アンティーク全般

インテリアにも暖房具にも使える!アンティーク火鉢の簡単活用術

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アンティーク 火鉢 関東長火鉢

昔は、どの家庭でも見かけた火鉢。今ではすっかり消えてしまった日本の文化かと思いきや、近頃、田舎暮らしや古民家暮らしへの憧れとともに、にわかに注目の兆しがあることにお気づきの方も少なくないはず。そんな中、アンティークの火鉢は、実は、新品よりもお手頃で手に入れられるということもあって、人気が高まりつつあるのです。

とはいえ、インテリアアイテムとして活用したいけれど、あるいは、昔ながらに暖房器具として使ってみたいけれど、その方法がわからないというお悩みも聞こえてきます。

昭和の頃まで、広く一般に使われていた火鉢は、身近に感じることができてしまえば、活用はさほど難しいものではありません。というわけで、今の生活にもしっくり馴染むインテリアでの活用アイディアと、意外と簡単な火鉢の使い方をお伝えします。アンティークの火鉢をこれから手に入れようと思われている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

これが定番!アンティーク火鉢の種類とデザイン

アンティークといえば、今となっては手に入らない素材やデザインが魅力です。特に、火鉢に関して言えば、作り手も、技術も消えつつあるばかりでなく、使われていた材料も、今では手に入らなくなってしまっているものがほとんど。素敵なものを見つけようとするならば、やはりアンティークを抜きには語れません。

アンティーク 火鉢 素材

アンティーク火鉢の定番の素材といえば、

・木製
・陶磁器製
・金属製

の3種類。この他に、「手あぶり火鉢」も人気です。まずは、この4種類を中心に、アンティーク火鉢を選ぶときには欠かせない、定番のデザインをご紹介します。

見どころの多さが魅力。木製のアンティーク火鉢

木製の火鉢は、種類も多く、アンティークとしては恐らく数も一番多いのではないかと思います。骨董品や古道具がお好きな方にとっては、木味や木目など、見どころの多さが魅力。さらに、今では手に入れることの難しい木材が使われていたり、当時の職人が技を駆使して作られた逸品が多いのも、ますます惹かれるポイントです。

木目を楽しみたいのなら、長火鉢

長火鉢とは、長方形の木箱の中に炉が収められた火鉢のこと。関東と関西で見た目が大きく異なります。

アンティーク 火鉢 欅材
材料となる木材のなかで、一番多く使われているのは、欅(けやき)材。堅く、耐熱性に優れていることはもちろん、木目の美しさからも、火鉢の材料として特に好まれました。なかでも、玉杢といわれる美しい木目を持つものは、特に貴重とされます。

アンティーク 火鉢 黒柿材
欅材よりも、さらに珍重されるのは、墨が入ったような木目が美しい黒柿(くろがき)材。木そのものが非常に珍しい黒柿が大胆に使われた火鉢は、見つけるのも難しい高級品です。

  • 関東長火鉢(江戸火鉢)

アンティーク 関東長火鉢 キセル

時代劇などで、キセルと一緒に使われているイメージが強いのが、関東長火鉢。別名、江戸火鉢とも呼ばれます。長方形の箱のように見える本体の、横や下部には、数杯の引き出しが付いていて、小物をしまえるようになっています。

アンティーク 関東長火鉢 小引き出し

機能もさることながら、一見すると、シンプルな長方形は、実は木の味わいを一番感じやすい形。引き出しの無い、まっさらな面を“表”として、木目を楽しみ、引き出しの金具で装飾のアクセントを楽しむことができます。

  • 関西長火鉢

アンティーク 関西火鉢 テーブル

長方形の炉の周りに、テーブルのような縁取りが付けられた、関西長火鉢。その見た目どおり、幅広い縁の上をテーブルとして、お茶やお酒、また、簡単な食事をしたのだそうです。関東長火鉢と同じように、下部に引き出しが付いているものも多くあります。引き出しの中は、良く乾燥しているため、お茶や海苔の保管にも最適です。

アンティーク 関西火鉢

日常生活の中にしっくりと馴染む、暮らしに寄り添う形もまた、関西長火鉢の魅力です。縁の厚いものの方が、作りの良いものが多く、高級とされています。

高級感と手軽さが魅力。箱火鉢

アンティーク 箱火鉢 黒柿

炉を、正方形に近い四角い箱に収めたようなコンパクトな火鉢は、箱火鉢と呼ばれます。小さくて軽いので、移動に便利。昔は、家の個室や、旅館、飲食店などで活躍していたのだそうです。

アンティーク 箱火鉢

引き出しなどの装飾はほとんど付いておらず、長火鉢に比べても、さらにシンプルです。でも、このシンプルさがゆえに、木目など楽しむことができるのもまた事実。側面の持ち手の形が装飾的になっていたり、炉の縁枠の木材に、本体とは異なる木材を使ったり、デザインに密かな楽しみを見つけることができるのも楽しみの一つです。

“木”本来の姿を楽しむ、くりぬき火鉢

アンティーク 刳り貫き火鉢

木材の内側を刳り貫いて、その穴に炉を埋め込んだ、その名も“くりぬき火鉢”。

アンティーク 刳り貫き火鉢 装飾
丸太をそのまま活かした切り株のようなものや、成型された丸いものまでさまざまな形があります。くりぬき火鉢の一番の魅力といえば、なんと言っても、自然の木そのままの形、木目、そして、雰囲気を楽しめるところ。その自然本来の美しさに、さらに彫刻や蒔絵が施され、装飾性を際立たせたものもあります。
木そのものの美しさと、装飾の美しさを両方楽しむことができるのは、くりぬき火鉢ならではです。

華麗な装飾が美しい、大名火鉢

アンティーク 大名火鉢

他の火鉢にはない、独特の形を楽しめるのが、猫脚がついた大名火鉢。
全体に漆が塗られたり、なかには象嵌や螺鈿、金具装飾が施されたものもあり、“大名”と呼ばれるだけある高級感あふれる火鉢です。雛道具にも含まれていて、時代によっては嫁入り道具であったこと、ある程度の地位のある裕福な家で使われていたことがわかります。

アンティーク 大名火鉢
火鉢という道具としての魅力はもちろん、漆器としての美しさも併せもった大名火鉢は、観賞用として床の間に飾られることもあったとか。高級感ある和の風情を、眺めて楽しむことのできる火鉢です。

色彩とデザインが豊富、陶磁器製(瀬戸火鉢)

アンティーク 瀬戸火鉢 染付

木製の火鉢に並んで、アンティークの数が多いのが磁器製の火鉢。瀬戸火鉢とも呼ばれています。瀬戸火鉢の特徴は、何といっても、その色彩とデザインの豊富さ。現在、よく見かけるアンティークの瀬戸火鉢は、明治~昭和頃、庶民のために作られたものです。生活が豊かるにつれ、装飾的にもこだわった鮮やかな彩色の火鉢が数多く作られるようになりました。
アンティーク 火鉢 十錦手
陶磁器に豊富な絵柄があるように、火鉢にも、青の「染付(そめつけ)」や、赤・緑・黄などが使われた多彩な「十錦手(じっきんで)」など、目を惹くものがたくさんあります。他にはない色彩豊かな瀬戸火鉢は、ポイントインテリアとして取り入れるのもおすすめです。

彫金と枯れ色に深みを感じる、金属製(金火鉢、唐金火鉢)

アンティーク 金火鉢 唐金火鉢

銅や真鍮で作られた金火鉢(かねひばち)。昔は、真鍮や古銅などを総称して唐金(からかね)と呼んでいたことから、唐金火鉢とも呼ばれます。

アンティーク 金火鉢 彫金

人びとの生活が向上してきた江戸時代中~後期頃から、少し高価な唐金製品が、始めは仏具に、その後、火鉢などの日用品でも作られるようになりました。装飾品としてのこだわりをもって生まれた唐金火鉢には、細かい彫金が施されたものも多くあり、高級感が感じられます。さらに、金属ならではの枯れ色に、アンティークらしい深みを味わうことができます。

活用方法はアイディア次第、手あぶり火鉢

アンティーク 手あぶり火鉢

手あぶり火鉢とは、一人用の小振りな火鉢のこと。デザインの一種と思われていることがありますが、実はそうではなく、素材や形はさまざまです。もともと、客間に置かれることが多く、一つは来客用に、一つは主人用に、二つ一組で作られていました。今では、二つをバラバラにして、比較的安い価格で販売されていることも多く、気軽に手に入れられるので人気です。

アンティーク 手あぶり火鉢 卓上での使用

サイズも小さな手あぶり火鉢は、ダイニングテーブルの上で使うことも可能です。水に濡れても平気な陶磁器製を、ワインクーラーやとして利用される方もいらっしゃるそうですよ。

アンティーク火鉢の価格は?

アンティーク火鉢の購入を検討したところで、気になるのはその価格。
デザインのご紹介の際にも少しお話ししましたが、現在、火鉢を作る職人さんが少ないこと、材料となる良質な木材が手に入りにくいことなどから、アンティークよりも、新品の火鉢を手に入れるほうが高価だったりもします。そういう点でも、アンティーク品を手に入れるほうが、むしろお得かもしれません。
ここでは、ご紹介した種類ごとに、アンティーク火鉢の相場がどれくらいなのかを確認しておきましょう。

  • 長火鉢:50,000円~200,000円程度

アンティーク長火鉢の値段

長火鉢の価格を左右する一番の要因は、使われている木材。欅、黒柿、紫檀(したん)などが高級素材の代表です。さらに貴重とされる欅の玉杢や、無垢の黒柿となれば、200,000円以上の値段が付けられています。

  • 箱火鉢:10,000円~50,000円程度

アンティーク 箱火鉢の値段

長火鉢に比べて小振りなぶん、値段はお手頃です。
箱火鉢の場合でも、価格の違いは、木材の違い。木目の美しさは、高級さの証でもあります。

  • くりぬき火鉢:20,000円~80,000円程度

アンティーク 刳り貫き火鉢の値段

くりぬき火鉢の価格の違いは、木材、大きさ、装飾、の3つ。木材の価値に加え、彫刻、蒔絵など、手の込んだ装飾が加わると値段が上がります。

  • 大名火鉢:50,000円~150,000円

アンティーク 大名火鉢の値段

大名火鉢の場合、装飾の豪華さによって、値段が大きく変わります。美術品の類に入ってしまうような物となると、そもそも市場に出回らないこともあるうえに、値段も相当高くなります。

  • 陶磁器製火鉢(瀬戸火鉢):10,000円~100,000円程度

アンティーク 瀬戸火鉢の値段

大正から昭和初期に、日用品としてたくさん作られた瀬戸火鉢は、比較的お手頃なものを見つけることができます。なかには、陶磁器として一般に価値が高いとされる「伊万里」や「ノリタケ」などもあり、火鉢でもやはり値段が高めになっています。

※ 最も多く生産されたのは、信楽焼の「なまこ火鉢」と呼ばれるもの。その当時、全国の火鉢の約9割を生産していたのだそうです。青や茶色の海鼠釉(なまこゆう)が特徴のなまこ火鉢は、残っているものも多いので、10,000円以内で手に入るものもあります。

  • 金火鉢(唐金火鉢):15,000円~50,000円程度

アンティーク 金火鉢の値段

明治から昭和頃、庶民の間でも広く使われていた道具としての金火鉢には、手に入れやすい価格のものも多くあります。一方、金工作家によって作られた工芸品もあり、有名な作家の作品となると、150,000円以上の高値が付いているものもあります。

  • 手あぶり火鉢:二つで20,000円~120,000円程度

アンティーク 手あぶり火鉢の値段

手あぶり火鉢は、本来二つを一組として販売されますが、今では、バラで売られていることもあります。バラ売りの場合には、他の火鉢より小ぶりな分だけ、安い値段で手に入れることができます。

意外と使える、インテリアでの活用術

「実家の蔵から出てきた火鉢をどうしよう」
「デザインに惹かれて思わず買ってしまった火鉢をどうしよう」

そんな心配は必要ありません。アンティーク火鉢の使い道は意外と広いのです。

コーディネートに合わせて、アンティーク火鉢の活用アイディア

形・素材・大きさもさまざまなアンティーク火鉢は、アイディア次第でいろいろな使い方ができます。ここでは、活用アイディアをいくつかご紹介してみようと思います。デザインも豊富なので、いろいろなスタイルに合わせられるという点にも注目ですよ。

大正ロマンなセンターテーブル、十錦手の瀬戸火鉢

アンティーク 瀬戸火鉢 センターテーブル 大正ロマン

大正ロマンのコーディネートの特徴としてよく挙げられるのが、独特な多色使いですよね。落ち着いた濃い茶色などの基本色に、アクセントとして赤や緑、黄色などの原色を入れると、大正ロマンらしい配色になります。そのアクセントカラーとしておすすめなのが、十錦手の瀬戸火鉢。鮮やかな色を活かすべく、ガラス天板を使って、センターテーブルにしてみてはいかがでしょうか。インテリアの中心として、存在感を放ってくれるはずです。

上品な和の鉢カバー、箱火鉢

アンティーク 箱火鉢 鉢カバー

インテリアを上質な和でまとめるときには、雰囲気を壊さないために、細かい部分まで気を配りたいところ。上品さを出すのなら、木の風合いを最大限に味わえる、木製の火鉢がおすすめです。さまざまな種類があるのはご紹介したとおりですが、大きさや使いやすさを考えると、箱火鉢が取り入れやすいと思います。植物の鉢カバーとして、箱火鉢をぜひ試してみてください。インテリアの隅々にまでこだわる、繊細さも感じさせることができますよ。

※金属部分のサビに注意
火鉢を鉢カバーに使うとき、錆びやすい炉の金属部分には、注意が必要です。植物を直接入れないことはもちろん、鉢植えの下には受け皿を敷くなど、水分を避けるようにしましょう。

デザインにもこだわる傘立て、瀬戸火鉢

アンティーク 瀬戸火鉢 傘立て

スペースが限られているがゆえに、インテリアに手をかけられず、そっけない雰囲気になりがちな玄関。アクセントを加えたいなら、傘立てとして、彩りも鮮やかな瀬戸火鉢をおすすめします。水にも強い陶磁器製なので、実用性も抜群です。しっとりとした染付や、目を惹く十錦手など、雰囲気に合わせて、自由に選べるのもまた魅力です。

和インテリアに合うテレビ台、関西火鉢

アンティーク 関西火鉢 テレビ台 ローボード

和のインテリアに合うテレビ台がなかなか見つからないというお悩みをよく耳にします。そこで、関西火鉢にひと手間加えて、テレビ台として活用する方法をご紹介します。食卓としても使われていただけあって、もともと台としての機能は抜群。炉を塞ぐか、強化ガラスを天板として載せればテレビ台としてもしっかり機能します。

※ガラス天板は7mm以上が安心
重量のあるテレビを支えるには、天板にする強化ガラスの厚みは、通常7mm以上あるほうが安心です。

インテリアとして使う時に注意すること

アンティーク 木製火鉢 センターテーブル

  • 直射日光を避けること ~木製火鉢

木製の火鉢の場合、強い日差しに当たると木が反ってしまうことがあります。火鉢を置く場所には、直射日光の当たる窓辺などは避けるようにしましょう。

  • 多湿は避けること ~木製火鉢、金火鉢

木製品全般にいえることですが、湿気の多い環境に放置すると、虫食いが発生します。金属製品の場合は、水気をそのまま放置すると、サビが発生してしまいます。頻繁に使用していれば、さほど気にすることはありませんが、長期保存の際には、乾燥剤と一緒にビニールで包むなどして、湿気を避けることが大切です。

  • 定期的に乾拭きを ~木製火鉢、金火鉢

水気に弱い木製と金属製の火鉢のお手入れは、基本的に乾拭きです。どうしても落ちない汚れがある場合には、かたく絞った濡れ布巾でやさしく拭き取ったあと、乾拭きしてしっかり乾かします。特に、金火鉢の場合、汚れを落として空気に触れさせることで、深く落ち着いた枯れ色を出すことができます。

意外と簡単、暮らしの中での活用法

インテリアに取り入れるのもいいけれど、やはり、昔ながらに日々の道具として使ってみたいという気持ちもありますよね。続いては暮らしの中での活用方を学んでみましょう。

アンティーク火鉢の使い方

昔は、道具としてどの家庭でも活躍していた火鉢。使ったことが無いとハードルが高く感じますが、いくつかの注意点さえ押さえておけば、それほど難しくないものです。実際の火のおこし方と、お手入れ方法をお伝えします。

使う前に気をつけたいこと

  • 換気はこまめに

火鉢で燃やす炭からは、一酸化炭素が発生します。
常に換気が行われているような、昔ながらの「低気密」な日本家屋とは違い、現在の住宅のほとんどは、「高断熱・高気密」。換気はこまめに、1時間に2~3回は行いましょう。また、火鉢を使っているときは、常に換気扇を回しておくなど、常に換気を意識することが大切です。

※マンションでも安全?
マンションでも安全に使えるのか、と気にされる声を聞きます。“マンションだから” 特に危険と言うことではありませんが、マンションは特に気密性が高いので、その分注意が必要であることは忘れないようにしましょう。
  • 念のため、断熱シートを

火鉢の中に入れる灰には、断熱効果があります。通常は、灰で十分なのですが、量が少なすぎたり、陶磁器製や金属製など伝熱性の高い素材だったりすると、まれに畳や床を傷める可能性があります。心配な場合には、断熱シートを敷いておくと安心です。

  • 暖まり方の違いを理解

昔の暖房器具である火鉢と現代の暖房器具は、暖め方が大きく違います。エアコンやヒーターなどは空気を暖めるのに対し、火鉢は手や体を温めます。炭から出る遠赤外線により、体の芯から温まるとは言うものの、現代の暖房器具に慣れてしまった私たちには、やはり背中あたりに寒さを感じるかもしれません。昔ながらに“はんてん”を羽織ったりするのも風情があって素敵です。

実際に火をおこしてみる

〇準備するもの:

アンティーク火鉢の道具 灰…灰が無くては火鉢を使うことはできません。炉の中に灰を敷き詰めて、その上で炭を燃やします。灰には、断熱材の役割もあります。

アンティーク火鉢の道具 炭… 木“くぬぎ炭”や“なら炭”が扱いやすくておすすめです。

アンティーク火鉢の道具 火おこし器火おこし器… 炭に火をつける時に使います。

アンティーク火鉢の道具 火消し壺火消し壺… 燃え切らなかった炭を、途中で消すときに使います。

アンティーク火鉢の道具 灰ならし灰ならし… 灰を平らにする道具です。

アンティーク火鉢の道具 火箸火箸… 炭を移動させたり、火力の調整に必要です。トングなどでも代用できます。

アンティーク火鉢の道具 五徳五徳(ごとく)… 火鉢の上で、お湯を沸かしたりするときにあると便利です。

ほとんどの道具や材料は、ホームセンターやネットショップなどで購入可能です。「火鉢用品」あるいは「キャンプ用品」で探すと見つかります。
続いては、実際の使い方の説明です。

  • (1)炉に灰を入れる

アンティーク火鉢の使い方 灰を入れる灰の量は、深さの3分の2が目安です。灰ならしを使って、灰を平らにします。
灰には断熱材の役割もあり、5cm程度敷き詰めれば、火鉢の下はさほど熱くなりません。

  • (2)五徳を据える

アンティーク火鉢の使い方 五徳を置く3本の爪のうち、2本を手前に、もう1本が向こう側になるように置きます。灰の中心に、水平を保ちながら、少しずつ沈めます。輪が少し沈んだら、周りから灰をかけ、輪を完全に隠して、設置完了です。

  • (3)火おこし

アンティーク火鉢の使い方 火をおこす火おこし器に炭を入れ、弱火~中火のガスコンロにかけます。15~20分ほどで、炭全体が赤くなれば準備完了です。
最近のガスコンロでは、自動消火センサーが働いて火が消えてしまうことがあります。もし、お庭や広めのベランダなど、火おこしができるスペースがあるお宅なら、アウトドア用の着火剤とバーナーで火を起すという方法もあります。

※注意※
カセットコンロは使ってはいけません。炭から放射される熱によってガスボンベが熱せられ、爆発する危険があります。
  • (4)火のついた炭を火鉢に

アンティーク火鉢の使い方 炭を入れる灰の真ん中を少しくぼませ、火の付いた炭を立てて置きます。
アンティーク火鉢の使い方 炭の置き方炭は、立てて置くのが基本ですが、火を弱めたい時、炭を長持ちさせたい時には横に寝かせます。

  • (5)火を消すときは…

アンティーク火鉢の使い方 火の消し方火消し壺に入れ、蓋を閉めて酸素を遮断することで火を消します。
火消し壺本体とその周りは大変熱くなりますので、動かす必要のない場所や高温に耐えられるものの上に置いておきましょう。火消し壺の中で燃え残った炭は、次回また使うこができます。

灰の中に完全に炭を埋め、自然に燃え尽きるのを待つ方法もありますが、この時も換気が必要です。
緊急時には、水をかけて火を消します。濡れてしまった炭は、再利用することはできません。

お手入れ方法

  • 〇灰のお手入れ

灰が汚れてきたら、料理用の目の細かい「ふるい」で灰をふるいます。サラサラになった灰だけをまた使います。

  • 〇道具のお手入れ

火鉢と合わせて使い、その都度加熱されることにより、サビの発生は防ぐことができます。万一、サビが発生してしまった場合には、金ブラシでサビをこすり落とし、油を塗っておきます。

  • 〇オフシーズン(夏期)の間の保管方法

火鉢 炉から、灰や炭を全て取り出し、金属部分が錆びたり、木が虫に食われたりすることがないように、湿気を避けて保管します。乾燥剤と一緒にビニールで包むとよいでしょう。

 ふるいにかけて、キレイになった灰を、食品保存用袋食品保存用袋などに密閉して入れ、湿気を防止して保管します。

 食品保存用袋などに密閉して入れ、湿気を防止して保管します。ただし、あまり長い間使わないと湿気や臭いを含んで、火をつけた時にパチパチと跳ねる危険がありますので、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。

道具… 灰や汚れをきれいにふき取り、ホコリが付かないようにして保管します。

アンティーク火鉢が見つかるところ

想像以上に、種類もデザインも豊富なアンティークの火鉢。実際に欲しくなったら、どこを探すのが良いのでしょうか。

インターネット販売も充実

アンティーク 火鉢 インターネット販売

骨董品店や、アンティークショップでも、最近はインターネット販売を行っているところが多いですよね。火鉢も、例外なく、オンラインショップで見つけることができます。
家具などとは違い、見た目や大きささえ確認できれば、決心しやすい火鉢は、インターネットで購入することも、さほどハードルは高くないと思います。お店によって、品ぞろえのこだわりが違っているのもポイント。欲しいものがある場合は、その種類をたくさん扱っているお店を探してみることをおすすめします。
ただし、実際に触ることのできないインターネットでは、購入前の確認が重要です。インテリアとして適切なサイズか、道具として実際に使えるかなど、しっかりチェックしてくださいね。

意外と身近に、家の蔵や物置

アンティーク 火鉢 蔵

ひと昔前まで、生活に欠かせない道具として、広く一般に使われていた火鉢。少し古いお宅では、蔵や物置の中、あるいは押入れの奥などに眠っていることが少なくありません。
もともと、オフシーズンの夏の間には片付けられていたためか、長い時間が経っていても比較的きれいな状態で見つかることがよくあります。実は、骨董品店では、そういった個人宅から、アンティークの火鉢を買い取ってきたりすることも多いのですよ。
火鉢が欲しいと思ったら、ご実家や、親戚のお宅など、身近なところを一度探してみることをおすすめします。

やっぱり見たい、骨董市

アンティーク 火鉢 骨董市

実際に触って質感を見たいという方は、やはり骨董市がおすすめ。日本全国、様々な場所で定期的に開催されています。骨董市は、日曜日に開催されているところが多いので、予定の開いてしまった日曜日、近くで骨董市が開催されていないか、情報収集してみてはいかがでしょうか。

骨董市には、買付けを目的に来ているバイヤーもたくさんいます。良いものは早く売れてしまいますので、種類をたくさん見たければ朝早く行くのがおすすめです。反対に、終わり際を狙っていくと、各お店では値引きをしてくれることが多く、安く手に入れられる可能性が高くなりますよ。

まとめ

遠い存在に感じられて、扱い難そうに見える火鉢も、一歩踏み出してしまえば、ハードルはさほど高くありません。まずは見た目重視のインテリアからでも、はじめから思い切って日常の道具でも、古き良き日本の文化として、火鉢のある生活をぜひ始めてみてくださいね。

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