レトロ家具が気になるあなたは必見!押さえておきたい6つのこと

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レトロ家具が気になるあなたは必見!押さえておきたい6つのこと

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レトロ家具

私たちの内に眠るノスタルジーを刺激する、レトロ家具。飴色の木味の素朴な風合いやポップでかわいらしい色使いなど、現代の家具とはまた違ったレトロ家具の魅力には、ぐっと心惹かれるものがありますよね。ほっこり落ち着ける、居心地の良い空間を楽しませてくれそうです。実物が身近になくとも、SNSが隆盛を極める昨今、レトロ家具で素敵にコーディネートされたお部屋の写真などを目にする機会も多くあり、憧れを強めたり興味を抱かれたりする方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなレトロ家具全体をフォーカスしてみることにしました。レトロ家具のテイストやアイテムごとの紹介、インテリアの実例に加えて、レトロ家具の購入のコツをまるっと網羅。おまけに、レトロ家具を手放すことになった時はどうする?というポイントも指南しちゃいます。

ちなみに、レトロといっても色々あるかとは思いますが、この記事では主に「昭和レトロ」といったような、私たちにより馴染みの深い、昔懐かしの和のレトロに着目してご紹介をしていきます。レトロ家具の入門的な位置づけで目を通していただければ、レトロ家具に対する興味や関心がぐぐっと高まり、自分のインテリアの一員としてレトロ家具を迎え入れたくなること間違いなしですよ。

それでは早速、私もあなたも気になるレトロ家具について一緒に見ていきましょう!

Contents

ファンも多いレトロ家具。ところで「レトロ」って何?

レトロ家具 昭和

と、まずは下準備。なんとなく聞きなれた感じで聞き流している「レトロ」について考えてみましょう。
「レトロ」とは、懐古的であること、懐古趣味を指します。懐古、つまりは昔を懐かしく思うことですね。特定の年代を指し示すというよりは、感覚的なものとなってきます。
例えば画像のテレビは、今では珍しいころんとしたフォルムにダイヤル式と、懐かしさに満ち満ちています。筆者自身はダイヤル式のテレビに触れたことはないのですが、それでも懐かしいと感じる不思議。レトロなテレビを思い浮かべるとしたら、やっぱりこのようなテレビです。ぽってりとした形がとてもキュート。懐かしくあり、現代ではあまり見ることがないデザインであるからこそ、心惹かれるものがある。レトロ家具の魅力はそんなところにありますよね。
ちなみに「レトロ」の他に「アンティーク」や「ヴィンテージ」といった言葉がありますが、ざっくり言ってしまうと「アンティーク」は100年以上前の骨董品、「ヴィンテージ」は100年には満たないけれど古いものとなります(ただ、こちらもアンティークショップによって定義が曖昧な点は否めません)。また、今回少し触れますが、ヴィンテージ家具もものによってはレトロ家具と重なってくる部分もありますよ。

昭和初期 レトロ家具

さて、話を戻しまして。「レトロ」とは明確に時代を指し示すものではありませんが、近年、トレンドのひとつとして若い世代にも注目され世に席巻しているレトロブームは、映画『オールウェイズ三丁目の夕日』のような昭和を想起させるようなものにスポットが当てられ、場合によっては平成初期の頃も含まれて「レトロ」とされている印象です。
その一方で、繰り返す流行の中で、今よりも前のレトロブームでは大正~昭和初期を「レトロ」と感じていた時期もありました。(年代で言えば、大正はそろそろ「アンティーク」の部類に入ってきますね…。)
その時代を過ごした人々にとっては懐かしく、その後の若い人々にとってはかえって目新しい魅力が感じられる、それが「レトロ」なのでしょうね。

現代の暮らしに合わせてデザインされた家具ではないからこその魅力。ちょっと垢抜けないレトロデザインに素朴な木の風合いは居心地のいい空間づくりにぴったりですし、鮮やかでありながらもこっくりとしたレトロカラーの家具たちはちょっぴり新鮮にも感じます。レトロ家具はかつての人々に愛され暮らしに根付いていたからこそ、今の私たちにも響くものがあり、再びたくさんの人に愛されているのでしょうね。
ということで、今回は現在の流行とその前の流行とを重ねて、古き良き昭和を思い起こさせるような家具を中心に据え、少し洋の要素も入れつつレトロ家具としてご紹介していきます。

レトロも色々!あなた好みのレトロ家具のテイストは?

前章で「レトロ」についてさらりと解説しましたように、レトロとは感覚的なものということもあって、一口にレトロ家具といっても人によって思い浮かべる姿は少しずつ違ってくるかと思います。
この章では、そんなレトロ家具から大きく2つ+αのテイストを取り上げてご紹介してみますので、あなたの好みにぴんとくるレトロ家具はどんなテイストなのかをチェックしてみてくださいね。もしかすると、思い浮かべたものとはテイストを異にするものの方がしっくりくる、なんてこともあるかもしれませんよ。

素朴なあたたかみが昭和の懐かしさを呼び起こす。木製レトロ家具

レトロ家具 木製

ほっと落ちつく空間づくりにぴったりなのは、木味の風合いがたまらない、シンプルで素朴な佇まいの木製レトロ家具。静かな和のにおいをその身に纏わせたその姿は、我々のノスタルジーに訴えかけてきます。
レトロ家具の木の風合いを存分に活かしたシンプルなフォルムは、無駄がない分実用面で見てもシンプルで、普段使いするにもぴったりです。インテリアとして楽しみながらも、「生活の場」としてかちっとはまるのが、この木製のレトロ家具の魅力であるといえますね。

レトロ家具 和

欧米化が進む前、昭和の床座生活の中にあったレトロ家具は、ちゃぶ台や文机など高さのないコンパクトなものが多く、一人暮らしのワンルームに取り入れる家具としてもおすすめですよ。和を感じさせる素朴な木の風合いは、ナチュラルスタイルや和モダンスタイルにはぴったり。雰囲気づくりにカフェなどのインテリアとして取り入れれば、ほっと落ちつける癒しプレイスとしてたくさんのお客様から愛されそうですね。
木製のレトロ家具には、時を経る中でまろみを増した明るい色合いのレトロ家具もあれば、使い込まれて艶を帯びた深い色味のレトロ家具もあります。古い木味のレトロ家具は、あたたかく和やかなお部屋づくりに一役買って出てくれる、暮らしに馴染むインテリアとして活躍してくれること間違いなしですよ。

シンプルでもカラフルにポップに決める!ペイントレトロ家具

レトロ家具 ポップ

一方で、レトロな家具といえば、オレンジやイエローといったポップなカラーの家具を思い浮かべる方も少なくないでしょう。キッチュでチープなカラーリングやデザインなどは、現代ではあまり見かけることのない魅力にあふれて心惹かれるものがあります。レトロポップやレトロフューチャーなど、わくわくするお部屋作りにはカラフルなレトロ家具がぴったりですね。
カラフルなファブリックのソファやチェア、プラスチックの照明、ポップなチェストなど、かわいらしいレトロなお部屋にはもちろんのこと、インテリアのアクセントとして1点取り入れてみるだけでもぱっと明るい彩が添えられますよ。ちなみに、そんなカラフルさが魅力のレトロ家具。弊社が運営するWEBショップ「アンティーク家具ラフジュ工房」では、もともとは木製のレトロ家具だったものにレトロカラーをペイントしたものもたくさんあります。

レトロ家具 ヴィンテージ

カラフルでポップなレトロ家具は、昭和と時期を同じくする、1940~60年代にアメリカを中心にデザインされたミッドセンチュリーインテリアとも相性抜群です。ミッドセンチュリー家具は、個性的なデザインや鮮やかな色遣いが特徴的。独特の雰囲気を持つポップなレトロ家具とミッドセンチュリー家具を組み合わせれば、懐かしくも新しい、そんなスタイルが完成しますよ。
ただノスタルジックなだけではなく個性的な空間をデザインできる、そんな魅力が、カラフルなペイントをはじめポップなレトロ家具には溢れています。

レトロ家具に通ずるノスタルジー。北欧ヴィンテージ家具

レトロ家具 北欧

レトロ家具、というよりレトロスタイルのインテリアを楽しむうえでおすすめしたいのが、北欧ヴィンテージの家具です。北欧ヴィンテージ家具というと、すっきりとスタイリッシュなシルエットが浮かぶでしょうか。日本のレトロ家具同様木の風合いで魅せてくれるので、組み合わせてみると意外としっくり馴染み、レトロ感にモダンさがプラスされた新しくも懐かしい、レトロモダンなコーディネートスタイルが完成します。
今回は家具にスポットを当てていますが、雑貨に目を向けてみると、高度経済成長の中で現れたポップでカラフルなレトロなデザイン達は、北欧のテキスタイルにも似たものを感じますよね。家具に目を戻せば、素材を大切にして木の風合いをよりよく感じることができたり、実用において機能面にも重きをおいたシンプルなデザインだったりと、レトロ家具と北欧ヴィンテージ家具には通ずるものがたくさんありますよ。

レトロ家具 北欧ヴィンテージ家具

暮らしに根付いてデザインされた北欧ヴィンテージ家具からは、暮らしに馴染むレトロ家具同様にノスタルジーを得ることができます。そう考えてみると、レトロ家具と北欧ヴィンテージの相性が良い、ということにもなんとなく納得してしまいませんか。
レトロスタイルにもピッタリな北欧ヴィンテージ家具。なるほど確かに、という方も、あまりイメージが浮かばない、という方も、後の章でレトロ家具と北欧ヴィンテージを組み合わせたインテリア実例もご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

あなたの欲しいレトロ家具は?気になるアイテムをチェック!

さて、レトロ家具のテイストをおさえたところで、今度はテーブルや椅子、収納家具といった、レトロ家具の各アイテムについて見ていきましょう。
今回はレトロ家具の入門ということで、ちょっとした選び方のポイントを交えながら各アイテムの概要をご紹介していきます。本格的にレトロ家具を探しているという方にはちょっと物足りないかもしれませんが、なんとなく興味があってご覧いただいている方は、概要をおさえることでレトロ家具に関する理解が深まり、ちょっと身近に感じることができますよ。
なお、それぞれのアイテムのより詳細な特徴や選び方などは、今後のそれぞれのレトロ家具ごとの記事をぜひご期待くださいませ。

レトロなテーブル/机

レトロ家具 テーブル

食事をとったり作業をしたり、暮らしの中において何はなくとも欠かせない家具といえばテーブルですよね。生活の中心にある家具だからこそ、そこにレトロ家具を据えれば、ほっこりレトロな気分を毎日のように味わうことができます。
テーブルといっても、ダイニングやリビングのテーブルとして使いたいのか、作業や書き物をするデスクとして使いたいのか、様々なパターンがあるかと思います。レトロ家具の中から代表的なテーブル、机をピックアップしてみましたので、欲しい用途にあったレトロ家具はどのタイプかをチェックして、レトロなテーブル、机を探す道しるべとしてくださいね。

レトロちゃぶ台(座卓)

レトロ家具 ちゃぶ台

家族みんなで囲んで団欒の時を過ごしたり、はたまたひっくり返されたり。昭和レトロ家具の代名詞といっても過言ではないのでは?といえばちゃぶ台ですよね。ちゃぶ台を1点インテリアに取り入れるだけでも、レトロな雰囲気がぐっと高まります。レトロスタイルにはもちろんナチュラルインテリアに取り入れてもかわいらしく、比較的安価で手に入れられるレトロ家具ということもあって人気を集めています。
ちゃぶ台は、食事用の座卓。座卓とは畳(床)に座って使う、脚の短い低いテーブルです。ちゃぶ台は脚が折りたためるものが多いのも特徴で、不要な際は折りたたんですっきりしまえるのも好ポイントですね。

レトロ家具 丸ちゃぶ台

ちゃぶ台をデザインで選ぶ際、は大別して「丸ちゃぶ台」か「角ちゃぶ台」かになるでしょう。角のない丸ちゃぶ台はぐるりと囲むことができ、来客などで人数が増えてもある程度対応ができます。ただ、丸という形は無駄になってしまうスペースも多いもの。思ったよりも場所をとってしまう、なんてことも。一方で角ちゃぶ台は、1辺あたりに座れる人数が限られてきますが、他の家具と平行に置けるなど、きっちりと効率的にスペースを活用できる利点があります。

また、脚が折りたためるかどうかも要チェック。折りたためる脚は便利ですが、強度の面からみれば、当然固定された脚の方が丈夫です。折りたたみ脚のちゃぶ台は、購入の際にはぐらつきをしっかり確認して、普段使いの際には体重をのせるなどの負荷をかけないようにするのが大切です。天板が広いほど、手をついて立ち上がるなどする際に片側に負荷がかかりやすくなるので、大きいサイズのちゃぶ台が欲しいという場合は固定脚のものを選ぶ方が安心ですよ。

レトロ文机

レトロ家具 文机 リビングテーブル

文机も、先のちゃぶ台同様床に座って使う低い机です。読書をしたり、書き物をしたりといった用途で使われていました。天板一枚のシンプルなものであったり、引き出しが付いていたり、引き出しでも袖引き出しであったりと、デザインは様々。いずれにしてもコンパクトなサイズ感なので、インテリアに手軽に取り入れられるレトロ家具のひとつです。ローサイズはお部屋の空間を広く見せてくれますよ。
透かし彫りが施されているなど意匠を楽しめるものもあるので、文机として実用するのはもちろん、花や雑貨をディスプレイするレトロな飾り台としてのご使用もおすすめです。ローサイズのセンターテーブルやサイドテーブルなどにもぴったりで、幅広く活躍してくれるレトロ家具です。

レトロ家具 文机

文机を選ぶ際は、高さに注意してみてください。小振りなサイズ感が嬉しい文机ですが、当時の人々と現在の我々とでは体格に差があり、いざ使ってみようとすると窮屈に感じてしまうことも考えられます。脚を入れるスペースにどのくらい余裕をとれるかなど、欲しいサイズはしっかりとチェックしてくださいね。
また、文机には書き物机として使いやすいよう勾配が付いていたり「筆返し」と呼ばれる縁があったりするものも。文机で書き物をしたいのか、読書をしたいのか、飾り棚としたいのか、用途に合わせて選ぶとぐっと使いやすさがアップしますよ。

レトロ平机

レトロ家具 平机

ここまでの床座で使う2タイプとは異なるハイタイプのレトロ机が、平机です。平机は、天板のみ、もしくは天板下に引き出しや棚があるだけのシンプルな机です。無駄がない分使いやすいのは、学校の机などを思い浮かべてみるとわかりやすいですね。シンプルな造りに素朴な木の風合いが相まって、レトロな雰囲気を楽しめるアイテムです。
平机も様々なサイズのものが見られます。奥行のしっかりとあるものであったり、横幅のある薄型のものだったり、こぢんまりとしたものであったり…。薄型の平机はコンソールテーブルのように使ってもいいですし、横長の平机はカウンターテーブルにもちょうど良いですね。使い込まれた木の風合いもたまらないですが、ペイントを施してリメイクされたものなどもまた異なる雰囲気が楽しめます。平机は様々な用途やシーンに応用できるレトロ家具ですね。

レトロ家具 平机 デスク

選ぶ際に注目したポイントとしては、やはり奥行でしょうか。シンプルな平机を学習用などワークスペースとして使いたい場合は、ちょっと収納が物足りない場合も。そのフォローに小引き出しや本立てを組み合わせたい場合は、天板は奥行があるものを選ぶのがベストです。天板が大きい分天板下にも余裕ができるので、脚元に収納スペースを取ることもできますね。逆に、空きスペースのちょっとした作業台や飾り台として使いたい場合は、奥行の浅い薄型の平机がおすすめです。ワンルームなど狭いお部屋を有効に使いたい場合も、スリムタイプであれば空間に余裕をもって圧迫感なく取り入れられますよ。

レトロ片袖机

レトロ家具 机

レトロな雰囲気たっぷりのデスクといえば、片袖机。その名の通り、机の片側に袖引き出しのついたレトロ家具です。小振りでありながらもしっかりと使えるサイズ感かつ収納も備えた片袖机は、お子様の勉強机やオフィスの事務机としてぴったり。そこがレトロ家具の魅力といいますか、やはり目立った装飾はあまり見られませんが、シンプルな引き出しの取っ手などがアクセントを添えつつ木の味わいをダイレクトに楽しめるので、どこかほっとする佇まいでワークスペースにぬくもりをプラスしてくれますよ。机としての無駄のないつくりも、勝手良く使えるポイントです。

レトロ家具 片袖机

片袖机を選ぶポイントは、やはりまずはサイズでしょう。資料をたくさん広げたり、パソコンを設置したり、自分の想定している作業に必要なスペースがどれくらいかをしっかり確認した上で選ぶことが大切です。数字で見るのと実際とではまた印象が違うので、新聞紙などを切り出して、必要なスペースがどれくらいになるのかを実感してから選ぶと安心ですね。また、座机と違って、組み合わせる椅子との高さの兼ね合いもしっかり確認する必要があります。

その他、引き出しもチェックポイントのひとつです。杯数が多い方がいいのか、深さのバリエーションがあった方がいいのか、はたまた、引き出しだけでなく戸棚収納付きの方がいいのか…。片袖机もなかなかバリエーションに富んでいるので、好みの使い勝手のものを探してみてくださいね。ちなみに、袖引き出しが両サイドについた両袖机もありますので、収納力重視の方はぜひこちらもチェックをお忘れなく。

レトロ椅子(チェア)

レトロ家具 回転椅子

ダイニングやリビング、書斎など、様々なシーンで必要となってくるイス。そこに温もりを求めるのであれば、レトロチェアは自信をもっておすすめできる椅子です。素朴な古い木の質感に華美でないデザイン、見るだけでほっこりするような色や質感のファブリックの座面…。思わず腰を落ち着けてほっと一息つきたくなってしまいますね。シンプルなダイニングチェアの他、回転椅子(ドクターチェア)もレトロを楽しむ人気の椅子のひとつです。レトロポップがお好きなら、レッドやグリーンなどビビットなカラーのビニールレザーの食堂椅子などもありますね。
椅子の中でも、実用はもちろんディスプレイにも最適なのが、レトロなスツール。定番の丸型座面の他に、学校の図工室のような角型スツールもノスタルジーをかき立てるレトロスツールとして人気がありますよ。フレキシブルな活躍が期待できるレトロ家具です。

レトロ家具 椅子

レトロな椅子ということは、つまりはかつて誰かが使っていたということで、日常使用の中で多かれ少なかれダメージが蓄積されているものです。安全に快適に使うためにも、がたつきとぐらつき、とくにぐらつきはしっかり確認して購入するようにしましょう。店舗に足を運べれば、実際に座ってみて確認ができますね。WEBショップの場合も、商品説明文に記載があるかと思いますが、明確な記載がない場合や程度が気になる場合などは、ショップへ問い合わせてみると安心です。

レトロソファ

レトロ家具 ソファ

お部屋の主役級の家具であるソファも、レトロなものを選べばゆったりとしたくつろぎの時間を演出してくれます。たっぷりとした3人掛けのソファをお部屋のメインに据えたり、レトロなアクセントとして1人掛けソファを取り入れたりしても良いですね。ふっかりとしたファブリックに覆われたソファや、滑らかな木製アームがやさしげなソファ、クールなレザーソファに、待合室に置かれているようなアイアンフレームのソファなど、様々なレトロテイストが揃っていますよ。ナチュラルなインテリアを楽しみたいなら、木製フレームに布座面、シックがお好みならベルベット地、男前に決めたいならアイアンフレームやレザーなど、あなたの好みに沿ったレトロソファを探してみてくださいね。

レトロ家具 レトロソファ

選ぶ際に注意したいポイントは、そのサイズ感です。時代の中で日本人の体格も変化したこともあってか、レトロソファはちょっと小振り。3人掛けのソファに3人で座ったら、ちょっと窮屈かも…ということもあります。「●人掛け」という表記を過信せず、実際に座る人の体格などを考慮したサイズ選びを心掛けてみてください。
また、座面がへたっていたり擦れや汚れがあったりと、古いものだと使用感が出やすいのもソファの特徴です。オリジナルのままで状態の良いレトロソファに出会えればベストですが、気になる場合はショップに問い合わせや相談をしてみるといいですね。自社でリペアやメンテナンスを行っているショップであれば、生地の張り替え等の対応をしてくれるかもしれません。

レトロな収納家具

レトロ家具 収納

日々の暮らしの中で必要になってくる家具といえば、食器をしまったり、日用品をしまったり、本をしまったりといった収納家具もそうですよね。そんな収納家具にだってこだわりたいけれど、広々としたお部屋ならともかく、少し手狭なワンルームなどでは収納家具に割けるスペースも限られてきてちょっとした悩みの種、なんてことも。レトロ家具はちょっと小振りなサイズ感のものも多いので、そんなお悩みをお持ちの方にもぴったりですよ。
ここではレトロな収納家具の中から、棚タイプの収納や引き出しタイプの収納を取り上げてみますので、あなたの欲しい収納にマッチしたレトロ家具をチェックしてみてくださいね。

レトロ収納棚

レトロ家具 収納棚

単純なつくりの棚やシンプルにガラスがはめられたガラス戸棚など、レトロな収納棚はお部屋の風景にそっと馴染んでくれるのが魅力のひとつです。シンプルだからこそ感じる木のぬくもりは、お部屋にやさしくあたたかな雰囲気を添えてくれます。シンプルに木の風合いが楽しめるレトロ収納棚は、ナチュラルスタイルやミニマルスタイルを好まれる方におすすめです。その一方で、ポップなカラーがお部屋に色を添えてくれるのもまた、レトロ収納棚の魅力。どこかチープな感じもまた愛おしく、ノスタルジックで個性的なお部屋づくりの一員としてもってこいです。

レトロガラス ゆらゆらガラス

臨機応変に対応できる収納棚は、自分が収納したいもののサイズや収納量に合わせたサイズ選びをするのはもちろんなのですが、レトロな収納棚、特にガラス戸棚を選ぶ際は、サイズだけでなくぜひそのガラスに注目してみてください。ぱっと見ると普通のクリアガラスの様でも、よく見ると気泡が入っていたり、映り込むものがなんだか歪んで見えたりするものがあるかと思います。
これは、現在ほどガラス製造の技術が成熟しておらず、気泡が入ったり、厚みが均一ではないため表面が歪んで見えたりといった、レトロガラスの特徴です。なんとも深い味わいがあり、レトロな雰囲気を堪能させてくれますよ。新しいガラスに取り換えられてあるものも多くあるので、気になる方はレトロガラスもぜひチェックしてみてくださいね。

レトロ食器棚

レトロ家具 棚

キッチンやダイニングの収納といえば、食器棚。レトロな食器棚の特徴としては、台所の限られた空間を効率的に使えるような、引き出して使える格納式の作業台が付いているものが多いということでしょうか。さらにレトロ食器棚は、その多くが引き戸となっています。そのため開き戸のように扉の開閉のスペースを考慮する必要がなく、狭い場所でも機能的に使うことができますよ。
また、素朴な佇まいながらも、存外おしゃれにデザインされているものが多いのも魅力のひとつ。西洋への憧れかなんとなく西洋風の意匠が見て取れながらも、どこか垢抜けない未成熟さがレトロ感をぐっと押し上げてくれます。昔懐かしの茶箪笥なども素敵ですね。

レトロ家具 食器棚

レトロ食器棚を選ぶ際のポイントは、まずは中の食器を見せたいのか、隠したいのかでしょう。中のものがしっかり見えるクリアガラスやゆらゆらガラスのものは、空間に余白を感じることで圧迫感を軽減してくれ、何より中の食器を探しやすいメリットがあります。
ただ、あんまりはっきり見えるのはちょっと…という方は、モールガラスやダイヤガラスのようなレトロガラスのものを選ぶと程よく目隠しをしてくれますよ。レトロガラスでレトロ感やデザイン性がアップするのも嬉しいポイントですね。
上段と下段でガラスの種類が異なりデザイン性を高めながらも、魅せる収納と各種収納を両立できるようなレトロ食器棚もありますので、あなたにピッタリなレトロ食器棚を模索してみてくださいね。

レトロ本棚

レトロ家具 本棚

本がお好きな方の必需品といえば、本棚です。本って、並べると背表紙の色がばらばらでごちゃごちゃして見えますよね。そうであるからこそ、シンプルな本棚ですっきり見せたいところです。その点でいえば、レトロな本棚はぴったり。板を楔で固定して使う実にあっさりとしたつくりの楔式本棚などは、すっきりとしたシルエットに素朴なレトロ感が満載です。飾り棚として使うのも人気ですね。
また、レトロなデザインを楽しむなら本箱もおすすめです。大切な本をほこりや汚れから守ってくれる扉は、木のフレームや色ガラスでステンドグラスの様なデザインだったり、ここまででもおなじみのレトロガラスがはめられていたり、西洋的な意匠をとりこんでみたりと、魅力的なデザインが豊富ですよ。

レトロ家具 本箱

レトロ本棚を選ぶ際のポイントは、まずはどのような本をどれくらい収めたいのかをはっきりさせておくことです。本といっても、文庫本や単行本、ペーパーバックなど、サイズは様々。本のサイズと棚の内寸とをにらめっこしながら、収めたい本がきちんと収まるサイズかを確認しましょう。棚板を動かすことができるかどうかも、本の収納の幅を広げる大切なチェックポイントです。

それから、オープンな本棚と扉のある本箱のどちらが使いやすいかも考えてみましょう。頻繁に本を差し替えるのであれば、オープンな本棚の方が便利ですよね。また、「見せる」ための本があるなら、やはりオープンな本棚が適しています。逆に本の保管を主としてあまり動かすことのない場合は、扉付きの本箱でしっかりと保管することでお部屋を本で雑然と見せることなく済み、レトロなデザインを堪能するインテリアのひとつとして楽しむことができますね。

レトロタンス

レトロ家具 タンス

収納家具といえば、棚型収納の他に、タンスのような引き出し収納もありますよね。衣料品のなどの収納にレトロな箪笥はいかがでしょうか。しっかりとした構えでさっぱりとしたデザインのレトロな木製タンスは様々なインテリアスタイルに馴染みよく、レトロカラーやイラストが描かれたポップなレトロタンスはお子さん用のタンスなどにしても喜ばれそうですね。レトロ家具よりも和風な要素が強まりますが、金具などの装飾が控えめなものを選んで和箪笥を取り入れてみても、雰囲気のあるレトロスタイルが楽しめそうです。

レトロ家具 チェスト

レトロタンスについても、やはり気にしておきたいのはそのサイズ。設置場所はもちろん、収納したいものが決まっているのなら、それがきちんと収納できるかどうかも意識して選ぶようにしましょう。同じサイズの引出しが重なっているタンスなのか、はたまたサイズ違いの引出しがあるのかでも使い勝手は変わってきますので、そちらも要チェックです。また、収納力重視なら大きなものを選ぶと良いとは思いますが、お部屋に圧迫感を与えたくないのであれば、ロータイプのレトロタンスを選ぶようにしましょう。圧迫感を軽減したいのであれば、明るめの色を選ぶのもコツですよ。

レトロ引き出し

レトロ家具 引き出し

タンスよりももっと手を出しやすいレトロな引き出し収納が、小引き出しでしょう。小振りなそのサイズ感は、机やソファなどの横にサイドチェストとしてちょこんと置いたり、テーブルや机の卓上収納として置いたり、小回りが利いて何かと便利に活躍してくれます。ナチュラルな木の風合いのものが多く、そこにシンプルな取っ手とそれだけでも充分レトロチックな見た目ですが、ネームプレートが付いているものなどはよりノスタルジーを加速させてくれます。小回りの利く収納なので、手芸など細々したものが多いものづくり系の趣味のお供などにもぴったりですね。卓上サイズではなく大振りなものもありますが、洋服箪笥よりも小振りなので、ちょっとした空きスペースに置きたい収納箪笥としてもちょうど良いですよ。

レトロ家具 小引き出し

シンプルかつ小振りな引き出しは、木の色合いや取っ手のデザインなどに注目して選んでみてはいかがでしょう。ぽちりと丸いつまみはかわいらしく、かちっとした金属の取っ手はインダストリアルな雰囲気も添えてくれます。明るい木色はナチュラルなレトロスタイルにぴったりですし、深みのある木色ならちょっとモダンなレトロスタイルにも。シンプルなデザインだからこそ、個性を見つけてこだわって選んでみてくださいね。

レトロ下駄箱

レトロ家具 パタパタ下駄箱

現代は備え付けのシュークローゼットのあるお宅も多いかと思いますが、玄関に欠かせない収納のひとつといえば下駄箱です。レトロ家具好きの間で人気の下駄箱といえば、やはりパタパタ下駄箱でしょうか。棚にフラップ扉のついた簡素な造りですが、その素朴な立ち姿とシンプルな機能性がレトロな見た目と使いやすさを両立する、優秀なレトロ家具です。もちろん下駄箱としてだけでなく、リビングやダイニングの収納として取り入れても、レトロテイストのインテリアとして輝いてくれますよ。銭湯の鍵付き下駄箱のような、ロッカータイプの下駄箱も個性的なレトロインテリアを楽しむにはもってこいですね。学校の下駄箱のようなシンプルなマス目タイプも、様々なコーディネートスタイルのインテリアとして活躍が期待できます。

レトロ家具 下駄箱

実際に下駄箱として使うためにレトロな下駄箱を選ぶ際は、棚の奥行に注意が必要です。当時は下駄箱としてちょうどよかったサイズも、現代においては同じ日本人でも足のサイズは大きくなり、また靴のデザインなども変化しているため、きちんと収まらない場合があります。時折「自分の足のサイズは25cmだからなんとか大丈夫」というようにサイズを見てしまう方もいらっしゃるのですが、25cmの足に合わせた靴の外寸はもちろん25cm以上になるので、うっかり間違ったサイズで確認してしまわないようにご注意くださいね。

また、下駄箱として使われていたものを他用途の収納棚として使いたい場合は、購入先のショップが仕入れたレトロ家具にどの程度清掃やメンテナンスを施しているのかを確認してみると安心ですよ。元の用途が用途だけに、そのまま物を入れるのはちょっと…という状態であることもないとは限りません。

レトロガラスケース

レトロ家具 ガラスケース

レトロな魅力を堪能できるといえば、ガラスケースも押さえておきたいところ。今ではスチール枠のものが多いガラスケースも、レトロなガラスケースでは木製枠のものが多く、素朴な木の風合いに凛としたガラスが調和したその姿はどこか既視感を覚え、ノスタルジーを呼び起こさせます。
木製の他にも、ブリキ製のものなどもまた懐かしさがありますね。パン屋さんのパンケース、駄菓子屋さんのショーケース、そんなレトロな風情がたまりません。カウンタータイプからスリムタイプ、卓上タイプと形も様々。雰囲気づくりを兼ねたショーケースといった店舗什器としてもピカイチな能力を発揮してくれますし、小振りなものなら自宅のディスプレイケースとしてもノスタルジックなインテリアにぴったりです。

レトロ家具 ショーケース

レトロなガラスケースを選ぶ際のポイントは、まずは用途をはっきりとさせること。何を、どのように並べて、どう見せたいのかで、必要なサイズやデザインが変わってきます。また、店舗什器として使う場合は、パンや焼き菓子のような食べ物を並べたいという場合もあるでしょう。その場合は衛生面も気になるところ。もとはどのような用途で使われていたものなのかがわかるか等をショップに確認してみると安心ですね。
また、その大半をガラスが占めるレトロなガラスケースは、やはりガラスの状態も気になるところ。長く愛用されるうちについた多少の擦り傷やチップ傷は、レトロ家具ならではの味わいのひとつ。ですが、悪目立ちしてしまうものではないかなど、やはり気になるという方はしっかりと確認するようにしてくださいね。

レトロ照明

レトロ家具 照明

レトロなインテリアを楽しむ上で忘れてはならないのは、レトロな照明。主要な家具を揃えるのに注力されて後に回されがちな照明ですが、照明をレトロなものに変えるだけでもがらりと印象が変わりますよ。飾り気のないシンプルな乳白色が懐かしい平笠シェードや、レトロポップといえばこれ!なお花みたいなプラスチックシェード、かわいらしくも男前でもあるホーローシェードなどバリエーション豊かなレトロ照明。お好みのレトロテイストの照明を天井から吊り下げれば、お部屋にレトロな明かりが灯りますよ。
吊り下げ照明だけでなく、スタンドライトやデスクライトも手軽に取り入れられるレトロ家具です。片袖机にレトロなデザインのデスクライトをセットすれば、レトロなムードに包まれること間違いなしですね。

レトロ家具 吊り下げ照明

目移りしそうなデザインにあふれたレトロ照明は、そのデザインを重視して選びたくなってしまいますが、慌てずちょっと一呼吸。シェードの素材や形状などで、お部屋の照らし方がだいぶ変わってきます。例えば、クリアガラスのような光を通す素材や、平笠のように電球をあまり覆わないデザインの照明は、光が拡散するため広く明かりが広がりますが、その分少し薄暗くなります。逆にホーローなど光を遮る素材で電球を覆うようなデザインの照明であれば、光が集まりしっかり明るくなりますが、その範囲は限られスポット的に照らすものとなります。
デザインで気に入って決めたのに、思ったような明るさが得られない…なんてことにならないように、そのレトロ照明がどのようにお部屋を照らしてくれるものであるかをしっかり確認してあげてくださいね。

お部屋のレイアウトの参考に!レトロ家具のあるインテリア実例6選

レトロ家具をアイテムごとにチェックしたら、それでどのようなインテリアコーディネートを楽しむことができるのか、やっぱり気になりますよね。レトロ家具でトータルコーディネートするのはもちろん、ポイント的にレトロ家具を使うのも素敵です。
冒頭でも述べたように、昨今ではSNSで素敵なお部屋を公開している方がたくさんいらっしゃいますが、アンティーク家具ラフジュ工房のインテリアコーディネーターによるお部屋のスタイリングだって、負けてはいません。レイアウトやアイデアを参考にしたり、もちろんただわくわくしながら眺めたり。ラフジュ工房にやってきたレトロ家具たちで作り上げたお部屋のインテリアコーディネートを、ぜひ楽しんでご覧くださいね。きっとあなたが実際にレトロ家具を手に入れたときの想像も大きく膨らみますよ。

素朴なレトロ家具でつくるゆったりくつろぎのダイニング

レトロ家具 インテリア ダイニング

最初にご紹介するのは、深みのある木味が素朴ながらも品良くシックな空間を演出する、レトロなダイニングルームです。パタパタ戸棚や振り子時計、小引き出しなど、レトロなアイテムがふんだんに取り入れられていますね。テーブルと椅子のセットを壁際の家具たちよりワントーン明るいものを選ぶことでちょっぴりカジュアルさもプラスされ、まとまりすぎずに程よくくつろげるダイニングに仕上がっています。

レトロ家具 インテリア 収納家具

人気のレトロ家具のひとつであるパタパタ戸棚。下駄箱として使われる印象の強いパタパタ戸棚ですが、こちらのダイニングでは食器収納としてコーディネートに取り入れられています。扉を持ち上げるだけのパタパタ戸棚なら、中のものの出し入れもらくらく。装飾を意識しない普段使いの食器は、扉で隠して収納することで雑然とさせずに部屋をすっきりと見せることができますね。見せたい食器や雑貨は壁掛けのオープンシェルフにディスプレイすることで、「隠す」と「魅せる」の収納のバランスがとれています。

また、レトロ家具の中に混じってそこにあるのが、レトロよりももっと古い時代を感じさせる和家具の収納棚。単体で見ると受け取る印象を異にしていても、そこは和に通ずる和家具とレトロ家具。しっくりと馴染んでくれていますね。レトロ家具よりも重厚さを感じさせるこの収納棚がひとつあることで、より深みのある落ち着いた空間を演出してくれています。
テイストを同じくしていても色の濃淡や重厚さなど印象の異なる家具を取り入れることで、トータルで受けるコーディネートの印象にメリハリがつくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

レトロ雑貨やレトロ家具がノスタルジーをかき立てるリビングダイニング

レトロ家具 インテリア 昭和

こちらは鳴き時雨れる蝉の声の中で吹き抜ける涼やかな風を感じる、そんな昔懐かしの夏の風景を思わせるようなレトロなリビングダイニングですね。籐や竹、ガラスなど、涼しげな印象を与える素材のレトロ家具を選んで取り入れたことで、爽やかな夏の気配の漂う空間に仕上げられています。それはもう、郷愁に心が打ち震えてしまいそうです。
ちなみに、ダイニングセットとして選ばれているのは、北欧テイストのイギリスヴィンテージのテーブルとチェア。北欧デザイン特有のシンプルですっきりとしたシルエットは、レトロ感満載のアイテムたちの中に違和感なく溶け込んでいますね。艶やかな飴色がレトロな雰囲気を印象付けてきます。

レトロ家具 インテリア 和

ダイニングスペースとリビングスペースを間仕切る役目も果たしているのが、薄型のガラスケース。中に収められたガラスの器や氷コップといったレトロなガラス雑貨が光を受けてきらめき、涼やかな美しさを添えています。向こうを見渡せるガラスケースですが、きらめくガラス雑貨たちがアイキャッチとなって程よく視線を遮ってくれています。光をたっぷり取り込むことで中のものを美しく魅せるガラスケースは、こちらのお部屋のように、光がたくさん入る場所に設置するのがポイントですよ。

また、レトロなアイテムをギュッと集めたローチェスト周りにも注目。レトロな文字の広告入り火鉢がひときわ目を引きますが、その後ろ、壁を彩っているのは簀戸のパーテーションです。通常はお部屋の間仕切りとして使われるパーテーションを、タペストリーのように壁を彩るインテリアとしているのですね。素っ気ない壁を透け感のある簀戸で飾ることで、涼を感じるレトロな和の風情ある空間となっています。欄間のような建具でも応用できるので、お気に入りがある方はぜひこちらのアイデアを取り入れて楽しんでみてはいかがでしょうか。

レトロ家具×北欧ヴィンテージ家具でぬくもりあふれるダイニング

レトロ家具 インテリア 北欧

さて、先ほどのリビングダイニングでは一部北欧テイストの家具が取り入れられていましたが、より積極的に北欧ヴィンテージ家具を用いたこちらのダイニングもご紹介したいと思います。メインとなるダイニングセットにカップボード、そしてネストテーブルが北欧ヴィンテージ家具、ベンチとサイドデスクがレトロ家具の、レトロ家具×北欧ヴィンテージ家具でほっこりかわいらしくまとめられたダイニングルームです。
レトロ家具といえば、飴色の木色も魅力のひとつ。ふんだんに用いられた艶のある飴色の北欧ヴィンテージ家具たちは、レトロなあたたかみをお部屋いっぱいに溢れさせてくれます。

レトロ家具 インテリア ミックススタイル

お日様の光を感じながらくつろげる窓辺の憩いのスペースには、ナチュラルポップなストライプ模様がかわいい、レトロなベンチを。そのお供は、素っ気ない鉄脚に使い込んだ木の風合いの組み合わせがクールでレトロなサイドデスクで。この甘辛ミックスなレトロ感が、空間のちょっとしたアクセントになっていますね。クッションやファブリックなどで北欧家具と色をリンクさせると、ちょっぴりテイスト違いのレトロ感も上手に馴染んでくれますよ。

レトロかわいいお部屋作りを楽しみたいのであれば、レトロな雰囲気の雑貨類も欠かせませんよね。こちらのお部屋でも、シンプルながらも大胆なタッチで果物が描かれたカップ&ソーサーやポットたちがかわいらしくレトロな雰囲気を演出しています。あたたかな色味で柔和な表情を見せるカップボードは、そんなレトロな雑貨たちとマッチしていますね。相乗効果でノスタルジックなほっこり感がアップです。
懐かしさの中に個性的なエッセンスを加えたレトロスタイルを楽しみたい方には、レトロ家具×北欧ヴィンテージ家具の組み合わせはぜひおすすめですよ。

小振りなレトロ家具でこぢんまりとかわいいワンルーム

レトロ家具 インテリア ワンルーム

今も昔も悩ましいのが、何かと手狭な日本の住宅事情。ちょっぴり狭いワンルーム、さてどうしよう。そんな時には、こちらのお部屋のように昭和レトロな家具たちに活躍してもらってはいかがでしょうか。
メインのベッドに選んだのは、淡いカラーがかわいらしいパイプベッド。パイプのすっきりとしたシルエットは、大きくお部屋のスペースをとるベッドでも圧迫感を軽減してくれます。そして昭和なレトロ家具の嬉しいポイントは、小振りなサイズ感のものも充実していること。机に本箱にテーブルに。こぢんまりとした家具たちはどこかかわいらしく、「私だけ」のお気に入り空間ができあがりました。

レトロ家具 インテリア コンパクト

まずはくつろぎのリビングスペース。プレーンな1人掛けソファと小さな丸テーブルはちょっとしたカフェのよう。本や趣味の道具を詰め込んだ本箱は、レトロでおしゃれなダイヤガラスの扉がチャームポイントです。扉は板のものよりもガラスの扉を選ぶと圧迫感なく済みますが、ガラスにダイヤガラスやモールガラスといったレトロガラスを選べば程よくモザイクがかかって目隠しになり、おしゃれなレトロ感もアップするのでおすすめです。

そしてベッドの横にはワークスペース。レトロ感がたまらない使い込まれた風合いの片袖机には、収納のサポートに小引き出しを並べて、これまたレトロ感がたまらない回転椅子を合わせています。回転椅子はレトロチックな雰囲気がぐっと高まるアイテムのひとつ。そしてくるりと向きを変えれば椅子を引かずとも立ち上がれ、少ないスペースも有効活用できますよ。
小振りでもしっかり使えるレトロ家具たちは、私たちの暮らしにもぴったりフィットしてくれます。こちらのお部屋のように、狭いお部屋をすっきり暮らしやすく作り上げるにはもってこいですね。

やわらかな色使いとレトロ家具が穏やかな時間を演出するリビング

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ここまでは使い込まれた木の風合いを楽しむようなレトロ家具を中心にインテリアコーディネートのご紹介をしてきましたが、ここからは色を取り入れたレトロスタイルのお部屋を見てみたいと思います。
こちらのリビングは、明るい木色に加えてホワイトやグリーンといったやさしいカラーでまとめられ、ふんわりナチュラルなレトロテイストが心安らぐお部屋となっていますね。光をたくさんとり込んでくれるガラス戸も木部にペイントが施され、お部屋全体に爽やかな明るさが感じられます。

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とりわけ目を引くのは、ゆったりサイズのレトロなソファ。明るい色味の滑らかな木肌にやわらかなグリーンのファブリックがマッチして、ゆったりくつろぎの時間を過ごすにはぴったりです。その奥に見えるガラス戸棚は昭和初期のもの。シンプルさが魅力のなんともレトロな佇まいですね。同じくシンプルな隣のマス目棚とは、ウッドカラーとホワイトカラーとでお互いを引き立てあっています。レトロ家具×やさしい色使いは、ナチュラルテイスト好きの方におすすめですよ。

さらに注目したいのは、リビングの片隅に設けられたキッズスペース。スクールデスクとチェアの他よりも濃いグリーンにペイントされた脚がポップなアクセントとなりながらも、白やグリーンを基調とした空間にするっと馴染んでいますね。こちらはイギリスヴィンテージになるのですが、学校の机や椅子といったアイテムはレトロな雰囲気づくりにぴったりなアイテムです。子ども時代を思い起こさせ、ノスタルジーが刺激されるのでしょうか…。学校アイテムだと、例えば図工室の作業台や図書室の本棚などもありますね。身近な懐かしさを実感できるレトロ家具として、ぜひインテリアに取り入れてみてください。

レトロ家具をカジュアルに楽しむ、レトロポップなリビングダイニング

レトロ家具 インテリア レトロポップ

ここまでご紹介してきた中でも一番ポップな印象のお部屋がこちら。シンプルで素朴なレトロ家具の中に、ビビット過ぎないレトロカラーやモダンなシルエットが映えながらも調和した、レトロポップなリビングダイニングです。様々な要素がミックスされることで懐かしさの中にも新しさが垣間見えて、カジュアルでお洒落な心躍るお部屋ですね。色々な色を取り入れたレトロポップもわくわくしますが、ちょっと自信がない方はこちらのお部屋のように、まずは1点ポップなカラーのレトロ家具を取り入れるところから始めてみてはいかがでしょう。

レトロ家具 インテリア レトロモダン

やはり目を引くのは、レトロなグリーンが鮮やかな食器棚。色使いの他、モールガラスが用いられていたりとレトロ感たっぷりな食器棚です。シルエット自体は素朴なレトロ家具であっても、その鮮やかなグリーンがインテリアのアクセントとなっていることは間違いなしですね。木製のレトロ家具の多いコーディネートの差色として全体の印象を引き締めながら、ポップなレトロ感を演出してくれます。

そしてもう1点印象強いのは、ミッドセンチュリーの風を感じるモダンなシルエットのソファですよね。ストライプのファブリックがノスタルジックなレトロ感を漂わせながらも、もう一歩前に進んだおしゃれなレトロといった印象です。傍に置かれたいかにも素朴な楔式の本棚とのギャップがまた味わい深くもあります。大なり小なり、レトロの中にもテイストの違いは様々。ちょっとしたミスマッチ感をプラスしてみるとほどよいリズムが生まれて、あなただけのレトロコーディネートを楽しむことができますよ。

レトロ家具はどこで買う?安く手に入れるコツは?

いかがでしょう、ここまでレトロ家具について色々見ていただいて、レトロ家具についての興味関心、欲しいという意欲が大きくなってきたのではないでしょうか。ただ、欲しい欲しいと思っても、ではいざ購入しよう!となると、「そもそもレトロ家具ってどうやって手に入れるの?」といった疑問に加えて、「せっかくならレトロ家具を安く手に入れたい…!」なんて欲求も出てきてしまいますよね。わかります、安くていいものを手に入れたいのは人の性です。
ということで、ここではレトロ家具の購入方法や、その際に安く手に入れるちょっとしたコツにフォーカスしてご紹介していきたいと思います。とはいえ、やはり基本的にレトロ家具のつくりや品質と価格は比例するもの。その点は、筆者からのレトロ家具探しのアドバイスとして念頭に置いておいてくださいね。

ネット通販を活用してWEBショップでレトロ家具を比較

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一番手軽にレトロ家具を購入できるのは、やはりインターネットを活用してWEBショップで購入することでしょう。実際に店舗をぐるぐると回ってレトロ家具を確認するにはたくさんの時間と労力を消費しますが、WEBショップであれば自宅にいながら空き時間で様々なショップをチェックしつつじっくりと比較・検討ができます。その場で気になるものをピックアップしながら、予算と相談しつつより安いものを求めてどんどんレトロ家具を探せますね。

注意点としては、ネット通販を利用する場合は商品の価格の他、送料も見落とさずにチェックするようにしましょう。2つのショップを比べて安い方の商品を選んだら、送料を含めるともう一方の方が実は総額が安かった、なんてことも。また、もしもWEBショップがあなたのお住まいの近くにあるのであれば、送料を浮かすために商品を直接引き取れるかを相談してみても良いかもしれませんね。ただその場合、大型家具などは自分たちで設置することになるので、金額と労力を天秤にかけることになります(※そもそもサービスに設置までが含まれずに商品は玄関前引き渡しとなるものもあるので、そこは事前に要チェックです)。

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レトロ家具を安く購入するコツは、「どこまでリペア(修理・修復)をしているか」という点に着目するのがひとつのポイントになってきます。インターネットで様々なアンティークWEBショップを見てみると、「同じような家具なのにショップによって結構価格に開きがあるな…」と感じることが多々あるかと思いますが、その主だった理由はそこにあります。要するに、仕入れてきた古いものをほぼそのまま販売すれば価格も抑えられるし、逆にしっかりとリペア、メンテナンスを施せばその分価格が高くなってくるということですね。

インテリアの雰囲気づくりがメインで実用性はさほど重視していない場合や、レトロ家具を自分でメンテナンスができる自信がある場合は、あまりリペアを施さない方針のショップはレトロ家具を安く手に入れる狙い目です。逆にしっかりと実用的に使いたい!扉や引き出しはスムーズに動いてくれなくては!という方は、少しお金をかけてもしっかりとリペアが施されたレトロ家具を選ぶことをおすすめします。

ちなみに、弊社の運営するWEBショップ「アンティーク家具ラフジュ工房」では、お安くお求めいただけるほとんど手を加えていないレトロ家具と、そちらと比べるとお値段は高くなりますがしっかりとリペアを施したレトロ家具と、どちらも取りそろえています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

オークションで掘り出し物のレトロ家具を発掘

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先ほどと同じくインターネットを活用してのレトロ家具探しとなりますが、ネットオークションを利用して掘り出し物を探すのもまたレトロ家具を安く手に入れるコツのひとつです。オークションに個人でレトロ家具を出品されている方の中には、不要になったものを早目に手放したいという方も多くいるため、安価で落札できる可能性が十二分にあります。ネットオークションの他、フリマアプリを活用するのも良いですね。

気を付けたいポイントを挙げるとすれば、基本的に個人で出品されているものははっきりと使用感を感じるものであったり、ずっと眠っていたものを引っ張り出してきたりと、「現状そのまま」のものが多いということです。もちろん使用感の少ない状態の良い掘り出し物もありますが、あまり状態の良くないもの、ジャンク品といった場合もあるので、掘り出し物だ!と飛びつく前に、商品の画像をしっかりとチェックしたり、説明文を読み込んだり、不明な点は事前にきちんと質問したりと、手間を惜しまないことが大切です。

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そして個人の方からの落札となる場合、オークションにおける様々なトラブルも注意したい点です。商品については先に述べたようにきちんと確認した上で、少しでも無用なトラブルを回避するため、出品者についている評価などにもしっかり目を通すように心がけてくださいね。また、悪気のない方でもやりとりに不慣れなために、なかなかスムーズに取引が進まない場合もあります。そのあたりを踏まえた上で利用するのであれば、オークションやフリマアプリは安くレトロ家具を手に入れる狙い目ではありますが、自信のない方はやはりショップを利用される方がおすすめですよ。

骨董市やリサイクルショップに足を運んでレトロ家具を目で見て選ぶ

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自分の足で色々見て回るのは苦じゃない、実物を見て買いたい、という方であれば、実際にショップに足を運んでみるのも良いですね。ネット通販のWEBショップでも、実店舗を構えていたり現地で実物を見せてくれたりする場合があるので、一度問い合わせてみてはいかがでしょう。ネット主体のショップの場合、実店舗の営業日が不規則であったり、会社の場所と倉庫の場所が別だったりということも多いので、必ず事前に連絡をするようにしましょうね。

また、様々な場所で開催される骨董市やフリーマーケットなどをのぞいてみると、思わぬ掘り出し物に遭遇することも。実物を前にして話を聞いたり、動作の確認をしたりもできるので、よりリアリティをもって検討することができます。もしかしたらディスカウントしてもらえる可能性もあるかも?

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それから、リサイクルショップをチェックしてみるのもおすすめです。レトロ家具を専門としていないようなリサイクルショップだと、専門としていない分玉石混交ではありますが、思わぬ安さで状態の良いレトロ家具が並んでいることも。まさしく掘り出し物ですね。また、お店の規模や方針にもよりますが、メンテナンスが行き届いてない可能性もありますので、他で購入する場合と同様にそのあたりもしっかりと確認して選んでくださいね。

安さにこだわりすぎると、安かろう悪かろうの買い物となってしまい、結果としてせっかく気に入って買ったレトロ家具も長く使えない、なんてことにもなりかねません。金額と品質の折り合いをつけて、ぜひご自分の納得できる素敵なレトロ家具をお求めくださいね。

レトロ家具を手放したい…買取先を探す際に押さえておきたいポイント

さて、長くお付き合いいただきました今回の記事、とうとう最後のご紹介です。
レトロ家具の魅力について滔々とご紹介してまいりましたが、中には持て余したレトロ家具を手放したい、と現在進行形でお考えの方や、今後インテリアのスタイル変更などでそのように考えることになる方もいらっしゃるかもしれません。処分するにも費用が掛かるし、なにより愛着のあるレトロ家具、捨ててしまうにはもったいないですよね。
となれば、探すのはレトロ家具を引き取ってくれる、もしくは買い取ってくれる先ですよね。最後はそんなレトロ家具の買取先を探すためのポイントをご紹介して終わりたいと思います。ぜひチェックしてみてくださいね。

レトロ家具の買取に力を入れている買取業者を探す

レトロ家具 買取

レトロ家具を手放すのであれば、せっかくならより高価で買い取ってもらいたいものですよね。世の中には様々なものを買い取る様々な買取業者が存在しますが、家具を専門に買い取っている買取業者を探すのがベストです。手広く色々なものを買い取っている業者よりも、専門性のある買取業者の方がそのものについてしっかりとした査定をしてくれますよ。

レトロ家具の場合は、ブランド家具など比較的新しい家具を専門としている買取業者よりも、アンティークやヴィンテージといった古い家具を中心に買い取っている買取業者を探してみるとより良いですね。手放したいレトロ家具がレトロ家具を扱うショップで購入したものである場合は、購入元のショップが買取を行っていないかどうかも確認してみましょう。
また、自社で修理やメンテナンスを行っている買取業者かどうか、というのもポイントです。なぜかというと、自社で修理ができるということは、多少の破損があっても買い取ってくれる可能性が高くなり、また査定額への影響も抑えられる場合があるからです。

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ちなみに、家具の買取は「持込」「出張」「宅配」の3パターンの買取方法が考えられます。一番手間なく済ませられるのは、やはり出張買取でしょうか。その場で直接見て査定してもらえるので、買い取ってもらう側としてもものを前にして直接説明を受けたり質問ができるので、納得の査定となりますよね。最近ではネット査定を受け付けている買取業者も数多くあるので、まずはそちらで査定を依頼してみるのもおすすめです。

いずれの買取方法にせよ、気にしておくと良いポイントは、その買取業者がご自宅など買い取ってほしいレトロ家具のある場所から近いのか遠いのかということです。遠方になればなるほど輸送にかかる費用等が高くなるため、査定額に響いたり手数料が発生したりする可能性があります。また同様に、大型家具や小さなものが1点だけといった場合などは経費との兼ね合いなどから買取を断られてしまう場合もあります。もちろんそういったことなく広範囲で対応している買取業者がないとは言い切れませんが、なるべくなら近くの買取業者を探してみることをおすすめします。

高値がつかないレトロ家具なら近場のリサイクルショップに相談する

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レトロ家具を買い取り対象としている業者に査定をしてもらったはいいけれど、思ったほど値段が付かなかった、ということも少なからずあるでしょう。そうなってくると、遠方の買取業者に色々手配してもらうのも気が引けるし、そもそも面倒だという気持ちになってきますよね。その場合は、近場のリサイクルショップに相談してみるのもひとつの手です。
リサイクルショップの営業形態にもよりますが、近ければ持ち込んだり来てもらったり、遠方の買取業者に依頼するより日数もかからずにさくっと済ませることができます。買取価格云々よりも急いで手放したい場合も、近くのリサイクルショップを選ぶことはメリットになります。

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ちなみに、リサイクルショップに限らず買取業者に依頼する場合もですが、1点の買取依頼をするよりは複数点をまとめて買取依頼することをおすすめします。1点だけだと買い取ってもらえないものも、他のものと合せてならそのものに価格はつけられなくてもまとめて引き取ってくれる、という場合があるからです。どうしようもなく持て余してしまうよりは引き取ってもらった方が手間はないかと思うので、レトロ家具のお手放しをお考えの際には小出しにするのではなく、複数点をまとめて買取の依頼をしてみてくださいね。

小さなレトロ家具ならフリマアプリやオークションで引き取り先を募る

レトロ家具 取引

色々と手間はありますが、業者に依頼せずに自分で引き取り先を探すというのもひとつの手です。オークションの他、最近ではフリマアプリも有用ですね。メリットとしては、自分で価格を設定できるので、希望の金額で他の方に買い取ってもらえるということです。オークションであれば、想定していたよりも高く落札されることもあるかもしれませんね。

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デメリットとしては、先に述べたように色々と手間がかかってくるということです。取引の際にトラブルとならないよう、しっかりとした商品説明のページを作ったり、お相手とやり取りをしたり、発送の手配をしたり…と、不慣れだと色々と手間取ってしまうかもしれません。
とくに大型のレトロ家具は発送などにちょっと一苦労しそうですね。小引き出しや折りたたんでコンパクトになるちゃぶ台など、サイズが小振りで形も単純なレトロ家具であれば、大型のレトロ家具より多少は発送にかかる手間が少ないかと思います。
また、時間的なデメリットも挙げられます。落札されたり購入してくれたりといった相手がなかなか見つからず、時間がかかってしまうことも少なくはありません。

以上を踏まえた上で、普段からオークションやフリマアプリに慣れていて、レトロ家具を手放すのを急がない時間にゆとりのある方は、オークションやフリマアプリを利用して、業者に買い取ってもらうよりも高めの買取価格を狙ってみてはいかがでしょうか。

手放さずにDIYでレトロ家具をリメイクして気分を一新!

レトロ家具 リメイク

買取先を探すポイントをご紹介してきましたが、レトロ家具を手放したい方の中には、「長く使っていてなんだかちょっと飽きてきたかも」「部屋の模様替えをしたらイメージに合わなくなっちゃった」「親から譲り受けたのはいいけれど好みじゃなくて」といった理由で手放そうと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は、レトロ家具を手放すのではなく思い切ってDIYしてみてはいかがでしょう。DIYをすることでレトロ家具の印象もがらりと変わり、好みのテイストに近づけることで再びあなたのお部屋のインテリアとして輝きを取り戻してくれますよ。

レトロ家具 DIY

例えば、レトロな箪笥や収納棚は、鉄脚を付けてリメイクしてあげるとどこか小洒落た雰囲気に。印象を一新したいのであれば、お好みのカラーにペイントしてみるのもいいですね。まるっと1色で塗り替えたり、バイカラーにしたり、木の部分を残しながらペイントしてみたり、バリエーション豊富に楽しむことができますよ。ペイントが難しい場合は、100円均一などでも手に入るリメイクシートを活用する手もあります。また、クリアガラスの入ったガラス戸などはガラスシートでガラスの表情を変えたり、引き出しなどは取っ手を付け替えてみたりしても印象が変わりますよ。大がかりなDIYができなくても存外ちょっとしたことで印象が変化するので、ぜひ試してみてください。
愛着のあるレトロ家具、手放すのはちょっとさみしいなと思われた際には、ぜひDIYで気分を一新して改めてお部屋の一員として迎えてあげてくださいね。

最後に

ある人はふっとあの頃の懐かしさに思いを馳せたくなる、ある人は馴染みの薄い目新しさに魅力を感じる、そんなレトロ家具についてお話してきましたが、いかがでしょうか。少しでもレトロ家具について関心が深まり、レトロ家具が欲しい!という気持ちが色濃くなったということであれば、私としても大変嬉しく思います。日々の暮らしを彩ってくれる、様々なインテリアたち。その中からぜひレトロ家具を選び取って、どこかノスタルジーを漂わせる、そんなお部屋づくりを楽しんでくださいね。

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