アンティーク全般

不安を解消、「ちゃんと使える」アンティークスイッチの選び方

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アンティーク スイッチ

アンティークのスイッチの魅力は、なんといってもそのデザイン性ですよね。新品のスイッチはおしゃれなものがあまりないから、という理由でアンティークスイッチに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。アンティークならではのデザインと、こなれた感じがスイッチにも取り入れられたら、お部屋が素敵になること間違いなしです。
けれど具体的なアンティークスイッチの選び方や、取り付けまでの流れは調べてもなかなか出てこず、なんとなく不安になってしまうのではないでしょうか。そこで今回はアンティークのスイッチをデザインだけでなく実用面からも、しっかりと掘り下げていきます。分からないから湧いてくる、アンティークスイッチへの不安を解消していきましょう。

あらためて見る、アンティークスイッチの魅力とは

ビンテージ スイッチ

なんとなくおしゃれなイメージがあるアンティークスイッチですが、その魅力とは何でしょうか。アンティークスイッチの全体像を把握するためにも、改めて確認しておきましょう。
アンティークスイッチの魅力は2つ。まずはデザインが豊富なこと。日本の住宅に付けられているスイッチといえば白いプラスチックのものがほとんどで、選択肢も少ないですよね。けれどアンティークのスイッチは形から素材まで種類が豊富なので、自分の欲しいイメージからスイッチを選べるというメリットがあります。
そしてもう1つの魅力が押し心地。アンティークスイッチの持ち手部分の形は、大きく分けて3種類ありますが、どれも新品にはない新鮮な使い心地なんですよ。毎日何度も触るものですから、気に入った押し心地のものが選べると、毎日がちょっぴり楽しくなりそうですね。

では実際にどんなアンティークスイッチがあるのか、まずは押し心地の観点から見ていきましょう。

押し心地でみる、アンティークのスイッチ

アンティークのスイッチは、押す部分の形状がデザインに大きく影響を与えるため、無視できない存在です。またスイッチは何と言っても、1日に何度も使うもの。デザインだけでなく押しやすさもしっかりと考えておきたいものです。アンティークのスイッチ部分は、その形状によって主に3種類に分かれています。流通量が多い順にご紹介していきます。

「弾く」トグルスイッチ

アンティーク トグルスイッチ

トグルスイッチはアンティークのスイッチの代表的な形で、主にフランス製やイギリス製が多いようです。トグルは聞き慣れない言葉ですが、ピーコートなどについている、ボタン代わりの留木のことを意味します。トグルスイッチはこの留木に似た形の操作レバーが付いており、左右や上下に弾くことでON・OFFが切り替わります。ぱちんと弾く感じが、今の時代にはない新鮮さを感じさせてくれますよね。
ワンタッチで操作が出来ることから、手がふさがっていても押しやすい形です。

「ひねる」ロータリースイッチ

アンティーク ロータリースイッチ

ロータリースイッチはつまみを回して回線を切り替える、今ではあまり見かけない形です。また写真にあるように、多くのロータリースイッチにはON・OFFを表示する覗き窓が付いていて、なんともおしゃれな雰囲気を演出してくれます。なお、つまみ式でも光の量は調整出来ませんので気を付けてくださいね。
このタイプは切り替えには、つまみをしっかりとひねる必要があるので、手が空いていない時は少し手間取るかもしれません。

「押す」プッシュスイッチ

スイッチ アンティーク

プッシュスイッチはボタンを押して、スイッチの切り替えをするタイプです。小振りなボタンを「ぽちっ」と押すものが多いです。これも今やなかなか見ない、珍しい形ですね。またアンティークスイッチとしても数が少ない傾向にあります。ひとつボタンの場合と、ONとOFFのボタンが2つワンセットになっているパターンがあります。
3種類の中では最も押す部分が小さいので、リビングなどさっと点灯したい場所よりも、使用時が限られている場所に設置した方がいいかもしれません。

どの押し心地が自分に合いそうか、なんとなくイメージ出来たでしょうか。次はアンティークスイッチのデザインに迫っていきます。スイッチの形状と合わせて、お気に入りのアンティークスイッチを見つけましょう。

デザインからみる、アンティークスイッチ

アンティークスイッチのデザインは、形と素材で決まります。ここで代表的なスイッチのデザインを押さえて、自分にぴったりのスイッチ選びに役立てましょう。なおそれぞれのデザインはインターネットの場合、素材名と「アンティークスイッチ」というキーワードを一緒に入力すれば、探すことができますよ。

ころんとまんまる型

アンティークスイッチのデザインとして特徴的な、まるまるとした形です。スイッチの本体は、球体を半分に切ったような形状をしています。これは壁の表面に取り付ける「サーフェス型」と呼ばれるスイッチ特有の形で、壁から丸く飛び出すような佇まいが、なんともかわいらしいです。クラシカルでありながらも、ころんとした形が愛嬌をそえてくれますよ。
この形は流通量も多く、素材違いで様々なバリエーションがあります。手に入りやすい順にご紹介していきます。

アンティークらしい、真鍮と陶器

真鍮 スイッチ

つまみがトグル型のスイッチに多いデザインです。スイッチの土台は白い陶器で出来ていますが、土台以外の部分全て、あるいはトグルだけが真鍮で出来たものとバリエーションが2つほどあります。土台以外が全て真鍮で出来たものは、輝きが増す分華やかな印象。ものによっては真鍮に細工が施され、花のような形をしていることもあります。またトグルだけが真鍮のものは、主張しすぎず上品な雰囲気で、お部屋にアクセントを加えてくれます。
なおこのタイプのスイッチは白壁はもちろんのこと、高級感があることから、ダマスク柄などエレガントな柄が付いた壁紙などにもよく合いますよ。

カジュアルで取り入れやすい、シルバーメタルと陶器

スイッチ シルバー

銀色の金属でトグルが出来ているタイプで、先にご紹介した真鍮製スイッチの色違いのようにデザインが似ています。真鍮製がクラシカルなイメージだったのに対し、こちらはよりカジュアルな印象ですね。同じ銀色でも質感にバリエーションがあり、艶のあるものと、マットな質感の艶が無いタイプがあります。またこの銀色はメッキで再現されている場合が多いです。
なお真鍮に比べ輝きが強いので、お部屋から浮かないか、心配に思うかもしれませんね。けれど白地の壁、あるいは暗めの色の木壁などに取り付けると、意外に浮かずに馴染ませることが出来ますよ。

今や珍しい素材、ベークライト

スイッチ 丸型

ベークライトという素材で出来た、アンティークスイッチです。ベークライトは聞き慣れないかもしれませんが、世界で初めて作られたとされる、プラスチックのこと。近年はほとんど使われることがありませんが、現在普及しているプラスチックにはないあたたかみが魅力です。色は白・黒・こげ茶色などのバリエーションがあります。
なおつまみはトグル式が多いですが、真鍮やステンレスとでできたスイッチと形状が異なります。前者はトグルの先端に、指先をかける突起が付いていますが、プラスチック製の場合は直線の棒状のつまみです。

あたたかみのある、陶器製(セラミック)

スイッチ 陶器

 

本体全体が陶器でできているスイッチは、つまみ部分の種類でいくつかバリエーションがあります。よく見られるのがトグル型でつまみがプラスチックや金属で出来ているもの、そしてロータリー型でつまみが陶器のものです。
他にも写真のように、ロータリー型でプラスチックのつまみが付いているデザインも見かけることがあります。このタイプはつまみのリボンのような形が特徴的で、陶器のあたたかみと相まってかわいらしい印象です。

 かっちりした印象のフレーム型

アンティーク スイッチ プレート

 

かわいらしい印象のまんまる型に対して、四角いフレームにスイッチがついているこのタイプは、かっちりとした印象です。定番の形に思えますが、アンティークスイッチとしての流通量は少なく、その大半が「インダストリアルスイッチ」というもの。つまりもともとは、工場など産業の現場で使われていたスイッチなんです。その無骨さが人気の秘密なんですよ。つまみはトグルやロータリー型になっているものが多いです。
また素材は真鍮製で壁に埋め込んで使うタイプが多く、壁から浮き出ないのですっきりとした印象です。

アンティークスイッチのデザインを見てきましたが、機能性の面ではどのようにスイッチを選べばいいのでしょうか。そのポイントをご紹介します。

アンティークスイッチ、購入前に確認したいこと

アンティークスイッチは照明関連機器ですから、実用の問題も気になるところ。購入を決める際に、実用面で押さえたいポイントをチェックしておきましょう。少し専門的な内容もありますが、知っておくと役に立つのでぜひ読んでくださいね。

取り付けはプロに依頼しよう

壁よりも内部の配線などを操作する場合、国家資格の電気工事士免許が必要です。スイッチの取り付けは、必ずプロにお願いしましょう。
また取り付けの際は電気工事店に相談します。おすすめなのが家を建てた際に関与した電気工事店。家の中の配線に詳しいので、工事もスムーズに進む可能性が高いですよ。なおどこに相談すればいいか分からない場合は、電気料金を支払っている電力会社に相談して、住んでいる地域の電気工事組合を聞き、工事の相談を受けてもらうことも出来ます。
なお取り付けの前には、あらかじめ見積もりを取るのが安心ですよ。

何か所から操作するかで、種類が決まる

実はアンティークスイッチは、デザインだけでは選ぶことができません。それとは別に、スイッチの構造に注目する必要があります。具体的には、ひとつの照明のON・OFF操作を何箇所からしたいか、それによって選ぶことができる構造が限定されるのです。スイッチは構造によって基本的には3種類に分けられます。買ってみたものの、使えなかった…なんてことにならないように、デザインにひとめぼれしたら、どの種類の造りなのか確認してから購入してくださいね。

2路スイッチ

2路スイッチ

ひとつの照明(回路)を1か所で操作するスイッチ。照明器具のON・OFFに、もっとも一般的に使用されています。

3路スイッチ

3路スイッチ

ひとつの照明(回路)に対して階段の上下や広い部屋の出入り口、長い廊下の端々など、2か所のどちらからでも照明をON・OFFすることができるスイッチです。

4路スイッチ

4路スイッチ

もともとある3路スイッチに組み合わせ、1つの照明(回路)に対して3か所以上でON・OFFすることができるスイッチです。3階建て以上の階段の照明などに使用します。

アンティークスイッチで最も多く流通しているのが2路スイッチですが、3路以上もあります。現状のスイッチと交換したいなら、今のスイッチが何路スイッチかを確認して、候補を探していくといいでしょう。
なお、3・4路スイッチは2路スイッチとしても使えます。また同じ回線でつながれたスイッチのうち、1部だけをアンティークスイッチにすることも可能ですよ。

埋め込み式は、後付けに向かない

インダストリアルスイッチ

スイッチを取り付けたいタイミングは、家を建てたりリフォームする場合、スイッチだけを後付けで変えたい場合の2パターンがあると思います。まんまる型に見られる「サーフェス型」はどちらにも対応しやすいのですが、問題はインダストリアルスイッチに多い「埋め込み型」。特に配線を通す穴が後部でなく上部に付いている場合、後付けは困難です。埋め込み型アンティークスイッチは、新築やリフォームの際の取り付けがベストと言えます。なお家の壁ができる前に業者に相談し、埋め込みスイッチにあった配線と穴あけをしてもらうのが1番なので、早めに設置の希望を伝えるようにしましょう。

価格はどれぐらい?

真鍮スイッチ

アンティークスイッチの価格は年代、材質、デザイン、珍しさで異なります。全体的な価格帯は4,000~10,000円ぐらい。セットにして少し手頃に売っているお店もあるようです。19世紀に作られたもので、真鍮製、装飾が凝っていて、珍しいものが高価になる傾向があります。なお凝った装飾ではありませんが、インダストリアルスイッチも、価格が高い傾向にあります。数が少ないことに加え店舗用としての需要も多いので、それが価格に反映されているのでしょうね。

欲しいアンティークスイッチが定まってきたら、気になるのは実際の取り付け。取り付け前に確認しておきたいことと共に、その流れをお伝えしていきます。

アンティークスイッチ、取り付け前に知っておきたい5つのこと

アンティークスイッチを取り付けは、業者さんに依頼することになります。けれどその前に、確認しておきたい5つのポイントがあります。それぞれのポイントを押さえておけば、取り付け依頼もよりスムーズに進むはずです。

 漏電ブレーカーがついているか確認

漏電ブレーカー

アンティークスイッチが万が一壊れたら、漏電して火事になるのでは…と少し心配になりますよね。そこであると安心なのが漏電ブレーカー。ほとんどのお家に設置されており、漏電を察知するとブレーカーが落ちるようになっている優れものです。ただし国内に普及し始めたのは30~35年前。古いお家では付いていないかもしれません。自宅にアンティークスイッチを設置したい場合は、先に漏電ブレーカーの取り付けを検討してくださいね。

たくさんの照明はつなげない

アンティーク ガラスシェード

スイッチを使う際に注意したいのは、合計でどれだけの電気がスイッチを流れるかです。スイッチ1つに複数の照明をつなげたい場合は、特に気にしておきたいところ。新品のスイッチは1500Wの電気に対応しているとされてますが、アンティークのスイッチはどれくらいの電気に耐えられるのでしょうか。
まず知っておきたいのが、電球のワット数はアンペアを考慮すると、実際には2割増しの電力を消費するということ。ワット数を単純に当てはめず、2割増しの余裕を持って計算しなければいけません。そして一般的な照明が現代は100W、昔は60Wの電球を使うという差があったことも考慮したいところです。それを踏まえるとアンティークのスイッチの耐えられる電気は、800W程度が限界だと考えられます。とはいえ個体差もあるので、これはあくまで目安。つなげる照明の数は少な目に抑えておくことをお勧めします。

水回りは避ける

アンティークスイッチ 真鍮

スイッチの中に水が入ってしまうと、事故の原因になります。アンティークのスイッチ、とくにトグル型はつまみ部分に隙間が空いていることも多く、水が入る可能性があります。直接水がかかることはないでしょうが、蒸気が出るような場所は要注意。お風呂場の入り口やキッチンのコンロ回りなどは、設置を避けた方がいいようです。

壁の下地の素材を確認

壁 下地材

アンティークスイッチの取り付けのポイントは、壁紙の下にある下地材の種類です。壁の下地材には石膏ボードと、合板などの木材の2種類があります。アンティークスイッチに多いサーフェス型は、ねじで壁に留める形になっていますが、実は石膏ボードには固定することが出来ないのです。壁が石膏ボードの場合は、木の板を壁とスイッチの間にかませることで対処することになります。まずはスイッチを付けたい場所の、下地材の種類を確認しましょう。
なお設置部分の壁の種類を確認する簡単な方法は、画びょうを刺すことです。白い粉が画びょうにつけば、そこは石膏パネルです。他にも取り付けたい場所に近いコンセントカバーを外して、材質を確認する方法もあります。取り付け部分の下地材があらかじめ分かれば、工事もスムーズに進みますよ。

工事の時間と金額の目安 

アンティークスイッチを後付けしたい場合、壁の下地材の確認と必要であれば木板の準備、そして業者さんが配線を把握していれば、工事はおおよそ2時間で終了します。事前の準備が無かった場合は、半日程度掛かるようです。また工事費は1時間につき4,000円程度ですので、約8,000円からアンティークスイッチを設置してもらうことが出来ます。なお新築での取り付けの場合は、施主持ち込みの機器を取り付けるということで、追加料金がかかる場合が多いようです。あらかじめ確認しておくと安心ですよ。

プロに設置をお願いするとはいえ、そこからは自己責任。まだなんとなく安全性が気になるかもしれませんね。アンティークスイッチを取り入れる際に、より安心して使うためのヒントを、最後にお伝えします。

より安全性を高める3つの方法

アンティークのスイッチは素敵だけれど、万が一の際は自己責任でと言われています。分かってはいるけれど、ちょっとひやっとしますよね。ここでは、さらに安全性を高めてアンティークスイッチを使う方法を押さえておきましょう。

無人空間では使わない

スイッチ インテリア

電気回りで怖いのが、なんといっても漏電による発火ですよね。漏電ブレーカーがあるとしても、念には念を入れて、異常に対処できる環境下で使用しましょう。避けたいのが夜間、誰もいない場所での使用です。寝るときに付けたままにする間接照明や、不在時につけておく玄関照明などは避けると安心です。

デッドストック品を探す

アンティーク 電気

デッドストックとは在庫、売れ残り品のことです。アンティークのスイッチにもデッドストックが存在します。
未使用品なので、汚れや使用による傷みが無く状態がいいのです。同じアンティークスイッチでも、より安心して使うことが出来そうです。

アンティークのスイッチカバーを利用する

アンティーク スイッチカバー

スイッチカバー 真鍮

流通量はスイッチよりかなり少ないですが、アンティークのスイッチカバーも存在します。安全性を考えスイッチ本体は新品で、スイッチカバーだけでアンティークの雰囲気を味わうこともできます。なおほとんどのアンティークのスイッチカバーには、日本規格のスイッチが合わないので、お店が新しい海外規格のスイッチを付けてくれることが多いようです。

まとめ

いかがでしたか。取り付けに関する情報も少なく、敷居の高い印象があるアンティークスイッチですが、ポイントを知れば、敷居も低くなるように感じます。あこがれをそのままにしておかず、ぜひ実際にあなたのお家に取り入れて使ってみてくださいね。

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