なる色味を柔らかくまとめ上げてくれます。一方でグレーのキャビネット自体は薄い色味で主張は控えめ。収納力は確保しつつも、白壁に馴染みすっきりとした印象をキープできます。

グレーのアンティークキャビネットで大人かわいい印象に、雑貨屋さん風アトリエ

ガーリー インテリア

こちらはアトリエをイメージしたコーディネート。存在感のある大きなブルーグレーのアンティークキャビネットを取り入れています。 丸脚や扉の木枠のかわいらしい細工が目を引くデザインなのでキュートな印象になりそうなものですが、グレー味がかった色味のものをチョイスすることで、落ち着きも感じさせる「大人かわいい」ムードに仕上がりました。このようにグレーカラーを選べば、華やかなデザインも適度に落ち着いて空間に取り入れやすくなるという効果もあります。

インテリア ガーリー

また、アトリエというとカラフルな素材を保管する場所でもありますよね。グレーのアンティークキャビネットなら、そんな鮮やかな小物の色味を引き立てつつ、おしゃれに収納できます。どの色味とも仲良くなれるグレーカラーのキャビネットの特徴がよく活かされたお部屋です。

グリーンのアンティークキャビネットを使ったお部屋

グリーンは寒色でも暖色でもない中間色。他の色味ともよく馴染むバランスのいいカラーです。そんなグリーンペイントのアンティークキャビネットを取り入れたコーディネートを2つご紹介します。

ダークグリーンのアンティークキャビネットでユニセックスに仕上げた、クールなダイニング

ユニセックス インテリア

ブルーがかったダークグリーンカラーのアンティークキャビネットを取り入れたコーディネートです。お部屋を落ち着いた印象にしたい時の鉄板カラーといえば「茶色」ですが、グリーンもこんな深い色味を選べばほどよくカジュアルな雰囲気を感じさせつつも、シックな空間作りに活躍してくれます。明るさと落ち着きどちらも感じさせるその佇まいは、このようなユニセックスな空間作りにもぴったりです。また、

アンティークキャビネット グリーン

このお部屋では古材とアイアンを合わせて、男女ともにしっくりとくつろげるかっこいい空間に仕上げましたが、こんなニュアンスのあるグリーンカラーのアンティークキャビネットであれば、例えばイギリスアンティーク家具とコーディネートする高級感あるクラシカルな空間作りなどにも役立ちそうです。

グリーンのアンティークキャビネットでほんのりアクセントを、レトロガ―リーなアトリエ

リビング かわいい

こちらは茶色の家具をベースにまとめた、アトリエ風コーディネートです。このようにシック茶色の家具を多用すると、少し硬い印象になってしまこともありますよね。落ち着きを損なわないでアクセントを添えたい時こそ、馴染みのいいグリーンカラーのアンティークキャビネットがおすすめです。

グリーン アンティークキャビネット

このお部屋ではホワイトをベースとした抹茶ラテのような色合いの壁掛けアンティークキャビネットを取り入れて、お部屋に馴染みつつもほどよく可愛らしいアクセントとして活かしています。また、このようにペイントキャビネットひとつだけが空間から浮かないよう、クッションなどインテリアのどこかに同系色のアイテムを取り入れることで、より空間に馴染みこなれた雰囲気を演出できます。

ブルーのアンティークキャビネットを使ったお部屋

爽やかな印象をもたらしてくれるブルーのアンティークキャビネットは、きりりとした空間にも、かわいらしい空間にも好相性です。そんなブルーのアンティークキャビネットを取り入れたコーディネートを2つご紹介します。

ブルーのアンティークキャビネットでかわいらしさを、優雅な英国風ダイニング

ブルー アンティークキャビネット

重厚感が魅力のイギリスアンティークをたっぷり使った空間に、ブルカラーのアンティークキャビネットを合わせてみました。イギリスアンティークならではのクラシカルな雰囲気は保ちつつも、ブルーカラーで空間に軽やかさを添えています。また窓辺に明るいブルーカラーを取り入れることで、外光の明るさをより感じられお部屋に適度な開放感も演出できますよ。

アンティークキャビネット ブルー

ブルーで軽さを出した分、デザインはクラシカルなものを選んで引き締めることも忘れずに、きちんと高貴な印象に仕上げています。

リズム感が鍵、ブルーのアンティークキャビネットを取り入れた爽やかダイニング

フェミニン インテリア

ブルーのアンティークキャビネット2台を主役に据えたコーディネートです。このように似た色味のペイント家具を複数取り入れると「のっぺり」とした印象になってしまうこともあります。こんな時はリズム感を大切にすることがコーディネートのポイント。

インテリア フェミニン

例えばこのお部屋ではまず2台のアンティークキャビネットの色味を同じブルーでもあえて少し変えることで、お部屋にリズムを加えています。また家具の作りにも注目し片方は脚無しのどっしりとした作りのものを、もう片方は脚付きの華奢なタイプを選んでリズム感を意識しました。
さらにどちらも扉にガラスを使ったものを選んで、青ならではの爽やかさや開放感をより引き立てています。

色々しまうからちょっと心配、アンティークキャビネットってにおうの?

アンティーク家具 ニオイ

ここまでアンティークのキャビネットのデザインや、選び方、コーディネート例などをご紹介してきましたが、もう1点触れておきたいのが「におい」に関してです。お客様の中で「アンティークのキャビネットはにおうんですか。」と気にされる方は少なからずいらっしゃいますね。

すべてのアンティークキャビネットがにおうわけではないのですが、確かに中にはそういったものもあります。アンティークの家具のにおいとして考えられるのは2つ。ひとつは家具の表面に新たに塗ったオイルやワックスなどのにおい。もうひとつは前にオーナーの方が使い込んで生じた生活臭です。

アンティーク家具 お手入れ

こういったアンティーク家具のにおい消しに関しては様々な方法が紹介されていますが、当店で長年アンティーク家具に接してきて最も効果的だと実感しているのが、風を通すことです。扇風機などを直接当てればより早くにおいが飛んでいきます。ただしキャビネットによっては1週間程度風を当てる必要がある場合もあるので、気長に待つ必要があるかもしれません。けれど何よりこれが確実な方法ですから、めげずに続けていただければと思います。間違ってもあせって家具を傷めてしまう消臭スプレーなどをかけたりしないでくださいね。

最後に

アンティークキャビネットを選ぶ際に役に立つポイントを、広くご紹介してきましたがいかがでしたか?
種類が豊富でついついどう選べばいいか悩んでしまうアンティークのキャビネット。この記事があなた好みの1台を見つける手助けになればうれしいです。
とっておきのアンティークキャビネットを取り入れて、素敵な収納ライフを送ってくださいね。

付録:収納家具の名前って分かりにくい!それぞれの定義を簡単にご紹介

アンティークのキャビネットを含め、アンティークの収納家具の名称ってややこしいなと思われている方も少なくないと思います。それもそのはず、アンティーク家具の名称ははっきりとした定義がなく、例えばひとつの家具が複数の呼び名に属してしまうケースも少なくないのです。けれど自分の欲しい家具の名称が分からないことには、家具は探せませんよね。そこで、ここでは知っておくと便利なアンティーク収納家具の名称の定義に関して簡単にご紹介していきます。

アンティークキャビネット

キャビネット アンティーク

箱型のアンティーク収納家具全般を意味しますが、その中でも扉収納を備えているものを指すことが多いようです。似た名前で「アンティークサイドキャビネット」がありますが、これはキャビネットでも主に細身で背の高さも腰丈以下の低いものを指します。

アンティークサイドボード

アンティーク サイドボード

サイドボードはダイニングやキッチンなどで食器を収納し、さらに配膳用のテーブルとして使う用途で作られた家具のことです。ある程度の作業スペースを確保するために横長のものが多いですね。カトラリーをしまうのに便利な、仕切りの備わった引き出しが付いていることもあります。最近はリビングでテレビ台として使うなど幅広いシーンで活用されます。

アンティークローボード

アンティーク ローボード

背丈の低いアンティークの収納家具全般を意味します。

アンティークカップボード

アンティーク カップボード

アンティークのカップボードとは食器棚のことで、背が高く、お気に入りの食器を見せられるようにディスプレイスペースが充実しているのが特徴です。

アンティークチェスト

アンティーク チェスト

引き出し収納が備わった収納家具です。扉収納と引き出し収納の両方を備えたものは、比較的キャビネットの方に分類されることが多いですが、チェストと呼ばれるケースも。ややこしいですが、はっきりと分かれていないことは押さえておきましょう。他にも横幅がコンパクトなものはサイドチェスト、背丈の低いものはローチェストと呼ばれる傾向にあります。

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アンティークとの出会いは一期一会。アンティークキャビネットとの出会いもまた然り。 当サイトを運営する株式会社ラフジュ工房のWEBショップ「ラフジュ工房」では、日々ニューフェイスのアンティーク家具を更新して販売しています。 アンティークキャビネットとの素敵な出会いをお求めの方は、ぜひショップをのぞいてみてくださいね!

 

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