アンティーク全般

あなたのお部屋にしっくりくる、アンティークワードローブの選び方。

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アンティーク ワードローブ

アンティークのワードローブは洋服好きの方ならば、1度はあこがれたことがある家具なのではないでしょうか。ただ収納するだけでなく、思わず中を見せたくなってしまうぐらい整った印象を持たせながら洋服をしまえるのは、ワードローブならではの魅力ですよね。
さらに新品のワードローブは装飾性を削ぎ落としたシンプルなデザインのものがほとんどですが、アンティークのワードローブは個性あるデザインとアンティークならではの味わいで、お部屋の素敵なアクセントになってくれます。

けれどもクローゼットが普及した今、ワードローブはあまり馴染みがない家具に。実際に家に置いて使うイメージがわきにくく、選びにくいと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は数あるアンティークワードローブの中からあなたにとって最適な1台を選ぶために、アンティークワードローブの種類をデザイン性、そして機能性の両面からしっかりと分類し掘り下げていきます。これを読んでいただければ「何となく」ではなく自信を持って自分に合ったワードローブを選べるようになるはずです。

Contents

デザインで選ぶ、アンティークワードローブ

作られた国によって、アンティークワードローブのデザインはずいぶん異なります。まずここでどんなデザインが手に入るのかを知って、自分が欲しいアンティークワードローブのイメージを作っていきましょう。ここでは代表的な5種類のデザインをご紹介していきます。

重厚な雰囲気の、イギリスアンティークワードローブ

イギリス ワードローブ

重厚で気品ある雰囲気が欲しいなら、イギリス製のアンティークワードローブがおすすめです。イギリスアンティークワードローブには「オーク」「マホガニー」といった木材がよく使われますが、その深みのある色味、そして木目の美しさが重厚感ある佇まいの秘密です。

アンティーク家具 オーク

またイギリスアンティークに特徴的なのが、植物などのモチーフを表現した彫りです。その凝ったデザインは目を引きますが、彩色を施さずあくまで木の美しさを主役にしているので、華美になり過ぎずお部屋に上品な印象を与えてくれますよ。

繊細でどこか女性的、フランスアンティークワードローブ

フランス ワードローブ

繊細で女性的なものが欲しい方にぴったりなのが、フランスで作られたアンティークワードローブです。フェミニンな香りがするその秘密は、ほとんどのフランスアンティークワードローブのデザインに取り入れられている「ロココ様式」。

アンティーク ロココ調

ロココ様式は18世紀にフランスで流行した、直線ではなく曲線を多用したデザイン様式です。ロココの象徴である貝や草花をアレンジしたモチーフが装飾として取り入れられていると、華やかさが一段と増します。1台でお部屋の雰囲気をガラリと変えることが出来るほど、ロマンティックなデザインが魅力的です。

シンプルなのにおしゃれ、北欧ビンテージワードローブ

北欧 アンティーク

シンプルでスタイリッシュなアンティークワードローブが欲しい…そんな方におすすめなのが北欧ビンテージのワードローブです。北欧デザインのワードローブは「木目」が見所のひとつです。

北欧 ヴィンテージ

例えばワードローブの引き出しに注目してみましょう。他の国のワードローブでは引き出しの段ごとに木目が変わっていることが多いですが、北欧デザインのワードローブは段から段へ流れるように木目が繋がっており、木目の流れもデザインの一環として大切する北欧デザインの特徴がよく表れています。この家具全体で捉えられた木目の美しさが、シンプルだけで終わらない洗練された雰囲気をお部屋にもたらしてくれます。
また大きさのせいでなかなか購入に踏み出せない方を後押ししてくれる、キャビネットくらいの小振りなタイプが手に入りやすいのもポイントですよ。

素朴な温かみが魅力の、日本製アンティークワードローブ

和製アンティーク 収納家具

重厚感というよりも使い込んだ味わいが欲しいなら、日本製のアンティークワードローブがぴったりです。西洋の影響を受けながらもどこか日本の素朴さを持つデザインは、親しみやすいあたたかみが魅力的です。
また日本製のアンティークワードローブは時代によって特徴が異なります。洋服が今ほど一般的ではなかった明治・大正時代のものは、主に特注で作られ数が非常に少なく、デザインも注文主のこだわりを反映した個性的なものが多いです。その後昭和に入るとシンプルなデザインの量産品のワードローブも作られるようになりました。

和製 アンティーク

特注品であっても量産品であっても、日本製のアンティークワードローブはイギリスやフランスのものと比べ高さが低いので、小柄な方にも使いやすいだけでなく、ワードローブの上のスペースもものを置くのに活用しやすいというメリットがあります。

色つきがかわいらしい、ペイントが施されたアンティークワードローブ

アンティーク ペイント

色つきならではのかわいらしい雰囲気がお好きなら、チェックしておきたいのがペイントが施されたアンティークワードローブです。日本製やヨーロッパ製などのアンティークワードローブに新たにペイントを施したもので、華やかで愛らしい雰囲気が魅力です。

アンティーク 脚

またアンティークワードローブのペイントによく使われる、淡いパステルカラーや白などのいわゆるシャーベットカラーは、かわいらしいだけでなく家具の存在感を軽く感じさせる働きもしてくれます。大きなワードローブを置きたいけれど、出来るだけ部屋に圧迫感を出したくない…そんな方はシャーベットカラーでペイントされたワードローブに目を向けてみるのも1つの手ですよ。

アンティークワードローブを選ぶポイント~収納~

実はひとことでワードローブと言っても、収納面で分類すると大きく分けて3つの形があるんです。それぞれのタイプの特徴を順番にご紹介していきますね。

吊り下げ収納タイプ

木製 ロッカー

扉を開けると洋服を掛ける収納スペースだけがあるタイプで、上下に取り外し可能な棚板が付いている場合もあります。高さがある分、丈の長い洋服や高さのあるものをしまうことができます。

ワードローブ ハンガー

アンティークのワードローブはポールに洋服を吊り下げるものがほとんどですが、ポールには洋服を横に掛けていくお馴染みのタイプと、洋服を奥から手前にかけていくタイプの2種類があります。奥から手前にかけるタイプは一見使いにくそうですが、ポールがスライドして手前に引き出せるようになっているものが多く、横かけと同様に掛けてある洋服は一目見て把握することができます。

吊り下げ収納+チェストタイプ

ワードローブ 収納

吊り下げ収納のスペースの下に引き出しがついたタイプで、ワードローブの吊り下げ収納に加えチェスト収納も楽しめます。下の引き出しは吊るすと伸びてしまうセーターや、しわになりにくいジーンズなどのパンツをしまうのに使い勝手が良さそうです。

家具 引き出し

ただし気を付けたいのがチェストの引き出しの深さ。あくまで上の吊り下げ収納のスペースがメインで作られているので、引き出しに割り当てられる高さは控えめです。引き出しの深さは10〜15cmほどのものが多く見られ、たまに見られる深いものでも22cm程度しかありません。洋服を畳んで立てるようにしまいたい方は特に、洋服が入りそうか事前に検討しておきましょう。

吊り下げ収納+棚収納タイプ

ワードローブ 棚

洋服を吊り下げて収納するスペースと、棚で収納するスペースが左右で半々に分かれているタイプです。細かく分かれた棚に種類別にしまいやすいので、パッと見て何があるか分かりやすく収納することが出来ます。

収納 ディスプレイ

ちなみにこの棚は、ワードローブを使い慣れた西洋では靴・帽子・鞄など洋服周りの小物をしまうことが多いです。その他にもセーター、ジーンズ類、アイロンをかけたシャツなどを畳んで重ねて収納するのもよくある使い方です。またちょっと変わった活用法としては、棚の1段をアクセサリーを飾るスペースにしたり、香水やちょっとしたメイク用品を置いてお出かけ前の身だしなみを整えられるようにする、なんてものもあります。
洋服周りのものだけ収納するもよし、お出かけ前の身だしなみを整える場所と考えてもよし。自由な発想で棚の中をレイアウトしてみてくださいね。

アンティークワードローブを選ぶポイント
~使い勝手を左右する3つの要素~

収納の種類についてざっと見たところで、次は細かい機能面を左右する背の高さ・扉・鏡の3つの要素について解説していきます。各要素についてどんなバリエーションがあるのか、またそれぞれどんな方に適しているのかをお話していきますよ。

背の高さにバリエーションあり

コート 収納

アンティークのワードローブは背の高いものが多いイメージですが、実際の高さは120cm~190cm台とバリエーションがあるのです。まず高さを選ぶために、掛けて収納したい洋服の長さがワードローブに収まるかを考えてみましょう。例えば高さ120cmのワードローブだと、ロングコートは長さによって裾を引きずってしまいます。けれど長さ90cmの膝丈ぐらいのコートなら楽に収まるので、意外と長い丈の服も掛けることが出来ますよ。
洋服の丈との相談が済んだら、お部屋で出したいスケール感と欲しい収納量に合わせて、高さを選んでくださいね。

扉の種類を確認

アンティークワードローブの顔ともいえる扉は、使い勝手や見た目を大きく左右するパーツです。ここではアンティークワードローブの扉の種類をご紹介していきますね。

使い勝手を左右する「片開き」と「両開き」

ワードローブ 鏡

アンティークワードローブの扉には1枚扉の片開きと、両開きの2種類があります。片開きはワンアクションで扉を開くことが出来るメリットがありますが、部屋の隅に置きたい方は設置場所に少し注意が必要です。
片開きは部屋の隅に置く時に、右を壁につけるか左を壁につけるかで使い心地が大きく変わるので、自宅の生活動線をイメージしながら使いやすい置き場所を考える必要があります。

収納 両開き

対して両開きは開け閉めにツーアクションが必要ですが、置き場所をあまり選ばないのと、右開きに比べ扉の開閉にスペースをとらないのがいいところです。奥行きに余裕が無い場所に置くのならば、両開きの方が適していると言えます。

ちょっと変わり種?目を引くグリアージュ

アンティーク ペイント

アンティークワードローブの扉と言えば木製のものが一般的です。けれどたまに見かけるのが、元々大きなガラスや鏡が入っていた部分に金網が張ってある「グリアージュ」というタイプ。一風変わって見えますが、中に収納したものを見せてディスプレイも楽しめるという普通のワードローブとひと味違う特徴が人気です。

グリアージュ

でもこのグリアージュ、デザイン面で優れているだけでなくワードローブとしても機能的なんです。金網が張られていることで通気性がよくなり、湿気や臭いがこもるのを防いでくれる嬉しい機能があるので、風通しが悪いお部屋でも快適に使うことが出来ますよ。
ただし洋服が外から遮断されないので、虫がつきやすいのは否めません。洋服を傷めないためにも虫がつきやすい、ウールやシルクといった動物性の繊維を使った洋服は掛けないのがベターです。

鏡はいる、いらない?鏡の種類をご紹介

ワードローブの中には鏡が付いているものと付いていないものがありますが、身だしなみをチェックするのに鏡があると嬉しいという方も多いと思いますので、簡単に鏡のバリエーションを紹介しますね。

鏡付き家具

鏡は大きさと付いている位置で、いくつか選択肢があります。大きさは全身鏡と顔だけが映り込む小さめサイズの2種類があります。顔だけ映るサイズはどの国のワードローブにも見られます。けれど全身鏡はフランスやイギリスのアンティークワードローブに多い傾向があるので、全身鏡が付いているものが欲しい方はこの2つの国に的を絞って探すといいですよ。

アンティーク ロッカー

鏡の付き位置は、扉の内側と外側の2つのタイプがあります。鏡が外に付いていると嬉しいのが、いつでも鏡が覗けることとお部屋が広く見えることです。お部屋をより広く見せたい場合は、鏡の面積が広い方が効果的なので、出来るだけ全身鏡が付いているものを選ぶといいですよ。
扉の内側に鏡がついている場合は、鏡を見ながらコーディネートを考えやすいことに加え、鏡にホコリがつきにくいというメリットがあります。自分の毎日の生活をイメージしながら、どのタイプが適当か選んでみて下さいね。

アンティークワードローブを選ぶ際に気を付けたいこと

気に入ったアンティークワードローブを買っても、使ううちに傷みや動作のしにくさに気付いたらがっかりしてしまいますよね。今回はアンティークのワードローブを選ぶ段階で気を付けておきたい、傷みや動作などのチェックポイントをご紹介します。

鏡の状態を確認

鏡 劣化

鏡付きのアンティークワードローブを選んだら、確認しておきたいのが鏡の傷みです。古い鏡には年代を経たものならではの傷みがある可能性があります。傷・欠け・割れはもちろんのこと、鏡がくすんでいないか、そして黒い斑点のような汚れが無いか確認してみましょう。くすみや黒い斑点は一見すると鏡の表面上の汚れに見えますが、実は鏡内部の劣化による変色である場合が多く、これは取り除くことが出来ません。
でもそんな取れない汚れも、鏡を新しいものに交換して対処することが出来ますので、気になったらお店に問い合わせてみてください。

扉がスムーズに動くか、ちゃんと閉まるかチェック

洋服 収納

毎日開け閉めするものなので、扉が快適に使えるかは大切ですよね。まずは扉がスムーズに動くか確認しておきましょう。もちろんスムーズな動きを保つためには、日頃の金具部分のメンテナンスもポイントです。メンテナンスの方法は後ほどお手入れの章でお伝えしますね。

キャッチ 扉

さらにここでもうひとつチェックしておきたいのが、扉がきちんと閉まるどうかです。アンティークのワードローブの扉は経年変化のため多少なりとも歪んでおり、きっちり閉まらない場合があります。けれども歪みは、キャッチ(※)をつけることで閉まるようになる程度なら問題ありません。閉まりにくいと感じたら、まずはキャッチをつけてもらえるかお店に相談してみるといいでしょう。

※キャッチとは家具などの扉が自然に開いてしまうことを防ぐ金具のことです。
仕組みによって種類が複数ありますが、アンティーク家具には「ローラーキャッチ」というキャッチがよく使われます。

メンテナンスをしているお店で購入

アンティーク家具 修理

アンティークワードローブは出来るだけ、メンテナンスをしているお店で購入するのがおすすめです。先ほどお伝えしたチェックポイントで気になる点があったら対応してもらいやすいですし、家具の構造に詳しいので、実用面での問い合わせにも丁寧に対応してくれるでしょう。
さらに可能であれば購入前の不具合だけでなく発送直後、そして使っていくうちに生じる不具合にも対応してくれるお店を選びましょう。ずっと使いたいアンティークワードローブですから、購入するお店も長期使用を応援してくれるところなら、なお安心ですよ。

アンティークワードローブの価格は?

実際に購入を検討する際に気になるのが価格ですよね。冒頭でご紹介したデザインごとにアンティークワードローブの価格帯をご紹介します。

イギリスアンティークワードローブ

イギリス アンティーク

13万円台から24万円台が相場です。
イギリスアンティークのワードローブの価格を左右するのは、主に彫刻の凝り具合です。木材に施された彫刻の面積が広いほど、価格が高くなる傾向にあります。扉の全面に彫刻が施されたものは特に高価です。

フランスアンティークワードローブ

フランス アンティーク

21万円台から26万円台くらいが平均的です。
同じヨーロッパアンティークでも、フランスアンティークのワードローブはイギリスアンティークよりも数が少なく、比較的高値の傾向にあります。

北欧ビンテージワードローブ

北欧 アンティーク

12万円台から19万台が中心です。
北欧ビンテージワードローブは、中の収納スペースが充実していることが価格に反映されます。洋服をかけるポール以外にも棚や引き出しが備えられていると、より高価になる傾向にありますよ。

日本製アンティークワードローブ

日本 アンティーク

大正時代以前のものは7万円台後半から25万円台で取り扱われることが多いです。
昭和以降のものは7万円台が相場です。

大正時代までの日本製のアンティークワードローブは特注品が多いことから、製品によって価格にばらつきがあります。価格を左右する要素のひとつが大きさで、平均的な大きさだと7~14万円程度のものが多いですが、特注の大きなものになるとぐっと価格が上がり25万円ほどで売られています。
昭和以降のアンティークワードローブは細工の凝り具合などから、多少価格が変動するようです。

ペイントのアンティークワードローブ

ペイント アンティーク

フランス製ならば21万円台
日本製ならば7万円台が平均的な価格です。
ペイント家具の場合は塗装されたワードローブがどこの国で作られたかによって値段が変わります。また彫りなどの装飾が施されていると、価値が上がる傾向にあります。

アンティークワードローブをインテリアに取り入れるコツ

アンティークのワードローブをどんな風にお部屋に置くのか、残念ながらインテリア例があまり無いので、イメージがわきにくいかもしれません。日本のお家でワードローブを取り入れる際のポイントは、西洋に比べ家が広くなく高さの低い家具が多い中で、いかにしてお部屋に馴染ませるかということです。今回はワードローブを取り入れた2つのお部屋をご紹介しながら、ワードローブの高さ別にお部屋に上手に取り入れるポイントをお伝えします。

大きなワードローブを置くなら、高さのリズムを意識してみよう

アンティーク デスク

大きな木製ワードローブを取り入れたアトリエです。普段大きな家具は買わないけれど、収納力が欲しいから高さのあるワードローブをお部屋に取り入れたい、そんなことってありますよね。でもお部屋の中でワードローブが唯一高さのある家具だったら…お部屋の中で浮いてしまわないか気になるのではないでしょうか。

洋服 ディスプレイ

そこでこのお部屋では、少し高さのある棚をワードローブの横に置くことで、お部屋の家具の高低差をやわらげています。こうすることで背の高いワードローブが「ぽつん」と置いてある感じを軽減してくれるんです。

高さが低めのワードローブは、小物でお部屋と一体感を

北欧 インテリア

高さの低い北欧ワードローブを取り入れたお部屋です。このように背の低いワードローブであれば他の家具の高さとバランスが取りやすいので、幅広いお部屋に取り入れやすいですね。でもこのお部屋でワードローブの部屋馴染みを良くしている理由はワードローブの背の低さと、お部屋の家具を北欧ビンテージに統一していることだけではありません。

G-Plan 家具

もうひとつの秘密がワードローブの上に置かれた雑貨に隠されています。キッチン用品から始まり、それぞれの家具の上に置かれている雑貨のテイストが北欧に統一されているのです。このように上に置く雑貨に気を配ることで、ワードローブをよりお部屋に馴染ませることが出来ますよ。

アンティークワードローブ、使用上の注意は?

ワードローブを手に入れたら実際に設置して使用し始めますが、その際に気を付けておいてほしいことがあるんです。どれもちょっとしたことですが、知らないとワードローブを傷めてしまう可能性もあるのでしっかりと押さえておきましょう。

設置のコツ

せっかく買ったワードローブですが、置き方を間違えてしまうと傷みの原因になってしまいます。正しい設置をおこなってワードローブを大切にしてあげましょう。

床と水平に

家具 デザイン

ワードローブを設置する場合は、必ず床と水平に置いてあげてください。ちょっとした隙間や段差でも、長い間その上に家具を置いておくと時間の経過とともに家具がねじれる原因になり、扉の開閉がしにくくなったり引き出しが開かなくなったりする恐れがあるので気を付けましょう。家具と床の間にどうしても隙間ができてしまう場合は、厚紙や板を敷いて調節してあげるといいですよ。

ワードローブと壁の間に隙間をあけよう

家具 置き方

湿気はカビの原因になるだけでなく、扉や引き出しの動きを悪くしてしまうこともあるので、なるべく避けたいものです。そこで押さえておきたいのがワードローブの置き方で、壁にぴったりとワードローブを付けず、壁から3~5cm程度間隔を空けて設置するようにしましょう。これによって湿気のこもりがかなりましになりますよ。

取り扱いの注意

実際に取り扱っていく中でワードローブを傷める原因になるのは、無理な移動と過度な重さをかけてしまうことです。

移動は引きずらない  

家具 移動

大振りな家具であるワードローブ、ちょっと動かしたい時に思わず引きずりたくなることもあるかもしれません。けれどそのまま引きずってしまうと家具や床に思わぬ傷がつくことがあります。代わりに持ち上げて運ぶこともできますが、重さがある分大変です。
もしご自宅がフローリングならばおすすめしたいのが、フェルトキーパーです。あらかじめ家具の足元に付けておけば傷をつけることなく、より楽に動かすことが可能です。お店によってはあらかじめフェルトキーパーを貼ってくれるところもありますから、問い合わせてみるといいですよ。

 

重いものを置いたり、体重をかけない

北欧 ディスプレイ

アンティークワードローブはどっしりとした家具に見えるので、耐久性があると安心してしまいがちですが、重さをかけてしまうと思わぬ破損や事故につながるので気を付けましょう。

まず避けたいのが上に重いものを置くことです。家具を傷めるだけでなく万が一ものが落下した際に危険です。またワードローブの扉や側面にもたれかかったりすることは想像以上に家具の負担になってしまうので、ワードローブに体重を掛けることも避けてくださいね。

アンティークワードローブのお手入れ方法

せっかく手に入れたワードローブ、お手入れをして使い勝手のいい状態を保ってあげましょう。ここでは日頃のお手入れに加えて、いざという時のために知っておきたい、ワードローブの扉や引き出しが動きにくくなってしまった時の対処法をご紹介します。

日頃のお手入れ

日頃のお手入れはほこりを落としてあげることと、換気をこまめにすることです。ついでに蝶つがいなどの金具部分もチェックしてあげれば完璧ですよ。

日頃のお手入れは拭き掃除と換気

家具 拭き掃除

毎日のお手入れははたきや布などで軽くほこりを落とすことです。どうしても気になる汚れがある場合のみ硬く絞った濡れふきんで水拭きします。その際に力加減はなでるように優しく、水気が残らないように仕上げることが大切です。この2点を守らないと、家具の色落ちやシミが発生してしまうことがあるので気を付けましょう。

家具 手入れ

また拭き掃除に加えて習慣にしたいのが、晴れた日にワードローブを換気することです。換気をすることで湿気だけでなく、冬に気を付けたい、衣類が変色する原因になる石油ストーブやファンヒーターから出る燃焼ガスを追い出すことが出来ますよ。

ついでにしたい金具の点検

ペイント家具

全体のお掃除ついでにチェックしておきたいのが、蝶つがいやキャッチ、取っ手などの金具部分です。毎日使っているとネジが緩んでしまうこともあるので、チェックしてその都度締め直してあげてください。また金具の汚れを見つけたら、錆の原因にもなるので細目にお掃除しましょう。取れにくい汚れは薄めた中性洗剤を付けて拭き取り、乾拭きで仕上げるといいですよ。

SOS!ワードローブの動きが悪くなったら

アンティークワードローブを毎日使っていると、扉や引き出しの動きが悪くなることもあるかもしれません。突然動かなくなって慌てないように、対処法をご紹介しておきますね。

蝶つがいは定期的にオイルを差して

蝶番

扉の開閉を担っている蝶つがいは、いつも滑らかに動いて欲しいものです。動きが悪くなった時はもちろんのこと、出来れば半年に1度を目安に潤滑油を注ぐメンテナンスをしてあげると、いつもスムーズな動きを保ってくれますよ。

引き出しが動かない原因は2つ

引き出し 収納 

引き出しが動きにくくなっても、原因別にちゃんと対処法があるので安心して下さいね。考えられる原因は2つで、家具の変形か、湿気による引き出しの膨張です。どちらが原因なのかはパッと見ただけでは判断しにくいので、両方を疑って対処していきます。

家具 おしゃれ 

まずはワードローブが床と水平に置かれているか確認します。傾いて設置されている場合は変形している可能性があるので、紙を挟み込むなど調整を施しましょう。こうすることで時間の経過と共に、変形が直っていきます。

家具 メンテナンス

次に湿気による膨張を疑って対処していきます。引き出しの湿気対策としてよく紹介されているのが、天気のいい日に風通しのいい場所で陰干しをしたり、ドライヤーの冷風を30cm以上離れた場所から当てる方法ですが、これよりも手軽で効果が高いのがシリコンスプレー(※)・蝋・固形石鹸などの潤滑材を塗り込むことです。潤滑材は引き出しの、出し入れする際に擦れる部分すべてに塗ってあげてくださいね。これで大方の引き出しは動くようになるはずですよ。

※シリコンスプレーとは、吹きかけることでプラスチックや木の表面に潤滑成分の被膜をつくってくれる、スプレータイプの潤滑剤です。
ホームセンターなどで購入することが出来ます。

まとめ

置くだけでお部屋の雰囲気をがらりと変えてくれるワードローブは雰囲気はもちろんのこと、使い勝手も大切にして選べるといいですね。記事の内容を参考に、自分の使い方や生活に合ったあなたにぴったりのアンティークワードローブに巡り合ってください。きっと毎日を楽しくしてくれる大切な相棒となってくれるはずです。

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北欧 ワードローブ

アンティークのワードローブを探す際に、ひとつのサイトで比較検討出来れば、色々なお店を回る必要も無く便利ですよね。
また、せっかくアンティークのワードローブを買うなら、たくさんの中からベストなひとつを選びたいもの。
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