アンティーク全般

これで全部分かる!アンティークエクステンションテーブルを完全解説

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アンティーク エクステンションテーブル

天板の大きさが変えられて便利な、アンティークのエクステンションテーブル。そもそも新品ではエクステンションテーブルはあまり数が流通していないので「エクステンションテーブルが欲しいから、アンティークのものを探してみようかな」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

けれど数多あるアンティークのエクステンションテーブルの中から、自分にぴったりの1台を探すのは容易ではありませんよね。ほとんどが1点物で種類が多様なアンティークだからこそ、なおのことだと思います。

そこで今回のANTIQUE LOGでは、アンティークのエクステンションテーブルを選ぶ際に知っておいていただきたいポイントを、「デザイン」「価格」「使い勝手」「注意事項とお手入れ方法」「インテリア実例」の5つの章に分けてご紹介します。この記事さえ読めば漠然とアンティークのエクステンションテーブルを探す必要がなくなり、エクステンションテーブル選びがぐっと楽になります。また、各項では他ではなかなか聞けない、アンティークを扱う専門家ならではの視点から「これは押さえておいて欲しい!」というポイントどんどんお伝えしていきます。後悔しないエクステンションテーブル選びのために、ぜひ読み進めてみてくださいね。

Contents

デザインから選ぶアンティークエクステンションテーブル

エクステンションテーブル ダイニング

アンティークのエクステンションテーブルに興味があって調べてみたけれど、色々なタイプが合って混乱してしまった、結局どんなデザインがあるのかよく分からなかった、という方は少なく無いのではないでしょうか。アンティークエクステンションテーブルのデザインを左右するポイントが「天板の広げ方」と「作られた国」です。それぞれの視点から、アンティークエクステンションテーブルのデザインを見ていきましょう。

「天板の広げ方」から見るアンティークエクステンションテーブルのデザイン

アンティークのエクステンションテーブルを語る上で欠かせないのが、「天板の広げ方」によるデザインの違いです。アンティークのエクステンションテーブルは名称が様々で、どれがどんなものなのか混乱しがちですが、実はこの天板の広げ方の違いが固有名称になっています。お目当のアンティークエクステンションテーブルを探しやすくするためにも、まずはこの天板の広げ方から見たデザインの違いをチェックしておきましょう。

そんなアンティークエクステンションテーブルの天板の拡張の仕方には、大きく分けて3種類があります。

蝶の羽のように天板を動かす、アンティークのバタフライテーブル

バタフライテーブル アンティーク

バタフライテーブルとはその名の通り、天板の自在板(※)を蝶の羽のようにを折りたたんだり広げたりして、天板サイズを調整できるアンティークエクステンションテーブルのことです。よく使われるこの「バタフライテーブル」という呼び方は実は俗称で、正式な名称はドロップリーフテーブルと言います。

※自在板とは天板の拡張部のことです。可動式になっており、ここを広げたりしまったりすることで天板のサイズが調節できます。他にもサブ天板と呼ばれることがあります。
これに対し可動しない固定されている部分の天板は、メイン天板と呼ばれることが多いです。

ercol バタフライテーブル
バタフライテーブル ツイストレッグ

自在板の支え方には、天板下の支え棒を利用するタイプと、開閉可能な脚で下から支えるタイプの2種類があります。後者の仕組みのバタフライテーブルは、特にゲートレッグテーブルと呼ばれ区別されることが多いです。ゲートレッグテーブルの名称の由来は、補助用の脚がゲート(=門)のように開閉することからきているそうですよ。

バタフライテーブル イギリス

ゲートレッグテーブルはバーリーツイストレッグやボビンレッグ(※)といった細工の施された挽物脚、そして本数の多い脚と貫の織りなす複雑なデザインが特徴。ずっと見ていても飽きがこない、エレガントな佇まいが魅力です。天板を閉じた際でも、このデザイン性の高い脚が、お部屋に高級感を添えてくれます。

【バーリーツイストレッグとボビンツイストレッグってなに?】

エクステンションテーブル 脚

ヨーロッパアンティークの家具は、凝った挽物細工が施された脚が、とても魅力的ですよね。
バーリーツイストレッグはツイストレッグとも呼ばれ、飴をねじったようなデザインが特徴です。イギリスアンティークの定番デザインで、家具はバーリーツイストのものしか買わない!という熱狂的ファンもいるほど。
脚の太さや巻きの回数などによって繊細にも重厚にも印象が変わる、多彩な表情も魅力のひとつです。

バタフライテーブル 木製

ボビンレッグは糸巻(ボビン)に似た形をしていることが、名前の由来です。
ぽこぽこと球体が並んだようなデザインが愛らしい印象です。

天板を引き抜くように広げる、アンティークのドローリーフテーブル

アンティーク ドローリーフテーブル

ドローリーフテーブルは横から見ると天板が2枚重ねになっているように見えるアンティークのエクステンションテーブル ですが、このタイプは下の層の天板が自在板になっており、これを左右に引き出すと天板面積が広くなる作りをしています。この天板の下のリーフ(=自在板)を外側にドローするという(=引き抜く)動きが、名前の由来にもなっています。

エクステンションテーブルとは

アンティークのドローリーフテーブルは先ほどのバタフライテーブルに比べ、天板を支えるために生じる足元のデザインへの制約がありません。そのことから幅広い脚のデザインが見受けられます。ただ、どれも天板に厚みがあることで、比較的重厚な印象です。落ち着いた重みのある雰囲気でお部屋を引き締めたい、そんな時にもおすすめのデザインです。

拡張用天板をはめ込むタイプのアンティーク「エクステンションテーブル」

エクステンションテーブル アンティーク

このタイプは左右に天板を広げ真ん中に空間を作り、そこに拡張用の天板をはめ込みます。正式な名称はありませんが、アンティークショップでは先述のバタフライテーブル、ドローリーフテーブルと区別して「エクステンションテーブル」と呼ぶことが多いです。ただご承知のように、エクステンションテーブルという言葉は天板を広げられるアンティークテーブル全般を指す名称として使われることも多いので、少しややこしく、注意が必要ですよ。

このタイプのアンティークエクステンションテーブルは比較的近年に作られたもので、北欧のビンテージなどに多く見られます。一方でアンティークのクラシカルなデザインのものは数が少ないです。

「作られた国」から見るアンティークエクステンションテーブルのデザイン

「天板の広げ方」に加えて、アンティークのエクステンションテーブルのデザインに大きく影響するのが、「作られた国」です。自分好みのエクステンションテーブルがどこの国で作られたものか分かれば、より自分の欲しいテーブルが探しやすくなりますよ。それでは国別にアンティークエクステンションテーブルの特徴を見ていきましょう。

上品で落ち着いた印象のイギリス製アンティークエクステンションテーブル

イギリス エクステンションテーブル

イギリスアンティークのエクステンションテーブルの特徴と言えば、挽物細工の脚と落ち着いた色合いです。エレガントな脚は主張し過ぎず、そのシックな色味と相まってほどよい上品さをお部屋にもたらしてくれます。また実はイギリスはドローリーフテーブル発祥の地。それを受けて今もイギリス製のアンティークのドローリーフテーブルが多数残っています。
先ほどお伝えしたように、ドローリーフテーブルの天板は厚みがあるので、イギリスアンティークならではの深い色合いと相まって、重厚な印象のものが多いです。

イギリスアンティークのエクステンションテーブルは、その落ち着いた雰囲気から、クラシカルなお部屋はもちろんのこと、意外にも和モダンな空間にもマッチしてくれますよ。

華やかな印象のフランス製アンティークエクステンションテーブル

フランス エクステンションテーブル

イギリスと同じく、フランス製のエクステンションテーブルはクラシカルなデザインのものが多いです。けれど同じ「クラシカル」でもイギリスものは「重厚」、フランスものは「華やか」という表現がしっくりきます。その華やかさの理由となっているのが、多くのフランス製エクステンションテーブルに施されている、カブリオールレッグとパーケット細工です。
エクステンションテーブル クラシック
カブリオールレッグとは動物の脚を模した曲線的なデザインの脚のこと。通称「猫脚」とも呼ばれ、クラシカルな家具デザインの代名詞として有名ですよね。

エクステンションテーブル 天板
パーケットとは日本語でいう寄木細工のことを指し、異なる色味や木目の木材を、模様を描くように組み合わせる技法です。派手な感じはしないのに見栄えのするパーケット天板は、ぱっと空間を明るくしてくれる優れものです。

ダイニング エクステンションテーブル

他にもフランスアンティークのエクステンションテーブルは、同じヨーロッパで作られたイギリスアンティークと比べ、木の色が明るいものが多いのも特徴。全くジャンルが異なりますが、実は同じく木色の明るい北欧家具やレトロ家具ともよく馴染むんです。エレガントな印象ですが、意外にも気軽に取り入れられるデザインであることを、ぜひ知っておいてくださいね。

シンプル・スタイリッシュな印象の北欧製ヴィンテージエクステンションテーブル

ヴィンテージ エクステンションテーブル

作られた年代が新しいことからアンティークでは無くヴィンテージですが、シンプルでスタイリッシュな北欧のエクステンションテーブルは、幅広いインテリアに合わせやすいこともあり、非常に人気です。実は北欧はたくさんのアンティークエクステンションテーブルを生み出している国でもあります。

エクステンションテーブル デンマーク

北欧の国の中でも特にデンマークは、居住面積が日本同様にあまり広くないので、必要に応じて天板の広さを調整できるエクステンションテーブルが今も昔も人気のようです。

エクステンションテーブル デザイン

北欧製のアンティークエクステンションテーブルは天板周りはシンプルですが、他の北欧家具と同じく、先に向かって細くなる脚のデザインが特徴的です。シンプルながらもスタイリッシュにお部屋を彩ってくれます。

エクステンションテーブル 円形

北欧家具とのコーディネートももちろんおすすめですが、その馴染みやすさを生かして一見他のジャンルに思えるインテリアに、アクセントとして取り入れるのもおすすめです。例えば和のインテリアと組み合わせて、スタイリッシュなスパイスを利かせるのも素敵ですよ。

番外編:イギリス家具のような印象の日本製のヴィンテージエクステンションテーブル

民芸家具 バタフライテーブル

テーブル文化が入ってきたのが遅いということもあり、日本製のアンティークエクステンションテーブルはありません。それでもアンティークを探しているみなさんにあえておすすめしたいのが、民芸家具のヴィンテージエクステンションテーブル。イギリスアンティークのような重厚な佇まいと、民芸家具独特の艶のある存在感がとても素敵です。

バタフライテーブル 天然木

また日本生まれのエクステンションテーブルらしく、和洋問わず幅広い空間に馴染みやすいのも大きな魅力。イギリスアンティークのエクステンションテーブルをお探しの方は、選択肢を広げる意味でもこの民芸ヴィンテージのクステンションテーブル、ぜひのぞいていてみてくださいね。

価格から選ぶアンティークエクステンションテーブル

アンティークのエクステンションテーブルを買おうと思った時に、やっぱり気になるのは価格ですよね。アンティークのエクステンションテーブルの価格は様々な要因が絡み合って決まるので、価格幅および価格差の理由は一概には断言できません。けれどおおよその金額の目安と、「あえて言うならここ」という価格の違いを生むポイントはお伝えできます。これを知っておけば購入に必要なおおよその金額が分かるだけでなく、予算が限られている際にどこを譲歩すれば自分の予算に合ったエクステンションテーブルを見つけられるか考える役にも立ちますよ。

アンティークのエクステンションテーブルの価格を左右するポイントは4つ。「品質の高さ」「天板の拡張の仕方」「天板のサイズ」そして「作られた国」です。それぞれ順番にご紹介していきますね。

品質の高いほどアンティークのエクステンションテーブルは高価に

エクステンションテーブル
アンティーク家具 エクステンションテーブル

エクステンションテーブルを始めとするアンティーク家具の価格は、実は「どれくらい昔に作られたか」という年代の古さに左右されることはあまりありません。それでは何が影響するのかというと、品質がいかに高いかということです。例えば高級な木材を使っていたり、手の込んだ細工が施されていたり。そういった家具は作られた当時も価格が高かったもの。その価値を反映してやはり今でも値段が高いんです。

天板の拡張方法が複雑なほど、アンティークエクステンションテーブルの価格は高価に

エクステンションテーブル アンティーク

アンティークのエクステンションテーブルの価格を左右する最大の要因が、天板の拡張方法です。一般に広げ方が複雑なほど凝った作りと見なされ、高価になります。これは複雑な構造ゆえ正常に可動するものが限られていること、修理に手間が掛かること、そしてそもそも天板の拡張方法が凝った仕様のものの方が使い勝手がいいと考える方が多いため、人気が高い傾向にあるからです。もちろん拡張方法が凝っているからといって実は自分にとって使いやすいとは限りません。
使い勝手から自分に合ったアンティークエクステンションテーブルを選ぶコツは、後ほど次の章でご紹介しますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

先ほどデザインのお話で触れた通り、天板の拡張方法には以下の3つの形式があります。

エクステンションテーブル 価格

  • バタフライテーブル(ドロップリーフテーブル・ゲートレッグテーブル)
  • ドローリーフテーブル
  • 拡張用天板をはめ込むタイプ(エクステンションテーブル)

このうち、自在板を開いたり閉じたりして天板サイズを調整するバタフライテーブルは、比較的安価な傾向にあります。それに対して自在板を引き抜くドローリーフテーブルや、拡張用天板をはめ込むタイプは作りが複雑でより高価になります。

アンティークらしい装飾が凝った華やかな印象のものが欲しいけれど、価格はできるだけ抑えたいという方は、バタフライテーブルが狙い目ですよ。

■バタフライテーブルの価格
3万円前後~18万円前後

(左)ツイストレッグバタフライテーブル/4.9万円
(右)McIntosh(マッキントッシュ)バタフライテーブル/17.8万円

■ドローリーフテーブル・エクステンションテーブルの価格
9万円前後~30万円前後

家具 エクステンションテーブル

(左)イギリスアンティークのドローリーフテーブル/9.3万円
(右)McIntosh(マッキントッシュ)高級木材ローズウッドを使ったエクステンションテーブル/31万円

天板のサイズが大きいほど、アンティークエクステンションテーブルの価格は高価に

アンティークのエクステンションテーブルは、天板サイズが大きくなるほど、価格が高くなる傾向にあります。さらに拡張時の天板幅が2m以上の大型エクステンションテーブルになると、数が少ないことから価格がぐっと上昇。エクステンションテーブルの購入金額を安く済ませるには、具体的に何人ぐらいで座りたいのか、どれくらいの天板サイズが必要なのかはっきりさせ、むやみに大きな天板のものを買わないということも大切です。 なお必要な天板サイズの割り出し方は次の章でご紹介しますので、よければ参考にしてくださいね。

■拡張時の天板サイズが2m以上の大型エクステンションテーブル
20万円前後から

エクステンションテーブル 種類

北欧ビンテージエクステンションテーブル/幅:1080mm~1460mm/15.2万円

エクステンションテーブル 楕円

G-PLAN(ジープラン)エクステンションテーブル/幅:1620〜2075mm/19.8万円

作られた国によって、アンティークエクステンションテーブルの価格を左右するポイントは異なる

アンティークのエクステンションテーブルは作られた国によってデザインが様々なのは先ほどお話しした通りですが、それに影響を受けて、生産国によって価格を左右するポイントが異なります。

イギリスアンティークのエクステンションテーブルは、彫りの豪華さがポイント

エクステンションテーブル おすすめ

イギリスアンティークと言えば重厚な彫りが特徴のひとつですが、やはりエクステンションテーブルにおいても、彫りがどれくらい手が込んでいるかは、価格を左右する大きなポイントです。

それに対して一見華やかな印象のある挽物脚は定番デザインなので、実はそこまで価格に影響しません。イギリスアンティークらしいツイストレッグなどの挽物脚を使ったデザインにあこがれていたという方には朗報かもしれませんね。

■イギリスアンティークのエクステンションテーブルの価格
8万円前後~30万円前後

エクステンションテーブル 安い

天板の側面にシンプルな彫刻が施されています/7.8万円

エクステンションテーブル 伸縮

細かな絵柄が天板側面と脚に彫刻されています/19万円

フランスアンティークのエクステンションテーブルは、パーケットの凝り具合がポイント

パーケット

猫脚とパーケット細工の天板を用いるなど、全体的に手の込んだクラシカルな印象のものが多い、フランスアンティークのエクステンションテーブル。その価格を左右する要素のひとつが、天板のパーケット細工の凝り具合です。
パーケットとは異なる色味や木目の木材を、模様を描くように組み合わせる技法のこと。日本では寄木細工と呼ばれます。定番はたくさんのダイヤが並んだような模様ですが、中にはより複雑な模様を描くパーケット天板もあります。そういったものは希少価値も高く、またより華やかな印象がすることから価格も高価になります。

■フランスアンティークのエクステンションテーブルの価格
8万円前後~30万円前後

エクステンションテーブル 安い

定番のダイヤ模様のパーケット天板/8.9万円

曲線と直線で模様を描いたパーケット天板/22.8万円

北欧のヴィンテージエクステンションテーブルは、状態とモデルの希少性がポイント

北欧のヴィンテージエクステンションテーブルは、まだアンティークに比べて作られて日が浅く中古に近い立ち位置のため、有名ブランドの品物である場合、状態のよさが価格を大きく左右します。美品であればそれだけ価格が上がるということです。他にも市場にあまり出回らない希少なモデルも、値段が高くなる傾向にありますよ。

■北欧のエクステンションテーブルの価格
9万円前後~20万円前後

丸 エクステンションテーブル

中央に拡張用の天板を追加する定番モデル/A.H.McINTOSH(マッキントッシュ)ラウンドエクステンションテーブル/11.8万円

エクステンションテーブル 昇降エクステンションテーブル ローテーブル

天板の奥行が拡張できるだけでなく、高さも変えられる希少モデルのエクステンションテーブル/24.8万円

番外編:日本製の民芸ヴィンテージエクステンションテーブルも、状態とモデルの希少性がポイント

イギリスアンティークを彷彿とさせるクラシカルな佇まいが魅力の民芸家具のヴィンテージエクステンションテーブル。作りもしっかりし見た目もクラシカルなのに、イギリスものを初めとするアンティークエクステンションテーブルに比べて安価なのはうれしいポイントではないでしょうか。「アンティーク家具はやっぱり高いな」なんてあきらめかけている方にもおすすめです。

なお民芸家具のエクステンションテーブルは、北欧家具と同じく中古に近い扱いであることから、状態のいい美品と希少なモデルが高値で売られています。

■日本(民芸)のエクステンションテーブルの価格
5万円前後~10万円前後

松本民芸家具 バタフライテーブルアンティーク テーブル

天板全体に細かい傷・ダメージがあるため、価格は控えめ/松本民芸家具 ♯11型//5.9万円

松本民芸 バタフライテーブル松本民芸家具 天板

天板には目立ったダメージなどもなく、状態がいいことが分かります/松本民芸家具 27型/9.7万円

使い勝手から選ぶアンティークエクステンションテーブル

ジープラン エクステンションテーブル

アンティークのエクステンションテーブルを買おうという方の多くが、ダイニングでの使用を見越しているのではないでしょうか。毎日使うダイニングテーブルだからこそ、例えアンティークの家具であっても使い勝手は見逃せませんよね。

けれどひとえにアンティークのエクステンションテーブルといっても、今までご紹介してきたように天板の拡張の仕方からサイズや形に至るまで、そのバリエーションは実に豊富。どこに着目して選べば自分にとっての使いやすさが手に入るのか、いまいち分からないというのが本音かと思います。この章ではエクステンションテーブルの種類を、実用面でぜひここは押さえておいて欲しい!という「天板の広げ方」「天板の大きさと形」「天板の塗装と材質」という3つのポイントから分類していきます。

アンティークエクステンションテーブルの天板の広げ方

アンティークのエクステンションテーブルは天板の広げ方によって、デザインの章でも少し触れたように3種類に分けられます。先ほどはデザイン面からそれぞれの違いをお話ししてきましたが、見た目だけで無く、もちろん使い勝手にも違いがあります。おさらいの意味も込めてどんな使用感の差があるのか、さらにどんなメリット、デメリットや注意点があるのかそれぞれ順番にご紹介していきますね。

アンティークのバタフライテーブル(ドロップローフテーブル・ゲートレッグテーブル)

ダイニングテーブル バタフライテーブル

バタフライテーブルの魅力は、気軽に天板のサイズを調整できることです。天板を浮かせて支えとなる脚や支え棒を動かすだけなので、女性ひとりでも簡単に動かすことができますよ。
日本ではバタフライテーブルという呼び名が一般的ですが、正式名称はドロップリーフテーブルと言われるこちらのタイプ。天板を折りたたむことで天板の広さを狭くすることができ、折りたたんだり広げたりする自在板がまるで蝶の羽のようです。

バタフライテーブル 仕組み

バタフライテーブル 支え

広げた天板を可動式の脚で支えるタイプは「ゲートレッグテーブル」と呼ばれ、他のバタフライテーブルと区別されることが多いですね。

キッチン収納 バタフライテーブル

他にも左右の天板を折りたためば非常にコンパクトになるのも、アンティークのバラフライテーブルのメリット。置き場所をあまり取らないことから、お客様用の予備のテーブルとして備えておくのにも重宝します。

また、これだけコンパクトに折りたたんでも、奥行の狭いテーブルとして充分使えるのもユニークな点。大きなテーブルとして使わない時は壁に付けて置いてコンソールテーブルとして使用したり、ソファやベッドの横に置いてサイドテーブルとして活用することもできるなど、応用が利くのもうれしい特徴です。

バタフライテーブル おしゃれ

一方、バタフライテーブルの中でも「ゲートレッグテーブル」タイプは、4本以上の脚で天板を支える作りのものが多かったりまた太い貫(※)が施されていることも多々あることから、足元の空間が狭く感じたり、椅子が中までしまい切れないということもあるかもしれません。とはいえそれを感じさせないほど、脚のデザインが複雑だからこそ生み出される美しい佇まいは、大きな魅力です。

※貫(ぬき)とは家具を頑丈にするため、家具の脚同士を繋ぐように設置される棒状のパーツのことです。

アンティークのドローリーフテーブル

 

アンティークのドローリーフテーブルは、天板が2重に重なったような作りをしています。上層のメイン天板の下に潜んでいる2枚のリーフ (=自在板)をドローする (=左右に引き出す)ことで、天板を広げることができることは先ほどもお話しした通りです。アンティークでもこんな機能的な作りをしたものがあるんだな、と関心してしまいますよね。

アンティーク エクステンションテーブル

左右片側の自在板だけを引き出して使うことも可能なので、3段階の広さが楽しめます。

前項でお話ししたアンティークバタフライテーブルと異なり、こちらは天板だけを操作して面積を広げるので、足元を広々と使うことができます。他にも元の天板サイズに対して、かなり大きく天板を広げられるのも特徴。テーブルによっては2人掛けから6人掛けまで広さを拡張することもできます。

エクステンションテーブル 2人

ちなみにイギリスのドローリーフテーブルは日本に取り入れやすい小ぶりなサイズのものが多く、フランス製のものは広めのダイニングに向いた、大きめサイズのものが多い傾向にあります。探す際の参考にしてみてくださいね。


 

注意したいのがアンティークのドローリーフテーブルは、他のアンティークエクステンションテーブルに比べて複雑な構造だということ。例えば、本来は自在板を片方しまったままの状態でも天板がきれいに水平になる作りのはずですが、アンティークならではの経年変化で生じた歪みなどで水平にならず、浮きやズレが生じることも。そのためアンティークのドローリーフテーブルは特に、しっかりとメンテナンスをしたお店で購入することが大切です。

エクステンションテーブル 中古

ちなみにアンティークのドローリーフテーブルをお店で見る際には、ぜひ確認していただきたいことがあります。それは天板の裏にフェルトが貼られているかどうか。きちんとメンテナンスを行っているショップであれば、天板の裏にフェルトを貼ってくれています。これは天板を動かした際の傷を防止すると共に、動きをスムーズにする効果があるんですよ。万が一貼られていない時は、今後の使い勝手のために付けてもらえないか、お店の人に相談するのがいいかと思います。

またきちんとメンテナンスをしているものでも、元の構造上どうしても指を挟む恐れがあることから、ドローリーフテーブルの天板を動かす作業は1人ではなく、2人でおこなうのがおすすめです。ひとりで気軽に天板サイズを変えたいという方には、向いていないこともあります。使い勝手に無理がないか検討した上で、取り入れてみてくださいね。

拡張用の天板を入れ込むタイプのアンティークエクステンションテーブル(エクステンションテーブル)

このタイプは天板を左右に広げ、空いた真ん中のスペースに拡張用の天板をはめ込むことで、天板を広げることができます。天板の広げ方は手で左右に押し広げるものが主流ですが、アンティークの中には付属のハンドルを回して天板を左右に広げる、めずらしい仕組みのものも見られます。

エクステンションテーブル オーバル

拡張用の天板を入れ込むタイプのアンティークエクステンションテーブルは、他のエクステンションテーブルと比べ、拡張の前後で天板の形がかなり変わるダイナミックさが魅力です。正方形の天板が長方形に変わるのは、ドローリーフテーブルと変わりありませんが、注目したいのが丸型のテーブル。なんと真ん中を拡張することで天板が丸型から楕円形になるんです。印象も使い勝手も2通り楽しめるのがうれしいですね。
このタイプのテーブルの拡張用天板は、テーブルとは別に添えてある「別添え」タイプと、テーブルに収納されている「収納式」のものの2タイプがあります

■「別添え」タイプ

エクステンションテーブル 丸型

アンティークのものであると、基本的に拡張用の天板は別添えになります。つまりどこかに保管し、使う際に持ってくる必要があるのです。拡張用の天板の取り外しを頻繁におこなうという方には、手間が掛かるのであまりおすすめできません。

■「収納式」タイプ

北欧家具 エクステンションテーブル

一方ヴィンテージものだと、拡張用の天板がメイン天板の下にしまわれていることが多いです。折りたたまれて収納された天板を開くように広げると、天板が立ち上がり隙間にきれいにはまります。こちらなら、天板を別の場所に保管しておくのは面倒という方にも、使いやすい作りになっています。このタイプは北欧ヴィンテージに充実しているので、この作りがいいという方は、北欧ものをチェックしてみてくださいね。

アンティークエクステンションテーブルの天板の大きさと形

アンティークエクステンションテーブル選びに当たって、天板の広げ方同様に押さえておきたいのが、テーブルの命ともいえる天板の大きさや形です。日々使うからこそ、なんとなく選ぶのではなく、これからご紹介する機能性をしっかり踏まえて選ぶのがおすすめです。

まずは確認しておきたい、アンティークエクステンションテーブルの天板の必要サイズ

エクステンションテーブル ダイニング 北欧

アンティークエクステンションテーブルをお探しの方は、ダイニングで使うために購入を検討されている方がほとんどだと思います。天板のサイズが大きければそれだけあらゆるシーンに対応できますが、とはいえ、お部屋のスペースも有限ですし、天板が大きければそれだけ価格も高価になります。また天板が大き過ぎると手持ち無沙汰になって、便利さを考え選んだのに、逆に使いにくさに繋がることも。無駄の無いアンティークエクステンションテーブル選びのために、自分に必要な天板のサイズをはっきりさせてから、候補探しに臨むのがおすすめですよ。

それでは家族はもちろん、お客様がいらした時も見越すと、あなたの家にはどれくらいの天板サイズが必要なのでしょうか。ここで簡単な計算をして割り出してみましょう。

エクステンションテーブル 椅子

ダイニングテーブルで食事をする際に、快適に過ごすため1人当たりに必要なスペースは

幅60cm×奥行40cmといわれています。

これを元にすると例えば4人で必要なサイズは

幅120cm×奥行80cm

となります。

また椅子の出し入れや立ち座りの動作を考えると、テーブルから壁あるいは家具までの間は100cmほどスペースが空いていた方がいいといわれています。以上の目安を参考にデザインと相談しながら、自分に合った1台を探してみてくださいね。

使い勝手を大きく左右する、アンティークエクステンションテーブルの天板の形

アンティークエクステンションテーブルの天板の形には、主に丸と四角そして楕円の3種類があります。確かに形は違うけれど、この3種類の具体的な使用感の違いとなると、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。何となくではなく自信を持ってアンティークエクステンションテーブルの天板の形を選べるよう、それぞれの特徴をここでしっかりチェックしておきましょう。

・丸い天板

エクステンションテーブル 丸

丸い天板はアンティークエクステンションテーブルの中ではバタフライテーブル、そして拡張用天板を入れ込むタイプ(エクステンションテーブル)に見られる形です。丸い天板のアンティークエクステンションテーブルはその柔らかな印象で、空間にあたたかみを添えてくれます。食卓を囲んだ者同士、みんなの顔をしっかりと見れコミュニケーションが取りやすいのもうれしいポイントです。また角が無いことからお部屋に圧迫感を与えにくく空間を広く見せてくれる効果も期待できるんですよ。

エクステンションテーブル 北欧

ただし壁に付けて設置できない、ダイニングチェアを放射状に出し入れすると言う特性上、置き場所にある程度のスペースが必要なので、置き場所の面積としっかり相談することを忘れないでください。

・四角い天板

エクステンションテーブル リビング

どの拡張方式のアンティークエクステンションテーブルにも見られる四角い天板は、天板の面積が広く、1人分のスペースがゆったりしていることが特徴です。また、壁付けにできるのでレイアウトがしやすいというメリットもありますね。

エクステンションテーブル 使い勝手
デメリットとしては、大きなサイズでは4隅の角が目立ちお部屋に圧迫感が生じること、また丸天板に比べて置ける椅子の個数がはっきり限定されてしまうので、テーブルを囲む人数が増えると融通がきかず、テーブルを囲み切れなくなる可能性が高いことが挙げられます。

・楕円形の天板

伸縮 バタフライテーブル

バタフライテーブルと拡張用天板を入れ込むタイプ(エクステンションテーブル)のアンティークエクステンションテーブルにたまに見られるのが、楕円形の天板です。もともと楕円形の天板をしているものもありますし、円形のエクステンションテーブルに拡張天板をはめ込むことで、楕円形になるものもあります。

バタフライテーブル 使い心地

円形のアンティークエクステンションテーブル同様に角付けはできませんが、四角い天板のスペースをゆったりと確保できる点や、円形のみんなの顔が見やすい・圧迫感が少ない点など、それぞれのいい所を持ち合わせています。丸い天板と四角い天板どちらにするか決められない!という方はこの楕円を選んでみるのもいいかもしれませんね。

アンティークエクステンションテーブルの天板の塗装と材質

古家具 天板

アンティークのエクステンションテーブルを使うに当たって、最も触れそして汚れる場所といえばやっぱり天板です。天板の塗装や材質は、汚れやすさやお手入れの仕方にダイレクトに影響してきます。見た目の好みとこれからお伝えする実用面を天秤にかけ、どのタイプが自分に合うのか決めてみてくださいね。

アンティークエクステンションテーブルの天板の塗装

アンティーク家具において、家具の表面の塗装方法は様々。エクステンションテーブルも例外ではありません。代表的なのがオイル仕上げ、クリア塗装仕上げ(ウレタン仕上げ、ラッカー仕上げ)の2種類です。それぞれメリットデメリットがありますので、自分のライフスタイルを想像しながら、どのタイプがしっくりくるか考え、読み進めてみてください。

・オイル仕上げ

バタフライテーブル 天板

オイル仕上げとは、木の表面に植物性のオイルを薄く塗って仕上げる手法です。木の表面を膜で覆わないことから、アンティークエクステンションテーブルの木の味わいや手触りがダイレクトに楽しめるのが一番の魅力です。また傷などが付いてしまった場合、自分で簡単に再塗装ができるのもうれしいところです。

ただしシミや汚れが付きやすいという特徴も持ち合わせていますので、汚れが付くのが嫌、気軽に使いたいという方にはあまり向いていないかもしれません。

・クリア塗装仕上げ(ウレタン仕上げ・ラッカー仕上げ)

エクステンションテーブル 無垢

木の表面に樹脂などで、薄い膜をつくる仕上げ方法です。木の表面に膜を作ることから汚れが木に染みず、アンティークエクステンションテーブルのお手入れを楽にしてくれます。オリジナルのアンティークエクステンションテーブルには使われていない仕上げ方ですが、日々の使用の簡易性を考えて、このクリア塗装で仕上げをしているアンティークショップが増えています。オイル仕上げにこだわりがないのであれば、きれいな状態を簡単に保てるクリア塗装仕上げのエクステンションテーブルを選ぶことをおすすめします。

ただしクリア塗装がされているとはいえども、傷めず使うには使用の際に多少の配慮は必要です。使用に関する注意点は後ほど詳しくお伝えするので、そちらを参考にして下さいね。

エクステンションテーブル リメイク

よくクリア塗装仕上げだと不自然な艶が出て、アンティークエクステンションテーブルの質感を損ねてしまうのではないかと心配される方もいるようです。けれど同じクリア塗装でも、塗料の種類や塗り方によって仕上がりにかなり差が出るんですよ。

仕上がりにまで気を配っているアンティークショップでは、水性塗料を薄く塗って仕上げています。水性のものは油性に比べ艶がほとんど出ません。それを薄く塗ることで、アンティーク家具のもとの味わいをしっかりと残すよう、工夫しているようです。クリア塗装だからといって見た目が損なわれるわけではないということを、ぜひ知っておいてくださいね。

エクステンションテーブル オーダー

なおオイル仕上げのアンティークエクステンションテーブルを、有料でクリア塗装で仕上げ直してくれるアンティーク家具店も存在します。実用的なクリア塗装仕様に変更したいという場合は、1度ショップに相談してみるといいですよ。

アンティークエクステンションテーブルの天板の材質

おしゃれ エクステンションテーブル

アンティークのテーブルの天板の材質には、「無垢材」と「突板(つきいた)」の2種類がありますが、エクステンションテーブルでは特に突板がよく用いられています。
突板とは0.2~0.6㎜位の厚さに薄くスライスした木材のこと。芯となる材にこの突き板を貼り付けることで家具を作っていきます。この技法を使う最大のメリットは反りやヒビが生じにくいということ。他にも木目が美しい高価な木材を比較的手軽に取り入れられる、木目を活かした繊細なデザインが作り出せるといういい点があります。

北欧 ヴィンテージ エクステンションテーブル

また、突板で仕上げられた家具は重量が比較的軽いのも特徴。天板の拡張のためにいろいろと操作をする必要があるアンティークのエクステンションテーブルだからこそ、軽くて取り扱いやすいのはポイントが高いですよね。

突板と聞くと無垢材よりも安っぽいというイメージを持たれている方も多いのですが、突板の技法自体は古代より使われる歴史あるものですし、先ほど挙げたようにメリットを多く持っています。「突板だから」という理由で、ピンときたエクステンションテーブルを候補から外すことは、おすすめしません。無垢材派の方もこの機会に突板を使ったアンティークテーブルのよさを、見直していただけたらと思います。

アンティークエクステンションテーブルの注意事項とお手入れ方法

アンティーク家具 手入れ

こだわってアンティークのエクステンションテーブルを買ったのなら、長く大切に使いたいですよね。もちろんアンティークだからといって神経質に使う必要はありませんが、できるだけきれいに、味わいを増していくように使っていきたいというのが本音ではないでしょうか。この章では、素敵に育てるようアンティークエクステンションテーブルを使うために知っておきたい使用上の注意事項、またお手入れ方法をご紹介します。

アンティークエクステンションテーブルの使用上の注意は水気を避けることだけ

アンティーク家具 メンテナンス

アンティークのエクステンションテーブルに限らないことですが、木製テーブルの天板をできるだけキレイな状態にしておくには、熱と水気を避けることが大切です。熱いものを置くと熱が天板の変色や反りの原因になってしまいますし、一方水気のあるものは染みの原因になるので、例えば冷たいグラスなどを置く際は注意が必要です。濡れてしまった際にはすぐに拭き取ることが大切ですよ。

アンティーク テーブル

熱いものや濡れる可能性のあるものを置く場合は、下にランチョンマットやコースターなどを敷いて使用することを習慣化するのがおすすめです。

アンティークエクステンションテーブルのお手入れ方法は意外と簡単

「エクステンションテーブルを含むアンティーク家具は、きちんと手入れして使わなければいけないもの。」そんな風に身構えている方が多いのではないでしょうか。けれどアンティークだからといって、実は特別なお手入れは一切必要ないんです。

アンティークエクステンションテーブルお手入れは拭き掃除で十分

アンティークのエクステンションテーブルのお手入れは、拭き掃除だけで十分です。ただし先ほどの注意点でお伝えした通り、アンティークのテーブルは水分があまり得意ではありません。水拭きしたい際にはできるだけ水気を硬く絞った布で拭くようにしましょう。最後に乾いた布で拭きあげればなお完璧です。

テーブル アルコール

また、ダイニングテーブルとして使用するにあたって気をつけておきたいのが、アルコールを使った拭き掃除。アルコールによって天板の塗装が取れてしまうことがあるので、アルコールや除菌シートなどは使わないようにしてくださいね。

巷ではワックスを塗るなど手の込んだお手入れ方法が紹介されているのに、こんなに簡単でいいのか不安に思われたかもしれませんね。実はこういったお手入れをしなくても、リペアに力を入れているアンティークショップで取り扱っているアンティークエクステンションテーブルであれば、質感が劣化することはそうそうないのです。ですから気を楽に持って、安心して使い込んでいってくださいね。

アンティークエクステンションテーブルに傷が付いたり塗装が取れた場合の対処法

バタフライテーブル アーコール

どれだけ丁寧に使っていても、思わぬ拍子に傷や汚れが付いてしまうことがあるかもしれません。そんな時はどうすればいいのでしょうか。アンティークエクステンションテーブルのオーナーさん中には、ネットなどで調べて、自分でオイルやワックスを塗ったりヤスリをかけ直そうとする方がいらっしゃいます。しかしDIYによほど慣れていない限り、これはあまりおすすめできません。というのもこういったメンテナンスには意外にも高度な技術が必要。きれいに仕上げるのはなかなか難しいんです。解決方法としておすすめなのは以下の2つです。

・アンティーク家具を修理してくれるお店に、リペアを依頼する

きれいに仕上げてもらうなら、やっぱりプロの手を借りるのが1番です。アンティークのエクステンションテーブルを購入したお店がリペアを受け付けてくれるようなら、そこに依頼するのがおすすめ。テーブルの詳細を把握しているので、見積もりや引き渡しなどもスムーズに進みますよ。

もし販売店にお願いできなくても大丈夫。購入店を問わずアンティーク家具の修理を受け付けてくれるお店もちゃんとあります。

・新しいアンティークエクステンションテーブルに買い替える

アンティーク家具 修理

アンティーク家具は一生物なのだと、なんとなく身構えてしまうかもしれませんね。もちろんアンティークのエクステンションテーブルはその作りのよさから、一生使い続けることも可能です。けれどもちょっとくたびれてきたから、気分が変わったから買い替えるというのも、おすすめの楽しみ方です。

もちろん使っていたアンティークのエクステンションテーブルは、捨てるには忍びないですよね。おすすめなのが、購入店に買い取ってもらえないか相談すること。購入店であれば品物の価値がしっかりと分かっているので、買い取ってくれる確率が非常に高く、買い取り先を探すのに労力を費やす必要がありません。また引き取られたテーブルはお店で修理した後、また店頭に並び新たなオーナーのもとに引き継がれていくので、罪悪感なく手放せますよね。買い替えを見越した場合は、購入時に買取サービスのあるお店を選ぶというのもひとつの手です。

アンティークエクステンションテーブルのインテリア実例

どんなアンティークのエクステンションテーブルを選ぼうか考える際に、お店で商品を見ていても「でも実際に部屋に置くとどんな感じなんだろう。」と不安に感じたりしますよね。そこでこの記事ではより自信を持って購入に踏み切る参考になるよう、アンティークのエクステンションテーブルを使ったインテリアコーディネート例を7つご紹介します。様々なコーディネートや使い方を見ることで、思いもしなかった選択肢と出会うこともできるかもしれません。ぜひ目を通してみてくださいね。

アンティークのゲートレッグテーブルを取り入れた、クラシカルなダイニング

エクステンションテーブル メリット

ゲートレッグテーブルを初めとするイギリスアンティークをたっぷりと使った、クラシカルなダイニングコーディネートです。ゲートレッグテーブルのエレガントなデザインを生かした、正統派コーディネートですよね。
けれどここまでイギリスアンティークを多用している割に、あまり重い感じがせず、どこかカジュアルさも漂わせていると思いませんか。

イギリス コーディネート

その秘密は家具の色味。イギリスアンティークは木本来の色味を生かした茶色の家具がほとんどですが、このお部屋ではエクステンションテーブルを含めその中でも明るい木色の家具を積極的に取り入れることで、重厚になり過ぎないよう気を配っています。こんな親しみやすさもあるクラシカルテイストなら、挑戦しやすいですね。

テーブル 英国
また、アンティークエクステンションテーブル周りのダイニングチェアは、あえて明るい色味のものと落ち着いた色味のもの、トーンの違う2種類を組み合わせています。このようにすることで、統一感はキープしつつもリズム感が生まれて、インテリアのアクセントになってくれますよ。

きりりとしたアンティークドローリーフテーブルが主役の、大人の女性のためのダイニング

シャビーシック コーディネート

イギリスのドローリーフテーブルを中心に据えた、ペイント家具が目を引くダイニングスペースです。落ち着いた深い色味のドローリーフテーブルと、渋いくすんだ色味のペイント家具を組み合わせることで、ほどよくかわいらしさの薫る空間に仕上がっています。四角い天板の、きりりとしたデザインのイギリスアンティークのエクステンションテーブルを中心に置いたことで、静謐さを感じる、より洗練された雰囲気になりました。

レトロ 家具

またこのお部屋、実はチェアやガラスケースで日本のアンティーク家具も取り入れているんです。クラシカルな、例えば大正期に作られた大正ロマンテイストの家具ならば、イギリスアンティークのエクステンションテーブルとの相性も抜群です。日本のクラシカル家具だけが持つ独特の「色気」が、西洋家具だけでは出せない「大人の女性」らしい、しっとりとしたムードを添えてくれます。

ペイントのアンティークエクステンションテーブルがポイントの、シャビーシックなダイニング

シャビー 部屋

ペイントの施されたちょっと珍しいドローリーフテーブルを取り入れた、ダイニングコーディネートです。こちらのコーディネートではアンティークのペイント家具をたっぷりと取り入れています。

シャビーシック 部屋

その中でも特に目を引くのがお部屋の中心にある寒色のエクステンションテーブルではないでしょうか。寒色系の色味は食欲を減退させる効果があるともいわれているので、ダイニングの、ましてやテーブルでこの色を使うなんて気が引けてしまうかもしれませんね。けれどこのアンティークエクステンションテーブルのように天板が落ち着いた茶色のものを選べば、足元のペイントカラーを楽しみつつも、食事がきちんとおいしそうに見えます。

シャビーシック 家具

また脚の淡い色味のおかげでテーブルの圧迫感が軽減され、限られたダイニングスペースも広く見せることができますよ。エクステンションテーブルというと茶色が定番ではありますが、ペイントものもなかなかいいなと思わせてくれるコーディネートです。

パーケット細工のアンティークエクステンションテーブルが彩添える、優雅なダイニング

フレンチ シック

フランス製のパーケット細工が美しいアンティークエクステンションテーブルが主役の、ダイニングコーディネートです。このお部屋ではクラシカルなデザインの茶色の家具を多用していますが、決して単調な印象は受けません。

フレンチ テーブル

その理由は、「様々な茶色」を取り入れているから。そうすることで落ち着きはありつつも、空間に豊かな表情が生まれるんです。主役となるエクステンションテーブルのパーケット天板が、濃淡ある2色の木材を組み合わせたデザインであるため、様々なブラウンカラーもより統一感を持ってまとまっています。

北欧 サイドボード

また他にも、単調にならない空間作りに一役買っているのが、窓際に置いた北欧家具。異なるテイストの家具をポイントとして取り入れることで、適度にはずしの利いたかしこまり過ぎない空間になりました。

クラシカルなヴィンテージエクステンションテーブルがアクセントの、畳ダイニング

バタフライテーブル セット

落ち着いた色味のバタフライテーブルを取り入れた、和室ダイニングです。ヨーロッパテイストのエクステンションテーブルを取り入れれば、畳のお部屋もぐっと和モダンらしく雰囲気が変わりますね。ここでは民芸家具のヴィンテージエクステンションテーブルを使っていますが、同じく落ち着いた色味のイギリスアンティークでも、充分実現可能なコーディネートです。ここではちょっとモダンな和製アンティークの収納棚やオリエンタルなラグなどを取り入れることで、よりモダンで個性的な空間になりました。

バタフライテーブル 壁

さらにこのお部屋は、折りたためる座卓とバタフライテーブルのよさを生かして、床座と椅子座どちらも楽しめるスペースに仕上げています。バタフライテーブルは天板を畳んで壁につけて置けば、花などを飾るコンソールテーブルとしても活躍してくれます。しまい込むだけではなく、使わない際も別用途で活躍してくれる、バタフライテーブルのよさを実感できる空間になりました。

北欧ヴィンテージのバタフライテーブルが活躍する、ダイニングコーディネート

バタフライテーブル 省スペース

エクステンションテーブルを初めとする家具をほぼ北欧もので統一した、北欧家具好きさんにはたまらないリビングダイニングコーディネートです。

バタフライテーブル カウンター

このお部屋ではヴィンテージのバタフライテーブルの天板を片方折りたたみ、壁にぴったりと付けるよう設置しています。お客さんが来る時はさておき、普段は天板をたたんで使うという方におすすめの使い方です。
まるでカウンターテーブルのような雰囲気になり、ドロップリーフテーブルなど、他のエクステンションテーブルとはまた違った、おしゃれな雰囲気を楽しめますよ。

北欧ヴィンテージのエクステンションテーブルがアクセントの、和モダンなダイニング

和モダン ダイニング

北欧のヴィンテージエクステンションテーブルを取り入れた、和モダンなダイニングコーディネートです。シンプルなデザインの北欧エクステンションテーブルなら、このように和の空間にもよく合います。特に昭和初期以降に作られたレトロな家具とは、「飴色の木肌」という特徴が共通していることから非常に相性がいいんですよ。

北欧 エクステンションテーブル

ここでは天板の形が四角では無く丸いエクステンションテーブルをあえて選ぶことで、まるでちゃぶ台を置いたような印象になり、懐かしさと優しさを感じる空間になりました。

まとめ

アンティークエクステンションテーブルに関して、盛りだくさんでお届けしてきましたが、いかがでしたか。

アンティークのエクステンションテーブルは天板の大きさを変えられるという機能性の高さから、通常のアンティークのテーブルよりも、選ぶ際に気を付けて検討しておきたい点が多いです。けれどもそんなポイントを余すこと無くこの記事に盛り込みましたので、これさえ読めば大丈夫。記事の内容を順番に確認しつつ、何が自分にぴったりか整理して考えていけば、とびっきりのアンティークエクステンションテーブルに出会えるはずです。

この記事があなたのエクステンションテーブル探しの助けになればうれしいです。

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