ソファにぴったりなアンティークコーヒーテーブルの選び方

アンティーク全般

ソファにぴったりなアンティークコーヒーテーブルの選び方

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アンティーク コーヒーテーブル

アンティークのコーヒーテーブルといえば、ヨーロッパの上流階級でコーヒーを飲む習慣が広がったころから、現在に至るまでずっと、くつろぎ空間のお供として欠かせない存在です。現在のくつろぎ空間「リビング」のインテリアの中心にある家具といえば、やっぱり、ソファと、その相棒のコーヒーテーブルですよね。
アンティークが好きで、ソファにはこだわりを持って選んだけれど、アンティークの雰囲気に合うコーヒーテーブル選びに迷っている方って、意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。
小さな存在ではありますが、部屋の中心にあって、視線の集まりやすいコーヒーテーブルは、想像以上に部屋の印象を左右します。また、くつろぎ空間のリビングでは、ソファと合わせた、使いやすさも重要です。というわけで、この記事では、アンティークな部屋にぴったり、使い勝手も抜群なコーヒーテーブルの選び方のコツを教えます。

Contents

欲しいデザインに出会う最大のコツ!「センターテーブル」と「ローテーブル」も選択肢に加える

和製アンティーク コーヒーテーブル

改めて、コーヒーテーブルとは何かを考えてみると、”ソファの前に置くテーブル” のことですよね。似たようなテーブルが、他にもあるような気がしてきませんか?
コーヒーテーブルと同じく、ソファと合わせて使われることの多いのが「センターテーブル」と「ローテーブル」。コーヒーテーブルの別名と言ってもよいこの二つの家具は、目安として、高さが30cm以下のものはローテーブル、高さが30~45cmくらいのものはセンターテーブルと呼ばれることが多いです。コーヒーテーブルとの境目が曖昧なこともあり、この2つをキーワードに加えることによって、イメージしているデザインに近いものが多く見つかるはずです。
まずは、ここを押さえたうえで、いよいよコーヒーテーブルを探していきましょう。

アンティークコーヒーテーブルにはどんなデザインがある?

アンティークといえば、製造から100年という長い年月を経て今に残った家具のこと。国や年代によっても異なる、さまざまなデザインが魅力です。コーヒーテーブルも、もちろん豊富なデザインがあります。自分の持っているソファ、これから買おうとしているソファに合わせることをイメージしながら、まずは、そのデザインをご紹介していきます。

自分の欲しい雰囲気はどれ?

自分が欲しいアンティークのコーヒーテーブルって、どんなものでしょうか。そもそも、どんな雰囲気のものがあるのでしょうか。最初に大まかな雰囲気だけでもつかんでおくと、実際に選ぶ時に、迷いが少なくなります。ここでは主な3つのデザインをお伝えします。

アンティークの重厚感。ヨーロッパのデザイン

イギリスアンティーク コーヒーテーブル

コーヒーテーブルが誕生したのは、18世紀のヨーロッパ。上流階級の間でコーヒーが流行し、専用のコーヒーテーブルが作られるようになりました。その当時といえば、曲線が特徴的なロココ様式が流行した時代。アンティークのコーヒーテーブルにも、カブリオールレッグ(猫脚)と呼ばれる華麗な脚や、曲線を活かした滑らかな縁の天板デザインが多く見られます。クラシックで重厚な、「これぞアンティーク」というデザインを求める方には、やはりヨーロッパのデザインがおすすめです。

レトロが魅力。和製アンティークのデザイン

大正ロマン アンティーク コーヒーテーブル

日本に洋家具が広まり始めたのは、明治~大正時代。椅子の生活に合わせたテーブルも、この頃から登場しました。コーヒーテーブルもその一つ。なかには、デザインはヨーロッパに似せているものの、それほど洗練されていない、ぎこちなさの残るものもあり、それがまた日本の古い洋家具の魅力の一つでもあります。どこか懐かしく、やわらかい雰囲気を演出したいのであれば、和製アンティークのデザインをぜひ見てみてください。

スタイリッシュに。北欧ヴィンテージのデザイン

北欧デザイン ヴィンテージ コーヒーテーブル

アンティークより年代が新しい、1950年代~70年代ヴィンテージになると、スタイリッシュさと機能性が際立ってきます。特に人気の高い、北欧ヴィンテージのデザインは、時代にも流行にも左右されないシンプルさでありながら、木のぬくもりをしっかりと感じさせるものがたくさんあります。シンプルとはいえ、楕円形や、タイルの天板など、存在感をきちんと主張することも忘れないのも魅力の一つ。派手さは出さずに、空間にアクセントを加えたいのであれば、北欧ヴィンテージがおすすめです。

空間づくりの決め手、天板の形にも注目

大まかな雰囲気を掴んだ後には、もう少し詳細な、”形” にも目を向けておきましょう。コーヒーテーブルの印象は、天板の形で決まると言っても過言ではありません。そして、その形こそが、空間の雰囲気を決めるのです。おそらく想像しているよりもたくさんある、天板の形に注目です。

安定感ときちんと感、アンティークでも定番の長方形

アンティーク コーヒーテーブル 四角

アンティークのコーヒーテーブルでも一般的な形といえば、長方形。空間に、安定感を与えてくれる形です。また、四角い部屋の中心で、余分な空白を作らず、空間を有効に使うことができます。四角いソファに合わせるのであれば、座った場所からテーブルのどの場所にも手が届きやすいというのもポイントです。

やわらかさと優しさ、丸・楕円

アンティーク コーヒーテーブル 丸・楕円

丸という形は、空間に、やわらかく、優しい雰囲気を出してくれるところが一番の魅力です。さらに、角が無い分、視覚的な広がりを感じさせる効果もあります。まん丸(正円)だと、ソファの端からテーブルに手が届きにくいというデメリットもありますが、楕円であればその問題も解消できます。また、小さなお子さんのいる家では、安全面から見ても角の無い丸形がおすすめのポイントです。

アンティークならではのユニークな形

アンティーク コーヒーテーブル サーペンタイン

定番の幾何学の形の他にも、実は、アンティークならではのユニークな形がたくさんあります。例えば、サーペンタイン(波型)と呼ばれる形がその一つ。18世紀のイギリスで特に人気を博したデザインの一つといわれる、華麗な装飾です。天板を縁取るラインが変わるだけで、すっかり目を惹く形に、そしてアンティークらしさともいえるクラシカルな雰囲気に変化します。

もっと選択肢を広げたい!コーヒーテーブルとしても使えるアンティーク家具3

“ソファの前に置くテーブル” であるならば、「センターテーブル」と「ローテーブル」の他にも、コーヒーテーブルとしても使える家具がありそうですよね。というわけで、さらに選択肢を広げたい方のために、ぜひ探してみていただきたい、コーヒーテーブルとしてもおすすめの家具を3つほどご紹介します。

使い方はアイディア次第、ネストテーブル

アンティーク ネストテーブルネストテーブルとは、大・中・小3つのテーブルがセットになったもの。入れ子(=ネスト)になっているので、必要なときに小さなテーブルを引き出して、いろいろな形で使うことができます。例えば、普段はスペースを節約しておいて、急な来客時にサッと広げたり、一つはコーヒーテーブルとしてセンターに置き、もう一つをソファの横でサイドテーブルにしたり。アイディア次第で使い方が何通りもある便利さです。

個性は抜群、ソーイングテーブル

アンティーク ソーイングテーブル

裁縫をするための台として生まれたソーイングテーブルは、一見すると、天板の下に収納が付いた小型のテーブル。コーヒーテーブルとしても、もちろん使えます。そんなソーイングテーブルのなかでも人気なのが、天板の下にカゴが付いた北欧ヴィンテージのデザイン。かわいらしいフォルムもさることながら、収納もあり、また、天板を広げられるようになっているものも多く、使い勝手も抜群です。高さは60cm前後とやや高めで、テーブルで作業をするのにも最適です。

意外に使える和家具、ちゃぶ台

アンティーク ちゃぶ台

和のリビング、”お茶の間” の中心にある家具といえば、ちゃぶ台ですよね。床座に合わせたちゃぶ台は、30cm前後のものがほとんどで、ローテーブルに近い印象。高さが低めな分、空間を広く見せることができます。圧迫感を感じさせないので、ゆったりとさせたいリビングにはぴったりです。コーヒーテーブルに和の雰囲気を求めるのなら、ぜひ、ちゃぶ台も選択肢の一つに加えてみてください。

リビングの主役、ソファとの合わせ方

コーヒーテーブルに加えて、他の選択肢も広がったところで、いよいよ、ソファとの合わせ方を意識して、選んでみましょう。雰囲気を左右するデザインのこと、大きさと形のこと、さらに、使い勝手に影響が大きい高さのことまで、ソファに合うアンティークコーヒーテーブルの選び方のコツをお伝えします。

デザインで合わせる

ソファの雰囲気が先に決まっているとき、そのデザインに合うコーヒーテーブルはどんなものがあるでしょうか。合わせやすいデザインのポイントをご紹介します。

ソファに大きな存在感。クラシカルなら、シンプル×装飾

クラシカルなアンティークコーヒーテーブル

西洋のアンティーク家具でまとめたクラシカルな部屋の場合、ソファに大きな存在感を持たせることが多いと思います。それに合わせるアンティークのコーヒーテーブルは、意外にも、全体のフォルムはシンプルなものがよく合います。シンプルななかに、脚や天板に装飾が施されているものを選ぶと、主張しすぎず、隠れすぎない、ほど良い存在感を出すことができます。

ソファもシンプル&スタイリッシュ。北欧ヴィンテージスタイルなら、木材×ガラス

スタイリッシュな北欧デザイン コーヒーテーブル

シンプルでスタイリッシュが特徴の北欧ヴィンテージスタイルには、天板がガラスのコーヒーテーブルを置いてみるのもおすすめです。ガラスから透けて見える、テーブルの脚のラインや、床によって、空間に動きが生まれます。スタイリッシュなだけに、幾何学模様が多い北欧の家具。ソファも形はシンプルなものを選びがちなぶん、他とは違うガラス素材がアクセントにもなってくれると思います。

独特な色使いに合わせる。大正ロマンなら、こげ茶×丸

大正ロマン 丸いコーヒーテーブル

大正ロマンのコーディネートの特徴としてよく挙げられるのが、濃い茶色などの基本色をベースに、アイテムで色を遊ぶ、独特な多色使い。ソファにアクセントカラーを持ってくるのであれば、その前に置くのは、部屋の基本色となる、落ち着いたこげ茶のコーヒーテーブルがおすすめです。さらに、大正時代に流行した様式のアール・デコで多用された丸を取り入れると、大正ロマンらしさが際立ちます。

レトロでフェミニンなソファに。ナチュラルガーリーなら、飴色×曲線

レトロ フェミニン アンティークコーヒーテーブル

シックでもなく、スタイリッシュでもなく、ほっこりあたたかみのあるレトロな雰囲気にまとめたいときには、淡い飴色と、曲線を上手く生かすのがおすすめです。少しフェミニンな印象のソファには、例えば、籐(ラタン)製のコーヒーテーブルが良く合います。昭和の初期頃に人気を博した籐(ラタン)は、曲線も色も穏やかに、レトロな雰囲気を演出してくれます。

※籐(ラタン):籐(とう)とはヤシ科のつる性植物のこと。英語でラタン(rattan)といいます。日本では、古くから弓やカゴの材料として使われていましたが、明治時代頃から、家具の材料としても使われるようになりました。

大きさと形で、ソファとのバランスにも気を配る

ソファと合わせて使うコーヒーテーブルは、大きさのバランスが非常に大切です。それに加えて、その形も、他の家具とのバランスや、空間全体の雰囲気づくりを考えるうえで重要になります。大きさと形を考えるうえで気をつけるべき2つのポイントをご紹介します。

ソファの幅から「はみ出さない」がコツ

フランスアンティーク コーヒーテーブル

コーヒーテーブルとソファの組み合わせを考えるとき、ソファの幅より小さいものを選ぶのが、バランスの良い空間づくりのコツです。ソファは、サイズが大きく、存在感と圧迫感が出がちです。

シンプルなアンティークコーヒーテーブル

そこに大きなコーヒーテーブルを合わせてしまうと、圧迫感が大きくなってしまいます。また、ソファから立ち上がるときに邪魔にならない、動線を確保するためにも、ソファの幅から「はみ出さない」ものを選びましょう。

大きさを求めるなら、「長方形」か「楕円形」がおすすめ

アンティーク コーヒーテーブル 長方形

ソファが大きくなれば、そのぶん、大きなコーヒーテーブルを選ぶ必要があります。このとき、正方形や円を選ぶと、奥行や直径が大きくなり、床を占領する面積が増えるので、部屋が狭くなってしまいます。

ミッドセンチュリー コーヒーテーブル 六角形

また、ソファの端に座ったとき、テーブルに手が届きにくいというデメリットも。2~3人掛け以上の大きいソファには、「長方形」か「楕円形」のコーヒーテーブルをおすすめします。

高め?低め?生活スタイルによる使い勝手の違い

ソファと合わせるとき、高さは、ソファの座面の5cm前後が使いやすさの目安です。ここから、自分の生活スタイルに合わせてさらに細かく選んでみると、より使いやすい高さを割り出すことができます。

生活の中心はソファの上

高めのアンティークコーヒーテーブル

くつろぐときも、ちょっとした食事もソファに座って…という生活スタイルの方には、少し高めがおすすめです。ソファの高さを確認する必要がありますが、40cm前後を目安にするとよいでしょう。

ソファと床を行ったり来たり

低めのコーヒーテーブル

ソファにも座るけれど、同じくらい床に座ることも…という方は、床座にも合う、低めを選ぶと良いでしょう。30~35cmが使いやすさの目安です。

アンティークコーヒーテーブルのお値段は?

アンティークのコーヒーテーブルのお値段はどのくらいなのでしょうか。コーヒーテーブルとして使える家具のお値段もあわせて確認しておきましょう。

コーヒーテーブルと、コーヒーテーブルとしても使える家具のお値段

コーヒーテーブルは… 30,000~120,000円が目安

アンティークコーヒーテーブルの価格帯

価格を左右するのは、大きさ、素材、そして作りこみ(デザイン)です。
一般的な家具と同じように、シンプルであれば比較的お手頃に、装飾が凝っていると値段は高くなります。加えて、メンテナンスなども含めて、状態が良いものは値段も高くなる傾向にあります。

センターテーブル・ローテーブルは… 30,000~120,000円が目安

アンティークセンターテーブル・ローテーブルの価格帯

コーヒーテーブルとほぼ同じサイズのものに限定して参考価格を出してみました。コーヒーテーブルとの境界が曖昧なだけに、価格にもそれほどの違いは見られません。価格を左右するのも、コーヒーテーブルと同じく、大きさ、素材、作りこみ(デザイン)です。

ネストテーブルは… 40,000~100,000円が目安

アンティークネストテーブルの価格帯

大きさとデザイン、そしてテーブルの数によって価格が変わります。一般的には3つセットが多いのですが、4~5個が入れ子になったものもあります。
デザインが凝っている場合、150,000円以上するものも見つかります。

ソーイングテーブルは… 40,000~130,000円が目安

アンティークソーイングテーブルの価格帯

コーヒーテーブルとして使いやすい、ヴィンテージ品の価格の目安です。ヴィンテージくらいの年代になると、”有名デザイナー” が登場します。有名デザイナーがデザインしたものの場合には、例えば200,000円以上もする高価なものも見つかります。

ちゃぶ台は… 10,000~35,000円が目安

アンティークちゃぶ台の価格帯

ちゃぶ台には、豆ちゃぶ台と呼ばれる小さなものから、家族で囲める大きなものまでさまざまありますが、ここで紹介するはコーヒーテーブルとして使いやすい幅60~80cm程度のもののお値段。比較的お手頃な価格が多いちゃぶ台ですが、高級木材が使われている場合、お値段が上がります。

価格で見る、アンティーク調とアンティークの違い

値段を安くおさえたくて、”アンティーク調” のコーヒーテーブルをお探しの方もいるかもしれません。”アンティーク調” を探してみると、大きく2パターンに分けられると思います。それぞれの価格の違いを確認してみましょう。加えて、価格の違いによるメリット・デメリットもお伝えします。

表面を “アンティーク風” に加工したもの

材料や作りは現行品そのまま、見た目だけをアンティークの雰囲気に加工したものがあります。装飾が施されているものもありますが、アンティークを見慣れていない方でも、見分けることができるくらいに違いがあります。この場合、コーヒーテーブルであれば数千円で手に入れられることもあり、値段を抑えたい場合には抜群です。ただ、合わせるソファや周りの家具が“本物”の場合、上手く溶け込むかどうか、心配が残ります。

作りまで “アンティーク” にそっくりなもの

民芸家具 コーヒーテーブル

一見すると、アンティークと見分けがつかない程、しっかりと作りこまれた新品もあります。材料となる木材こそ、現在手に入るものが使われていますが、天板や脚に施された細かな装飾や、しっかりとした作りこみまで、当時のものを真似たり、参考にして作られています。こうなると、値段はもはやアンティークとそれほど変わりません。選ぶ時の決め手は、”本物” にどこまでこだわるかになるかもしれません。

アンティークコーヒーテーブルを選ぶ時の注意点

「いざ、買おう!」と決心して、アンティークコーヒーテーブルを選び始めたときのために、最後にいくつかのチェックポイントを設けてみました。安心して買うために、そして、決め手に迷ったときのために、「使い勝手」「お店選び」「アンティークならではのポイント」の3つの確認事項を、ぜひ参考にしてみてください。

使い勝手を分ける2つのポイント

一見、些細なことに思われる、素材の違いや、ちょっとした作りの違いが、使い勝手を分けることがあります。自分により適切なコーヒーテーブルを選ぶためのこの2つのポイントを確認しておきましょう。

ガラスか、木材か。天板の素材にもこだわる

アンティークのコーヒーテーブルの印象を決めるのは、天板と言っても過言ではありません。

木製天板 アンティークコーヒーテーブル
木製の場合、木の持つ色や木目などを楽しむことができ、また、自然のあたたかみを感じることができます。色味によって、クラシカルやナチュラルに、幅広く雰囲気を変えられるのも魅力です。

ガラス天板 アンティークコーヒーテーブル

ガラスの場合、透明で床が見えるので、圧迫感を軽減できることがポイントです。特に、床面積を占める丸型の場合、この効果が大きく表れます。

使い勝手を左右する、天板下の棚にも注目

天板下の棚あり アンティークコーヒーテーブル

大きな問題ではないけれど、意外と使い勝手を左右するのが天板下の棚の存在です。本を読んだり、お茶を飲んだり、時には食事をしたりと、さまざまに使い方を変えるのがコーヒーテーブル。物をサッと片づけたいとき、棚があると便利です。

天板下の棚なし アンティークコーヒーテーブル

ただ、床に座って足を伸ばしたい時、棚が邪魔になることもあります。自分の行動パターンを把握して、あり・なしのどちらか適切なほうを選びましょう。

購入するお店を選ぶポイント

購入を決心するときには、お店選びも大切です。自分にとって信頼できるお店かは、使いやすくメンテナンスをしているかということが大きな基準になるでしょう。また、通販で買う方が良いのか、実際に店舗で買う方が良いのか、というのも判断に迷うところです。ここでは、お店を選ぶ際のポイントをまとめておきます。

使いやすさに大きく影響、お店によってのメンテナンスの違い

コーヒーテーブルは、アンティーク家具のなかでは比較的シンプルな家具ですが、買ってすぐ使えるか、使いやすいかどうかは、メンテナンスがしっかりされているかが重要です。

アンティーク家具のお手入れ 洗浄

アンティークは、修復を加えると価値が下がると思われていることも多いのですが、適切にメンテナンスされていれば、むしろ価値は上がるといっても良いほどです。そして、なんといっても “使われてこそ” 家具。アンティークらしい風合いを残しながら、現代の生活でも使いやすいようにメンテナンスをしているお店もたくさんあります。そんなお店を見つけることができれば、快適なアンティーク生活が送れます。

仕上げ塗装が使い勝手を大きく変える

コーヒーテーブルのように、飲食をするときに使う家具の場合、使用後に水拭きをすることが一般的だと思います。アンティークの場合、長い年月の間に、塗膜が薄くなって、水拭きでさえダメージを与えてしまうものも少なくありません。
そこで大切なのが、お店でどのようなメンテナンスをしているかを確認すること。

アンティーク家具 仕上げ 塗装
塗装がされているものを選べば、日常のなかで特に注意する必要はありませんが、ワックスやオイルのみで仕上げているようだと、数回の水拭きで取れてしまうことがあります。購入前には、メンテナンスの方法もぜひ確認してください。

ぐらつき、がたつきのチェックは安全面でも大切なこと

アンティーク家具のリペア ぐらつきの修理
脚が全て床についているのにぐらぐらする「ぐらつき」、脚が1本だけ浮いていてがたがたする「がたつき」。この2つはアンティーク家具によくある問題です。どちらも、上にのせた物が落ちたり、こぼれたりする危険があるので、注意が必要ですが、特に「ぐらつき」の場合、構造上のダメージの可能性もありますので、きちんとしたリペアが必要です。購入の際には、使用する上で問題が無いか、きちんと確認することが大切です。

インターネット通販で買うか、店舗で買うか

コーヒーテーブルは、大きさの面でも価格の面でも、通販と店舗、どちらも選択肢に入れやすいと思います。その上で、あえてどちらを選ぶべきか、判断するときに参考にしてみてください。

豊富に種類を見たいなら、インターネット通販が勝ち!

アンティーク家具のWEBショップ
アンティークは、全てが一点ものです。どんなに品揃えの良さを誇ったお店でも、置いてある数には限度があり、種類とデザインにはどうしても偏りがあったりします。その点、インターネット通販は、家に居ながらにして、いろいろなお店の、いろいろな種類やデザインを見比べられるというメリットがあります。ただし、実際に触ることができない分、大きさ、色、状態などは、掲載された写真や文字情報から読み取らなければなりません。心配な点があれば、細かくお店に問い合わせるなど、不安を解消してから購入するのが安心です。

実際に見られる・触れる安心感は、なんといっても店舗

アンティーク家具ショップ
自分が欲しいデザインが決まっているならば、実際に店舗に行って、目で見て、可能であれば手で触れて、色や状態を確認するのが安心です。でも、似たような他のデザインを比べたいと思っても、同じお店に別のものは置いてないことがほとんど。別の店舗に行ったとしても見つからないことも多いのです。または、近くにアンティークショップ自体が無いことさえあります。何度もお店に足を運び、一期一会の出会いのチャンスに懸ける、根気と気の長さも必要です。

一点もののアンティークだからこそ、第一印象も大切にする

一点もののアンティーク家具
皆さんもよくご存知のとおり、アンティークはすべてが一点ものです。似たようなデザインがあったとしても、経てきた年月や、前の持ち主によって、色や風合いは全て異なります。
コーヒーテーブルを置く部屋のコーディネートや、自分の好きなデザインかどうかも決め手であるのと同時に、一目惚れの勢いも時には大切です。一度機会を逃すと、同じものには二度と会えないということは心得ておきましょう。

長く使っていくための、大切なお手入れ方法

長い年月を経て、今に残ったアンティークのコーヒーテーブル。これから先も長く使っていくための、大切なお手入れ方法もここでしっかり覚えておいてください。

木材天板のお手入れ

アンティークコーヒーテーブル 木製天板のお手入れ
無垢材の場合、熱・水気に弱いので、水滴がついたグラスや熱いカップなどは直接置かず、コースター・茶托をご使用ください。テーブルクロスを敷くのもおすすめです。
しっかりメンテナンスしてあれば、日々の水拭き程度は問題ありません。とはいえ、販売しているお店によって、メンテナンスの仕方や程度が様々ですので、購入の際に、使用上の注意を確認することをおすすめします。

ガラスの天板のお手入れ

アンティークコーヒーテーブル ガラス天板のお手入れ
ガラス部分のお手入れは、水拭きが可能です。水拭きした後に、乾拭きで仕上げると拭き跡が残らず、キレイになります。マイクロファイバーのクロスを使うのもおすすめです。
万一、取れにくい汚れが付いてしまった場合には、ガラス用クリーナーを使って磨きます。洗剤のなかには、ガラスと相性の良くない薬品が含まれているものもありますので、必ず「ガラス専用」を選んでください。

まとめ

リビングの真ん中の小さな家具ではあっても、意外と存在感を放っているコーヒーテーブル。アンティークにもさまざまな種類とデザインがあることがお分かりいただけたでしょうか。たくさんの選択肢のなかから、リビングの主役のソファにぴったりの一台を見つけてみてくださいね。

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アンティーク コーヒーテーブル イメージ
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