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アンティークカップボード入門!国別デザインの傾向とインテリア実例

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アンティーク カップボード

キッチン収納には欠かせないカップボード。このカップボードに、素敵なアンティークカップボードを選んでみませんか。

現代の主流としては、システムキッチンに組み込まれて、壁面をフル活用したカップボードなどが多くなっています。キッチンスペースに必要なものがまとまるので便利ですし、素材やパーツデザインが揃っていて見た目にも統一感があるのもいいですよね。ただ、ちょっと無機質な感じが気になったり、デザインにもう少し遊び心が欲しいなと感じたりと、もっと好みやこだわりを反映したキッチンスペースをつくりたい、と思われる方も少なくないのではないでしょうか。

そんなこだわりのある方は、はじめに提案したように、ぜひアンティークのカップボードを選択肢に入れてみてください。時を経た木の味わいや、今にはなかなかないデザインを取り入れることで、一味違ったこだわりの空間づくりができますよ。

今回はそんなアンティークカップボードの魅力について、基本をおさえ、デザインの特徴やコーディネートの実例を取り上げながらご紹介していきたいと思います。アンティークカップボードの購入を検討している方も、なんとなく興味がある方も、イメージがぐっとつかみやすくなりますよ。ぜひ目を通してみてくださいね。

Contents

探し始める前に知っておきたいアンティークカップボードの基本

そもそも、アンティークカップボードを考えたときに、いったいどのような姿が思い浮かぶでしょうか。どんな形?どう使う?もしかしたら、あなたが思っているものとは異なっているかもしれません。デザインやコーディネートでイメージをつかむ前に、まずはアンティークカップボードの基本について押さえておきましょう。

そもそもアンティークカップボードとはどういうもの?

まず「カップボードとは何か」というと、平たく言ってしまえば、いわゆる「食器棚」となります。そう聞くとおそらく、扉があって、その中に食器を収納できて、フォークやスプーンといったカトラリーを収める引き出しがあって…といったような食器棚を思い浮かべる方が大半かと思います。
そうですね、それが現代の日本において私たちの暮らしになじみ深いカップボードでしょう。

ただ、そこに「アンティーク」とつくと、ちょっと変わってきます。

アンティーク ウェルシュドレッサー

たとえば中世が舞台となるような洋画などで、お皿が正面を向いて並べられている、一見すると書棚のようにも思える家具を見たことがあるかと思います。そう、これもカップボードなのです。
アンティークカップボードは、もともとは本棚のような形をしていて、食材などを並べて置くために使われていたものでした。それが16世紀に入ると、リビングなどでお皿を飾るために使用されるようになり、さらにその後は、棚の下部に食器やカトラリーを収めるサイドボードなどが作られ、現在の家具のような形状へとなっていきました。
アンティークカップボードで探してみると、もしかするとこちらの方が多く見つかるかもしれませんね。

アンティーク カップボード 溝

このタイプの特徴として、棚板の部分に溝が彫られているものが多くみられます。この溝があることで、プレートスタンドなどを使わずにお皿を立てて並べることができます。
見せることに特化したデザインに思えますが、一方で機能面に注目してみれば、上部よりも下部の方に奥行があるので、ティーセットを準備したり、和え物のような簡単な調理をしたり、といったちょっとした作業をする作業台としても使用できますよ。

ちなみに、こういったオープンラックタイプのアンティークカップボードを中心に探したい場合は、「ウェルシュドレッサー」で探すと見つけやすいですよ。ドレッサー?と思われるかもしれませんが、食器棚はイギリスでは「ドレッサー」と呼ばれます。ドレッシング(下ごしらえ・調理)する家具なので「ドレッサー」となるのですね。
お目当てのものを見つける際に、ぜひ参考となさってください。

カップボード 食器棚

そして、こちらは棚の部分がオープンラックから戸棚になったタイプのアンティークカップボードです。食器類はしっかりと閉めた戸の中に収納することが多い日本では、こちらの方が馴染みのある形なのではないでしょうか。
扉があることで、オープンラックのものよりも収納家具という印象が強くなりますね。また、上部が戸棚になることで間の空間が明確になり、作業台としてのスペースがよりしっかりと確保されています。

アンティークカップボードを探す場合は、基本的にこの「オープンラックタイプのアンティークカップボード」と「扉付きのアンティークカップボード」の2つのタイプをベースに探すこととなります。
ひとまずはこちらをポイントとしておさえておいてくださいね。

キッチンだけではもったいない!リビングやダイニングにも使えるアンティークカップボード

北欧 ヴィンテージ カップボード

食器棚と聞くと当然それは食器をしまう棚であり、料理をしてお皿に盛り付ける流れを考えれば、キッチンにあるのが自然、という考えが一般的かと思います。
ただ、海外のアンティークカップボードの場合、サイズ感が日本のそれよりも大きい場合が多々ありますよね。気に入ったアンティークカップボードが大振りだった場合、日本の住宅事情を考えると、キッチンスペースに置くのが難しいこともあるでしょう。

しかし、もともとは飾り棚としても使われていたアンティークカップボードです。単に食器棚としてではなく、飾り棚としてコーディネートに取り入れてみる、と考えると、アンティークカップボードのインテリアとしての選択肢の幅がぐっと広がってきますよ。キッチンに置くスペースがないし…と諦めずに、ぜひリビングやダイニングのインテリアとして検討してみてください。

カップボード ダイニング

普段使いの食器を収納することはもちろん、コレクションしているティーカップなどをディスプレイすれば、何かとばたばたしがちなキッチンに置くよりも、普段からゆっくり眺めて楽しむことができますね。
もちろん、ディスプレイするものも食器にこだわる必要はありません。おしゃれな装丁の雑誌、可愛らしい表紙の絵本、お気に入りのレコードに、たくさん集めた雑貨類…と、お気に入りのものをたくさん並べてください。毎日の暮らしにぱっと彩りが添えられますよ。

気になるデザイン!アンティークカップボードを国別にご紹介

ここまでアンティークカップボードの基本についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
興味を抱いていただけたなら、「でもどんなデザインがあるの?」と新たに気になる点が出てきてはいませんか。

ここからはそんな疑問にお答えできるよう、アンティーク家具を探される際に主流となる「イギリス」「フランス」「北欧」の3つの国に焦点をあてて、それぞれのデザインのアンティークカップボードを紹介していきます。

伝統を感じる堂々とした存在感が魅力のイギリスアンティークカップボード

アンティーク カップボード イギリス

「アンティーク」と聞くとなんとなくイギリスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんなイギリスアンティークの特徴は、伝統と格式を感じるクラシカルなデザイン。用いられる木材の多くはオークやマホガニー、ウォルナットといった高級木材で、美しい木目や深みのある色味が高級感を醸し出します。堂々としたその佇まいは、お部屋に1点あるだけでもアンティークな雰囲気を盛り上げてくれますよ。

ただ、それだけではないのもイギリスアンティークの魅力。そんな魅力あふれるイギリスのアンティークカップボードを紹介していきます。

伝統を感じさせる、重厚感のあるクラシカルなデザインのアンティークカップボード

カップボード イギリス

伝統的なイギリスアンティークカップボードの直線を多用したデザインは、一見するとシンプルにも見えますが、扉や引き出しに彫刻が施されていたり、ステンドグラスが用いられていたりと、とてもクラシカルなデザインでアンティークの魅力を存分に味わえます。派手さはなくとも威厳が感じられますね。コーディネートに取り入れれば目をひくことは間違いなしです。
リビングやダイニングに置けば、遊びに来たお友達に思わず自慢したくなってしまいますね。また、存在感があるので雰囲気づくりや商品陳列など、店舗のディスプレイとしてもおすすめですよ。コレクションや商品を並べれば、それらもなんだか格調高さがアップして見えてきますね。

食器棚 ウェルシュドレッサー イギリス

その一方で、装飾が控えめの素朴なデザインのカップボードも、どっしりとした佇まいと深みのある濃い茶色が重厚感を醸し出し、存在感を放ちます。また、ベースが同じようなデザインのものでも、トップがアーチを描くと、途端に優雅な雰囲気をまといますね。

アンティーク カップボード キッチンボード

クラシカルなイギリスアンティークのカップボードは、深みのある濃い色合いのものが多くみられます。艶のある落ちついた色味は威風堂々とした姿を引き立て、高級感を感じさせます。ぜひワンランク上のお部屋づくりに取り入れたいものです。
そしてダークトーンのカップボードには、白い食器がきれいに映えますよ。集めたお気に入りのカップやソーサー、プレートなどを、ぜひ美しく並べて飾ってお楽しみください。
また、コーディネートに取り入れる際は、同じように濃い色味のものも多い、アンティークの和家具などと組み合わせてみるのも面白いかもしれませんね。

取り入れやすいカントリーテイストのアンティークカップボード

アンティーク パイン カップボード

先ほどはクラシカルなイギリスアンティークカップボードをご紹介しましたが、オークやマホガニーは高級木材であり、主に上流階級を中心に愛好されました。それでは一般の庶民は?というと、主にパイン材を用いた家具を生活に取り入れていました。
パイン材は、その飴色の木肌がやわらかな木のぬくもりを感じさせてくれるのが魅力的。田舎の生活に溶け込む家具として、そのデザインの多くは無駄のない素朴なデザインです。ナチュラルでカントリーなキッチン、ちょっと憧れたことがありませんか。
先ほどのクラシカルなアンティークカップボードのご紹介で「素敵だけど、キッチンに置くにはちょっと豪華すぎるかな…」と感じた方も、こちらのカントリーテイストなアンティークカップボードであれば、敷居がぐっと低くなるのではないでしょうか。

食器棚 カップボード アンティーク

また、パイン材に限らず、オーク材などでも明るい色のものを選べば、同じようにナチュラルやカントリーなスタイルに取り入れやすくなります。明るい色味にすることでカジュアル寄りな印象となるので、食器類はもちろん、お土産にもらった面白可愛い雑貨や、ハンドメイドの小物などもしっくり馴染んでディスプレイできますよ。
肩ひじ張らずに楽しめるアンティークカップボードとしていかがでしょうか。

エレガントな雰囲気が魅力的なフランスアンティークカップボード

カップボード シャビー

イギリスに次いでアンティークから連想されるのは、フランスではないでしょうか。
ただ、同じアンティークというイメージの中でも、フランスはイギリスに比べると華やかでエレガントな印象の強い方が多いのではないかと思います。「フランスのアンティークは華やかすぎて、気が引けてしまう」というかたもいらっしゃるかと思いますが、先程のイギリスアンティークカップボードでご紹介したカントリーテイストのアンティークのように、豪奢なばかりがフランスアンティークではありません。

それでは、優美で可愛らしいフランスアンティークのカップボードをご紹介させていただきます。

凝ったレリーフや曲線使いがエレガントなデザインのアンティークカップボード

フランス アンティーク カップボード

フランスアンティークのカップボードのエレガントな雰囲気を演出するのは、繊細な彫刻や曲線が多用されたデザインにあります。その優雅でフェミニンな家具でコーディネートされたお部屋に、憧れを持ったことのある女性も多いのではないでしょうか。
扉のガラスを縁取る細身の桟は角をとられて緩やかな曲線を描き、つまみや取っ手の繊細な彫刻や、すっとくびれた脚が優雅さを漂わせ、大きなカップボードもエレガントな佇まいです。

アンティーク 家具 カップボード

装飾が控えめであっても、フランスらしさを感じることができますよ。オープンラックタイプの棚の側面の、ゆったりと波打つ曲線や、取っ手や足のころんとしたかたちは乙女心をくすぐりますね。思わず可愛らしい雑貨を並べてみたくはなりませんか。
また、フランスアンティークのカップボードは華やかなイメージがあるかもしれませんが、控えめな装飾のものを選べばシックにまとめることもできるので、尻込みせずに挑戦してみてはいかがでしょうか。エレガントさがプラスされた上質な空間づくりができますよ。

フランスアンティークの定番カラー。ホワイトペイントのアンティークカップボード

カップボード 白 アンティーク

フランスアンティークと聞くと、艶やかな木製のアンティークの他に、白やパステルカラーでペイントされたものをイメージされる方も少なくないのではないでしょうか。
フレンチカントリーやフレンチナチュラル、シャビーシックなスタイルのインテリアをコーディネートしたいと思うなら、ホワイトペイントのフランスアンティークは欠かせない定番と言えます。お姫様みたいなお部屋をつくるのにもぴったりですね。

カップボード ホワイト アンティーク

また、ペイントの状態がきれいなものももちろん素敵ですが、ペイント家具の魅力は、ところどころペイントが剥げたり擦れたりすることで、シャビーな雰囲気を楽しむことができる点でもあります。
こちらのカップボードは、白とブルーの2色使いで重ねたペイントに、擦れて現れた木地がマッチして、何とも言えず味わいのある佇まいとなっています。そこにあるだけでお部屋にシャビーな空気感をプラスしてくれますね。
ホワイトペイントは、ナチュラルにもポップにもシックにもモダンにも、様々な表現ができますので、ぜひ取り入れてあなたのお好みのコーディネートに活躍させてあげてください。

モダンに、ナチュラルに。洗練されたデザインが魅力の北欧アンティークカップボード

カップボード 北欧 アンティーク

イギリスやフランスとはまた違った様相をみせるのが、北欧アンティークのカップボードです。
便宜上「北欧アンティーク」としましたが、1950年代~70年代ごろにつくられたものが人気の北欧に関して言えば「ヴィンテージ」という表現がしっくりきます。ここではアンティークとヴィンテージの違いについては割愛しますが、インターネットなどで調べられる際も「北欧アンティーク」よりも「北欧ヴィンテージ」でお調べになると、探しているものが見つかりやすくなりますよ。

現代の暮らしにも馴染みやすい、シンプルなデザインのアンティークカップボード

カップボード 北欧

北欧ヴィンテージのカップボードの魅力といえば、その無駄のない機能的なデザイン。装飾がそぎ落とされたシンプルなデザインは、木のぬくもりや質感を存分に楽しむことができます。
北欧ヴィンテージでポピュラーな木材は、木目や色調、質感の美しい、チークやローズウッド。彫刻などのような華やかな装飾ではなく、その素材を活かして魅せるシンプルで洗練されたデザインの北欧ヴィンテージカップボードは、キッチンはすっきりまとめたい、という方にはもってこいのカップボードですよ。

北欧 アンティーク カップボード

モダンな雰囲気は現代の家具とも合わせやすく、また北欧モダンは年代が重なるアメリカ発のミッドセンチュリースタイルとも相性がいいですよ。もちろん、ナチュラルにまとめるにもぴったりです。
「アンティークはコーディネートがちょっと難しそう」という方も、北欧ヴィンテージならばインテリアに取り入れて楽しめるのではないでしょうか。

扉付き?それともオープン?それぞれのアンティークカップボードのメリットとデメリット

国別にみるアンティークカップボードの魅力的なデザインについてをご紹介しましたが、デザインの次に気になってくるのは、アンティークカップボードを実際に使用する際の使い勝手ではないでしょうか。
1章で説明しましたように、アンティークカップボードには大きく分けて「オープンラックタイプのアンティークカップボード」と「扉付きのアンティークカップボード」との2つのタイプがあります。
この章では、この2つのタイプのアンティークカップボードの、それぞれのメリットとデメリットについて注目してみましょう。

見せて、使って。オープンラックタイプのアンティークカップボード

まずはウェルシュドレッサーとも呼ばれる、オープンラックタイプのアンティークカップボードからみていきましょう。
先におさえておいてほしい気になる点、すなわちデメリットをしっかり確認してから、魅力につながるメリットを紹介していきます。

オープンラックタイプのアンティークカップボードのデメリット

アンティーク 家具 食器棚

大方の予想がつくかと思いますが、オープンラックで悩ましいのが、ほこりや油汚れです。オープンで遮るものがない分、棚に置かれた食器類はほこりや汚れをダイレクトに受け止めてしまいます。

避けられない点ではありますが、例えばキッチンにおいて使う場合などは、油はねを考慮してコンロから離れた場所に設置したり、使用頻度の高い普段使いの食器を棚部分に、来客用などの使用頻度の低い食器は下段の収納部分に収めたりすることで、油汚れやほこりがたまるのを軽減することができますよ。

オープンラックタイプのアンティークカップボードのメリット

逆に、遮るものがないことで、使いたい食器をさっと取り出せる動線の良さや、食器の所有量をぱっと把握できるといった点がメリットになります。見た目にもオープンラックタイプのものの方が開放的で空間に圧迫感がなく、観音開き戸の開閉のスペースを確保する必要もないので、キッチンスペースが狭い場合などにはとくに良いかもしれませんね。

アンティーク カップボード 本棚

また、ディスプレイを楽しみたい場合は、オープンラックタイプに多く見られる、棚板に彫られた溝が活躍します。
おしゃれな雑誌やレコードのジャケットは、せっかくですから表紙などの一番素敵に見える部分を見せて飾りたいですよね。そのまま立てると前に滑ってきてしまうものも、溝があることできれいに並べて飾れますよ。
オープンラックは遮るものがなく広々と使えるので、ディスプレイの幅が広がるのも嬉しいですね。また、基本的に棚部分は直線的ですっきりとしているので、飾られた雑貨や小物のデザインを邪魔することなく、しっかりと見せてくれます。それでいて、そのアンティークな風合いは、ディスプレイするものをさらに素敵なものとして魅力を引き出してくれますよ。

キッチン カップボード アンティーク

もちろん、見せるだけでなく、下段の収納部分で隠す収納もしっかり可能です。
見せたいものと見せたくないものとでうまく収納をわけた上で、見せたい部分をとても魅力的に見せてくれる点も、オープンラックタイプのアンティークカップボードの魅力と言えますね。

扉を閉めてすっきり収納。扉付きのアンティークカップボード

それでは、上下ともに扉のついたアンティークカップボードはどうでしょうか。
こちらもやはりメリットとデメリットのどちらもあります。ぜひオープンラックタイプのアンティークカップボードと比較しながら読み進めてみてくださいね。

扉付きのアンティークカップボードのデメリット

カップボード キャビネット

西洋のアンティークカップボードは、扉が観音開きの扉であることがほとんどです。そのため、扉を開け閉めするためのスペースの確保が必要となってきます。
キッチンが狭い場合は、他の家具や家電との接触や、作業するうえでの動線を遮ってしまわないか等を考慮して、配置を工夫する必要があるかもしれません。購入前に、動線や必要スペースを踏まえた上で、採寸をしっかりと行うことを忘れないように注意してくださいね。

扉付きのアンティークカップボードのメリット

食器を収納する、という点に焦点を当てるのであれば、やはり扉のあるこちらの方が馴染み深いかもしれませんね。たくさんの食器をしっかりとしまえます。食器をしまって扉を閉めてしまえば、ほこりや汚れはしっかり防がれ、お掃除もらくらくです。
また、扉があることで、その中身が少しばかり雑多にしまってあっても、ぱっと見の印象がすっきりと見えますよ。柄や模様の入ったガラスの扉のものを選べば、おしゃれに目隠しをしてくれますね。

白 カップボード おしゃれ

しっかりとスペースが確保された作業台もポイントです。隠さずに見せるディスプレイスペースとして使えますし、十分な空間があれば、キッチンで家電などを置いて使用するにも良いスペースですね。
注意点としては、アンティークカップボードが作られた時代には当然家電はなく、それを置くことは想定されていません。家電を置きたい場合は、作業台部分の幅や奥行や高さなどのサイズは忘れずに確認してくださいね。

アンティーク カップボード キャビネット

また、大きくクリアなガラスのはめられた扉のものを選べば、戸棚部分でも見せる収納を楽しめます。扉のガラス越しに見るディスプレイは、オープンタイプのディスプレイとはまた違った趣がありますよね。もちろんほこりもシャットアウトしてくれますよ。
そして、飾る、ということはもちろんですが、扉やそこにはめられたガラスにも装飾が施されているものがほとんどですので、カップボードそのものの立ち姿の美しさを楽しめるのも、扉付きのアンティークカップボードのポイントです。ものを収めて扉を閉めれば、時を重ねた木の質感や、繊細な彫刻など、アンティークの風合いを存分に堪能できますよ。

2つのタイプのアンティークカップボードについて、それぞれメリットやデメリットとなるポイントを取り上げてみましたが、いかがでしょうか。
デザインも重要ですが、自分にとって使いやすいものであるかどうかも、アンティークカップボードと長く暮らしていくのには欠かせません。どこで、どのように使いたいかを考えたときに、押さえておきたいポイントと照らし合わせて、ご自身に合ったベストなアンティークカップボードを見つける指標としてくださいね。

あなたのお好みのテイストは?アンティークカップボードのあるコーディネート実例4選

さて、アンティークカップボードの基本やデザインについてご紹介してまいりましたが、実際にコーディネートに取り入れた際のイメージは、まだぼんやりしているのではないでしょうか。
ここからはアンティークカップボードを取り入れたコーディネートをご紹介してまいりますので、ぜひインテリアづくりのイメージを固める参考としてくださいね。

上質な空間づくりに取り入れたいイギリスアンティークカップボード

まずはイギリスアンティークカップボードを取り入れたコーディネートをご紹介。
使われたアンティークカップボードは、イギリスの老舗家具メーカーであるERCOL(アーコール)社のカップボードです。アーコールというとチェアが有名ですが、チェアだけでなくこちらのカップボードも素敵ですよ。

上品なアンティークカップボードで優雅なひとときを演出するダイニング

アンティーク エレガント ダイニング

美しい杢目に落ち着いた木色のアンティーク家具でコーディネートされたダイニング。イギリス、フランス、北欧と、それぞれの家具で国が異なりますが、色調を寄せることで調和がとれて上品にまとまっています。直線と曲線のバランスも秀逸ですね。ティータイムを優雅にゆったりと楽しめそうなダイニングです。

アーコール カップボード

そんな優雅な空間を演出するのに一役買っているのが、ERCOL(アーコール)のアンティークカップボード。棚の背面に描かれた杢目は美しいの一言で、飾られた白い食器たちがひときわ映えて見えます。全体的にすっきりとした品のあるコーディネートには、圧迫感のないオープンラックがちょうど良いですね。

フランスアンティークカップボードは定番のホワイトペイントで魅せる

フランスアンティークカップボードは、定番のホワイトペイントを2つ選んでみました。一言で白といっても、色味やデザインなどによって、印象は様々に変わってきますよ。2つのコーディネートを比べて、ご自身の理想のコーディネートへの足掛かりとしてみてくださいね。

ホワイトペイントのアンティークカップボードでコントラストをつけたダイニング

アンティーク キャビネット 食器棚

ぱきっとした白いペイントにブルーのガラスが映える、なんとも存在感のあるアンティークカップボード。一見すると取り入れるのが難しそうなこのカップボードも、その他の家具のカラーにブラックやダークブラウンなどのようなはっきりと濃い色を選ぶことでメリハリがつき、コントラストがとれて統一感が生まれています。

アンティーク 食器棚 おしゃれ

ホワイトペイントのフランスアンティークの場合、フェミニンなテイストに寄りがちですが、こちらはシックで大人な雰囲気に仕上がっていますね。こちらのコーディネートはホワイト、ブラック、ブルーを基調としていますが、このようにコーディネートの際に使う色の数を少なく絞ると、まとまりよくすっきりとした印象になりますよ。

擦れたペイントのアンティークカップボードでシャビー感をプラスしたダイニング

シャビーシック コーディネート

こちらは先ほどとはうって変わってナチュラルでアンティークな雰囲気です。錆感のあるガーデンチェアと、ペイントの擦れたアンティークカップボードが、空間をシャビーシックに仕上げていますね。こちらのアンティークカップボードは、淡いブルーと白色のペイントが塗り重ねられていて、所々で擦れ具合により見せる表情が違うのがおもしろく、なんとも味わい深いのが魅力的です。

シャビーシック カップボード

シャビーシックなコーディネートのコツのひとつは、白を基調に、ナチュラルカラーや少しくすんだパステルカラーでまとめてみることです。大人かわいいフレンチシャビーにもぜひ挑戦してみてくださいね。

モダンなデザインで取り入れやすい北欧アンティークカップボード

最後は、人気の北欧アンティーク(北欧ヴィンテージ)カップボードです。木の風合いを活かしたモダンなデザインのカップボードは、アンティークほど年月がたっていないこともあってか、現代の暮らしの中にも自然に馴染んでくれます。意外と和製のアンティーク家具とも相性が良いのも魅力的ですよ。

北欧アンティークカップボードで木のぬくもりをほっこり楽しむダイニング

食器棚 ナチュラル アンティーク

北欧ヴィンテージの家具を中心に、和製のアンティーク家具なども取り入れたダイニングです。北欧家具のまろやかな曲線使いやぬくもりのある木の風合いと、そこにプラスされたレトロな家具や小物たちが、お部屋の印象をやさしく暖かなものとしていますね。

アンティーク 食器棚 北欧

中でも目を引くのは北欧ヴィンテージのカップボード。デザインはシンプルですが、木色の濃淡によるツートンカラーや、すっとのびた脚に取っ手の意匠などはモダンな北欧らしく、スタイリッシュでありながら、ゆったりと落ち着いた佇まいです。飾られたレトロな雰囲気ただよう食器類とも相性が良いですね。モダン+レトロを上手く調和させることで、新しくもどこかノスタルジーを感じる、居心地の良い空間となっています。

最後に

今回はアンティークカップボードについて、デザインやコーディネートもまじえて基本をおさえられるようにご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。アンティークカップボードについての理解を深める手助けとなれたなら幸いです。

収納に、ディスプレイに、キッチンに、リビングに、店舗に、と様々な用途やシーンで活躍してくれるアンティークカップボード。あなたにぴったりのアンティークカップボードと出会えましたら、ぜひ暮らしの中に取り入れて楽しんでくださいね。

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