イギリスアンティークのおすすめ椅子特集!ダイニングチェアや書斎に

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イギリスアンティークのおすすめ椅子特集!ダイニングチェアや書斎に

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イギリスアンティーク チェア 椅子

今回のANTIQUE LOGでは、具体的にイギリスアンティークチェアをインテリアに取り入れるコツが知りたい!という方のために、弊社が運営するアンティーク家具通販サイトアンティーク家具ラフジュ工房で販売しているイギリスアンティークチェアの中から、おすすめの椅子やコーディネートのコツについてご紹介します。
エレガント、クラシカル、シャビーシック、カントリー、ナチュラル、和洋折衷など、それぞれのインテリアテイストに分けて、合わせやすいチェアをご紹介していきますので、気になるところからチェックしてみてください。

※一点ものが多いアンティーク家具の性格上、ご紹介するイギリスアンティークチェアはすでに売約済みとなっている場合もあります。その点はどうぞご了承ください。
アンティーク家具ラフジュ工房では、毎日新着商品を更新しておりますので、この記事でご紹介した椅子の他にも、どんどん新しいアンティークチェアがやってきます。イギリスアンティークチェアをお探しの方は、ぜひこまめにWebショップを覗いてみてくださいね。

それでは早速、アンティーク家具ラフジュ工房がおすすめする、イギリスアンティークチェアを見ていきましょう!

Contents

エレガントスタイルにおすすめの、イギリスアンティークのチェア・椅子4つ

イギリスアンティークというと、優雅で華やかなイメージを想像しますよね。まずは、そうしたエレガントなインテリアに合わせたいイギリスアンティークの椅子を見てみましょう。
英国らしいエレガントなインテリアを作るなら、チェアはデザインにこだわりの感じられるものを選ぶのがポイント。手の凝った彫り装飾や、しなやかな曲線使いなど、フェミニンな雰囲気の漂うものがおすすめです。
その代表例として、ダイニングチェア、サロンチェア、ベントウッドチェア、ロイドルームチェアをご紹介します。

背もたれのデザインがおしゃれな、イギリスアンティークのダイニングチェア

イギリス チェア

毎日過ごすダイニングは、おしゃれな空間にしたいもの。エレガントな雰囲気を演出するなら、まずは手軽なチェアから始めてみるのがおすすめです。グッと雰囲気を高めるには、デザイン性があって目を引く椅子が良いでしょう。こちらは、イギリスアンティークチェアの中でも、こだわりをもってデザインされたことが感じられるダイニングチェア。
背もたれの透かし彫りや、シックなブラックカラーの座面のすそがひらりと垂れている様子など、他のアンティークチェアでもなかなかお目にかかれないデザインが魅力です。

イギリスアンティークチェア 背もたれ

背もたれの装飾を見てみると、トップ部分には、天使の羽根のような可愛らしい透かし彫りが施されています。羽根のモチーフは、上昇や飛躍の象徴とも言われています。また、自由や解放を意味することもあるんだとか。このイギリスアンティークチェアが作られた際には、どのような思いが込められたのか…そんな風に思いを馳せるのもアンティークの楽しみ方のひとつですね。

イギリスアンティーク 透かし彫り

さらに、背もたれの中央は大きなしずく型にカットされています。思わず目を奪われてしまうような大胆なデザインは、来客時などにも、きっと注目されること間違いなしです。
窓からの光や照明の光を受けて、この独特な形の影が床や壁に落ち、お部屋を素敵に彩ってくれることもあるかもしれませんね。

イギリスアンティークチェア 座面

アンティークの椅子というと、座面のへたりなど使用感が気になる方も多いものです。どんなに素敵なデザインでも、きれいで気持ちよく使えないと、その椅子の魅力も半減してしまうように感じられたり…。古いものだとわかっていても、やっぱりきれいであるほうが嬉しい、という方も多いのではないでしょうか。そんな気持ちにお応えするべく、アンティーク家具ラフジュ工房では、きちんと生活の中で使えるように、アンティークチェアの座面は、生地と内部のクッションの張り替えを行っています。
こちらのチェアは、落ち着いた木肌の色に合わせて、上品なブラックの布地をチョイス。ゴールドの鋲飾りでぐるりと囲んで、品よく仕上げました。ファブリックはあえて垂らすことで、フリルのようなエレガントさが感じられます。ブラックカラーなので甘くなりすぎないのもポイントですよ。

エレガント ダイニング

こちらのイギリスアンティークチェアを取り入れたインテリア実例として、例えばこんなコーディネートはいかがでしょうか。白と青と黒の3色でまとめた、エレガントスタイルのダイニングです。
イギリスアンティーク家具を使ったインテリア作りでは、どうしても濃いこげ茶色の家具ばかりが集まってしまって、お部屋全体がなんとなく沈んだ雰囲気になってしまう、なんていうこともありがちです。ご紹介したチェアも黒いファブリックが使われていて暗い色合いなので、今回のコーディネートではあえて明るいペイント家具と合わせました。こうすることで、エレガントな空間にふさわしい華やいだ雰囲気が感じられます。

ペイント アンティーク

こうした白や淡い水色などのペイント家具は、甘さのあるフレンチスタイルにもよく用いられるアイテムですが、今回のこのイギリスアンティークの椅子のようにシックなものを合わせれば、落ち着きある大人の空間に仕上げることができるんですよ。
大振りな食器棚やテーブル、建具など、ペイント家具の割合が多いことでシャビーな雰囲気が流れ、生活感をあまり感じさせず、やや非日常的な雰囲気を楽しめます。ご自宅でお客様をお招きするお部屋などにも良いかもしれませんね。

こちらの椅子もおすすめ!猫脚のデザインが優雅なイギリスアンティークのクイーンアンチェア

イギリスアンティーク チェア

落ち着きがありながらもエレガントさは備えているイギリスアンティークチェアというと、他にもこのようなデザインはいかがでしょうか。こちらはウォールナット材の艶のある木肌に、シックなロイヤルブルーの座面が映えるチェアです。
このようなデザインの椅子は、「イギリスアンティークチェアとは?歴史の流れと椅子の様式別デザイン」の記事でもご紹介した「クイーンアンチェア」と呼ばれる種類。ハートの形を彷彿させる背もたれのデザインと、前脚のカブリオールレッグ(猫脚)が優美な、イギリス生まれのアンティークチェアです。

アンティーク クイーンアンチェア 背もたれ

イギリスアンティークのクイーンアンチェアは、背もたれ中央の背板が花瓶のような形にカットされた「ベースバック」と呼ばれるデザインも特徴。画像の左側は、クイーンアンチェアによく見られる一般的なベースバック。花瓶の形というのがよくわかりますね。一方、右側のこちらの椅子は、ベースバックの部分がより複雑にカットされています。曲線的な透かし彫りの模様がより優雅な印象を醸し出していますよ。

アンティーク 猫脚

また、くるんとカーブした猫脚は、足先もコロンと可愛らしいデザインです。イギリスアンティークチェアに用いられるカブリオールレッグの足先は、このように比較的シンプルなデザインが多いのですが、他にも、獣の足を模倣した「パッドフット」や、玉を掴む龍の爪の形を表した「クロー・アンド・ボール」と呼ばれるデザインなど、いくつかのバリエーションも存在します。ひと口に「猫脚(カブリオールレッグ)」と呼ばれるデザインでも、それぞれの違いに注目して見るとおもしろいですよ。

アンティーク クイーンアンチェア

上品で落ち着いた大人な空間に仕上げるには、深い木色とシックなカラーのファブリックが使われたイギリスアンティークチェアを選ぶのがコツ。ブラックやブルーの他に、ワインレッドやモスグリーンなども、アンティークらしい雰囲気を作るのにおすすめです。

こちらの椅子もおすすめ!ロココ調デザインの、イギリスアンティークのダイニングチェア

イギリス チェア アンティーク

エレガントスタイルのインテリア作りに、もう少し華やかさが欲しいなら、このようなデザインのイギリスアンティークチェアはいかがでしょうか。
18世紀にフランスの宮廷で花開いた、優雅なロココ調を意識したデザインが素敵な椅子です。座面だけでなく背もたれにもクッションが施され、くるみボタンで可愛らしく飾られています。赤みがかった木肌と、シックなブルーのファブリックのコントラストもおしゃれですね。
こちらのチェアにも、くすんだブルーのファブリックが使われていますが、もっとフェミニンな雰囲気にしたいなら、ピンクやクリームイエローなど温かみのある暖色系のカラーを選んでも良さそうです。

イギリスアンティークチェア 装飾

背もたれ上部の彫り装飾も豪華さを演出しています。ロココ様式の特徴でもある貝殻やアカンサスの葉などのモチーフを意識したのか、曲線的なレリーフが施されていますね。
また、脚のデザインはこちらも猫脚(カブリオールレッグ)ですが、先ほどの椅子よりもカーブがゆるく、足先もほっそりとしています。こちらはこちらで、また違った上品さが感じられます。
サロンチェアのような見た目で、お客様をお招きするレセプションルームなどにもぴったりのイギリスアンティークチェアですよ。ダイニングだけでなく、あらゆるお部屋で置いておくだけでも絵になりそうです。

フェミニンな雰囲気漂う、イギリスアンティークのサロンチェア

イギリスアンティーク アームチェア

ダイニングではなくリビングや客間などに置く椅子なら、イギリスアンティークのサロンチェア(アームチェア)がおすすめです。ふっかりとしたクッションや、アームが付いたデザインも多く、深く腰かけてゆったりとくつろぐのにぴったりですよ。
こちらのサロンチェアは、シャンパンゴールドに優雅な花柄があしらわれたファブリックが、品を感じさせますね。木部のアームと脚は深みのあるこげ茶色で、チェア全体の印象がピシッと引き締められています。イギリスアンティークらしい高貴な雰囲気が伝わってくるようです。

イギリスアンティーク カブリオールレッグ

脚のデザインは、こちらもまた猫脚(カブリオールレッグ)ですが、「ひざ」と呼ばれる出っ張りの部分には、ロココ調のロカイユの装飾が施されています。足先は、イギリスでは王の象徴とされるライオンの脚を模したデザインで、指先一本一本も丁寧に表現されています。脚が短めで重心が低く、どっしりとした威厳を感じさせるデザインとも相まって、風格が感じられますね。

アンティーク アームチェア

そんな風格漂う佇まいですが、よく見るとアームの先がくりんとしていて、さりげない可愛らしさも隠れています。花柄のファブリックと組み合わさることで、女性的でエレガントな雰囲気も感じられますよ。こうした細部のデザインに心くすぐられるのも、お気に入りのアンティーク家具探しの醍醐味です。ぜひ、アンティークのチェアは隅々までデザインをチェックしてみてくださいね。

イギリスアンティーク バタフライテーブル

豪華で品のあるこちらのイギリスアンティークのサロンチェアは、同じく優雅なイギリスアンティークのコーヒーテーブルを合わせると素敵です。こちらのコーディネートでは、可憐なツイストレッグのバタフライテーブルを合わせています。

イギリスアンティークチェア インテリア

インテリア全体を見ると、こちらのお部屋は深いこげ茶色とシックなブルーがメインになっています。そこに差し色として、サロンチェアのゴールドが効いていますね。ゴールドといっても、目に優しいやわらかな色合いなので、落ち着いた雰囲気を壊すことなく空間に溶け込んでいます。このように明度の高い(=明るい色味の)イギリスアンティークの椅子を選べば、程よく存在感が抑えられ、悪目立ちすることなく空間に取り入れることができるんですよ。

こちらの椅子もおすすめ!ヴィクトリアン様式のイギリスアンティークのサロンチェア

イギリスアンティーク サロンチェア

サロンチェアというと、近世ヨーロッパの宮廷などで婦人たちに愛用された、華やかなデザインのものをイメージする方も多いかもしれませんね。そんな椅子をお探しの方には、このようなイギリスアンティークのサロンチェアはいかがでしょうか。
こちらの椅子は、1880年代のイギリスで作られたものです。当時のイギリスは、産業革命を経て、まさに栄華を誇っていた時代。家具についても黄金期で、それまでに登場した様式を自由に取り入れ、チェアも様々なデザインが作られました。その中でもこの椅子は、ロココ様式の特色を大きく反映した優美なデザインとなっています。

アンティーク サロンチェア

丸い形の背もたれや座面はやわらかな印象を与え、桃色のファブリックもやさしく、フェミニンな雰囲気が全面に感じられます。背もたれのてっぺんの上品な花のレリーフも素敵ですね。木材には、イギリスの貴族たちに愛されたマホガニー材が使用されています。マホガニーは、高級感漂う褐色の木肌と堅牢な材質が特徴で、繊細な彫り装飾にも適している材なんです。そのため、椅子の背もたれのフレームからアーム、そして脚の先まで細かく丁寧につくり込まれ、アンティークチェアの中でも贅沢なデザインとなっています。アームにもクッションがついていて、ゆったりとくつろぐのにもぴったりですね。

アンティークチェア キャスター

キャスターが付いていて機能的にも優れたデザインであることがうかがえます。しかしながら、イギリスアンティークの椅子はやはり古いものなので、使用していく中で動かなくなる可能性も十分に考えられます。また、アンティークのキャスターは真鍮などの硬い素材でできているため、頻繁に動かして使うと床を傷つけてしまう場合があるのも正直なところ。そのため、あまり実用性は期待しないほうが無難です。あくまで鑑賞用のデザインとして楽しむのがおすすめです。

サロンチェア アンティーク

このように、エレガントなサロンチェアを探す際には「ロココ調」や「ヴィクトリアン調」などのキーワードをチェックしてみると、イメージに近いチェアが見つかりやすいかもしれません。フェミニンな雰囲気が感じられるこれらの様式は、西洋アンティークの中でも特に人気の高いデザインです。
ロココは、宮廷文化華やかなりし頃の15世紀のフランスで誕生したもの。それからおよそ100年後に、ヴィクトリア女王治世のイギリスで生まれたのがヴィクトリアン様式です。そのため、イギリスアンティークだけでなく、フランスアンティークのサロンチェアにも目を向けてみると、選択肢の幅が広がります。
ちなみに、両者の様式が似ているように感じられるのは、先ほども述べたように、ヴィクトリアン時代にはそれまでに流行した様々なデザイン様式が基調とされたためです。優雅で華やかなデザインのロココ様式は、その当時の人々の心も強く捕らえたようですね。

華奢なシルエットと流れるようなカーブが魅力の、イギリスアンティークのベントウッドチェア

イギリスアンティーク ベントウッドチェア

エレガントな雰囲気を演出するには、なめらかな曲線使いが光る椅子を選ぶのも効果的です。角張ったところのないデザインは、優美でやわらかな雰囲気を感じさせてくれますよ。
そこで、他のイギリスアンティークチェアとは一線を画すような姿が特徴的な、ベントウッドチェアはいかがでしょうか。
ベントウッドチェアのこの印象的なカーブは、木材を蒸気で曲げることによって作られたもの。それまでの家具作りでは、木材を切り出して形を作ることが主流であったため、当時としては本当に画期的な技術だったんです。この技術を駆使して、複数の種類のベントウッドチェアが作られました。

アンティーク ダブルループチェア

こちらのイギリスアンティークのベントウッドチェアは、「ダブルループ」と呼ばれるデザイン。背もたれのカーブが二重になっている、ベントウッドチェアの中では定番のデザインです。線が細く、華奢ですっきりとしていながらも、自慢の曲線を活かして優雅な雰囲気を漂わせていますね。
他のデザインについては、「アンティークベントウッドチェアはどんな家具?魅力をまるっとご紹介」の記事で詳しくご紹介しています。ぜひそちらも併せて参考にしてみてください。

アンティークベントウッドチェア 座面

また、ベントウッドチェアをチェックする際には、座面にも注目です。他のイギリスアンティークチェアには見られないような、エレガントな模様が型押しされているんです。基本的にフレームがほっそりとしたベントウッドチェアは、デザインにこだわるなら座面のスペースを活用しないわけにはいかなかったのでしょう。座ってしまえば分らない部分ではありますが、それでもスペースを活かしてデザインにこだわる姿勢に、当時の人たちの椅子作りに対する意気込みやセンスが感じられます。

イギリスアンティーク ベントウッドチェア インテリア

ご紹介したものの他にも様々な種類のベントウッドチェアを集めて、華やかな雰囲気のダイニングインテリアを作りました。このようにバラバラのデザインが集まっていると、にぎやかで楽しい雰囲気になりますね。しかし同時に、椅子の色はすべてシックなブラウンカラーなので、きちんと落ち着きが感じられるのもポイントです。
また、こげ茶色のイギリスアンティーク家具ばかりでお部屋が重くなってしまわないように、大振りなカップボードにはあえて白いペイントの家具を合わせました。フレンチで可愛らしいデザインが、お部屋のエレガントさを高めてくれています。

ベントウッドチェア アンティーク

今回のコーディネートに取り入れたベントウッドチェアは、先ほどのダブルループチェアの他に3つ。左から、「アームチェア」「バンブーバックチェア」「パネルバックチェア」という呼び名がついています。それぞれ丸みを帯びた座面や、外側に向かってゆるやかに開いた脚など、優美な印象です。ほっそりとしたシルエットで絶妙な軽量感も感じられますね。
このように、イギリスアンティークのベントウッドチェアには様々な形があるので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてくださいね。

こちらの椅子もおすすめ!ペイントが施されたイギリスアンティークのベントウッドチェア

ホワイトペイント ベントウッドチェア

先ほどのコーディネートでは、木味そのままのベントウッドチェアにペイントのカップボードを合わせて、イギリスアンティークらしいクラシカルな雰囲気とフレンチな雰囲気を上手く混ぜ合わせていましたが、実は、ベントウッドチェア自体にペイントが施されているものも、エレガントなインテリア作りにおすすめです。
このような白いペイントカラーは、可愛らしくてアンティークチェアの中でも大変人気です。こちらは、先ほどのインテリアの中でも使っていた、バンブーバックのベントウッドチェアにペイントを施したものです。画像のように、網目状の脚が印象的なミシンテーブルと合わせるとロマンチックで華やかな雰囲気になりますね。

ペイント ベントウッドチェア

また、同じくイギリスアンティークのベントウッドチェアに、このようなブルーグレーのペイントが施されたものはいかがでしょうか。エレガントなお部屋だけでなく、シックな雰囲気が漂うフレンチシャビーなお部屋にも似合いそうですね。ペイントのカラーが変わると見た目の雰囲気もガラリと変わります。
ベントウッドチェアの形だけでなく、色味にもこだわれば、コーディネートの幅はますます広がること間違いなしですよ。

軽やかな雰囲気が魅力的。イギリスアンティークのロイドルームチェア

イギリスアンティーク ロイドルームチェア

イギリスアンティークのエレガントな雰囲気に惹かれつつも、重々しすぎたり華やかすぎたりして、なかなか挑戦できずにいるという方は、このようなロイドルームチェアを選んでみてはいかがでしょうか。
一見、ラタン(籐)のようにも見えるロイドルームチェアですが、実際は、スチールのワイヤーに特殊なクラフト(紙)を巻きつけた素材でできています。防水や防錆などの優れた加工が施され、丈夫に作られているのも、目には見えない隠れた魅力です。木製家具と異なり、見た目にも軽やかさが感じられますね。

ロイドルームチェア ダイニング

こちらのイギリスアンティークのロイドルームチェアは、編み込まれた本体のベージュと、クッションのグリーンの組み合わせがさわやかな印象をもたらしています。サイドから見ると、後方に向かって流れていくようなラインが美しく、角の部分は三つ編みのように編み込まれているのが可愛らしいですね。さらに、背もたれが高く、イギリスらしい気品を残しているのもポイント。すっきりとしたフォルムで、ダイニングチェアとしてもぴったりの形です。エレガントでありながらも洗練された雰囲気が感じられますね。

アンティーク ロイドルームチェア インテリア

イギリスアンティーク家具を使ったダイニングに合わせるとこのような感じになります。いかがでしょうか。ここまでにご紹介したインテリアとはまた違って、クラシカルな雰囲気が出ていますね。イギリスアンティーク家具といっても、なるべく明るめの木肌の家具を選んだことで、気高くなりすぎず、比較的親しみやすい空間に仕上がっています。

イギリスアンティーク家具

ロイドルーム ダイニングチェア

イギリスらしいゴージャスな雰囲気は、豪華な装飾が目を引くサイドボードやコンソールテーブルにゆずって、ダイニングセットはあくまでもシンプルにまとめました。ロイドルームチェアを合わせることで、空間に軽やかさが生まれているのが分かりますね。
もちろん、ここまで豪華なつくりのイギリスアンティークでなくても、お手持ちの家具とコーディネートして、もう少しカジュアルに楽しむこともできますよ。

こちらの椅子もおすすめ!イギリスアンティークのアーム付きロイドルームチェア

イギリス ロイドルームチェア

ダイニング以外のお部屋には、アーム付きのロイドルームチェアもおすすめです。先ほどのダイニングチェアタイプに比べると、もしかしたらこちらの方が馴染みのある形かもしれませんね。
アンティークのロイドルームチェアは、カラフルなカラー展開も魅力のひとつです。たとえば、こちらのようなベビーピンクは女性に大人気。椅子の背もたれからアームにかけてのしなやかなカーブと、明るく可愛らしい色遣いは、お部屋の中でもパッと目を引く存在感がありますね。フェミニンな雰囲気のお部屋や、女の子のお部屋にもおすすめです。優美で軽やかで、まさに可愛らしさの詰まったチェアですよ。

ロイドルームチェア 白

アンティーク ロイドルームチェア ホワイトペイント

ピンク以外に、白いペイントカラーも人気がありますね。こちらのイギリスアンティークのロイドルームチェアは、一番よく目にするオーソドックスな形。よく見ると、白地の下に水色のペイントが見え隠れしています。かつては水色だったのでしょうか。アンティークチェアらしく、何度も塗装が繰り返されてきた歴史を感じます。爽やかなカラーなので、天気の良い日にはバルコニーなどに持ち出しても気持ち良さそうです。

他の木製の椅子では味わえない素材感を活かして、普段は選ばない色味に挑戦しやすいのも、ロイドルームチェアならではの魅力です。お好みのカラーを選んで、リゾートのような雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

クラシカル・トラディショナルスタイルにおすすめの、イギリスアンティークのチェア・椅子2つ

華やかなインテリアも素敵だけれど、もう少し落ち着いた雰囲気のインテリアが好きという場合には、イギリスアンティークチェアの中でもシックな色合いのものを選びましょう。色味は落ち着いていながらも、椅子の形には英国アンティークらしい特徴が見られると、きちんとクラシカルな雰囲気を感じることができます。シックな雰囲気の漂う大人な空間や、イギリスの伝統を感じさせるトラディショナルスタイルにぴったりの、ハイバックチェア(ダイニングチェア)とチェスターフィールドチェアをご紹介します。

直線的なデザインの背もたれが格調高さを演出。イギリスアンティークのハイバックチェア

イギリスアンティーク ハイバックチェア

クラシカルな気品漂うインテリア作りには、イギリスアンティークのハイバックチェアがおすすめです。ハイバックチェアとは、その名の通り、通常のチェアに比べて背もたれが高くなっている椅子のこと。すっと背筋が伸びているような見た目からは、凛とした佇まいが感じられます。

イギリスアンティーク ダイニングチェア

こちらのハイバックのダイニングチェアは、ほっそりとした背もたれに浮かび上がる直線的な彫り装飾が印象的。イギリスアンティークチェアの中でも、なかなか見かけないデザインです。座面の形は台形をしており、全体的に派手ではないものの、しっかりと個性が感じられるデザインになっていますね。
座面の色はやさしいベージュで、インテリアにも取り入れやすく、日常使いにもぴったりです。落ち着いた雰囲気の空間や、明るいナチュラルなお部屋にもしっくりと馴染んでくれそうです。

クラシカル ダイニング アンティーク

イギリスアンティークのハイバックチェアを取り入れた、大人な雰囲気が漂うクラシカルなダイニングルームです。イギリスアンティークの中でも、それほど華美でない落ち着きのある家具を選んで、上品にまとめてみました。比較的明るめの、飴色に近い色合いの家具を選んでいるので、クラシカルでありながらも、全体が暗く沈んでしまわず、程よくナチュラルな雰囲気に仕上がっています。

イギリスアンティーク ダイニング コーディネート

背が高いハイバックチェアとゲートレッグテーブルと合わせれば、イギリスらしいクラシカルな雰囲気が増しますね。今回は、ゲートレッグテーブルの中でも脚が細めで比較的シンプルなデザインを選びました。落ち着きのある椅子とも、ちょうど良く馴染み、お互いの個性を引き立て合っています。

アンティーク ハイバックチェア

背の高いハイバックチェアは、テーブル越しに見る姿もなかなかおしゃれ。イギリスアンティークのハイバックチェアを選ぶ際には、ぜひテーブル天板越しに見える背もたれのデザインにも注目してみてください。

こちらの椅子もおすすめ!ツイストレッグとゴブラン織りが豪華なイギリスアンティークのダイニングチェア

イギリスアンティークチェア シンプル

ハイバックではない普通のタイプのダイニングチェアについてもご紹介しておきましょう。ハイバックでなくても、クラシカルでおしゃれな雰囲気のイギリスアンティークチェアはたくさんあります。たとえば、こちらの椅子のようなツイストレッグチェアはいかがでしょうか。背もたれのデザインはすっきりとシンプルに留めて、ツイストレッグと座面のゴブラン織りを引き立てています。このような比較的シンプルでありながらも、ポイントでしっかり英国らしさを押さえているチェアなら、イギリスアンティーク初心者さんにもおすすめですよ。

イギリスアンティークチェア ツイストレッグ

ツイストレッグのくるくるとねじれた姿からは、イギリスらしいエレガントな雰囲気が感じられますね。
アンティーク家具のツイストレッグには、わずかな違いによるいくつかの種類があり、こちらの椅子のような細くゆるやかな螺旋(らせん)を描くものは、「ツイスト・ターン」と呼ばれています。仰々しくなりすぎず、上品な空間にもぴったりです。空間に圧迫感を与えずにクラシカルなお部屋を演出できる、親しみやすいダイニング作りにぴったりのデザインですよ。

イギリスアンティーク 椅子 ゴブラン織り

さらに、この椅子でもうひとつ注目してほしいのが、座面のゴブラン織り。たくさんの色糸を使って、上品な花の模様が織り出されています。こちらの椅子は1930年頃のものですが、デザイン性もあり状態も良好であったことから、このゴブラン織りの座面はあえて当店での張り替えは行わずに、当時オリジナルの状態のままとしています。
シミや汚れ、破れなどもないことから、とても大切に使われていたことがうかがえます。今の私たちが、イギリスアンティークの優雅なデザインを当時のまま堪能できるのも、これまでの持ち主が大事に使ってきてくれたからこそですね。

こちらの椅子もおすすめ!彫り細工がおしゃれなイギリスアンティークのダイニングチェア

イギリスアンティーク ダイニング 椅子

もう少し伝統を感じさせるような重厚感のある雰囲気を楽しみたいなら、シックなカラーのアンティークチェアを選んでみてください。こちらの椅子のように、黒に近いような、濃いこげ茶色の木製チェアは、イギリスの伝統を彷彿とさせるようなクラシカルな空間作りにぴったりです。オーク材のどっしりとした質感も良い味を出していますね。

イギリスアンティーク クラシカル 椅子

深みのあるグリーンの張地も、クラシカルな趣を添えています。布地も木部も落ち着きのある色合いで、厳かな雰囲気が立ちのぼります。
こちらのイギリスアンティークの椅子も、最初にお話ししたように、布地もクッションも当店で張り替えているので、ふっかりとしてきれいな状態。光沢感のあるベルベッド生地を使用しているので、手触りも良く、高級感が漂います。背もたれにもクッションが付いていると、より一層くつろげるのが嬉しいですよね。

イギリスアンティーク チェア おしゃれ

さらに、椅子の座面下の彫り細工にも注目してみてください。可愛らしいタツノオトシゴのモチーフがあしらわれています。タツノオトシゴは、ヨーロッパでは幸運のシンボルとされていたそうですよ。細かなウロコなども丁寧に表現されていて、作り手の思いが伝わってくるようです。どことなくユーモラスな表情も愛着が湧きますね。
椅子の脚部にも、水草を思わせるような細かな彫りが施されています。細部にまで徹底したこだわりが感じられるアンティークチェアです。

シックなグリーンが上品な、イギリスアンティークのチェスターフィールドチェア

イギリスアンティーク チェスターフィールド

イギリスアンティークならではのトラディショナルなお部屋を作りたいなら、チェスターフィールドチェアはもってこいのアイテムです。チェスターフィールドとは、イギリス発祥の伝統的なソファのことで、総革張りのつくりと鋲飾りやボタン留めのデザインが特徴です。2~3人掛けのソファのほうが馴染みのある方も多いかもしれませんが、1人掛けタイプの椅子もあるんですよ。

チェスターフィールド 1人掛け

こちらのイギリスアンティークのチェスターフィールドチェアは、「ウィングバック」と呼ばれるデザイン。背もたれの上部が翼のように広がっていることから、そう呼ばれています。もともとはプライベートを確保するためにこのような形に作られたのだとか。その見た目から、翼の部分を「耳」と呼ぶこともありますよ。チェスターフィールドならではの肉厚なフォルムとも相まって、身体を大きく包み込んでくれるような座り心地が魅力です。
背もたれに施された、はち切れそうなボタン留めのデザインや、「耳」の部分にあしらわれた鋲飾りなど、まさにイギリスの伝統をそのまま伝えるような、チェスターフィールド定番の装飾にも惚れ惚れとしてしまいますね。

チェスターフィールド 猫脚

重心が低くどっしりとした佇まいが、イギリスアンティークらしい高級感を漂わせます。脚は小振りな猫脚(カブリオールレッグ)のデザインで、優雅な雰囲気が添えられていますね。
落ち着いたグリーンカラーは、空間における椅子の存在感をさらに高めてくれそうです。広いお部屋の一角や、お客様をお招きする応接間、さらには贅沢なひとり暮らしのお部屋など、ラグジュアリーな空間作りにぜひいかがでしょうか。

チェスターフィールドソファ インテリア

存在感のあるイギリスアンティークのチェスターフィールドは、まさにお部屋の主役にぴったり。1人掛け用のチェスターフィールドチェアとチェスターフィールドラブソファを合わせて、優雅な時間の流れるインテリアを作ってみました。
2つのチェスターフィールドは、同じ色味のものを揃えることで、統一感を出しています。1点ものが多いアンティーク家具の世界ですが、このように同系色のものを合わせることで、別々の家具もまるで元からお揃いだったかのような雰囲気を作り出すことができるんですよ。

アンティーク サイドテーブル シンプル

主役であるチェアとソファの存在を引き立てるために、あえて小振りなサイドテーブルをそれぞれのソファに合わせています。イギリスアンティークの品あるインテリアに合うように、なるべくシンプルで上品なものをセレクトしました。そのおかげで空間の中心がすっきりとし、自然と背後の飾り棚にも目が向かいますね。

アンティーク チェスターフィールド インテリア

大振りな飾り棚は、棚板・側板がガラスとなったオープンタイプのものを取り入れることで、圧迫感を軽減。フレームも細く、すっきりとした佇まいです。優美なボタニカル柄の壁紙が際立っていますね。フレーム部分はマットなブラックペイントが施されているので、存在感を抑えつつシックな雰囲気が漂います。

こちらの椅子もおすすめ!オットマンタイプの、イギリスアンティークのチェスターフィールド

チェスターフィールド ソファ オットマン

1人掛けや2~3人掛けタイプのイギリスアンティークのチェスターフィールドソファをご紹介しましたが、併せてオットマンも取り入れてみてはいかがでしょうか。ソファに腰掛ける際に脚を載せられるオットマンがあると、リラックス度も格段にアップ。どこまでも贅沢にくつろぎたい方は、ぜひ持っておくと重宝するアイテムですよ。

イギリスアンティーク オットマン 椅子

小振りながらも、イギリスアンティークのチェスターフィールドらしいしっかりとした存在感があります。コンパクトなサイズなので、オットマンだけ取り入れて、サイドチェアのように使うのも良いかもしれませんね。チェスターフィールドに憧れはありつつも、スペースの関係などで導入を躊躇している方は、まずはオットマンから取り入れてみるのも手ではないでしょうか。
脚のデザインは、先ほどの1人掛けタイプと同様の猫脚(カブリオールレッグ)。小さくてもしっかりと作り込まれているので、クラシカルな雰囲気作りに活躍してくれること間違いなしです。

シャビーシックスタイルにおすすめの、イギリスアンティークのチェア・椅子3つ

続いては、シャビーシックなインテリアに合うイギリスアンティークチェアをご紹介しましょう。
使い古された味のあるアンティーク家具と、花柄やフリルがあしらわれたファブリックなどをミックスさせて作る、どこかフェミニンな趣のあるシャビーシックスタイル。白を基調とすることも多く、そんなインテリアに取り入れるなら、やっぱり定番はホワイトペイントのアンティークチェアですよね。
でも実は、ペイントチェアに加えて、くすんだ色合いのファブリックチェアや、古い木味を活かしたダイニングチェアなども、シャビーシックのインテリアにはおすすめなんです。早速これらのイギリスアンティークの椅子をチェックしてみましょう。

シャビーシックの定番。イギリスアンティークの白色ペイントチェア

イギリスアンティーク 椅子 白

まずはやっぱり、定番のホワイトペイントのイギリスアンティークチェアです。シャビーシックなインテリアといえば、真っ先に白いペイントのチェアを思い浮かべる方も多いですよね。可愛らしくフェミニンな見た目で、甘さのあるガーリースタイルやフレンチシャビーなお部屋にぴったりです。
こちらの椅子は、背もたれのスポークや脚に施された挽き物加工など、イギリスアンティークらしい装飾がアクセントになっています。元々の木肌のままでは少しクラシカルすぎてしまいますが、このように白くペイントを施すことで、品がありながらも可愛らしい雰囲気になっているんですよ。

アンティーク ペイント チェア

椅子のペイントは、当店で施しました。新しくリペイントしたものですが、少しかすれたような塗装を施しているため、アンティークらしい使い込まれた風合いが感じられます。まさに、朽ち果てた趣のシャビーシックインテリアにぴったり。
また、よく見ると、白いペイントの下地には、濃いグレーのペイントカラーも見受けられます。(先ほどご紹介したロイドルームチェアと同じですね。)このように色を重ねることで、表情豊かなペイントチェアに仕上がるので、お手持ちの椅子でDIYに挑戦しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ナチュラル シャビー インテリア

ご紹介したイギリスアンティークチェアとは別の椅子なのですが、白いペイントチェアを使ったシャビーシックなインテリアをご紹介しましょう。こちらは、白を基調にしながら、淡いペイントカラーの家具やレトロな木味のアンティーク家具を組み合わせたナチュラルな雰囲気のお部屋です。ミントカラーの食器棚がアクセントになっていますね。
白いペイントチェアは比較的大きさのあるアームチェアを選ぶことで、空間に溶け込みながらも、程よく存在感を出しています。テーブルを挟んだ向かいにはすっきりとしたベンチを合わせたこともあって、このペイントチェアの存在がさらに引き立ち、ここが特等席であるという感じがよく伝わってきますね。

アンティーク ペイント家具 インテリア

ダイニングテーブルは、あえて木味を活かしたシンプルなものを選びました。白を基調としたお部屋に、ポイントで素朴な木味の家具を合わせることで、程よい温もりや生活感を添えることができます。シャビーシックな雰囲気には憧れるけれど、白ばかりだとなんだか落ち着かない…など、シャビーなインテリア作りにお悩みの方は、素朴な木製アンティーク家具でバランスを取ってみてください。
今回のような、どことなくレトロな温かみが感じられるお部屋作りには、イギリスアンティークだけでなく、日本のレトロな家具も相性が良いですよ。

こちらの椅子もおすすめ!ホワイト以外のイギリスアンティークのペイントチェア

アンティーク イギリス 椅子 ペイント

ホワイトペイントのイギリスアンティークチェアも素敵ですが、それ以外のペイントカラーの椅子も、ぜひチェックしてみてほしいアイテムです。シャビーシックなテイストにしたいなら、なるべく淡いパステルカラーやグレーやネイビーなど、シックな色味が良いでしょう。

ペイントチェア アンティーク

画像のイギリスアンティークチェアは、くすんだダークグリーンのペイントカラーです。こちらも当店によるペイントで、他ではあまり見かけない色合いがポイントです。シックなインテリアに溶け込みながらも、他にはない個性を感じさせますね。座面の裏まで丁寧にペイントを施すのも、“ラフジュクオリティ”なんですよ。

シャビー ペイント 椅子

シャビーなお部屋に合うペイントチェアを選ぶ際は、塗装方法にも注目です。マットに塗られたものも悪くはないのですが、より寂びれた雰囲気を演出したいなら、かすれた風合いの塗装がおすすめです。ラフジュ工房では、「エイジング加工」や「クラック塗装」といった、アンティークらしいかすれやひび割れを表現するペイントを行っています。
たとえば、こちらは淡いブルーグレーにリペイントしたイギリスアンティークチェア。よく見ると、ややかすれた風合いにペイントが施されており、うっすらと木肌のベージュが透けて見える箇所もあります。この画像では分かりづらいかもしれませんが、実際のお買い物の際には、ぜひ商品ページの大きな画像で確認してみてください。アンティークらしいシャビーな質感がお分かりいただけると思います。

くすみと光沢感のあるファブリックがポイントの、イギリスアンティークのアームチェア

イギリスアンティーク 回転イス

リビングや書斎などに置きたいサロンチェアやアームチェア。シャビーシックな空間にするなら、ペイントのものの他に、ファブリックがくすんだ色合いのアンティークチェアを選ぶのもおすすめです。
こちらの椅子は、光沢感のあるくすんだウグイス色のファブリックが上品な、イギリスアンティークのアームチェア。決して派手ではない色合いですが、光沢感が加わることで上品でエレガントな雰囲気が感じられますね。
こちらの椅子のファブリックは当時オリジナルのものです。1920年ころのアンティークチェアですが、中のクッションを含め、状態が良好であったため、当店での張り替えは行いませんでした。100年前もこの姿で存在していたと思うと、なんだか不思議な気持ちになりますね。

イギリスアンティーク 回転チェア

円形の座面に、それをぐるりと囲むようにアーチを描く背もたれとアーム、そしてゆるやかな曲線を描くほっそりとした脚など、印象的な形がポイントの、こちらのイギリスアンティークのアームチェア。個性的で愛らしい姿は、インテリアに彩りを添えてくれますよ。
体をすっぽりと包み込むような大きさと、ふっくらと厚みのあるクッションで、座り心地も良さそうですね。
キャスター付きのデザインがおしゃれですが、先ほど1章のところでもお話ししたように、アンティークのキャスターは実用に向かない場合もあるので、見た目のデザインとして楽しみましょう。

シャビーシック インテリア 書斎

くすんだ色合いの家具を組み合わせて作った、シャビーシックなリビング書斎です。先ほど、白いペイントがシャビーシックの定番と言いましたが、白いペイント家具を使わなくても、シャビーな空間は作れるんですよ。取り入れたペイント家具といえば、淡い水色のワードローブのみ。白い壁に溶け込むような色合いで、存在を主張しすぎないのが良いですね。ご紹介したイギリスアンティークのアームチェアと北欧ヴィンテージのソファに共通するうぐいす色や、トランクテーブルのネイビーなど、シックな色の家具をメインで取り入れることで、甘すぎない大人なシャビースタイルに仕上がっています。

こちらの椅子もおすすめ!くすんだブルーが退廃的な、イギリスアンティークのサロンチェア(アームチェア)

アンティーク 椅子 シャビー

こちらはくすんだブルーのファブリックが使われたサロンチェア。明度を抑えつつも光沢感があることで、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせます。フレームの木材部分は艶やかで、深みのあるこげ茶色もシックな趣を添えていますね。背もたれの上部に付いたささやかな装飾と、脚に施された挽き物加工が程よくイギリスアンティークらしい上品さを醸し出しています。

アンティーク 椅子 サロン

上から見るときれいな「U」の字のような形をしていて、そこがまた個性的で可愛らしいチェアです。背もたれとアームが一体となって、しっかりと布張りされているため、より一層コロンとした形が際立ちます。きちんと当店でメンテナンスしているので、どこから見てもきれいで美しいアンティークチェアですよ。

エレガント インテリア アンティークチェア

実はこちらの椅子は、1章でご紹介したエレガントなお部屋でも使用していたものなんです。このお部屋では華やかなイギリスアンティークのサロンチェアと合わせてコーディネートしましたが、もっと色数少なく、退廃的なテイストの家具と組み合わせれば、シャビーシックな空間を作ることができます。組み合わせ次第で、様々なテイストのインテリアを楽しんでみてくださいね。

シャビーな木肌が味わい深い、イギリスアンティークのダイニングチェア

イギリスアンティーク ハイバック 椅子

シャビーシックな空間に木製チェアを取り入れるなら、アンティークらしい古びた木の質感が感じられるものを選びましょう。
こちらのダイニングチェアはハイバックのデザインで、前面の脚にはイギリスアンティークらしい挽き物加工が施されています。比較的シンプルなデザインながらも、上品な雰囲気が漂います。

アンティーク 椅子 木味

このように決して派手ではないデザインのイギリスアンティークチェアは、シンプルだからこそ、時代を経てきた木肌が引き立ちます。経年によって積み重ねられた味わいが感じられるのも、木製の椅子ならではのポイントです。オーク材のくっきりとした木目と、自然と生まれたグラデーションは、ついつい、じっと眺めたくなってしまいますね。まさに古い椅子ならではの醍醐味です。
デザインがシンプルだからこそ、シャビーシックなインテリア以外にも、様々なコーディネートに合わせられます。どんなテイストのお部屋にも、アンティークらしい古びた味のある雰囲気を添えてくれますよ。

シャビーシック ダイニング インテリア

こちらのイギリスアンティークのハイバックチェアと、くすみのあるアンティークペイントの家具と組み合わせて、シャビーシックなダイニングインテリアを作りました。
可憐な空間を大人っぽく引き締めるコツは、白や水色といった、ふんわりとした印象のペイント家具に加えて、ネイビーやこげ茶色を同じくらいの比率で取り入れること。比較的大きさのある家具は明るい色、小さな家具に濃く暗い色合いのものを持ってくることで、イギリスらしい華やかさとシックな雰囲気のバランスが取れています。

シャビーシック リビングダイニングインテリア

先ほども少しお話ししたように、シャビーシックなインテリアというと、定番の白色ペイントの家具でコーディネートした空間がイメージされやすいと思いますが、白や淡いパステルカラーだけだと、なんとなく落ち着かない印象になってしまうこともありますよね。そこで、このお部屋のようなこげ茶色のイギリスアンティーク家具を溶け込ませたり、同じペイント家具でもネイビーや黒などのシックな色合いのものを取り入れるのがポイントなんです。程よく生活感の残る、過ごしやすいお部屋を作ることができますよ。ぜひ試してみてくださいね。

こちらの椅子もおすすめ!シャビーなファブリックが使われた、イギリスアンティークのダイニングチェア

アンティークチェア シャビー

シンプルな木製チェアでは物足りない、という場合には、チェアのファブリックで工夫してみるのも良いでしょう。シャビーシックなデザインの張地を選べば、こだわりのインテリアにも違和感なく取り入れることができますよ。
こちらのイギリスアンティークのダイニングチェアは、光沢のある淡いグリーンの布地に、大振りな花柄の刺繍が溶け込んだ上品なデザイン。先ほどご紹介したアームチェアやサロンチェアと同様に、ファブリックの明度が低いためそれほど主張は強くなく、かすれたような雰囲気がシャビーなお部屋にマッチします。このような大振りの図柄を選べば、エレガントな雰囲気もきちんとプラスすることができますね。

アンティーク 椅子 ツイストレッグ

脚はツイストレッグのデザインで、イギリスアンティークらしい重厚感も感じられますね。
こちらのツイストレッグは、麦(Barley)の糖分から作られたねじり飴に似た姿から、「バーリーシュガーツイストレッグ」と呼ばれています。クラシックとシャビーの中間をいくようなシックな空間作りにもおすすめです。

カントリースタイルにおすすめの、イギリスアンティークのチェア・椅子3つ

さて、ここから少し趣が変わっていきますよ。
イギリスアンティークの椅子というと、ここまでにご紹介してきたような装飾性に富んだ優雅で華やかなものがある一方で、庶民の間で親しまれたカントリースタイルのチェアもありますよね。
貴族の暮らしのような華やかさはないけれど、質素に堅実に生きた人々の暮らしが思い起こされるような、木材そのものの味わいを活かした温かみのあるイギリスアンティークチェア。その代表として、ウィンザーチェア、チャーチチェア、フォールディングチェアをご紹介しましょう。

背もたれの透かし彫りがおしゃれな、イギリスアンティークのウィンザーチェア

イギリスアンティーク ウィンザーチェア

イギリスを代表するカントリーチェアといえば、ウィンザーチェアの紹介は欠かせません。ウィンザーチェアは、17世紀にイギリスのハイウィッカムという町で、庶民のための椅子として誕生しました。貴族たちが宮廷で用いたような豪華な装飾性はなく、実用性を重視したシンプルかつ丈夫なつくりが特徴です。背もたれにスポークが並ぶシンプルなデザインが基本ですが、そこから派生して実にたくさんの種類が作られていきました。

アンティーク ウィンザーチェア

たとえばこちらのイギリスアンティークのウィンザーチェアは、背もたれ中央のスプラットに車輪モチーフの透かし彫りが施されたデザイン。「ホイールバック」とも呼ばれ、アンティークのウィンザーチェアの中でも比較的よく見かけるデザインです。
背もたれの他にも、脚にはさりげなく加工が施されていたり、座面も座りやすいように窪みが付けられていたりと、シンプルながらも装飾性・実用性ともによく考えて作られていることがうかがえます。座面に浮かび上がる木目も美しく、木製アンティークチェアならではの味わいが感じられますね。

アンティーク アトリエ インテリア

こちらはまた別のイギリスアンティークのウィンザーチェアを使ったアトリエ書斎です。レトロカントリーな雰囲気の木製アンティーク家具と、可愛らしいペイント家具を合わせて、ほっこりと温かな雰囲気の空間に仕上げました。先ほども少し触れましたが、このような優しい温もりの漂うインテリアには、イギリスアンティークだけでなく、日本の昭和レトロな家具も相性が良いです。実際、こちらのお部屋では、大きなデスクや木製ロッカーなど、ほとんどを和製アンティーク家具で揃えています。今回使ったウィンザーチェアはイギリス製ですが、どことなく質素な趣のある佇まいなので、日本の古い家具とも良く馴染んでいますね。

アンティークデスク ウィンザーチェア

集中したいアトリエ書斎では、作業がしやすいように、大きな作業台を空間の中央に据えています。もともと庶民のために作られた実用性重視のイギリスアンティークのウィンザーチェアなら、毎日の長時間作業にだって耐えてくれる丈夫さもポイント。おしゃれでありながらも飽きのこないデザインも、イギリスアンティークのカントリーチェアらしい魅力です。

アンティーク イギリス ウィンザーチェア

こちらで使用しているウィンザーチェアは、ホイールバックと似た透かし彫りが施されていますが、よく見ると車輪ではなく植物を彷彿とさせるデザイン。後ろから見た姿もおしゃれです。

こちらの椅子もおすすめ!シンプルで実用的な、イギリスアンティークのキッチンチェア

イギリスアンティーク キッチンチェア

ウィンザーチェアの中でも、別の名前で親しまれている椅子もあります。それが、こちらのような「キッチンチェア」と呼ばれるイギリスアンティークの椅子。キッチンでの作業や、途中の休憩の際などに使用されていた椅子のことを指します。明確なデザインの定義はないのですが、日々の生活の中で気負わずガシガシ使えるように、無駄な装飾は抑えたシンプルなデザインが主流のようです。

アンティーク キッチンチェア ペイント

人々の日常に溶け込み、長く使用されたであろうアンティークのキッチンチェアは、以前の持ち主によって、ペイントが繰り返された形跡があるものも多く見つかります。そうしたものは、経年によってペイントが剥げかけていたり、その剥げかけた下からまた別の色がのぞいていたりと、多彩で豊かな表情が楽しめますよ。
イギリスアンティークのウィンザーチェアをお探しの際には、ぜひキッチンチェアも併せてチェックしてみてくださいね。

背もたれのポケットや十字架の透かし彫りがおしゃれな、イギリスアンティークのチャーチチェア(チャペルチェア)

イギリスアンティーク チャーチチェア

カントリーチェアの中でも常に一定の人気があるのが、イギリスアンティークのチャーチチェア(チャペルチェア)。もともと教会で使われていたこの椅子は、アンティークならではの古めかしさと独特の可愛らしさを備えています。素朴でありながらも、さりげなくユニークな姿をしているので、現代のお部屋にも取り入れやすく、しかし同時にちょっとしたアクセントも添えてくれる、おしゃれなインテリア作りにはもってこいの椅子なんです。

イギリスアンティーク チャペルチェア

ちょっとしたアクセントとして活きてくるのが、教会で使われていた椅子ということが分かるような「バイブルポケット」と呼ばれる背もたれの収納や、十字架のモチーフの透かし彫りなどの装飾。こうした見た目のおしゃれさから、イギリスアンティークのチャーチチェアは、最近ではカフェなどの空間作りにもよく使用されています。これを真似して、ご自宅のダイニングでカフェ風インテリアを楽しむのもおすすめですよ。

フレンチカントリー インテリア

明るい木肌のイギリスアンティークのチャーチチェアは、白やパステルカラーのペイント家具と合わせて、フレンチカントリーな空間作りにいかがでしょうか。
このとき合わせるペイント家具は、かすれた塗装のものだけでなく、マットなやわらかい雰囲気のあるものもおすすめです。ペイントカラーも、ドアの淡いグリーンなどのようにやさしい色合いのものを選ぶと、温かみの感じられるフレンチカントリーな空間に仕上がります。極端にかすれたものやシックな色合いを選んでしまうと、フレンチカントリーというよりも、先ほど3章でご紹介したようなフレンチシャビーな空間に近づくので、自分の作りたいテイストに合わせてコーディネートを工夫してみてくださいね。

アンティーク ベントウッドチェア チャーチチェア

このお部屋では、チャーチチェアの他にペイントのベントウッドチェアも合わせました。1章ではエレガントなお部屋に合うとご紹介したイギリスアンティークのベントウッドチェアですが、コーディネート次第では、このようなナチュラルなカントリースタイルにも溶け込むんですね。
チャーチチェアやベントウッドチェアなど、アンティークならではの個性のある椅子を取り入れているので、ダイニングテーブルは極力シンプルに。テーブルと椅子の木の色合いは、明るい空間に合うように、なるべく軽やかなもので統一しています。
白い色が陽の光をお部屋いっぱいに拡散する、ナチュラルで健康的なダイニングルームになりました。

こちらの椅子もおすすめ!チェアよりも座面を広々と使える、イギリスアンティークのチャーチベンチ

イギリスアンティーク チャーチベンチ

1人用のチェアではないのですが、チャーチチェアと同じく教会で使われていた椅子ということで、イギリスアンティークのチャーチベンチについても、さらっとご紹介しておきましょう。
教会で礼拝者が並んで座るために作られたチャーチベンチ。いくつかのデザインがあるのですが、たとえばこちらは折り畳み式の2人掛けベンチです。先ほどのチャーチチェアと同様に、こちらも背もたれにポケットが付いていますね。現代の家具ではあまり見かけないデザインなので、インテリアのアクセントとして取り入れても素敵です。

アンティーク チャーチベンチ 折りたたみ

こちらのチャーチベンチは折り畳み式なので、使わない時は片付けておけるのも便利ですよ。アンティークなのに機能的に使えるのが嬉しいですよね。元々は、聖歌を歌う際に立ち上がることから、座面が折り畳めるようなつくりになったのだとか。ご自宅のほか、店舗などの什器としても活躍しそうです。
チャーチベンチは他にも様々な形があるので、気になる方は探してみてくださいね。

機能的なつくりが嬉しい、イギリスアンティークのフォールディングチェア(折り畳み椅子)

イギリスアンティーク フォールディングチェア

先ほど折り畳み式のチャーチベンチをご紹介しましたが、イギリスアンティークチェアの中には、1人掛けの椅子でも便利な折り畳みタイプのものがあるんです。「フォールディングチェア」という名前で呼ばれていることも多いですね。比較的軽量なつくりで、必要に応じてコンパクトに畳んで持ち運べるのが、この折りたたみの椅子の良いところ。お家の中だけでなく、バルコニーやピクニック先など、様々な場所で活躍してくれます。

イギリスアンティーク 折り畳み椅子

イギリスアンティークのフォールディングチェアは、質量が軽い分、シンプルな木製のデザインが多く、カントリーやレトロといったテイストのインテリアにぴったり。
マホガニーやウォールナットなどの、かつて貴族たちに愛された高級材と違い、一般庶民にも親しみのあるビーチ材などが使われていることがほとんどで、現代の私たちの日常の中にもすんなり溶け込んでくれる椅子ですよ。
無駄な装飾が一切ないので、植物などを飾る飾り台としてもおすすめです。アンティーク感あふれるレトロな木味に、植物の瑞々しいグリーンが映えそうですね。

アンティーク家具 ダイニング インテリア

こちらは、味のある木製アンティーク家具で作った、明るくナチュラルな印象のカントリースタイルのダイニングインテリア。
ダイニングチェアを始め、使用するアンティーク家具はなるべくシンプルなデザインを揃えることで、素材の味がしっかりと活きています。
大きなダイニングテーブルも無駄を削ぎ落としたデザインで、必要以上に圧迫感を感じさせません。レトロな木肌が、素朴なイギリスアンティークのフォールディングチェアともマッチしていますね。

アンティーク 白色ペイント インテリア 

アンティーク 椅子 折り畳み

食器棚とベンチには、アンティークのホワイトペイントのものを取り入れることで、明るく軽やかな雰囲気を演出しています。大きな食器棚は、白色ペイントに加え、ガラス面の大きなものを選んだことで、より圧迫感を軽減できていますね。
こちらのインテリアでも、イギリスアンティークのフォールディングチェアの他は、ほとんど和製アンティーク家具を取り入れています。イギリスと日本、大きくテイストの異なる2つのジャンルではありますが、カントリーテイストのチェアであれば、このようにジャンルを超えてしっかりと融和してくれます。

こちらの椅子もおすすめ!屋外での使用にも適した、イギリスアンティークのガーデンチェア

イギリスアンティーク ガーデンチェア

折りたためる椅子を探している方には、イギリスアンティークのガーデンチェアもおすすめです。その名の通り、ガーデンで使うために作られた椅子は、持ち運びや移動に便利なように、折り畳めるつくりになっているものが多いんですよ。さらに、外に出して砂埃や雨風にさらされても大丈夫なように、アイアンで作られているものも多いですね。
こちらは、白いペイントが施されているイギリスアンティークのガーデンチェアです。当店によるペイントではなく、オリジナルの状態のままなので、ところどころ経年による錆びや剥がれが生じていますが、その人工で作り出すのとはまた違ったシャビーな雰囲気がたまりません。

アンティーク イギリス ガーデンチェア

ホワイトペイントと背もたれの網目状のデザインが相まって、イギリスアンティークらしい優美な雰囲気を醸し出しています。まさに、優雅なイングリッシュガーデンにぴったりな趣。インテリアだけでなくお庭作りにもこだわりたい方は、アンティークのフォールディングチェアやガーデンチェアもぜひチェックしたいアイテムです。
もちろん、こちらの椅子をはじめ当店で扱うガーデンチェアは、基本的にはしっかりと清掃・メンテナンスを行っています。そのため、室内でもきれいな状態で使用していただけますよ。

ナチュラルスタイルにおすすめの、イギリスアンティークのチェア・椅子3つ

普段生活する空間は、くつろぎ感のあるナチュラルスタイルが好みという方もいますよね。
イギリスアンティークチェアの中でも、先の章でご紹介したカントリーチェアは、そうした日常使いにもすんなりと溶け込んでくれる部類でしょう。この章では、そんなカントリーチェアの他に、ナチュラルなインテリアにぴったりの、イギリスアンティークの椅子をご紹介します。ポイントは、「くつろぎ感」。シンプルで明るい雰囲気のお部屋で、ゆったりのんびり過ごせる椅子として、今、改めて注目を集めているブランド「アーコール」のアンティークチェアと、くつろぐのにぴったりな形のラウンジチェア、ロッキングチェアを取り上げます。

イギリス伝統のウィンザーチェアをモダンにアレンジ。シンプルさが魅力のアーコールチェア

イギリスアンティーク アーコールチェア

近ごろ流行りの北欧スタイルなど、シンプルでナチュラルな雰囲気のお部屋作りに欠かせない存在となりつつあるのが、イギリスアンティークのアーコールチェアです。
アーコールは、1920年イギリス創業のブランド。イギリス伝統のウィンザーチェアの潮流を汲みながらも、北欧家具を意識したシンプルでモダンなデザインが最大の特徴です。その洗練されていながらもどこか可愛らしい独特の佇まいが、現在の北欧スタイルやシンプルスタイルの流行と上手く合致し、多くの人の心を掴んで離さずにいるというわけなんですよ。

アーコールチェア シスルバック

こちらのアーコールチェアは、アーコール独自の背もたれのデザインと明るい木肌がポイントです。ナチュラルなインテリアには、イギリスアンティークの中でもなるべく明るめの色合いのものを選ぶと良いというのは、この記事をここまでお読みになった方にはもうお分かりかもしれませんね。
目を引く背もたれの透かし彫りは、ウィンザーチェアのところでお話しした、伝統的なホイールバックのデザインをアーコール流にアレンジしたものです。こちらは「シスルバック」と呼ばれるデザインで、スコットランドの国花であったアザミの花(シスル)がモチーフになっているんですよ。上品でありながらも可愛らしい椅子で、シンプルなお部屋の中でもワンポイントとして輝きそうですね。

イギリス ダイニング インテリア

エレガント ダイニング

そんなシスルバックのアーコールチェアを使って、ナチュラルでありながらも、イギリスらしいエレガントな雰囲気が感じられるダイニングを作りました。
それぞれ同じような色合いの明るい木製家具を取り入れて、お部屋全体に統一感を出しています。使った家具は、イギリスアンティークやフランスアンティーク、さらには北欧のヴィンテージ家具もこっそりと紛れています。バラバラの国からやってきた家具も、自分でコーディネートしてまとまり感が生まれると嬉しいものですよね。イギリスの気品を表現するために、テーブルやサイドテーブルには、猫脚のデザインを選んだのもポイントです。

こちらの椅子もおすすめ!様々なデザインのイギリスアンティークのアーコールチェア

アンティーク アーコールチェア

アンティークのアーコールチェアには、実は他にもたくさんのデザインがあるんですよ。詳しくは別の記事で紹介しているので割愛しますが、どれもシンプルで可愛らしく、良い意味でイギリスらしさを感じさせないモダンなデザイン。イギリスアンティークらしい高貴な雰囲気のデザインが苦手、という方にもアーコールチェアはおすすめです。どれもシンプルで、現代の私たちの暮らしにも違和感なくすんなりと取り入れることができますよ。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

やわらかな色合いでナチュラルな雰囲気。イギリスアンティークのラウンジチェア

イギリスアンティーク ラウンジチェア

毎日の家事の合間や、お家で過ごす休日など、リビングでくつろぎたい時間というのもよくありますよね。そんな場面で活躍してくれるのが、ラウンジチェアです。
イギリスアンティークらしい品は残しつつも、明るく親しみやすい雰囲気のお部屋に取り入れるなら、このような優雅な佇まいの、イギリスアンティークのラウンジチェア(サロンチェア)がおすすめですよ。
ポイントは、ナチュラルな雰囲気に溶け込みやすい優しい色合い。肌触りがやわらかそうな布張りのものを選べば、空間全体がより上品な雰囲気に仕上がります。

ラウンジチェア アンティーク

こちらのイギリスアンティークのラウンジチェアは、やわらかなベージュ色が控えめで上品。このようにインテリアに馴染みやすいベーシックな色合いを選べば、様々なコーディネートに取り入れられるので、頻繁に模様替えを楽しむ方にもおすすめです。
椅子の背もたれと座面に施されたゴブラン織りが魅力的ですが、華やかな印象のゴブラン織り装飾を、あえて全面ではなくポイントで取り入れていることで、仰々しくなりすぎていません。そのため、ナチュラルなお部屋の中でも主張しすぎることなく馴染んでくれます。さりげないエレガントさを漂わせつつも華美過ぎない佇まいで、やさしく親しみやすい空間にぴったりの椅子ですよ。

アンティーク ラウンジチェア イギリス

ナチュラルなインテリアというと、イギリスアンティークが得意とするようなエレガントな雰囲気とは遠く離れたものと思われがちですが、このようなデザインのラウンジチェア(サロンチェア)なら、合わせる家具によってお部屋の雰囲気を大きく変えてくれます。画像のようにエレガントな西洋アンティーク家具と合わせれば、高級感漂う空間を演出することができます。反対に、レトロ寄りの家具を合わせれば、もう少しカジュアルに、そこはかとない品の良さを漂わせることができるでしょう。組み合わせ次第で様々な表情を見せてくれるので、インテリア作りが楽しくなりますね。

こちらの椅子もおすすめ!アンティークよりも時代が浅い、イギリスヴィンテージのラウンジチェア

アーコール ラウンジチェア

イギリスヴィンテージ ラウンジチェア

もう少しモダンでカジュアルな雰囲気がお好みであれば、アンティークよりも時代が新しいイギリスヴィンテージのラウンジチェアを検討してみてください。アーコールと同様に、北欧家具から影響を受けた、シンプルでモダンなデザインが特徴的です。
北欧家具によく用いられるチーク材が使われていることも多く、そのオレンジがかった木肌からは温かな雰囲気が感じられます。ファブリックの色も、イギリスアンティークのクラシカルな雰囲気とは異なり、ミッドセンチュリーの香りを感じるポップな色遣いのものも見つけることができます。インテリアに合わせてお好みのものを選んでみてくださいね。

アンティーク リビング インテリア

こちらは、アーコールのラウンジチェアを使った、ナチュラルスタイルのリビングルームです。
アーコールらしいすっきりと洗練されたデザインのラウンジチェアは、明るい木のフレームとグリーンのファブリックという爽やかな見た目で、優しくナチュラルな空間にぴったり。チェアのファブリックは、3人掛けソファやペイント建具のカラーと合わせることで、しっかりと調和が生まれています。このように、リビングに大振りな1人掛けの椅子を置けば、ゆったりと自分のスペースを確保できるため、忙しいお母さんにとっても束の間の休憩場所として活躍してくれること間違いなしです。ぜひ自分のための特別なスペースとして、お気に入りのラウンジチェアを見つけてみてください。

ナチュラルな空間でゆったりくつろぐなら、イギリスアンティークのロッキングチェア

イギリスアンティーク ロッキングチェア

イギリスアンティークやイギリスヴィンテージのラウンジチェアをご紹介しましたが、くつろぎの空間にぜひ取り入れたい椅子といえば、ロッキングチェアを挙げる方もいますよね。先ほどのラウンジチェアと同様に、イギリスアンティークやイギリスヴィンテージのものには、ナチュラルな雰囲気にも合わせやすいデザインが見つかります。
例えばこちらは、イギリスの「パーカーノール(Parker Knoll)」というブランドのヴィンテージロッキングチェア。黄みがかった木肌と、クリーム色のファブリックがやさしく温かな印象ですね。画像のように北欧家具と組み合わせれば、ナチュラルな北欧スタイルインテリアの完成です。

和洋折衷スタイルにおすすめの、イギリスアンティークのチェア・椅子2つ

インテリアスタイルに応じたおすすめイギリスアンティークチェアのご紹介。最後は、和モダンスタイルにも取り入れていただける、イギリスアンティークの椅子をご紹介したいと思います。
イギリスと日本、一見、相容れそうにない2つのジャンルですが、意外と相性良く組み合わせることができるんですよ。ポイントは、和の雰囲気を感じさせるようなオリエンタルな素材感と、和モダンに通じるようなシックな色遣い。これらのデザインのイギリスアンティークチェアを選べば、日本の伝統的な和家具とも相性はばっちりです。
ここでは、その代表としてペーパーコードチェアとG-PLANチェアを取り上げながら、その絶妙なコーディネートを見ていきましょう。

英国らしいクラシカルな表情もプラス。和洋折衷にぴったりなイギリスアンティークのペーパーコードチェア

イギリスアンティーク ペーパーコード ダイニングチェア

どことなくカントリーな雰囲気が漂うこちらのイギリスアンティークチェア。なんといっても目を引くのが、ペーパーコードで編まれた座面です。オリエンタルな雰囲気で、一見、ラタン(籐)などの植物に由来しているものにも思えますよね。実際は、ペーパーコードとは樹脂を含ませたクラフト紙をよって作られた素材。1章でご紹介したロイドルームチェアと同じようなものと考えれば良いでしょう。
こちらの椅子は、シェーカーチェアを思わせるラダーバックの背もたれと、脚に施されたさりげない挽き物加工が相まって、まさにイギリスの田舎を彷彿とさせる、素朴な中にもクラシカルな雰囲気の漂うデザインです。

アンティーク ペーパーコードチェア イギリス

イギリスらしい上品さは感じられますが、一方で、ペーパーコードによる編み座面がどこか東洋的な雰囲気も漂わせているため、和のテイストに取り入れても違和感を感じさせません。この椅子の木肌が、シックなこげ茶色ということもポイントでしょう。落ち着いた佇まいで、上質な和モダンの空気感を壊さずにいてくれます。

和モダン インテリア

黒色のペイントが施されたダイニングテーブルや、大きな水屋箪笥、そして涼しげな格子戸など、和製アンティークのアイテムと合わせることで、イギリス家具らしさを活かしたまま、和モダンスタイルのインテリアに溶け込んでいるんです。

こちらの椅子もおすすめ!ラタンなどで編まれた、イギリスアンティークのメッシュチェア

アンティーク 椅子 ダイニング インテリア

アンティークチェア 和モダン

また、こちらのようなメッシュが施されたイギリスアンティークの椅子も、涼しげな印象で和モダンインテリアにぴったりです。エレガントな椅子として紹介したイギリスアンティークのベントウッドチェアですが、このようなデザインなら和モダンスタイルにも合うんですね。
さらに、一緒に合わせているのはウィンザーチェア。色が濃いため、落ち着いた和のインテリアにも馴染みます。無駄のないシンプルなデザインというのもポイントですね。こちらも、背もたれのスポークが格子戸の縦のラインと響き合うようで、和のスタイルとの相性は抜群です。

すっきりとしたフォルムと合皮の座面がクールな、イギリスアンティークのG-PLANチェア

G-PLAN 椅子 ダイニング

先ほどは、ペーパーコードやメッシュといった編み座面のチェアを取り入れていたことで、比較的軽やかで涼しげな印象の和モダンスタイルでしたが、もう少しシックにきめたいなら、合皮が使われたクールなデザインの椅子がおすすめです。
イギリスアンティークの中にも、革製のものはありますが、より時代の新しいヴィンテージチェアの方が、状態も良く種類も豊富で、お好みのデザインを見つけやすいですよ。
特におすすめなのが、ミッドセンチュリーなテイストの家具を得意とする、イギリスのモダン家具ブランド「G-PLAN」のチェア。北欧家具から多大な影響を受けたスタイリッシュでモダンなデザインが特徴です。ファブリックを使った温かみのある可愛らしいデザインのチェアもある一方で、こちらのようなレザーを使ったメンズライクな雰囲気のものもあるんです。

G-PLAN チェア 和モダン

このような格好いいデザインのG-PLANチェアを和の空間に合わせれば、今風の粋なモダンスタイルに早変わり。黒いレザーが空間に沈み込み、静謐な雰囲気を醸し出していますね。どっしりとしたタイプのダイニングテーブルを取り入れれば、重厚感がプラスされ、和モダンにぴったりの厳かな空気が漂います。

和モダン ダイニング インテリア

他にも、水屋箪笥をリメイクしたサイドボードや、和箪笥、格子戸などの和製アンティーク家具を組み合わせて、日本の伝統的な空間を演出。こうした存在感のある和のインテリアを引き立てるためにも、ダイニングチェアはシンプルでスタイリッシュなものを選ぶことでバランスが取れるんですよ。
和モダンスタイルにも興味がある方は、ぜひここでご紹介したインテリアを参考にしながら挑戦してみてくださいね。

様々なスタイルにおすすめ イギリスアンティークのスツール2つ

1~6章では、それぞれのインテリアテイストに合う、オススメのイギリスアンティークチェアをご紹介しました。しかし、その中でまだ触れられていない種類のイギリスアンティークの椅子があるんです。そこで、この章と次の章では、まだご紹介できていない、イギリスアンティークのスツールとベビーチェア・キッズチェアについてお話ししたいと思います。

まずスツールですが、イギリスアンティークのスツールには、丸座面や楕円形の座面のものが多く、どことなく可愛らしい雰囲気が漂うものが多くあります。小さなサイズでお部屋にも取り入れやすく、ちょっとした空間を埋めてくれる、非常に役立つアイテムです。レトロな味わいの木製スツールが主流ですが、インダストリアルな雰囲気が漂うアイアンスツールもありますよ。

レトロな雰囲気の、イギリスアンティークの木製スツール

イギリスアンティーク スツール

イギリスアンティークの木製スツールは、レトロカントリーな雰囲気が魅力的。こちらの画像のように、脚はイギリス伝統の挽き物のデザインになっているものもよく見受けられます。小さなスツールでも、しっかりとイギリスアンティークらしい上品さが伝わってきますね。また、素朴な木味とコンパクトなサイズで、どんなテイストのインテリアに取り入れてもきちんと馴染んでくれるのが嬉しいポイント。カントリースタイルのお部屋に合わせるのはもちろん、エレガントスタイルやシャビーシックスタイルなどのお部屋に取り入れても、違和感なくまとまってくれますよ。

イギリスアンティーク スツール 座面

デザインのアクセントのようにも見える、座面に施された切り込みは、実は持ち運びしやすいように付けられたもの。小さなアンティーク家具ながらも、実用性も考えられたつくりには感心してしまいます。

イギリスアンティーク ハイスツール

イギリスアンティークの木製スツールの中には、こちらのような少し珍しい「ハイスツール」もあります。通常のスツールに比べて脚が長く、よりエレガントな雰囲気が漂いますね。すらっとした見た目が上品で、ひとつ上のインテリアを演出してくれるアイテムです。

アンティーク イギリス スツール

ハイタイプのイギリスアンティークスツールは、その長い脚を活かしてカウンターチェアのように使ったり、あるいは座るだけでなく、飾り台のように使うのもおすすめですよ。背が高い分、飾ったものが視線の先にとまりやすく、程よくインテリアのアクセントになってくれるでしょう。

インダストリアルな雰囲気の、イギリスアンティークの鉄脚スツール

イギリスアンティーク アイアン スツール

こちらは、インダストリアルな雰囲気のイギリスアンティークのスツール。座面に当時物の合皮が張られた、回転タイプです。アイアンと合皮の組み合わせが格好よく、いわゆるイギリスアンティークらしさからは想像できないような、メンズライクな佇まいがまた魅力的ですね。無骨なジャンクスタイルのインテリアにもぴったりです。

メンズライク インテリア

このイギリスアンティークのスツールを使ったインテリアが、こちら。アンティーク家具やヴィンテージ家具を使ってインダストリアルな雰囲気でまとめたオフィスインテリアです。ミーティングやたくさんの資料を広げての作業にもぴったりの大きなテーブルに、背もたれのない小振りなスツールを合わせることで、空間をすっきりと見せています。今回のスツールのように座面が回転するタイプなら、作業デスクに合わせても実用的に使えますね。オフィスだけでなく、ご自宅の書斎インテリアにもおすすめです。

子ども用も見逃せない!イギリスアンティークのキッズチェア2つ

最後は、子ども用の椅子、イギリスアンティークのベビーチェアとキッズチェアをご紹介しましょう。
ダイニングにも合わせられるハイタイプのベビーチェアと、かつての幼稚園や学校などで使われていたキッズチェアについて見ていきます。

2wayで使えて便利!イギリスアンティークのベビーチェア(キッズチェア)

ナチュラルスタイル インテリア

アンティークの中からベビーチェアを選ぶ際には、強度や安全性が第一に気になるものですよね。大事な我が子に使わせるものなら、しっかりとリペアされているものを選んだり、信頼できるショップで買うことが何よりも大事です。アンティーク家具ラフジュ工房では、安全性に問題がないか、専門知識を持った職人がしっかりと見極めてリペアを施しているので安心してくださいね。

イギリスアンティーク ベビーチェア

さて、そんな前提を確認した上で、イギリスアンティークのベビーチェアには、アンティークとはいえ機能性にもデザイン性にも優れたつくりのものがたくさんあるんです。
たとえばこちらは、ハイチェアとローチェアの2パターンでお使いいただけるベビーチェア。ダイニングで大人たちと一緒に食事をするときにはハイタイプが便利。一方、ロータイプにすると、テーブルが現れて、食事だけでなくお絵かきなどの遊びにも対応。ダイニングでもリビングでも活躍してくれるのが嬉しいですね。

アンティーク 子供部屋

ミントカラーの座席部分はレザー製なので、ファブリックと違って汚れてもさっとふき取れるのもポイントですよ。可愛らしいだけでなく、使い勝手も良いアンティークのベビーチェアです。
爽やかなミントカラーが印象的で、空間の中でもパッと目を引きます。ペイント家具を取り入れた、明るくナチュラルな雰囲気のお部屋にもぴったりですね。

こちらの椅子もおすすめ!シックなインテリアにぴったりの、イギリスアンティークのベビーチェア(キッズチェア)

ベビーチェア イギリスアンティーク

こちらはシックなカラーのイギリスアンティークのベビーチェア。座席には本革が使用されているため、艶があり、高級感が漂います。イギリスアンティークらしいクラシカルな空間に合わせるなら、ベビーチェアもこのような落ち着いた色味や素材感のものを選ぶと良いですね。
こちらも先ほどの椅子と同じように、2wayで使える便利なつくりです。

アンティークベビーチェア ダイニング

実はこちらのベビーチェアは、3章でご紹介したシャビーシックな空間でも取り入れていたものなんです。3章でご紹介したイギリスアンティークのハイバックチェアと同じような深みのあるこげ茶色で、違和感なく馴染んでいます。

アンティーク ベビーチェア

ロータイプにするとキャスターが現れますが、何度かお話ししているように、アンティークのキャスターは動かない場合もあるので、あまり期待せず、転がして使うことはあまり想定しないほうが無難でしょう。
天板に描かれたイラストがレトロで可愛らしいアクセントになっていますね。お子さまが成長した後には、インテリアのディスプレイとして飾っておいても素敵ではないでしょうか。

インテリアの雰囲気作りにもおすすめ。イギリスアンティークのスクールチェア(キッズチェア)

イギリスアンティーク スクールチェア

お子さまがもう少し大きく成長したら、イギリスアンティークのキッズチェアやスクールチェアもいかがでしょうか。イギリスの学校で使われていたスクールチェアは、日本に住む私たちにも馴染みのある、どこか懐かしさを感じるデザイン。子供部屋に置くデスクチェアなどとしても良いですね。

イギリスアンティーク キッズチェア

中には、ペイントが施された可愛らしい見た目のイギリスアンティークのキッズチェアもあります。レトロな雰囲気作りにもってこいですね。子ども用の小さなサイズは花台などとして取り入れたり、大人でも座れるサイズの椅子であれば、カフェなどの店舗什器として使うのもおすすめです。スクールチェアなら、同じデザインや似たようなデザインも比較的簡単に集めることができますよ。

最後に

イギリスアンティークのおすすめチェアについてご紹介しました。いかがでしたか?
残念ながらアンティーク家具は1点ものが多く、今回ご紹介したチェアはすでに売約済みとなってしまっているお品も多いのですが、冒頭でもお話ししたように、「アンティーク家具ラフジュ工房」では、毎日新着商品の更新を行なっています。記事執筆時には、まだ当店にやって来ていなかった素敵なチェアも、新たに入荷しているかもしれません。記事を読んでイギリスアンティークの椅子を色々見てみたくなったという方は、ぜひオンラインショップを覗いてみてくださいね。

アンティークチェアは1点ものだからこそ、お気に入りの1脚に出会えた時の喜びもひとしお。きっと、あなただけの特別な椅子となること間違いなしです。

イギリスのアンティークチェアを探すなら、「アンティーク家具 ラフジュ工房」

アンティーク イギリス チェア
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