骨董品買取は業者選びが肝心!知らないと損する基本を鑑定士が解説

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骨董品買取は業者選びが肝心!知らないと損する基本を鑑定士が解説

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古伊万里 食器 買取

みなさん、骨董品を適切な金額で買取してもらう自信はありますか?

骨董品は、すべて一点もので、定価がなく、相場を調べるのが不可能な商品。よほどの専門知識や豊富なデータがない限り、価値の見当はつきません。

さらには、信頼できる買取業者に査定を依頼しようとしても、どこも似たような宣伝文句を並べていて、どの業者がいいかわからない。買取業者に「○○円です」と言われても、本当にそれが正しい金額なのか、確かめるのも難しい…。

骨董品を売るのは、手続き自体は簡単ですが、納得の価格で気持ちよい取引をするのは、実はものすごく難易度の高いことなんです!

骨董品買取で肝心なのは、なんといっても業者選びです。業者選びで失敗すると、

・価値ある骨董品を安く売ってしまう
・レベルの低い鑑定士に当たって不快な思いをする
・売りたくなかった骨董品や貴重品を持っていかれてしまう
・まとめて売りたかったのに金目のものだけを持っていかれてしまう

などなど、金銭的にも精神的にも大変な目に遭ってしまいます

私は、ラフジュ工房で年間2,000件以上の骨董品買取を手掛けている鑑定士です。上記のような苦労話をよく耳にします。「なんで売ってしまったんですか!?」と、つい言ってしまうようなヒドい取引内容でも、お客様は、キャンセル交渉が面倒でそのまま受け入れてしまったり、悪徳業者でクーリングオフが叶わなかったり。覆水盆に返らずといった状況です。

売る前に私の元へ一度相談してもらえればよかったのに…!と毎回思いますが、お客様はすでに諦めていたり、損をしたと気づいていなかったりで、どうにもこうにもできません。

骨董品は、この世に二つとない、歴史的・工芸美術的な価値を持つロマン溢れるもの。作り手や持ち主の思いや歴史が詰まっていて、大切に後世へ受け継がれていくべきものです。それなのに、自分の利益ばかりを追い求める不誠実な業者のせいで、もしくは勉強不足で小手先ばかりの未熟な業者のせいで、なんだか怪しい、胡散臭い存在になってしまっています。なんと悲しいことでしょうか!

こんな状況をどうにかしたい、少なくとも私のところに届く悲しい相談をなくしたい!そんな思いから、骨董品の買取を成功させるための入門知識をまとめることにしました。

正直なところ、私も正確には他の買取業者がどうなのかわからないので、一言でいうと「骨董品買取で失敗したくないなら、私(ラフジュ工房の岩間幸夫)に依頼してください」ということなのですが、それだと「こいつも信用ならん」という方が多いと思います。

なので、少し長くなりますが、この記事で悪徳・優良業者の見分け方や、骨董品買取にまつわる噂話の真意など、頭に入れておいてほしい情報をもれなくお話ししたいと思います。骨董品買取で失敗したくない方は、ぜひ目を通してみてください。

Contents

骨董品買取の真実。悪徳業者に依頼すると酷い目に遭います…!

冒頭でもお話ししましたが、骨董品買取で悪い業者に当たると、いいことがありません。

業者は、海千山千の買い取りのプロです。よくリサーチせずにとりあえず家に呼んでしまうと、多少納得いかない条件でも、業者にうまく説得されて、その場で売ってしまうのが落ちです。

そこで、悪徳な買取業者を避けるために、まずはどんな失敗パターンがあるかを知っておいてください。これを知ると知らないでは、骨董買取での成功率が格段に変わります。

具体的な対策法については、2、3章で紹介しますので、そちらも合わせてご覧ください。

大切な骨董品・貴金属を無理に買取された…遺品整理で悲しみに追い打ちをかけられた…Oさんの場合

骨董品 買取

お母様を亡くし、遺品整理をすることになったOさん(仮名)。

お母様は、お茶道具や着物などの骨董品が好きで集めていたんだそう。しかし、Oさんは骨董品に詳しくなかったため、このまま保管しておくよりも、売って供養の足しにしようと、買取を依頼することにしました。


ネットで買取業者を探して、早速電話したところ「どんな骨董品がありますか?他に貴金属はありますか?」とのこと。 「お茶道具や着物などの骨董品があります。特に着物がたくさんあるので、買取していただきたいです。貴金属は、指輪やネックレスなどがありますが、形見として遺しておくつもりなので、売るつもりはありません」とOさん。


すると、すぐに家へ買取に来てくれるということだったので、すぐ済ませられるなら助かるなと思い、そのままお願いしました。 業者が家に来ると、先に話していたお茶道具や着物の査定はほどほどに、貴金属を見せてくれという話になりました。


貴金属は売らないと再度伝えましたが、「見せるだけ見せてくれ」とのこと。よく考えないまま、指輪やネックレスなどの遺品を見せてしまいました。


すると「これは1000円、こちらは500円ですね」勝手に査定が始まり、形見の品を売ってくれと言ってきます。貴金属はそんなに安いものではありませんでしたし、そもそも売らないつもりだったので断りましたが、執拗に売ってほしいと威圧的に言ってきました


Oさんは、精神的に疲れていたうえ、業者の威圧的な態度が怖くなり、お茶道具をいくつかと、貴金属を数点、まとめて売ることにしてしまいました。


Oさんは、冷静になるほどに「なんで売ってしまったんだろう」と後悔の念に悩まされることに。でも、もうどうにもできません。 結局、着物は引き取ってくれる業者が見つからず、ゴミとして処分するしかありませんでした。

こんな状況で無理やり買取をする業者が信じられませんが、実際こんな悪徳業者は存在します

家に入れると相手のペースになってしまうので、電話の時点で良くない業者だと判断しなければいけませんでした。

そして、悪徳業者が相手の場合、売るつもりのないものは、はじめから「持っていない」とはっきり言うことが大切です。でも、これが難しいんですよね…遺品整理などで大変な状況なら、なおさらです。

また、私の場合は、利益の低いものでも、お客様が処分に困らないよう、できる限りまとめて買取をします。Oさんの場合で言えば、骨董品も着物もできる限りまとめて買い取りますし、形見として残したい貴金属を無理やり買い取るようなことはしません。利益の大きい金目のものだけを買い取れば、商売は楽ですが、残されたものは捨てるしかなく、お客様の負担が大きくなってしまうからです。

心ない買取業者に依頼してしまったばっかりに、さらなる負担が増えてしまいました。

家屋解体で代々受け継いだ骨董品を処分。安く買い取られて大ショック…Nさんの場合

骨董品 買取 ランキング

Nさん(仮名)は、代々住んでいた家を解体することになりました。

家には、古くからある骨董品や工芸品、古民具などが多数眠っています。解体まで時間もなく、自分たちで整理するのは大変なので、買取業者を呼んで整理から手伝ってもらうことにしました。

依頼した買取業者は、ホームページに高価買取を掲げていた業者。量が多かったので、できるだけ幅広い品目を、高く価格で買い取ってくれそうなところにお願いしました。

当日、業者が来訪し、物の整理や査定をお願いしました。父親が大切にしていた古伊万里などの陶磁器や古書、掛け軸、軍曹品などがあったので、いい金額になるだろうと期待していましたが、業者は特に説明もしないまま、一山いくらで査定していきます。

どんな骨董品なのか教えてもらおうと聞いてみましたが、要領を得ない答えしか返ってきません。 なんだか釈然としませんでしたが、Nさん自身も骨董に詳しいわけでもなく、時間もなかったことから、そんなものかと思い、まとめて売ることにしました。業者はひと通り査定が終わったところで、早々に去っていきました。

後日、新たに出てきた骨董品があったので、Nさんは、なんとなく別の買取業者を呼ぼうと思い、私の元へ連絡が来ました。
私は、いつも通り、1点1点じっくり手に取りながら、できるだけ丁寧に説明や査定を行いました。Nさんは説明や査定額に納得いただいたようで、気持ちよく売っていただけました。

そこでNさんは、前の業者の対応に疑問を感じていたこともあり「実は他にもこんな骨董品があったんです」と、以前売った骨董品の写真を見せてくれました。
「これは有名な作家ものの器のようですね。状態も良さそうなので、いい金額になったんじゃないですか?」 いくらで売ったのか聞いてみると、とんでもなく安い金額です。

「はじめに私のところへ相談いただいていれば…」恐らく、目利きのできない業者が、自信のないまま適当に値段をつけたのでしょう。専門性の低い骨董業者によくあることです。Nさんは大きなショックを受けていました。

買取業者は、悪気がなくても、ただただ勉強不足で価格を安く見積もってしまうこともあります。特に、極端に幅広い品目を買取対象としている業者は、専門性が低い可能性があるため、要注意です。

骨董品はすべて1点もので値付けの前例がないうえ、価格は時代や需要によって刻々と変化しており、さらには偽物も出回っています。目利きに自信がないと、不利益を出したくないという不安から、高い価格が付けられません

価値ある骨董品をお持ちで、高価買取をしてもらいたいなら、正しく鑑定のできる専門性の高い業者を探さなくてはなりません。

引っ越し前に骨董品コレクションの買取を依頼。安い買取金額に納得いかない!Kさんの場合

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Kさん(仮名)は、日本刀や脇差、鍔など、刀装具の骨董品コレクター。引越しを控え、数が増えてきたコレクションを一度整理することにしました。

コツコツと集めてきた大切なコレクションですから、しっかり査定してもらおうと、全国規模の大きな骨董買取業者に依頼することに。何社か問い合わせて、一番感じの良い電話対応をしてくれたところに出張買取を依頼しました。

後日、買取業者が来訪。家へ迎え入れて、売る予定のコレクションを案内しました。 「これは水戸住という銘が刻まれていて、江戸時代に作られたものと聞いているんですが…」
Nさんは、コレクションの1つである鍔について話し始めました。Nさんにとって査定は、骨董にまつわる話を聞くのも楽しみの一つなのです。

ところが、鑑定士は、なにやらピンときていない様子。電話では感じがよく、骨董にも詳しそうだったのに、なんだか雰囲気が違う…。どうやら、電話で話した人とは別の人が来たようです。

Nさんは残念に思いながらも、「会社の規模が大きいとそういうものか」と思い、気にしないことにして査定を進めてもらいまいた。

ただ、いざ査定してもらうと、金額が予想よりも安いうえ、なぜその価格なのかもきちんと説明してもらえません。Kさんは、それまで何度か骨董品の買取を依頼した経験があったことから、なんともその鑑定士のことが信じられなくなりました。

骨董コレクションを多数売ろうと思っていましたが、納得いかなかったため、結局売らないことに。鑑定士は、渋っていましたが、なんとか帰ってもらいました。

全国規模の大きな買取業者に多いのがこのパターン。すべての業者がそうではありませんが、大規模の買取業者はフランチャイズ式の店舗が多く、本部で買取を受け付け、地域ごとの加盟店へ買取の案件を振るという手法を取っています(私の元にもよくこの手の営業がきます)。

これだと、業者によっては、目利きのできない鑑定士が紛れている場合があるんです。

どういうことかというと、フランチャイズ方式では、加盟店側としては、自店の鑑定の実力にかかわらず、本部から勝手に仕事が降りてくるのがポイント。骨董品の目利きができない未熟な業者でも、ある程度ルールに則って営業していれば利益が出せます。なので、鑑定ができなくても、なんとなく上から言われるがままの相場で買取をしてしまうんです。

また、この方式だと、骨董品を次の使い手に販売するまでに、いくつか中間マージンが発生するのが必須です。そのため、末端の買取業者は、査定額を安く付けざるを得ません

買取を依頼する側としては、業者の良し悪しが見分けにくく、なんとも困ったものですよね。レベルの低い業者が来た際、Kさんのように、それをきちんと見抜いて断ることができれば良いですが、慣れていない方には難しいでしょう。フランチャイズ式の業者へ依頼するのは避けたほうが無難です。

よくリサーチせずに近所の個人買取業者へ依頼。上から目線の鑑定士に唖然…Yさんの場合

 

和ガラスや江戸切子、氷コップなど、ガラスの骨董品が好きなYさん。徐々に数が増えてきて、収納に困ってきたので、いくつか手放すことにしました。

骨董を売るのは初めてでしたが、そういえば近所に骨董屋さんがあったなと思い、早速そこへ相談してみることにしました。

近所の骨董品店は、おじいさんが一人でやっているような、こじんまりした店舗。どんなお店かよく知りませんでしたが、手持ちの骨董品を見てもらったら早いだろうと思い、いくつか持ち込んでみました。

事情を話して査定を依頼すると、ぱっと品物を見て「あまり良いものじゃないな」と一言。
その後も、いかにYさんが持ち込んだ品物が駄作で、上質な骨董品はどういうものか、といった話をとうとうと語り始めたのです。

「たしかに私は、骨董品に精通しているわけではなく、ただ自分の気にいったものを観賞用にと買っただけです。あんな風にバカにした言い方をされるとは思いませんでした」とYさん。結局、何も言い返せずに、落ち込んでその場を去ったそうで、その失敗がトラウマになったそうです。

骨董業者は、すべてがこうではありませんが、骨董品の好き嫌いが激しく、商品を選り好みしたり、自分のペースで話される方がいます。

そのため、査定を依頼するジャンルや業者の人柄によって、合う・合わないがはっきりと分かれやすいです。 骨董の専門的な話を聞きたい、目利きを学びたいという方ならまだ良いんでしょうが、Yさんのようにそれほど詳しくない方だと、このタイプの骨董屋で嫌な思いをする方は多くいらっしゃいます。

せっかく骨董に興味を持っているのに、こんなことで嫌になってしまったら、とても残念です。買取業者を探す際には、人柄のリサーチも欠かせません

飛び込み営業で不用品買取業者が来訪。売りたくなかった貴金属を無理やり押し買いされた…Tさんの場合

骨董品 買取 ジュエリー

不用品を買取いたします。処分したいものはありませんか?」Tさんの家に突然業者が訪ねてきました。

「不用品ってなんでもいいんですか?」 Tさんは、実は年末の大掃除の真っ最中。処分したい陶磁器や服飾品、壊れた家電などが多数あったのです。
業者はなんでも買い取ると答えたため、ひとまず玄関のドアを開けてしまったのでした。

業者は家に入ると、査定するので不用品を見せてくれと言いました。ひと通り見せると「他に貴金属はありませんか?」とのこと。金の指輪やネックレスを持っていましたが、売る気はなかったのでその旨を伝えると、それでも一目見せてくれと頼まれます。

Tさんは、怪しい業者を家に上げてしまった…と後悔しましたが、時すでに遅し。
「不用品を買い取るには、貴金属もまとめて買い取らないと値段が付けられないんですよ」「査定だけは無料ですから」「貴金属なら壊れていてもいいんですよ」「今売らないと価格が下がってしまいますよ」いくら断っても、業者はしつこく要求し続けます

そこから2時間、どうにもこうにも帰ってもらえず、仕方なく貴金属を見せると、勝手に査定。いくばくかのお金と領収書を押し付け、強引に持ち去ってしまいました

その業者は、名刺も買取伝票も渡さなかったため、どこの誰だかもわからず、クーリングオフもできません。警察に相談しましたが、結局持ち去られた貴金属は戻ってきませんでした。

これは「押し買い」という違法な悪徳商法。貴金属や宝飾品など金目のものを、並外れた安い値段で買ったことにして、強引に持ち去ってしまう手口です。 長時間に渡ってしつこく要求されることで、大抵の方はTさんのように、心が折れ、相手に屈してしまいます。

押し買い業者は口がうまく、執拗で、家に入れたら最後、目的を果たすまで帰りません。はじめから家に入れない、相手にしないことが大切です。

以上、骨董品買取の代表的な失敗エピソードをご紹介しました。
これらは本当によく耳にする話です。骨董品は、目利きができ、人柄も信頼できる業者に売らないと、大変な目に遭ってしまいます

骨董品買取で失敗したくない方は、ラフジュ工房・岩間幸夫にお任せください!

お手持ちの骨董品をできるだけ高く、気持ち良く売りたいなら、ぜひ私の元へご相談ください。

私に依頼していただければ、骨董品の価値を正しく査定し、他店よりも高い価格で買取することはもちろん、お客様の気持ちに寄り添った誠実な買取をいたします。この人に売ってよかった!と思っていただけるような買取を目指しています。

買取実績は3万点超!骨董を愛する岩間幸夫が確かな審美眼・鑑定眼で査定いたします

骨董品 買取 おすすめ

真ん中が私(岩間)です

私、岩間幸夫は、骨董品やアンティーク・中古家具の買取やリペア、販売を手がける「ラフジュ工房」の取締役兼鑑定士を務めています。

ラフジュ工房は、国内最大規模のオンラインアンティークショップで、古き良きものを後世に残すことを使命として、これまでに4万点近くの骨董・アンティーク・中古品を扱ってきました。そのうち私が査定・買取したものは3万点以上にのぼります。

骨董品 買取 店

実は、私は幼少の頃から骨董や古美術品が好きだったという変わり者。近所で骨董市が開催されていたこともあり、幼い頃から遊び感覚で師匠方に目利きを学び、独学でも審美眼を養ってきました。

骨董は実に奥が深い世界で、どれだけ学んでも完璧とは言えません。ただ、骨董は経験や知識がものをいう世界。本物に触れ、時には偽物に触れ、失敗もし、そこから学び、を繰り返すことで、確かな審美眼や鑑定眼が身につきます。

これだけ辛抱強く学び続けるには、骨董を愛する心がないとできません。そして、骨董を愛する人は、骨董を使って騙して儲けようとは思いませんし、多くの方に骨董を純粋に楽しんでほしいと思っています。

つまり、私のような、骨董を愛する鑑定人に任せていただければ、はじめにお話ししたような酷い目には合わないのでご安心ください。

骨董品やアンティーク家具・建具を高価買取!お客様に寄り添う温厚篤実な買取がモットーです

骨董 買取

私にお任せいただきたい理由として、買取品目の広さ高価買取も大きな要素です。

先ほどお話ししたとおり、私は骨董品はもちろん、アンティーク家具や建具まで買取をしています。
より具体的に言うと、骨董・古美術品・現代美術品・工芸品全般(着物、お茶道具、古銭、軍隊物、人間国宝のお品、絵画、リトグラフ、掛け軸、古いおもちゃ、古書、マイセンやラリックなどの高級食器、楽器など)、そして、江戸〜昭和期頃の和製アンティーク家具や建具、海外アンティーク家具、中古ブランド家具と、大型の家具・建具まで幅広く買取できるんです(買取品目のさらなる詳細は5章でお話しします)。

遺品整理 買取

私のような買取業者だと、遺品整理や家屋解体など、大小さまざまなものをまとめて手放したい時にとても便利です。信頼できる力持ちのスタッフと2〜3人でお宅へ伺って、整理や運び出しから手伝いますし、お客様が困るような買取の仕方(金目の小物だけ買い取っていく、大型の家具や建具を残すなど)は決していたしません

これまで何百件とお片づけからお手伝いしてきましたが、実際、かなり喜ばれます。ありがたいことに、仲良くなってご飯をご馳走になったり、自家栽培の野菜をもらったりします。お手伝いする中で、骨董品や故人にまつわる思い出話を聞くのも楽しい時間です。

家 解体 家具

とは言っても、「幅広く買い取ってもらえるのはうれしいけど、その分買取価格が安いんじゃないの?」と、怪しみたくなりますよね。

ですが、当店は買取価格にもものすごく自信があります!!

骨董品は、骨董や美術専門店に負けない高値で買い取ります。アンティークの家具や建具は、処分にお金がかかることが多いですが、当店はボロボロでも、部品が欠けていても、きちんと値段をつけて買取します(リペア工房を併設しているので、修理して再販できるんです)。

他の業者に依頼すると、処分費を払わなければならないところを、私なら買取ができるんです!マイナスが大きなプラスになりますよ。

骨董品 買取 評判

なぜそんなに高値で買い取れるの?ただの宣伝文句じゃないの?」そう思いますよね。これは私が自分の目利きと店舗の販売力に自信があるからできることなんです。

目利きができず、本当の価値が見分けられない、売れるかどうか不安な業者は、確実に利益が出るよう、買取価格を安く余裕をもって提示しがちです。

その点、私は骨董品の価値を正しく見極め、骨董品とお客様へ敬意を払って、できるだけ高い値段で買い取ります

そして、当店でも利益を出さないといけませんので、自社オンラインショップで私が考える適正価格(他店と比べてやや高め)で販売しています。

他店と比べると決して安くない価格でも、その分商品の品質にこだわり、自信を持ってお届けできるものしか売らない、というスタンスを貫くことで、当店は信頼の厚い販売力のある店舗に成長しています。

骨董やアンティークという、ちょっと不安を感じる世界でも、安心して気持ち良く取引していただける、そんな当店だからこそできることです。

鑑定・査定・出張費はすべて無料!1点でも大量でも歓迎。買取不成立でも手数料なしで安心です

骨董品 買取 出張

当店では、鑑定や査定、出張買取などはすべて無料です。もし、鑑定や査定に納得できない、売りたくない、となった場合でも、一切費用はいただきません。

また、当店の買取は1点のみでも、大量のご依頼でも、どちらでも大歓迎。ぜひお気軽にご相談ください。

蔵 片付け

ちなみに、蔵や家の解体、遺品整理などで買取をご依頼の場合、「スムーズに買取してもらえるように」と気を利かせて、先にお客様の手で不要なものを整理したり、処分したりしてから、声をかけてくださる方がいます。ですが、それは大損する可能性があります!おやめください!!

というのも、私が買取に伺った際「〇〇があったけどボロボロだったから捨てといたよ〜」と、価値ある骨董品だと気づかずにゴミとして処分してしまっている方がとっっっても多いんです。

おもちゃ 買取

旧バンダイ・ソフトビニール製玩具「ブーフーウー」 買取金額:8,000円!!

骨董品というと、立派な陶磁器や彫刻、仏像、掛け軸などが思い浮かぶかと思いますが、古いおもちゃやノベルティーグッズ、絵葉書、写真など、なんてことないようなものにも価値があったりするんですよ。何が買取できるか、一般の方にはわかりにくいので、ぜひ選別からプロにお任せください。

プライベートなものがあって心配という方もいらっしゃるかもしれませんが、当店はもちろん秘密厳守で査定・買取させていただきます。安心してお任せください。

査定は、電話・LINE・メール・出張・持ち込みからお好きな方法で。岩間幸夫直通の電話・LINEが早くて便利

当店の査定は、電話・LINE・メール・出張・持ち込みと、5つの方法があります。ご都合の良い方法でお申し込みいただけますよ。それぞれの特徴を簡単にお話ししますので、参考にしてみてください。

電話査定

TEL:090-2495-4483(鑑定士・岩間幸夫直通)
TEL:0120-719-556(固定電話)

私への直通電話へ連絡いただければ、どんな骨董品をお持ちかその場で伺い、おおよその金額をお伝えします。後ほどLINEかメールで画像を送っていただけると、さらに正確な金額をお伝えできます。

金額に納得いただければ、早速買取について相談させていただきます。近場の方でご都合があえば、当日中に買取に伺うことも可能です。

固定電話にお電話いただくと、当店スタッフが電話に出ます(私は出張していることが多いので)。同じく、お持ちの骨董品について伺い、メールなどで画像を送っていただいて、査定いたします。

LINE・メール査定

メール:お問い合わせフォーム
※ご入力いただいたメールアドレス宛に、折り返し連絡いたします。LINEは現在準備中です。

LINEやメールでの査定は、骨董の情報に加えて、画像を添付いただくことで、スピーディに査定金額をお伝えできます。お急ぎの方は、お問い合わせフォームからよりも、LINEからの方が便利です。24時間待機、基本的には遅くとも1時間位で返信いたします!

出張査定

私がお宅へ査定に伺います。出張査定も、他の査定と同じく無料ですが、出張する前に買取対象の骨董品をお持ちか確認するため、電話やメールで簡単なヒアリングをさせていただきます。まずは、お電話かLINE、お問い合わせフォームからご連絡ください。

買取できるものとできないものについては後半で詳しくお話ししますので、そちらも目を通してみてください。
高価買取できる骨董品とは?品目や特徴を紹介
「これは高く売れる」勘違いランキング! 〜買取できないもの・安くしか買えないもの〜

持ち込み査定

店舗所在地:〒313-0114 茨城県常陸太田市箕町248-1

お客様がご希望されれば、持ち込みでも査定を受け付けています。ただし、私は出張で不在なことが多いので、事前に予約してからお越しください。予約していただく際に、買取対象の骨董品をお持ちか確認するため、簡単にヒアリングさせていただきます。

買取方法は、出張・郵送・持ち込みの3つ。出張・持ち込みは即現金払い・郵送は到着日に振込いたします

当店の買取方法は、出張買取、郵送買取、持ち込みの3つです。お手持ちの骨董品の種類や数、お住いの地域などによって、最適な方法で買取いたします。基本的には、出張買取、郵送買取のいずれかです。

  • 出張買取

骨董 査定

私や当店スタッフがお宅へ伺って買取いたします。梱包や運び出しなど、すべて私たちで行いますので、安心してお任せください。

当店は店舗が茨城県にありますが、北は青森から南は広島まで出張買取した実績があります。遠方にお住まいでも、点数が多い場合は出張に伺いますので、お気軽にご相談ください。

基本的に、出張買取は、出張査定とセットで行っています。査定後、お客様が査定額に納得いただければ、その場で現金で金額をお支払いし、そのまま買取作業に入ります。ただし、納得いただけない場合でも、大切なお品を無理に買い取るようなことはしませんので、ご安心ください。取引不成立でも、費用も一切かかりません。

出張買取でお客様に準備いただくことは、ご本人の身分証明書のコピー(運転免許証・健康保険証・パスポート等、いずれか1点)のみです。古物営業法で、買取時にお客様の本人確認をする義務があるためです(盗品を売るなどの犯罪防止のため)。

  • 郵送買取

骨董鑑定

骨董品の点数が少ない場合や、遠方にお住まいの場合は、郵送で買取を受け付けることも多いです。郵送買取では、当店でクロネコヤマトのらくらく家財便を手配し、お客様のご都合の良い日に集荷に伺います送料は無料です。

らくらく家財便は、配送スタッフが梱包からやってくれるので、お客様の手を煩わせることはありません。骨董品と宅配申込書を用意してお待ちください(梱包が簡単なものの場合は、お客様に梱包からお願いする場合もあります。梱包資材は、必要に応じてお送りいたします)。

骨董品 買取 価格

郵送買取では、事前におおよその査定金額をお伝えしていますが、実際に私の元へ到着してから、現物を見て、最終的な査定額をお伝えいたします。事前にお聞きしていた内容と相違なければ(実は修理跡や欠品があった、偽物だったなど)、査定額が下がることはありませんのでご安心ください。

金額に納得いただければ、買取成立です!当日中に査定額をお振り込みいたします

もし納得いただけなければ、そのままお品物を返送いたします。事前におおよその査定額をお伝えしているので、買取不成立になることはほとんどありませんが、不成立となった場合には返送分の送料を負担いただきます。

  • 持ち込み買取

骨董品 買取 相場

お客様が希望されれば、持ち込みでも買取を受け付けています。持ち込み買取も、事前にご予約なしで来られると、私が不在であったり、実は買取対象外の骨董品だったりと、不測の事態が起きてしまうので、事前に電話やメールなどでご相談ください。事前に連絡いただければ、おおよその査定額をお伝えできますので、売るかどうかもじっくり考えていただけます。

骨董買取の成功させる秘訣を伝授!信用できない悪徳業者と高価買取の優良業者の見分け方

さて、ここからは、色々な骨董品買取業者を比較して、良さそうなところに依頼したい!という方へ、業者の良し悪しを見分ける方法を紹介します。

これまで私が買取に伺ったお客様から「失敗しちゃったよ〜」と聞いた話や、同業から「あそこはこんな買取をしているらしいよ」などと聞いた話を元に、こんなところには依頼しない方がいい、もしくはこんなところなら信頼できる、と見分けるポイントを整理しました。

骨董品の買取は、基本的に、①業者を探す②業者に査定・買取を依頼する③業者に実際に査定・買取してもらう、という3段階があります。このうち、買取が成功するかどうかは、業者に会う前の①②の段階で95%決まります!

「とりあえず骨董品を見てもらってから売るかどうか決めればいいや〜」と考えていると、ほぼ失敗します(運良く優良業者に当たれば別ですが)。

なので、骨董品をできるだけ高く売りたい!無用なトラブルは避けたい!という方は、ぜひ次のポイントを頭に入れて業者探しをしてください。

骨董品買取業者をリサーチする時に絶対見るべきポイント

まずは、骨董品買取業者を調べるにあたって必ず確認しておくべきポイントを紹介します。

買取対象が「貴金属から骨董品まで」という業者は信用できない。骨董品専門業者を探す

骨董 鑑定

はじめに、骨董品買取業者の買取対象品目を確認しましょう。「骨董品から貴金属まで総合的に買います!」というところは要注意。こういう業者は、つまり、骨董品の専門業者ではないということです。

繰り返し言いますが、骨董品は専門家でないと絶対に目利きができません。目利きができないと、価値ある骨董品を査定してもらっても、真の価値がわからず、安く査定してしまう恐れがあります。骨董品は骨董品専門店へ、が鉄則です。

なぜ、「骨董品から貴金属まで」という業者が多いのかというと、良質な骨董品を持っている方は、同じく貴金属も良質なものを多数持っている方が多く、貴金属は、骨董と違って素人でも簡単に利益が出しやすいからです。なので、骨董品を入り口として、ついでに貴金属も売ってもらおう(本当はこっちが真の狙い)という業者がいるのです。

こういう業者は、骨董品について半端な知識しかないので、正確な査定は期待できません。さらには、貴金属を強引に買い取る押し買い業者の可能性もあるので、やめた方がいいです。

誰が買取に来るかわからない業者には依頼しない。顔がわかる骨董品鑑定業者を探す

骨董 鑑定士

私が骨董品のポスターを査定している様子です

骨董品買取業者は、どんな人が来るかわかる業者に依頼しましょう。つまり、買取業者のサイトに、鑑定士の顔や名前を出しているところに依頼するのがおすすめです。

顔を出していない業者が100%悪いわけではありませんが、顔を出していない業者の中には、1章でお話しした通り、フランチャイズ方式で買取を委託しているところや、一部には怪しい押し買い業者が混ざっていることもあります。そういった業者に当たってしまうと、正しく鑑定してもらえない可能性大です。

私も名前や顔を出して買取をしています。こうすると、今後の仕事に関わるので、半端な鑑定や買取はできません。他の顔を出している鑑定士も、きっと同じ思いでしょう。

個人の買取業者よりも法人の方が信頼度高し。法人は所在やバックボーンが明確

骨董品 買取 雑貨

骨董品買取業者は、法人でなく個人でやっている方も多くいます。町で見るような昔ながらの骨董屋さんもあれば、店舗を持たず、買い取ったものをオークションで販売したり、業者へ卸したりと、様々な手法の個人業者がいます。

個人業者は、法人と比べて所在地やバックボーンがわかりにくく、ごまかしも効きます。そのため、怪しい悪徳業者が混ざっていることがあるので要注意です。

個人でやっていて、名刺や買取伝票も渡さないような業者だと、何かトラブルが起きても連絡が取れず、クーリングオフもできません。もちろんすべての個人業者がそうではありませんが、リスクを避けるなら、法人の買取業者を選ぶ方が無難です。

骨董 鑑定士 信用

また、個人の買取業者は、商品の選り好みをする人もいます。好き嫌いで安く査定したり、買い取ってもらえない可能性もあります。業者の買取実績を確認して、手持ちの骨董品と似たような商品を買取していない場合は、避けた方がいいでしょう

広告をバンバン出している業者は、広告費が高く、買取額が安い可能性大

骨董品買取業者の中には、広告をたくさん出している業者がいます。買取にかけられる費用は業者によって様々ですが、広告費がかさんでいる企業は、その分、買取金額を抑えていることが多いです。異様に広告を多く打っている業者はおすすめできません

直営の販売店を持っている買取業者の方が、自信を持って高く値段をつけられる

骨董品 買取 金額

骨董品買取業者は、買い取った骨董品を自社の販売店で売る業者、オークションで販売する業者、業者市場などで卸売する業者など、様々なパターンがあります。

その中でも、最も買取金額を高くつけやすいのが、自社で買取から販売まで手がける業者。中間マージンが発生しないので、仕入れにお金をかけることができますし、私のところのように販売力のある業者なら、他店よりも高価買取ができます。

査定や出張、買取にかかる費用や、買取後の返品キャンセルルールを確認

骨董鑑定無料

骨董品買取業者は、査定や鑑定、出張、買取にかかる費用が無料で、買取後の返品キャンセルが可能なところだと安心です。

骨董品買取業者は、基本的に査定や出張買取などをすべて無料としているところが多いですが、無料なのは買取が成立した場合のみという場合もあります。買取不成立の場合でも、費用がかからないかどうかまで確認しておきましょう。

骨董 査定 良心的

キャンセルルールについては、出張買取は返品キャンセルできても、郵送や持ち込みによる買取は返品キャンセル不可としている店舗が多いです。

というのも、出張買取(訪問購入)の場合は、クーリングオフ制度が適用されるため、どの店舗でも取引から8日以内なら理由にかかわらずキャンセルが可能なのです。ですが、持ち込みや宅配買取の場合は、クーリングオフが適用されないため、返品キャンセルを受け付けないのが一般的です。

たとえ、売った時は納得していたとしても、時間が経つと「査定だけのつもりが、つい売ってしまった」「勢いで売ってしまったが親族に反対された」など、後悔する可能性もなくはありません。キャンセルできる店舗だと安心ですよ。私の店舗でも、気持ち良く取引していただけるよう、理由を問わずキャンセルを受け付けています

骨董品査定額の受取方法を確認。当日現金払いだと一番安心

古美術 買取

骨董品の買取は、業者によって支払い方法が異なります。対面して買い取る場合は、その場で現金で支払う業者が多いですが、宅配買取の場合には指定口座に振り込みされるのが一般的です。

ここで注意したいのが、対面での買取でも後日振り込みますという業者。悪質業者の場合、品物だけ持ち去ってお金を振り込まなかったり、持ち帰って査定した結果、査定額が下がったと言って、少額だけを振り込んできたり、といったパターンがあります。こういう業者は、連絡先や会社所在地もデタラメだったりするので、後で気づいても手遅れとなるケースが多いです。

そのため、当日現金払いの業者に依頼するのがベストです。後日振り込みとなる場合は、注意深く業者の連絡先を確認しておきましょう。

骨董品買取業者への相談・査定依頼時に必ず確認すべきこと

次は、骨董品業者へ査定や買取を依頼する際のポイントです。直接連絡を取る前に、ぜひ目を通してみてください。

骨董品査定で、多数の業者を家に呼ぶと押し買いに合う可能性あり。まずは電話かメールで2〜3社に相談

骨董 買取 査定

骨董品買取は、複数の業者を呼んで一番高値をつけたところに売りたい、と考える方が多いかと思います。たしかに、相見積もりを取れば、骨董品の価値が客観的にわかりやすく、損せずに売れそうですよね。

しかしながら、私の経験上、多数の業者と連絡を取るのはおすすめしません。買取業者は、高く売れそうな骨董品を持っているとわかると、どの業者もすぐに買取に来ようとします。

すると、家に多数の業者を呼ぶことになってしまい、買取業者も我先にとヒートアップして、押し買いに合う可能性が高まります。一括査定サイトなどもありますが、様々な買取業者に個人情報を渡すことになるので、おすすめしません。

骨董鑑定買取事情

買取業者は、私が言うのもなんですが、口が上手い人が多いです。悪質な業者でなくとも、なんとなく話しているうちに、冷静な判断をする隙を与えずに、速やかに買取を済ませてしまうこともあります。そうすると、売った方はその時は納得したつもりでも、じわじわと手放すんじゃなかったと後悔したり、本当はもっと高く売れたんじゃないかと思ったりします。

そんな目に合わないためには、前章で挙げた7つのポイントをもとに、良さそうな業者を2〜3社に絞り、電話やメールなどで見積もりを依頼すること。家に見に行くという話になっても、まずは概算見積もりを聞き、業者の人柄が良さそうか冷静に観察し、一番良さそうな1社に来てもらうのが確実です。

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そして、実際に来てもらってから、予想よりも査定額が下がってしまったら、一度お断りして2番手の業者を呼びましょう。大事なのは1社ずつ呼び、相手のペースに乗せられないことです。

もし、2社目、3社目と呼んでも、結局1社目が良かったなと思えば、また1社目の業者に来てもらえばいいのです。私も一度買取をお断りされたお客様から、やっぱり買い取ってくれと依頼されることがけっこうあります。お客様は少し気まずいかもしれませんが、私としては最終的に選んでいただけて嬉しく思います。

ぜひ、後悔のない判断するためにも、焦らずじっくり進めてみてくださいね。

電話やメールなどのレスポンスが早い業者は、優良店が多い

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買取業者に連絡を取った際、業者の良し悪しを判断する1つの材料となるのが、レスポンスの早さです。

例えば、まずメールやLINEで問い合わせた際、返信が遅い店舗は、おそらく鑑定士が出張で不在にしていて他に対応できる人もいないという状況。これでは、買取までの時間も相当かかるでしょうし、人手不足で店舗としての余裕のなさも感じられます。できるだけ費用を抑えるため、安く買取される可能性が高いです。

また、査定を依頼した際に時間がかかる店舗は、鑑定士の知識や経験不足などで、査定額を出すのに苦労しているのでしょう。依頼した骨董が専門性の低いジャンルなのかもしれません。正しく査定されない可能性があるので、他の業者へ依頼した方がいいです。

反対に、問い合わせへの対応が迅速で、査定もスピーディな店舗は、その後の査定もスムーズに進む可能性大。第一関門はクリアです。

出張買取の前に必ず一度は電話を。まずは電話対応の人と出張買取に来る人が同一人物かどうか確認

骨董品 買取 携帯

2つ目の判断材料は、電話での対応。骨董品の買取業者は、中には悪徳業者もいるため、出張買取などで家に呼ぶ前に、怪しい人や不快な人でないか、できる限り確認すべきです。家で対面すると相手のペースになりやすいので、よくわからない相手をいきなり呼ぶのは危険です。

具体的な確認方法はこうです。

まず、電話したら、電話で対応している人と、実際に出張買取に来る人が同じか確認しましょう。買取担当者が窓口になっている店舗がベストです。査定から買取までスムーズに進みます。

もし、窓口と買取担当が違う場合は、買取に来る人に電話をつないでもらいましょう。もしフランチャイズ方式や、窓口対応だけ別業者に委託している場合は、それはできないと断られます。そうなると、どんな人が来るか知る術がありません。人柄はもちろん、骨董の目利きができるかどうかもわからないので、やめたほうがいいです。

電話口で骨董品の専門的なことが言えるかどうか確認する

骨董品 買取 おすすめ

電話口での確認方法の続きです。

買取担当の人に電話をつないでもらったら、ひと通り骨董品のことについて聞かれるはずです。その際、こちらからも骨董品に関して専門的なことを聞いてみましょう

買取担当者が対応していたとしても、知識のない人だとしどろもどろになったり、電話をたらい回しにされたりします。反対に、骨董好きで知識豊富な担当者なら、自信を持って答えてくれるでしょう。そんな人なら、鑑定や査定額も信頼できます。骨董の知識の有無は査定額を左右するので、遠慮せず確かめましょう。

また、買取担当者が骨董品のことを話す際、その口調も重要な判断基準。自然と「この人は骨董品が好きなんだな〜」と感じられる人であれば、間違いありません。

骨董を愛する鑑定士は、仕事でも私生活でも骨董のことを考えているような、骨董にのめり込んでいる人です。単に仕事と割り切って鑑定士をしている人とは、目利きに雲泥の差があります。骨董好きの鑑定士に依頼すれば、誠実な買取をしてくれるでしょう。

人柄を確認すること。人間性と買取金額は比例する

買取 骨董屋

次の判断材料は、電話対応での人柄。「電話だけじゃどんな人かわからないよ」というのもごもっともですが、怪しい人でないか、話していて心地よいか、など一般的な基準で大丈夫です。

骨董品の鑑定士は、接客業なのでほとんどが人当たりの良い人ですが、稀に、騙そうとする悪い人がいたり、上から目線で知識をひけらかす人がいたり、上質な品物でないと機嫌が悪くなったりする人がします。

騙そうとする人は論外ですが、気持ち良く買取してくれない人はできれば避けたいですよね。また、騙すとまではいかずとも、意地の悪い業者は、自社の利益を最優先して、できる限り安く査定しようとします

私の経験から言うと、人間性と買取金額は比例します。できるだけお客様によろこんでもらいたい、大切な骨董品に敬意を払いたい、そう考える誠実な鑑定士は、できるだけ安く買おうとは考えません。適正価格をきちんとお支払いします。そう意味で、人柄はとても重要な要素です。電話からできる限り人柄を読み取るよう努めましょう。

電話やメールでは大体の金額しか出せない。極端に高額買取アピールする業者は信用できない

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続いての判断基準は、電話やメールで査定を依頼した際の査定金額について。

基本的に骨董品の買取では、実物を見るまでは、概算の金額でしか査定額をお伝えできません。骨董品は、正直、偽物や修理品、欠品、状態の悪いものなどが多いため、画像だけでは正確な判断が難しく、あくまで最終的な金額は実物を見てからということになってしまうんです。

なので、電話・メール査定の際は、「本物で状態が良ければおよそ○〜○円、もし偽物だったり状態が悪かったりすると、もっと下がる可能性があります」という、誠実な伝え方をするのが優良業者です。

反対に、「これなら○円で買い取れます!」と、極端に高額な査定額を言い切る業者は、信用できません。実物を見て「これは偽物です」「傷があります」などと言って、査定額をガクンと下げる場合もあります。

また、「うちに依頼すると他の業者よりも10万、20万と高く買い取れます!!」という高らかに謳う業者がいますが、現実的には、相見積もりして各業者の金額に大きな差が開くことは稀です。あって数万円です(何百万、何千万という名品なら話は別ですが)。なぜなら、一般的な知識のある鑑定士が鑑定すると、大体近い査定額になるからです。

そこで、高額な査定額を出す買取業者は、目利きができていないか、ひとまず家に上がり込むことが目的の悪徳業者です。危険ですので、連絡を取らないようにしましょう。

骨董品業者が買取に来た時に注意すべきこと

次は、いよいよ骨董品買取業者を家に呼ぶ際の注意点です。ここまでしっかり下調べしていれば、失敗することはほぼありませんが、まだまだ気は抜けません。次の3点を頭に入れておきましょう。

買取伝票や名刺を渡さない業者は危険。クーリングオフができない

骨董屋 買取

骨董品買取業者が来たら、まずは名刺をもらいましょう。事前に業者についてよくリサーチしていれば大丈夫ですが、飛び込みで訪問した業者を家に入れた場合や、よく調べずに業者を呼んだ場合は特に注意してください。名刺をもらえない場合は、警戒しましょう。名前や連絡先、会社名などをネットなどで確かめて、怪しい場合は早々に打ち切りましょう。

また、無事に買取を依頼することになったら、買取伝票をもらいましょう。買取伝票とは、買取の明細が記載された領収書で、買い取った骨董品の名称や単価、数量、金額に加えて、企業情報などが書き込まれていて、お客様自身の情報も記入するものです。

出張買取の場合、これがあればキャンセルしたくなったとしても、スムーズにクーリングオフで返品してもらえます(郵送や持ち込みでの買取の場合は、クーリングオフが適用されないので、業者ごとのルールによります)。

もし、故意に買取伝票を渡さない業者であれば、信用できません。伝票がなければ、お客様は金額や連絡先などを確認できませんし、クーリングオフもできません。取引しない方がいいです。

骨董品よりも貴金属を見せろという業者はかなり危険。「持っていない」とはっきり断る

貴金属 骨董品

何度もお話ししましたが、骨董品よりも貴金属が目当ての買取業者は危険です!

事前に業者についてよく調べ、骨董品も貴金属も専門的な買取をしている業者にお願いしたのなら、貴金属も見せてほしいと言うかもしれませんが、そうでない場合は警戒してください。「貴金属は持っていない」とはっきり言いましょう。もし、それでも食い下がってくるようであれば、警察を呼びましょう

また、これも繰り返しになりますが、そもそも「骨董品も貴金属も幅広く買い取ります!」という業者は、避けたほうがいいです。そんなに幅広く目利きのできる業者はほぼいません。何人もの鑑定士を抱えている業者なら別かもしれませんが、同じ企業内でも鑑定士の腕に差があります。目利きのできる鑑定士が来てくれるとは限らないので、正しく査定されない可能性もあります。骨董品店と貴金属店、それぞれの専門店に別々に依頼した方がいいです。

一山いくらで買い取る業者の査定額は信頼できない。1点1点説明しながら査定する業者がベスト

遺品整理

倉庫や蔵の整理、遺品整理などで、大量買取を依頼する場合は、業者の現場での査定方法にも注目してください。いくら数が多くても、1つ1つ手にとって査定してくれる業者がベストです。

多数の古物が保管された玉石混淆の現場を、目利きのできない業者に任せると「ここの着物一山で〇円」「おもちゃが入った箱1つで〇円」など、骨董品をきちんと見ることもせず、雑に査定されてしまうことがあります。これでは大損する可能性があります…!

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骨董品はすべて1点もので、品物をきちんと見もせずに査定できるわけありません。しかし、鑑定の経験が浅い買取人だと、骨董品はみんな同じものに見えてしまうんですよね…。車に興味のない小学生が見ると、ハイクラスのベンツもカローラも同じに見えてしまうのと一緒です。

そして、お客様は、一山いくらで査定されてしまうと「なんだ、価値のないものだったのか」と変に納得されてしまったりします。なんともったいないことでしょうか。

1点1点見もせずに査定する買取業者は、要注意です。試しに、骨董品の詳細について聞いてみましょう。どんなものか、納得のいく説明ができない業者であれば、目利きができない業者の可能性が高いです。「他の業者にも見てもらいたいから」などと適当に言って、帰ってもらいましょう。

不用品回収を謳った飛び込み営業・電話営業は危険!泥棒予備軍の可能性大

続いては、骨董品の買取や査定で、運悪く、押し買いをする悪徳業者に出会ってしまった時の対策法を詳しくご紹介します。

押し買いは、高齢者の方に多い被害ですが、誰でも被害に遭う可能性のある犯罪です。特に、骨董品の買取依頼を考えている方なら、十分に被害者になる可能性があります。万が一、被害に遭いそうになった場合の対策法を紹介しますので、ぜひ目を通してみてください。

飛び込み営業で訪問し、強引に骨董品・貴金属を買い叩く業者。絶対に家に入れてはダメ

押し買い

押し買いの飛び込み営業は、貴重品を買うとは言わず、まずはいい人ぶって近づいてきます

「不用品回収をやっています。なんでも買い取ります」と言って、片付けを手伝いますよとアピールしたり、「医療機器の製造に必要なので」「寄付するので不用品を売ってください」などと、良心に訴えてきたりします。

そして、油断して玄関を開けてしまうと、態度が変わります。「貴金属の鑑定も無料でできますよ」「鑑定だけです」と油断させて貴金属を出させたり、もしくは「早く貴金属を出せ!」「見せろ!」と豹変して脅したり、ひどい時には身につけている指輪を強引に奪ってきたりします。めちゃくちゃ怖いですよね。

貴金属を見せたら最後、勝手に奪って少額の代金を支払って持ち去ります。もしくは、お金を払わずに盗む人もいます。そして、当然、連絡先なども渡さないので、泣き寝入りとなるケースが多いんです。

押し買い 対処

押し買い被害を防ぐには、怪しい業者を家に入れないことが鉄則です。以下のことを徹底してください。

  • 家に突然尋ねてくる見知らぬ人は、思いっきり警戒しましょう。家に一人の時は対応しないようにしましょう。
  • インターフォンで応答する場合は、怪しいと思ったら、会話の途中でもすぐに切りましょう
  • しつこい場合は警察や家族、近所の方など、すぐに助けを呼びましょう
  • 玄関のドアは開けないことが鉄則ですが、必要に迫られて開ける場合は、チェーンロックをかけておきましょう。

電話営業での不用品回収・貴金属査定を提案する業者も危ない!すぐに電話を切るべし

押し買い 撃退

近年の押し買いは、訪問営業よりも電話営業が増えています。電話で「不用品を買い取ります」「貴金属を無料で査定します」などと持ちかけ、訪問する日を決めて、家にやってきます。

電話ではこちらに都合の良いことばかりを言いますが、すべて嘘です。信用してはいけません。

不用品回収や無料査定などの電話営業が来たら、すぐに電話を切りましょう。なんとなく話を聞いてしまうと「こいつは押せばイケるやつだ!」と思われて、しつこく電話がかかってきます。とりあえず話を聞く、という態度も危険です。話の途中でいいのですぐに電話を切りましょう。

優良な買取業者は、電話営業することはありません。電話営業は、効率が悪いですし、そもそもお客様からのお問い合わせだけで手一杯です。

もし、タイミングよく売りたいものがあったとしても、電話営業をかけてきた業者に売ってはいけません。自分から信頼できる業者を探して依頼しましょう。

悪質業者に引っかかると泥棒のターゲットに!?空き家も危険!早めに信頼できる買取業者へ相談

押し買い 被害

悪質な買取業者に家がバレてしまった場合、何度もしつこく訪ねられたり、留守中に忍び込まれて金品を盗まれるという被害につながってしまいます。

私のお客様でも、実際に被害を受けた方がいました。その方は、悪徳業者と気づかず、飛び込みで来た買取業者に家にあった骨董品を見せてしまったとのこと。売ってくれと言われましたが、その場では断ったそうです。すると、後日、なんと夜中に家に忍び込まれ、骨董品を盗まれてしまいました

また、押し買いでなくとも、空き家となっていた住宅や離れの蔵などに、いつの間にか泥棒が入り、骨董品を盗んでいくという被害もよく聞きます。いわゆる土蔵破りです。

押し買い 通報

人が住んでいない、もしくは滅多に足を踏み入れない場所だと、窃盗被害に気づきにくいのが痛いところ。実際、10年以上気づかなったという話も聞いたことがあります。また、しばらく経って犯行がバレたとしても、時間が経っていて捜査できず泣き寝入り、そもそも何が盗まれたのかよくわからない、という方もいます。

そのため、業者が家に訪ねてきて押し買い被害に遭いそうになった方、空き家や蔵などに骨董品を仕舞いっぱなしにしている方は、泥棒のターゲットになる可能性大です…!防犯対策を強化するか、もし売ってもいいものなら、早めに信頼できる買取業者へ相談してください。でないと、大きな損害を被ることになりますよ。

骨董品買取業界のウソ・ホント。後悔しないために知っておくべきこと4つ

骨董品の買取について調べていると、買取の体験談や業者へのレビューや、こうすれば査定額が上がる!という話をよく目にしますよね。

これらは、本当のこともありますが、私からすると、明らかにウソを伝えている情報もあります。骨董品買取にまつわるウソは一般の方にはわかりにくく、信じてしまうと買取で失敗してしまう可能性大です!

そこで、ここからは、骨董買取を依頼する前に知ってもらいたい、骨董業界の真実をお話しします。みなさんにとって、少々耳障りな話もあるかもしれませんが、大事なことですので包み隠さずお伝えしたいと思います。

「買取前に骨董品の手入れをすると査定額が上がる」は大嘘。汚れで価値が下がることはありえない

買取 骨董

骨董品は、売る前に掃除や手入れをしておくと査定額が高くなる、という話がありますが、あれはウソです。逆に、下手な手入れをすると、骨董品の価値を下げてしまう可能性が高いので、やめてください!

よくある失敗談

  • 価値ある火消し半纏を洗ってしまい、色が抜けてしまった
  • 骨董品を掃除したら、汚れを落とすだけでなく傷つけてしまった
  • 古伊万里を漂白して、台無しにしてしまった
  • 仏像の折れたところをボンドで直してしまった
  • 価値ある刀剣だったのに、グラインダーでサビ落としをしてしまった

骨董品は、汚れがあるからといって、価値が下がることはありません。骨董業者は、骨董品を買い取ってから、必要に応じて専門的な手入れをします。なので、素人が買取前に慌てて手入れをして綺麗になるようなレベルの汚れは、査定に影響しないのです。

また、修復の専門家に依頼したとしても、修理したという事実で価値が下がることもありますし、修理代が買取金額よりも高くなってしまうこともあります。

手つかずの状態のままで売っていただくのが一番です。ボロボロでも気にせず、そのままの状態でご相談ください。

「この買取業者は良いレビューが多いから信頼できるはずだ」そのレビューは信じられる?

骨董品買取業者のホームページは、どこも似たような宣伝文句を並べています。買取業者を選ぶ際、それだけではどこが良いかわからないので、ユーザーの口コミやレビューを参考にして選ぶという方も多いかと思います。

実際に買取業者を利用した方の評価は、参考になる情報が多く書かれていますが、正直、そのまま鵜呑みにして欲しくない情報もあります。というのも、レビューにはサクラも混じっていますし、利用者の一方的な視点ではわからないことも多いからです。そこで、レビューを調べる際に、心に留めておいてほしいことをお話しします。

骨董品買取業者のレビューは悪い評価もあるのが普通。査定金額に関することは当てにならない

骨董品 買取 口コミ

買取業者選びでレビューを参考にするという方は、きっと良い評価が多く、悪い評価ができるだけ少ない業者を選ぶ方が多いかと思います。ただ、骨董業界のレビューは一般的な商品レビューよりも、悪い評価が付きやすい業界です。きちんと誠実に鑑定する店舗でも、悪い評価があることは当たり前なのです。

なぜ、良い店舗でも悪い評価が付くのかというと、お客様の予想よりも査定額が安くなることが頻繁にあるから。

骨董品買取では、お手持ちの骨董品への期待値が高い方が多いのですが、実際に期待通り高いものはほとんどありません。夢を壊すようですが、ほとんどないから高いんです。なんでも鑑定団を見ていると、稀に高額買取が出ますが、あの番組の裏には、幾万もの日の目を見なかった凡作、駄作、偽作があるのです。

買取 骨董品屋

高価買取を期待していたお客様が、予想よりも安く査定されたり、偽物だと鑑定されたりすると、落ち込んだり、不快に思われたりします。大切にしていた骨董品が低く評価されてしまうので当然ですよね。ですが、私もそこで嘘はつけないので、安い買取額を提示せざるをえません。その結果、悪い口コミを書かれることもあります。

つまり、査定金額が低かったという理由で低評価をつけているレビューは、一概に業者が悪いとは言えないのです。他人の骨董品が安く査定されたからといって、あなたの骨董品も安く査定されるわけではありません。同じ業者の口コミで「きちんと査定してくれてよかった」「高く買い取ってくれた」など、良い評価も並んでいるのはそのためです。

信頼できる口コミはサービス内容に関すること。買取時の態度や方法など

遺品整理業者

反対に、買取業者の良し悪しを判断するのに参考にしてほしいのが、買取時の態度や方法などサービス内容に関する口コミです。特に、この手の低評価の口コミは信頼できます。

例えば、「査定の際に物を散らかして帰った」「1点1点きちんと見てくれなかった」「態度が横柄で不快だった」といったレビューがある店舗はおすすめできません。作り話で態度の悪さを指摘する人はそういないはずなので、何件かこういうレビューがあれば、きっと査定態度の悪い店舗なのでしょう。誠意をもって骨董を扱ってくれない、きちんと査定してくれない業者の可能性が高いと言えます。

良い評価ばかりのレビューを鵜呑みにしない。サクラの可能性も

いくら評価の良い店舗でも、中にはサクラレビューが多い業者もあるので、そのまま鵜呑みにするのは危険です。

良い口コミが短期間で多数書かれているものレビューが一言だけなど内容が薄いものは怪しいです。口コミ評価を高めるため、店舗がお金を払って高評価を依頼したり、自作自演で良いことを書き込んだ可能性があります。逆に言えば、長期間にわたって内容の濃いレビューが多数集まっている店舗のレビューは信用できます。

「価値ある骨董品を安く買い叩かれた」安く買取されてしまったのはなぜ?

先ほど、骨董品買取で、期待通り高く買い取られることは稀だと言いました。

骨董品の価値が期待よりも低く査定されてしまう理由は、単純に、お客様が物の価値を勘違いしていたというだけではありません。実はいくつかの具体的な要因があるんです。

これらを知っておけば、骨董売買での失敗を防ぐことにもつながります。

意図的に安く買い叩く業者は少数。目利きができない業者が低く査定してしまう

工芸品 買取

まず、業者側の要因として一番多いのは、何度も言いますが、勉強不足で目利きができない鑑定士がいること。意図的に買い叩くというよりも、圧倒的に、本当の価値を判断できない鑑定士が多いんです。

目利きができない未熟な業者だと、値段の説明ができないうえ、最悪価値が低いものだったとしても赤字にならないよう、安くしか買取できません。そのため、お客様も納得いくわけなく、安く買い叩かれた!と感じてしまいます。

これを防ぐには、やはり買取業者のリサーチを徹底するしかありません。3章でお話ししたポイントを参考に、信頼できる業者を探してください。

よくあるのが、売値との差を見て安く買い叩かれたと思うパターン。鑑定額と売買金額は違う

着物買取

次に多いのが、お客様が買取された価格と、売値の差を見て安く買い叩かれたと思うパターン。例えば、ある着物を3000円で買い取られて、後日店頭をチェックしたらそれが3万円で売られていた、といったケースです。

「骨董なんて、仕入れて転売するだけなのに、10倍の値段が付けられている!なんて店だ!」と思われる方もいるかもしれません。ですが、ちょっと待ってください。骨董屋もいろいろ大変なんです。

はじめに3万円で着物を販売したとしても、それがそのまま売れるとは限りません。売れない場合は、値下げしたり、赤字でも業者へ卸売するしかなくなってしまいます。売れないものをいつまでもそのまま保管していても、利益にならないからです。

アンティーク 買取

また、骨董屋を営むためには、様々な方面でお金がかかります。骨董品を仕入れるには、お客様から問い合わせをいただき、査定をして、いざ買取となったら、アポイントを取り、出張買取に伺って、買い取ってきたら点検や掃除、手入れをして、店頭に並べて(ネットショップなら撮影や説明文の作成、出品作業などをして)、店頭での接客やお問い合わせ対応をして、売れたら商品を梱包して、ネットショップや遠方なら発送をして…と、実に幅広い作業があります。

量産品を扱うなら、仕入れから販売までもっと楽なんでしょうが、すべて1点ものなので、すべての商品にこの作業をしなければなりません。人件費や交通費、保管費、広告費と、莫大な費用がかかります。これらを補いつつ骨董品売買で利益を出すには、ある程度原価(骨董品の買取価格)を抑えなければなりません

以上のような理由から、売価は買取価格と大きな差があります。ご理解いただければと思います。

知り合いの骨董好きがそそのかして、価値を過大評価しているパターンもあり

工芸品 買取り

次にありがちなのが、知人から50万円だと聞かされていた壺が3000円ポッキリだったというパターン。よくよく聞くと、知り合いの骨董好きに「これは名作だ」「価値あるものだ」などと言われたという話をされます。

言った人に悪気はないんでしょうが、骨董品の正しい価値は、プロの鑑定士にしかわかりません。厳しい言い方をしますが、骨董好きでも素人は素人です。

「日本刀と言われたものが模造刀だった」「古伊万里と聞いた食器が現代物だった」「著名な作家の書がコピー品だった」など、これまでの勘違いエピソードを挙げればキリがありません。プロではない、骨董好きの方が言うことは、そのまま鵜呑みにしないことです。

骨董鑑定士

また、一般の方が骨董品の価値を高く認識しているのには、「なんでも鑑定団の影響」も大きいと思います。あの番組では、まれに何百万、何千万、何億といった驚くほど高額な鑑定額が出ることがありますよね。あれを見ていると、「家にあるあの器もひょっとして…」と考えるのも自然なこと。知り合いから、名のある骨董品だと聞かされていたら、なおさらです。

しかしながら、ここで注意していただきたいのが、鑑定団で提示されるような高額な鑑定額は、実際の買取価格とは別物だということです。鑑定額は、あくまで番組独自の見解に基づいたものとされていますし、売る時期によって価格は変動します。

また、現時点での相場と照らし合わせて妥当な鑑定額だったとしても、それは店舗が販売する際の売価です。買取価格は、当然売価よりも下がります

加えて、先ほどもお話したとおり、骨董品で高額鑑定がされるのは、ごくごく一部です。

そのため、なんでも鑑定団のような高額査定を想像していると、期待が裏切れられることになってしまいます。

もっと悪いのは、骨董屋に騙されて偽物を掴まされているパターン

骨董屋

もっと心苦しいのが、悪い骨董屋に騙されているパターンです。悪徳な骨董屋は、非常に残念なことですが、自分が仕入れた偽物を、本物だと偽って転売することがあります(偽物と気づかず販売している場合もあります)。

素人に毛の生えたような骨董屋は、勉強不足で偽物を掴まされてしまうことが多々ありますが、それでも利益を出すためには、高い価格で転売しなければなりません。そうなると、知識がなく騙しやすい一般の人が狙われてしまうのです。

買取の際、多くの鑑定士は、偽物と気づいても直球で「偽物です」とは言いません。大抵のお客様はお手持ちの骨董品が偽物とは信じたくないので、言っても信用されないか、怒り出す方が多いからです。なので、オブラートに包みながら、良いものではないことを伝えますが、それはそれで「安く買い叩かれた」と勘違いされたりします。

巧妙な偽物は、プロの鑑定士でも見極めが難しいものです。例のなんでも鑑定団でも、番組で本物だと鑑定されたものが、後々、別の専門家によって否定されることもあります。

そのため、骨董品を買う際は、買取業者を選ぶときと同じく、専門性が高く、知識・経験が豊富な業者から買うに越したことはありません

バブルの頃に高く買って、相場が安くなったパターン

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はたまた別のパターンとしては、バブルの頃に高く買った骨董品で、今では相場が下がってしまったというものもあります。骨董品は、時代によって価格が変わります。特に、バブル期は骨董品が売れる時代で、価格も高く付けられていましたが、今では骨董品が売れなっているため、買取価格も安くなっています。買った時は何十万としたのに、今では数万円、数千円ということはザラです。

下手な手入れをして価値を下げてしまったパターン

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前にも触れましたが、骨董品に余計な手入れをして傷めてしまっている場合もあります。骨董品は古くデリケートなものなので、雑に掃除したり、磨いたりすると、傷ついたり、破損したりする恐れがあります。

骨董品は一度傷つくと、価値が大幅に下がります。たとえ修理しても、修理跡が残るのでバレます。日頃から手入れをしたい場合は、専門家に正しい方法を確認してから行いましょう。

保管環境が悪く、価値が下がってしまったパターン

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骨董品は、保管環境が悪いと、自然と状態が劣化してしまいます。例えば、着物や木製品などの骨董品は、湿気やホコリが多い場所だと、虫食いやカビが発生したりしますし、紙物は日光で色褪せたりします。状態の良し悪しも価格に大きな影響を及ぼしますので、正しい保管方法を専門家に確認しておくことが大切です。

「買取前に骨董品の査定額について見当をつけておくべき」は大嘘。正しい金額を調べるのは不可能

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骨董品は、査定額を予想するのは不可能です。買取を依頼する前に、ある程度いくらで売れるのか見当をつけたくなる気持ちはわかりますが、リサーチは無意味です。プロでない限り、到底正しい判断はつきません。

逆に、売る価値のあるものか、捨てるべきか、鑑定士に言われた価格で売っていいのか、などなど迷ってしまうので、やめてください。最悪の場合、価値ある骨董品をゴミとして捨ててしまいます。

なぜ、骨董品の相場リサーチが無意味かというと、骨董品は一点もので価格の調べようがないからです。ヤフオクなどのオークションサイトでは過去の落札価格が調べられますが、オークションごとに相場がまちまちで、まずあてになりません。量産品の中古家電や中古家具といったものなら意味がありますが、骨董品は別です。

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また、作家物の骨董品など、ある程度数があり、前例と比べられるものなら多少意味がありますが、高価なものは数が少なく調べようがありません。希少性があるからこそ、高いんです。一万歩譲って同じ骨董品があったとしても、コンディションによって価格は大きく変わります

何度も言っている通り、骨董品はどれも同じように見えて、価値は全く違います。価値が簡単にわからないからこそ、素人に毛の生えたような買取人が実務をしているんです。価格は自分では調べられないと諦めて、信頼できる鑑定士に任せる方が効率的です。不安なら2〜3社に鑑定を依頼すればいいことです。

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また、骨董品の相場を調べて、これは高いものだ!と確信した場合、本当に高い価値のあるものならいいですが、価値を見誤っていた場合は大変です。鑑定されても「騙されているのでは?」と疑心暗鬼になり、売れなくなります。

私も、骨董品の鑑定をした結果「その価格では売れない」と断られることがありますが、のちに回り回って「やっぱり買い取ってほしい」と依頼されることが多々あります。きっと他の業者も私以上の値段は付けなかったのでしょう。お客様が納得して売っていただけることが一番ですが、無理にリサーチしない方のほうが、手間なく早く適切な値段で売れることが多いです。

高価買取できる骨董品とは?品目や特徴、買取実例を紹介

では、実際どんな骨董品だと高く買い取ってもらえるの?という方へ、具体的に私が買取している品目についてお話ししたいと思います。

ジャンルごとに特徴や価格を左右するポイントなどを紹介しますので、参考にしてみてください。

茶道具

茶道具 買取

買取品目

煎茶道具・千家十職・茶釜・風炉・鉄瓶・銀瓶・茶碗・茶杓・茶筅・茶入・棗・水差・茶托・香合・薬缶・建水・蓋置・水注・花入など

茶道具は、茶人だけでなく、古美術品収集家の間でも人気が高く、骨董品の中でも高く取引されます。

茶道具は、ご存知のとおり、茶道に用いる道具の総称です。茶を振る舞うための茶碗などの道具だけでなく、茶室の床の間に飾る掛物や花入・香合なども含めて、茶道具と言うんですよ。

茶道は、空間、道具、料理、作法などが融合した総合芸術とされています。茶道具は、茶道において大変重要な要素であり、芸術性に優れた古美術品の茶道具は、大変人気です。

茶道具 買取 評判

茶道具の買取査定は、作者や流派、素材、作り、箱(共箱)や書付・在判があるか、割れや欠け、修理跡などがないか、といった点がポイントです。希少性の高い作者の作品や、箱があって保存状態の良いものは、高く買取できる可能性大です。

また、骨董品でなく現代物でも、人間国宝の作品、有名な作家ものなどは高価買取できます。反対に、これらの条件に当てはまらなくても、買取できるものも多々ありますので、お気軽にお問い合わせください。

茶道具 買取 相場

大樋長左衛門の雨釉茶碗 買取価格:35,000円

こちらは、茨城県のお客様からお売りいただいた大樋長左衛門の雨釉茶碗です。35,000円で買取させていただきました。大樋焼(おおひやき)は、石川県金沢市で350年以上続く京都・楽焼の脇窯。こちらは、その窯元の9代目当主が製作したものです。共箱があり、状態も良く、市場価値もあるお品でしたので、高価買取いたしました。

刀装具・武具・甲冑・金工品

刀 買取り

買取品目

日本刀・脇差・薙刀(なぎなた)・槍・刀装具・鍔(つば)・鎧・兜・陣羽織・陣笠・火縄銃など

刀や鎧といった伝統的な日本の武具は、骨董美術品として大変人気です。上級武士が用いた武具は、単に武器や防具としての機能だけでなく、工芸的な美しさや力を誇示することを求めて作られているのが特徴。鍔などの細部にまで凝ったものが多く、刀自体でなく、刀装具マニアのコレクターもいるほどです。

刀装具 買取

名品とされる武具は、彫金や象嵌など、高度な伝統工芸技術がたっぷりと詰まっていて、持ち手や作り手の熱い思い入れが感じられます。

日本刀買取店

刀装具・武具・甲冑・金工品の買取価格は、作者や流派、作り、保存状態、鑑定書や在銘の有無などによって決まります。人気で希少価値の高い作者や流派の作品、作りの良いもの、欠品がなく状態の良いもの、鑑定書などの資料があるものは、価格が高くなります。

反対に、作者や流派が不明の骨董品、作りや状態が悪いもの、偽物や模造刀は、価格が安いか、買取できない場合もあります。

日本刀 買取

また、刀の場合、銃砲刀剣類登録証(登録証)がないと買取ができません。というのも、刀剣は銃砲刀剣類所持等取締法及び軽犯罪法により、所持が禁止されていますが、美術品や骨董品として価値のあるものは、各都道府県教育委員会へ届出して認められると、例外として所持や譲渡、相続などが可能になるんです。

そのため、家に刀があるという方は、大抵どこかに登録証が眠っています。もし失くされていたり、登録漏れがあった場合は、再交付申請や新規登録をしなければなりません。詳しくは、6章でご紹介しますので、そちらをご覧ください。

刀買取店

江戸時代製の鍔 買取価格:20,000円

こちらは、茨城県のお客様からお売りいただいた鍔です。2万円で買取いたしました。こちらは、「水戸住」という在銘のみで、彫金などはされていないお品でしたが、江戸時代に作られた年代物ということで、高く買取いたしました。

江戸時代製の鍔は、万単位で買取されるものが大半です。さらに、浮かし彫りや象嵌、片切彫りなどをした豪華なものもあり、買取額が100万円を超えるものもあります。

彫刻・ブロンズ・仏像・人形

彫刻 買取

買取強化中の作家

新海竹太郎・岡本太郎・荻原碌山・加納夏雄・加納銕哉・海野勝珉・宮本理三郎・後藤貞行・高村光雲・高村光太郎・佐藤忠良・佐藤朝山・山崎朝雲・鹿児島寿蔵・舟越桂・舟越保武・清水多嘉示・川上南甫・中原悌二郎・中村晋也・朝倉文夫・津田信夫・平櫛田中・平野富山・北村西望・堀柳女・木内克・淀井敏夫・流政之・林駒夫・圓鍔勝三・澤田政廣・籔内佐斗司・小森邦夫

彫刻やブロンズ、仏像、人形は、骨董品の中でも世界的に歴史が長く、幅広い種類があります。モチーフとしては、人物や動物、神仏、キャラクターなどがあり、素材も木彫り像やブロンズ像、銅像、陶器人形、ゴム製のラバードールなど、様々なタイプがあります。

人形 買取

日本の骨董品を思い浮かべても、武者人形や雛人形など古典的なものもあれば、ラバードールや文化人形など昭和レトロなもの、はたまた宗教にまつわる仏像や七福神像などもあり、本当に多種多様です。

ブロンズ 銅像 買取

彫刻やブロンズ、仏像、人形は、作者や作り、素材、保存状態、在銘の有無などによって価格が左右されます。人気の作家物、歴史的価値や希少価値の高いもの、良質で劣化しにくい素材が使われているもの、状態が良いものは高価買取が期待できます。

反対に、量産品で希少価値が低いものや、状態が悪いものは、買取が難しい場合もあります。しかしながら、これらもプロでない限り、価値がわからないものなので、お持ちの方はぜひ鑑定をご依頼ください。

美術 彫刻 買取

ブロンズ像(フランスアンティーク) 買取価格:35,000円

こちちは、東京都にお住いの方からお売りいただいた、フランスアンティークのブロンズ像。35,000円で買取いたしました。こちらは、高さが55cmと大きなサイズで、上質な重厚感があるお品。細部を見ると、やわらかな布の質感、今にも動き出しそうな生き生きとした体のライン、繊細な表情や仕草と、見事な作りです。羽などの繊細な部分も欠損しておらず、状態も良好、ということで、高く買取させていただきました。

陶磁器

陶器 買取

買取強化中の作家

富本憲吉・加藤土師萌・藤本能道・今泉今右衛門・酒井田柿右衛門・石黒宗麿・清水卯一・原清・濱田庄司・荒川豊蔵・鈴木藏・加藤孝造・三輪休和・三輪壽雪・金重陶陽・藤原啓・山本陶秀・藤原雄・伊勢崎淳・中里無庵・近藤悠三・塚本快示・金城次郎・田村耕一・松井康成・井上萬二・前田昭博・加藤卓男・島岡達三・三浦小平二・中島宏・徳田八十吉・山田常山・吉田美統・伊藤赤水・板谷波山・河井寛次郎・北大路魯山人・加守田章二・青木木米・尾形乾山・野々村仁清・本阿弥光悦・宮川香山・大樋長左衛門・安倍安人・坂高麗左衛門・川喜田半泥子・楠部彌弌・バーナードリーチ・ゲルトクナッパー

陶磁器も骨董品の代表的な存在です。陶磁器は、陶器や磁器、炻器、土器の総称。長い歴史を持つ骨董品で、古くは縄文土器に始まり、飛鳥・奈良時代(7〜8世紀頃)には釉薬を使った陶器が作られていました。

その後、安土桃山時代に入り、茶の湯(茶道)が流行すると、楽焼や唐津焼、萩焼など日本独自の焼き物が発展しました。江戸時代には、有田で磁器が開発され、九谷焼や砥部焼などが誕生し、磁器は国内外で大人気となりました。

工芸品 中古 買取

陶磁器の査定は、作者、共箱の有無、書付・在銘・窯印等の有無、保存状態(欠けや割れがないか)などがポイントです。人気で希少性の高い作家物で、箱があり、保存状態が良いものは高価買取が期待できます。骨董品でなく、現代物でも、有名な作家、窯元の作品は高く取引されます

ただ、作者がわからない、箱がない、多少傷んでいる、という場合でも、目利きのできる鑑定士に依頼すれば買取できる可能性も十分にあります。詳細がわからない場合もお気軽にご相談ください。

陶器 買取相場

今泉今右衛門の茶器 買取価格:15,000円

こちらは、群馬県にお住いの方から買取した今泉今右衛門(いまいずみいまえもん)の茶器。15,000円で買取いたしました。今泉今右衛門は佐賀県の窯元で、江戸時代から続く由緒ある窯元です。こちらは、十三代今泉今右衛門の現代物のお品。あくまで窯元としての作品でしたが、人気の窯元であり、共箱や案内書も付属していたため、高く買取させていただきました。

ガラス

ガラス アンティーク 買取

買取品目

和ガラス・江戸切子・薩摩切子・氷コップ・電傘・シェードなど

骨董品のガラスは、コレクションとしても実用としても人気です。日本でガラス製品が本格的に作られるようになったのは、江戸時代から。現代に続く、江戸切子ガラスや、薩摩切子ガラスが生まれたのもこの頃です。

ウランガラス 買取

ウランガラス製の氷コップ

明治・大正期に入ると、西洋からの文化・製造技術の流入により、グラスやプレート、ランプシェードなど、生活用品としてのガラスが普及しました。この頃作られた、氷コップ(カキ氷用の器)やウランガラスは今日の骨董業界で高い人気を誇っています。

ガラスの査定では、陶磁器と同じく、作者やメーカー、歴史的価値や希少性、保存状態(欠けや割れがないか)などが重要です。人気の作者やメーカー品で、希少価値が高く、保存状態が良いものほど高く取引されます。

氷コップ 買取

氷コップ 買取価格:35,000円

例えばこちらは、埼玉県のお客様から売っていただいた氷コップ。大正時代に作られた和ガラスで、35,000円で買取いたしました。上から赤・白・透明・黄緑と鮮やかな色合いで、脚と台座部分はウランガラスで作られた美しい逸品です。細かい擦れがありますが、これは大正期の和ガラスでは一般的。氷コップとウランガラスという人気の高さ、希少価値の高さを考慮し、高価買取いたしました。

軍装品・軍服・軍刀・勲章

軍装品買取

買取品目

海軍軍服・陸軍軍服・大礼服・軍帽・肩章・襟章・軍靴・千人針・出征旗・日の丸寄せ書・軍刀・サーベル・指揮刀・儀礼刀・銃剣・海軍士官短剣・金鵄勲章・旭日章・瑞宝章・従軍記章・宝冠章・各種勲章など

旧日本軍(大日本帝国海軍、大日本帝国陸軍)の軍装品・軍刀・勲章は、特にコレクターの間で人気の高い骨董品です。階級によって幅広い種類があり、特に軍服や勲章は位の高い希少なものほど、買取価格が上がります。また、旧日本軍が身につけていたものだけでなく、軍事郵便や軍隊写真帖など、軍事資料も買取できます。

軍装品・軍服・軍刀・勲章は、歴史的価値や希少性、保存状態、付属品の有無(軍服のボタンや徽章、勲章の箱など)によって買取価格が左右されます。経年劣化や損傷が激しいものは買取できない場合もあります。ただ、傷みや汚れがあっても修理やクリーニングは不要です。逆に価値が下がってしまいますので、現状のままで買取をご相談ください。

軍服 買取

旧日本陸軍将校用の軍服 買取価格:4,000円

こちらは、東京都のお客様から売っていただいた、旧日本陸軍将校用の軍服です。4,000円で買取いたしました。将校とは、旧日本陸軍で少尉以上の階級を指す呼び名です。そのため、こちらはおそらくオーダーメイドで、ウールや手織物などの高級生地が使われています。刺繍も細かく丁寧です。裏地にはピンクのストライプ柄の生地が使われ、持ち主の方の個性が表れています。

中国美術・象牙・珊瑚(サンゴ)

中国美術買取

買取品目

象牙彫刻・香炉・珊瑚・翡翠・瑪瑙(メノウ)・錫茶壺・錫茶托・鼻煙壺・唐木花台・唐木彫刻・焼物・硯・墨・急須・七宝など

中国美術は、紀元前からの長い歴史を持ち、世界的に高く評価される骨董品が数多くあります。中国では、西洋や西アジアなどからの影響を受けながら独自の芸術を発達させた歴史があり、異国情緒漂う実に幅広い美術品が製作されました。

中国美術のうち、特に高く取引されるのが、象牙珊瑚を用いた骨董品です。彫刻や置物、印鑑、アクセサリーなどがあります。

中国美術は、日本での相場が上昇傾向にあります。その要因としては、2007年に、1911年以前の文物の持ち出しが禁止されたこと。加えて、象牙はワシントン条約で輸入が禁止、珊瑚は輸入禁止ではないものの保全運動の影響などで生産量が減少していることが挙げられます。これらの影響で、日本での中国美術の希少価値は年々高まっています。

そのため、近年中国で買い付けたという中国美術は、古いものではなく、価値があまり高くない場合が多いですが、昔から実家に眠っていた、もしくは、何十年も前に親族がコレクションしていた、といった中国美術は思わぬ高値がつくケースがあります。

ただし、中国美術は人気が高いだけに、贋作も多いのも特徴の一つ。騙されないよう注意が必要です。

骨董 査定 写真

中国美術の査定では、作者、共箱の有無、書付・在銘・窯印等の有無、保存状態(欠けや割れがないか)などがポイントです。希少価値が高く、人気作者の作品や、状態がよく箱なども揃っているものは、高く買取できます。

骨董品 買取 象牙

象牙彫刻 買取価格:70,000円

例えばこちらは、茨城県のお客様から買取した象牙彫刻です。7万円で買取いたしました。高さ35cm、重さ3kgと、大きなサイズのお品で、彫刻の質も高く、状態も良好で、在銘も確認できました。需要が高まっていることから、高価買取となりました。

ちなみに、象牙製品の取引は、法律により事業者登録が必要です。アフリカゾウの密猟や象牙の違法取引を防ぐためです。なので、当店ももちろん登録しています。みなさんも象牙製品を購入・売却する際は、違法取引に加担することにならないためにも、きちんと登録を済ませている業者かどうか確認するようにしましょう。

その他骨董品

煙管 買取

買取品目

煙管(キセル)・煙草入れ・印籠・根付・漆器・輪島塗・硯箱・矢立・鰐口・古鏡・刺子・七宝・半鐘など

骨董品は、他にも煙管、煙草入れ、印籠、漆器など様々な工芸品や日用雑貨が含まれます。主に江戸から昭和初期頃までのものが価値ある骨董品として取引されることが多いです。

アンティーク 買取 口コミ

骨董品の査定のポイントは、主に作者や素材、作り、時代、保存状態、共箱や書付・在銘などの有無です。ただし、作者がわからないものや状態が良くない場合でも、歴史的価値や希少価値が高いものは、それらに関係なく買取できる可能性大です。気になる骨董品をお持ちの方は、私までお気軽にご相談ください。

キセル 買取

煙管・煙管筒・煙草入れ3点セット 買取価格:20,000円

例えばこちらは、茨城県にお住いの方から買取した煙管・煙管筒・煙草入れの3点セット。煙管は、羅宇煙管(らうきせる)という種類で、吸い口と火皿(雁首)、2つをつなぐ羅宇という3つのパーツから成るものです。煙管を収納する煙管筒は、漆仕上げに翡翠玉の緒締付き、煙草入れは金唐革製と華やかかつ上質な逸品でした。

多少ダメージがありましたが、幕末から明治期頃の年代物ということで、2万円と高く買取させていただきました。

和楽器・三味線・尺八

和楽器 買取

買取品目

和太鼓・締太鼓・鼓・平太鼓・津軽三味線・三線・琵琶・尺八・篠笛・能管・龍笛など

骨董品には、実は和楽器も含まれます。和楽器は、別名で邦楽器とも呼ばれ、三味線や琴、尺八、和太鼓など、古くから日本にある楽器を指します。

和楽器の査定額は、作家や流派、作り、材質、保存状態によって変わります。作家物や特定の流派で使われていたもの、希少な材質で作られているものなどは、価格が高いです。

和太鼓 買取

和太鼓(宮本卯之助商店・昭和15年製) 買取価格:20,000円

例えば、こちらは昭和15年製の宮本卯之助商店の古い和太鼓です。太鼓の直径は約2尺(約60cm)で、太鼓台も付属しています。宮本卯之助商店は1861年に創業した、祭礼具や和楽器を製造する老舗業者。宮内庁楽部や全国の寺社仏閣、歌舞伎座などに楽器を提供しており、骨董品も人気があります。多少ダメージがありましたが、2万円で買取させていただきました。

西洋アンティーク・洋食器

洋食器 買取

買取品目

ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)・エルメス(HERMES)・リチャードジノリ(Richard Ginori)・ロイヤルドルトン(RoyalDoulton)・ミントン(Minton)・エインズレイ(Aynsley)・ローゼンタール(Rosenthal)・ヘレンド(Herend)・アラビア(Arabia)・大倉陶園・ノリタケ(Noritake)・ラリック(LALIQUE)・バカラ(Baccarat)・リヤドロ(Lladro)・リモージュ(Limoges)・マイセン(Meissen)・セーヴル(Sevres)など

西洋アンティークの骨董品も、日本で人気の高いジャンルの一つ。具体的には、洋食器やカトラリー、アクセサリー、オブジェ、ファブリック、雑貨、家具など幅広いものあります。

洋食器 買取 店舗

その中でも、ひときわ人気があり、高値で買取されるのがアンティーク洋食器です。査定では、作者やメーカー、ブランド、シリーズ、箱など付属品の有無、保存状態(欠けや割れがないか)などが重視されます。人気のブランド品で状態が良く、箱なども揃っているものは、高価買取が可能です。

洋食器 買取 評判

「MINTON」のケーキスタンド 買取価格:4,000円

例えばこちらは、茨城県在住のお客様から買取した「MINTON(ミントン)」のケーキスタンド。ミントンは、1793年に創業したイギリスの陶磁器メーカーです。2015年にロイヤルドルトンに買収されたため、今は亡きブランドですが、1948年にジョン・ワズワースがデザインしたハドンホールシリーズは、メーカーの代表作として今でも高い人気を誇っています。

こちらは、まさにそのハドンホールシリーズのお品です。色鮮やかな小花を散りばめた絵柄がかわいらしく、春らしい麗らかさが感じられます。状態も良いお品だったので、4,000円で買取させていただきました。

掛軸

工芸品 掛軸 買取

買取強化中の作家

上村松園・伊東深水・伊藤小坡・浦上玉堂・英一蝶・奥村土牛・橋本雅邦・橋本関雪・橋本明治・金島桂華・結城素明・堅山南風・榊原紫峰・山元春挙・山口華楊・児玉希望・小川芋銭・小村大雲・小野竹喬・松林桂月・西山翠嶂・西村五雲・石本正・川合玉堂・川端龍子・前田青邨・速水御舟・池上秀畝・池大雅・池田遥村・竹内栖鳳・鏑木清方・田能村竹田・渡辺崋山・土田麦僊・堂本印象・菱田春草・富田溪仙・福田平八郎・富岡鉄斎・酒井抱一

掛け軸は、コレクションや実用品として人気の骨董品です。もともとは、中国から日本へ伝来したもので、はじめは仏画として礼拝用に使われていましたが、徐々に見て楽しむ芸術的品や室内装飾としても楽しまれるようになりました。花鳥風月や風景画、肖像画、書などが様々な題材の作品があります。

掛け軸 買取

掛け軸の査定では、作者、購入時期、購入先店舗、軸の素材、保存状態、共箱・箱書の有無、二重箱かどうかなどが重視されます。人気の作家物、軸が象牙や陶器など高級材で作られているもの、保存状態が良いものは高価買取が期待できます。人気作者の掛け軸は贋作も多いため、購入時期や購入先など詳しい情報をもとに慎重に査定されます。

また、作者や詳細がわからないものや、無名作家の作品、一部破損しているものなどでも、当店であれば買取できる可能性が十分にあります。気になるものがあればお気軽にご相談ください。

掛軸 買取価格

大正〜昭和初期頃の掛け軸セット 買取価格:5,000円

こちらは、茨城県のお客様から買取した、掛け軸のセットです。5,000円で買取いたしました。これらは、有名な作家物ではありませんでしたが、大正から昭和初期頃の年代物のお品であることから、まとめて引き取らせていただきました。

日本画・洋画

美術 買取

買取強化中の作家

横山大観・下村観山・鴨居玲・藤島武二・林武・小山敬三・東山魁夷・奥田元宋・上村松皇・加山又造・竹久夢二・熊谷守一・高塚省吾・斎藤真一・榊莫山・山下清・秋野不矩・小磯良平・小倉遊亀・須田剋太・杉山寧・千住博・草間彌生・中原淳一・中川一政・中島潔・田崎広助・東郷青児・梅原龍三郎・平山郁夫・片岡球子・野間仁根

日本画・洋画も、コレクションや実用品として楽しまれる方が多い骨董品です。具体的には、浮世絵や水墨画、美人画、水彩画、ペン画、版画、リトグラフ(石版画)、油絵、パステル画、モザイク画、フレスコ画など様々なものがあります。

絵画買取

日本画・洋画の買取査定では、作者、状態、修復の有無、箱など付属品の有無などがポイントです。日本画・洋画は、人気作者の作品で希少価値が高く、状態が良いものだと、何百万、何千万という高額な取引がされます。

反対に保存状態が悪いと、ひび割れや変色などの原因となり、価値が大きく下がってしまいます。しかし、だからと言って修復されてしまうと、さらに価値が下がったり、買取価格よりも修理費用がかさんでしまったりすることも。何度も言いますが、手を入れない状態のままでご相談ください。

絵画買取査定

鶴田一郎作「燃ゆる想い/青」 買取価格:18,000円

こちらは、茨城県のお客様から買取した鶴田一郎作の「燃ゆる想い/青」。シルクスクリーン(セリグラフ)で製作されたもので、サインも入っています。鶴田一郎氏は、このような美人画のアーティストとして有名で、他にもレコードジャケットやブックカバーなど幅広い分野で活躍されています。現代物で、状態も良く、18,000円で買取させていただきました。

金銀製品

金 工芸品 買取

買取品目

リング・ネックレス・ブレスレット・カフスボタン・金縁メガネ・その他アクセサリー・金貨・記念メダル・インゴット・金杯・銀杯など

金銀製の骨董品は、アクセサリーや茶道具、記念品、オブジェなどがあります。金銀製品の買取査定は、希少価値の低いお品であれば、純粋に素材の種類や純金・純銀であるかどうかで価格が決まります。その場合、汚れやサビ、傷などがあっても、箱がなくても価格にはほぼ影響しません。純金か純銀であれば、その時々の相場によって買取額が決まります。

また、作家ものの骨董品や工芸品の場合は、作家や時代性、作り、保存状態なども査定に響きます。同じ重さや純度の金銀でも、丁寧に細工されているものや、人気の作家物、古い時代の希少性の高いもの、状態の良いものなどはより高価買取が期待できます。

遺品整理 片付け

銀杯(純銀製) 買取価格:20,000円

例えばこちらは、茨城県在住の方から買取した銀杯です。現代物で、お祝品として多く出回っているお品で、傷や汚れなどもありましたが、純銀製だったため2万円で買取させていただきました。

古銭・切手

古銭 買取

買取品目

二分金・一分金・丁銀・豆板銀・二朱銀・一分銀・一朱銀・明治金貨・一圓銀貨・貿易銀・五十銭銀貨・紙幣・中国銭・中国切手・明治切手・切手シート・大判・小判など

古銭や切手は、コレクターに人気の骨董品です。古銭は、江戸時代に流通していた金貨・銀貨や、希少な大判、小判、明治〜昭和期初期頃までの旧紙幣、記念コインなど、実に幅広い種類があります。激レアな古銭は、数百万、数千万という驚くような値段が付くこともあるんですよ。

古銭の買取査定では、種類や希少価値が重視されます。例えば、同じ古銭でもゾロ目紙幣やミスプリント紙幣、エラーコインなど、希少性の高いものは価格が何倍にも跳ね上がります。

骨董品 買取 切手

切手は、普通切手をはじめ、記念切手やプレミア切手、中国切手など様々な種類があります。切手は、種類や希少性、額面の金額、シート状かどうかによって査定額が変わります。例えば、明治時代に発行され、数十枚しか現物が確認できていない切手だと、1枚で数千万の値段が付く場合もあるんです。

反対に、戦後に発行された切手は、あまり希少性が高いものはなく、高価買取は期待できません。しかしながら、状態の良いシート状の切手で、1枚あたり数百円と高額な切手であれば、多少高く買取できます。

古銭 買取価格

安政二朱銀 買取価格:50,000円

こちらは、埼玉県のお客様に江戸古銭である安政二朱銀を売っていただいた際の買取例です。5万円で買取させていただきました。安政二朱銀は、安政6年(1859年)に日米和親条約による横浜港開港に備えて、小判の海外流出防止のために作られたものです。約70万枚が発行されたとされていますが、現存数が少ないため、高値で取引されています。

着物・帯留

着物 買取 おすすめ

買取品目

アンティーク着物・大島紬・結城紬・訪問着・縮緬(ちりめん)・金紗・帯留など

着物・帯留の中でも、江戸〜昭和期頃までに作られたアンティーク品が、主に骨董品として扱われます。素材は、絹や木綿、麻などがあり、正絹製の着物が最も高く買取できます。

アンティーク 着物 買取

査定ポイントとしては、素材に加えて、着物の柄や、傷や汚れの有無、着物の種類(留袖や訪問着、色無地、小紋等)、サイズなどが重要です。アンティーク着物では、柄が地味でなく晴れやかなもの、ダメージが少ないもの、小柄に仕立てられていないものが高く買取される傾向にあります。

ただ、一部にダメージがあったり、小柄なサイズの着物でも、生地としてリメイクして使えるため、良質な生地の着物は買取できます。

古い 着物 買取 相場

子供用アンティーク着物 買取価格:5,000円

こちらは、茨城県のお客様から買取した子供用のアンティーク着物。5,000円で買取いたしました。こちらは、「錦紗縮緬(きんしゃちりめん)」と呼ばれる高級な絹織物の生地が特徴です。通常のちりめんよりも、しぼ(細かいちぢれ)が細かく贅沢な光沢があります。こちらは、色柄も鮮やかで、需要も高いため、高く買取させていただきました。

古書・紙物

古書 買取

買取品目

和本・唐本・版画・浮世絵・古文書・絵葉書・エンタイヤ(切手付封筒・葉書)・漫画・付録・古地図など

古書や紙物は、熱心なコレクターの方から、レトロ雑貨好きのライトな骨董ファンの方まで、幅広い方に人気の骨董品です。

絵画や紙幣、和本などの明らかな骨董品だけでなく、古いマッチのラベルやお菓子の包み紙、古い地図、企業のパンフレットやポスター、ハガキ、写真などに至るまで、ありとあらゆるものが価値ある骨董品として取引されます。

古書買取

古書や紙物の買取査定は、種類や付属品の有無(箱や資料など)、保存状態、発行時期などによって左右されます。希少性が高く、人気があり、状態が良いものほど高く買取できますが、多少傷んでいても買取できるものもあります。特に、昭和初期頃までの紙資料は、貴重でコレクターに人気のアイテムです。

エンタイヤ 買取

また、エンタイヤと呼ばれる切手付きの封筒や葉書は、使用済みの状態でも、切手の種類や消印などによっては価格が高くなるものもあります。何にどれほどの価値があるのか、一般の方には全く予想がつかないジャンルなので、気になるものがあれば、ぜひ鑑定をご依頼ください。

南蛮かるた 買取

南蛮かるた(天正カルタ)49枚 買取価格:11,000円

例えば、こちらは昭和初期頃のお品と思われる南蛮かるた(天正カルタ)49枚。ポルトガルから伝わったとされるカルタで、絵札には国王や騎士、その他カードには刀剣や棍棒、貨幣、聖杯などが描かれています。多少ダメージがありましたが、今では希少で人気もあることから、11,000円で買取いたしました。

古いおもちゃ・ノベルティーグッズ

ブリキ買取

買取品目

ブリキ・ソフビ・超合金・プラモデル・フィギュア・企業看板・キャラクター物など

古いおもちゃやノベルティーグッズも、コレクターに大人気で、意外と高値が付く骨董品の一つです。古いおもちゃは、100年以上前から昭和60年頃までの製品が買取できます。

古いおもちゃの一例を挙げると、ブリキ製の電車や自動車、軍艦、キャラクター(野村トーイ鉄人28号やビッグX、ヨネザワ製8マン、ブルマァク製仮面ライダーやウルトラマンなど)、ブリキ以外でもセルロイドのキユーピー人形、ソフトビニール製(通称:ソフビ)の人形(マルサン製のウルトラマンやウルトラQの怪獣など)、プラモデル(サンダーバード、ゴジラ、ロボット系、仮面ライダー)などなど。ここではすべてを挙げられませんが、実に幅広いものが高値で取引されます。

看板 買取

ノベルティーグッズは、企業のホーロー看板(カルピス、ボンカレー、コカコーラなど)や、銀行のノベルティーだったソフビ製貯金箱などなど。これらは、価値があるものと知らず、家に眠っている可能性もあるので、気になる方は探してみてください。思わぬ高額買取につながる可能性大です!

ブリキ 買取 車

ブリキの車「8マンサンダーバード」 買取価格:20,000円

こちらは、神奈川県在住のお客様から買取した、8マンサンダーバードというブリキのおもちゃ。1960年代の製品で、大変珍しい絵柄のプリント付きです!

加えて、きちんと通電しており、コントローラーで動作できる仕様。一部ダメージもあり、箱もなしという状態のお品でしたが、その希少性の高さから2万円で買取させていただきました。

もしも、箱が残っていたら査定額は3万円を超えていたでしょう…!レアなものほど、箱の有無が重視されるので、みなさんも覚えておいてくださいね。

カメラ・万年筆・時計

骨董品 買取 カメラ

買取品目

モンブラン(MONTBLANC)・アンティークカメラ・セイコー(SEIKO)・懐中時計・ユンハンス(JUNGHANS)・オメガ(OMEGA)・ロレックス(ROLEX)・掛時計・ジャガールクルト(JAEGER LECOULTRE)・ペリカン(Pelikan)・パーカー(PARKER)・デュポン(S.T. Dupont)・ライカ(Leica)・万年筆・腕時計など

カメラや万年筆、時計などの骨董品も、マニアコレクターに人気のアイテム。種類が幅広く、人気のメーカー品や型式の製品は、高額で取引されます。

カメラ 骨董品

カメラの査定で重視されるのは、メーカー、モデル、型番、種類(二眼レフカメラ・大判カメラなど)、付属品(ケースやストラップなど)の有無、状態、動作など。人気の型番の製品、付属品が揃っているもの、状態が良く正常に動作するものは、高い買取が期待できます。

ただし、壊れていて動作しないカメラでも、希少価値の高いものであれば、部品の需要があるため、買取できる可能性も大いにあります。

万年質 買取

万年筆の買取査定では、メーカーやモデル、状態、付属品の有無(箱やギャランティーなど)がポイントです。人気のモデルで、ペン先の折れや曲がり、サビなどがなく良い状態のお品や、箱などが揃っているものは高く買取できます。

ただし、状態が悪くても、希少価値の高いものであれば、買取できる場合もありますよ。

時計 買取 アンティーク

時計の買取査定では、カメラと同じく、メーカーやモデル、型番、種類(腕時計・懐中時計・掛け時計など)、付属品(ケースなど)の有無、状態、動作などが価格を左右します。人気メーカーの希少モデルで状態が良いものはもちろん高額買取が期待できますし、もし動作しない場合でも、修理用パーツとしての需要もあります。どんな状態でも、お気軽にご相談ください。

ユンハンス 買取

ユンハンス(JUNGHANS)の振り子時計 買取価格:10,000円

こちらは、千葉県のお客様から買取したユンハンス(JUNGHANS)の振り子時計です。一部にダメージがありましたが、全体的に状態良好で、ゼンマイによる動作も正常でしたので、1万円で買取いたしました。

掛け時計 買取 骨董

こちらは、昭和初期頃のお品で、文字盤が亜鉛板で作られた比較的新しい型ですが、さらに古い明治期に作られたホーロー文字盤のスリゲル型や、バイオリン型の掛時計だと、買取額がさらに5倍、10倍と高くなります。同じメーカー品でも、希少価値の高いものは、しっかり高額で取引させていただきます。

時代箪笥

時代箪笥 買取

買取品目

衣装箪笥・水屋箪笥・階段箪笥・茶箪笥・帳場箪笥・船箪笥・車箪笥など

江戸時代から昭和初期頃までのアンティーク箪笥は、骨董品として高く買取できます。時代箪笥は、衣服を収納するための衣装箪笥や、台所用品や食器を収納するための水屋箪笥、貴重品などを収納するための帳場箪笥など、様々な種類があります。

箪笥 アンティーク 買取

買取査定では、箪笥の種類や作られた時代、作り、素材、大きさ、状態などが価格に影響します。一般家庭で使われていたような希少性が低く、細工にも凝っていない箪笥は、価格が安めですが、素材や金具に凝ったものや特大サイズのもの、虫食いや割れなどの傷みがなく状態が良いものは、高価買取が期待できます。

箪笥 買取

時代箪笥のビフォーアフター例(左が修理前・右が修理後)

また、時代箪笥は、今までに紹介したような骨董品と違って、リペアができるのが大きな特徴です。そのため、傷や汚れ、虫食い、カビなどがあっても、アンティーク品なら買取できる場合が多いんですよ。

箪笥 骨董 買取

左上から佐渡箪笥・仙台箪笥・庄内箪笥・米沢箪笥

特に骨董品としての価値が高いのが、佐渡箪笥や仙台箪笥、庄内箪笥、米沢箪笥、二本松箪笥など。どれも歴史ある箪笥の名産地で、産地ごとに特色のある高級箪笥が作られています。これらのアンティーク箪笥は歴史的・工芸的価値が高く、特に佐渡箪笥は数十万という価格で買取されることもあります。

状態が良い方が修理する手間がかからないので、高く買取できますが、ボロボロの状態でも、一部金具が欠損していたとしても、買取できます。ぜひ私のところまでご相談ください。

佐渡箪笥 買取

佐渡箪笥(小木箪笥) 買取価格:300,000円

例えばこちらは、アンティークの佐渡箪笥を買取した例。30万円で買取いたしました。こちらは、佐渡ヶ島の中でも小木地方で作られた箪笥で、別名、小木箪笥とも呼ばれます。小木箪笥は、高級木材である欅材を贅沢に使い、雲のような豪華絢爛な金具が付けられているのが特徴。特にこちらは欅材の玉杢という最高級材を使い、金具は堅牢さを表すように分厚く作られていて、最高峰の骨董箪笥らしい風格を漂わせています。

時代建具

建具 買取

買取品目

蔵戸・格子戸・格子帯戸・帯戸・板戸・簾戸・葦戸・障子戸・ガラス戸・明かり取り・欄間・書院戸・ドア・扉など

時代建具は、時代箪笥と同じく、江戸時代から昭和初期頃までのアンティーク建具が骨董品とされます。見て楽しむ骨董品というよりは、古民家や和モダンな邸宅、料亭、旅館などで、新築やリノベーション用の実用的な建具として使われることが多いです。

蔵戸 買取

古い蔵戸

時代建具は、かつて蔵の扉として使われていた蔵戸や、室内建具として使われていた格子戸や帯戸、板戸、障子戸など。幅広い種類がありますが、アンティーク品ならどんなものでも私の店舗なら買取ができます。ボロボロでも、汚れがひどくても、ガラスや木が割れていても大丈夫です。お気軽にご相談ください。

家 解体 費用 家具

時代建具の買取査定では、建具の種類や素材、作り、状態などがポイントです。欅材や黒柿材、一枚板など高級木材が使われたもの、細工や作りに凝っているもの(組子や千本格子、漆塗り、蒔絵など)、希少なデザインのもの、色ガラスなど貴重な素材が使われたものなどは、高く買取できます。

板戸 買取

アンティーク板戸 買取価格:100,000円

こちらは、新潟県のお客様から買取した、組子入り板戸4枚セットです。10万円で買取いたしました。明治〜大正期頃に作られた建具で、帯には美しい組子細工が入っています。さらに、鏡板は欅材の玉杢が贅沢に使われ、丁寧に漆塗りで仕上げられています。

画像は、リペア前の買い取ったままの状態ですが、状態も良く、大きなダメージはありません。これから傷を修復し、再塗装することで、さらに上質で美しい姿に蘇ることでしょう。

アンティーク家具・ブランド家具・民芸家具

アンティーク家具 買取

買取品目

机・テーブル・椅子・ソファ・ベンチ・本箱・本棚・飾り棚・陳列棚・ガラス収納棚・ガラスケース・ショーケース・チェスト・引き出しなど

家具の骨董品というと、時代箪笥や時代建具が有名ですが、机やテーブル、椅子、ガラスケースなど、その他のアンティーク家具も骨董品として買取できます。特に、現代でも需要の高い、ソファや棚、テーブルなどの家具や、店舗で使われていたガラスケースやショーケースなどは、高価買取が期待できます。

ブランド家具 買取

また、人気のメーカー、ブランド品なら、骨董品でなく現代物の家具でも、高く買取できる可能性が高いです。処分してしまう前に、ぜひ買取をご依頼ください。

古家具 買取

アンティーク家具の査定では、種類や素材、デザイン、状態などが価格を左右します。人気の種類、デザイン、貴重な木材を使っているもの、ダメージが少ないものほど、価格が高いです。ただ、ダメージに関しては、大抵はリペアができますし、傷などを味わいとして楽しむ方も多いので、それほどシビアではありません。

家具 査定 ヴィンテージ

現代物のブランド家具、民芸家具の査定では、メーカーやモデル、素材、デザイン、状態などが価格を左右します。人気のメーカー品、希少価値の高いモデル、高級素材を使っているもの、需要の高いデザインのもの、ダメージが少ないものは高く買取できます。

現代物の中古家具とアンティーク家具で査定に大きな違いが出るのは、状態の良し悪しです。中古家具の場合は、傷や汚れなどがなく、新品に近い状態の方が好まれる傾向にあるため、ダメージがあると査定価格は大きく下がります。当店の場合は、修理工房があるので、多少のダメージがあっても買取できますが、店舗によってはちょっとしたダメージでも買取を断られたりします。

他の店舗で断られた、安く査定されてしまった場合でも、当店ならより良い条件で買取できる場合もありますので、ぜひご相談ください。

「これは高く売れる」勘違いランキング! 〜買取できないもの・安くしか買えないもの〜

最後に、骨董品買取の中でも、特に高く売れると勘違いされている確率の高いものをご紹介したいと思います。次に挙げる骨董品は、よくお問い合わせいただくものですが、残念ながら、実際には買取できないか、安くしか買取できないものです。手間をかけて査定依頼をして、鑑定結果にがっかり…という悲しい事態を防ぐためにも、参考にしてみてくださいね。

登録のない刀

日本刀 買取価格 登録証有無

前章でも触れましたが、登録証のない刀剣類は買取できません!登録のない刀剣類の所持や売買は違法だからです。 「倉庫や蔵から刀が出てきた。でも登録証がない」という場合は、速やかに所定の手続きを済ませてから、買取を依頼してください。

具体的な登録方法は次の通りです。都道府県によって、多少方法が異なる場合もありますので、警察の指示に従ってください。

  1. 刀を発見したら、現場はその状態のまま、速やかに警察へ連絡する。
  2. 警察署の生活安全課へ、刀と印鑑を持参し、発見の届け出をする(発見した家の本人か家族のみ届け出可。第三者の代行は不可)
  3. 警察署から刀剣類発見届出済証が交付される
  4. 各都道府県の教育委員会が開催する審査会へ参加(教育委員会からお知らせが届くか、警察署で情報が得られます)
  5. 審査会場へ刀剣類発見届出済証と刀、印鑑を持参し、申請書に記入し、審査を受ける(委任状があれば第三者の代行可)
  6. 審査に合格し、登録料6,000円(税別)を払うと、銃砲刀剣類登録証が交付される。登録証はその場で発行されるか、都道府県によっては1か月〜数か月かかる場合もあり。

傷んでいる骨董品

古伊万里 買取

傷や欠けがある、虫食いがある、変色や異臭があるなど、ダメージのある骨董品は、いくら元々価値があったものでも、基本的に買取できないか、できても査定額が安くなってしまいます。骨董品は、家具などと違って綺麗に修復することが難しく、傷みや修復跡があると、買い取っても高く販売できないからです。

ただし、歴史的・希少価値のある骨董品であれば、ある程度の価格で買取できるものもあります。安くなる可能性も覚悟して、買取を相談していただければと思います。

欠品している骨董品(例えば鎧など)

鎧 買取

甲冑や武具など、いくつかのパーツから構成される骨董品は、一部が欠品していると価格が大幅に下がります。購入する側としては、やはり完品が欲しいため、欠品だと売れないからです。こちらも、よほど歴史的価値や希少価値の高いものであれば買取ができますが、買取自体難しい場合も多々あります。

手入れをして価値を下げてしまった骨董品

人形買取業者

先にお話しした通り、手入れをして傷めてしまった骨董品は、高く買取できません。買取に備えて慌てて手入れをしてしまうと、逆に価値を大きく下げてしまう恐れがあります。何も手つかずで見せていただくのが一番です。付け焼き刃の手入れで査定額が上がることはありませんので、ご注意ください。

名品の陶磁器でも箱がないもの

陶器買取業者

価値ある骨董品の陶磁器は、共箱と呼ばれる、作者の署名がある立派な木箱に入っているのが一般的です。時々、この木箱を捨ててしまっていて、中身の陶磁器だけの買取を依頼されることがあります。

残念ながら、箱がないものは、いくら名品でも高く買取できません。なぜなら、私のような鑑定士の場合は、箱がなくても良いものを見分けることができますが、一般的には、「箱がない=偽物・安物では?」と疑われてしまうからです。

実際、箱がない陶磁器は相場がガクンと下がります。安くしか販売できなくなってしまうので、買取も難しくなります。

掛け軸(神様・天皇系)

骨董品の掛け軸の中でも、神様や天皇をモチーフとして描いたものは、残念ながら高く買取ができません。希少価値が低く、また現在は人気も高くないため、再販が難しいからです。いくつかまとめてお売りいただける場合は、セットで買取できる場合もありますが、あまり高く期待を持たないようにしてください。

漆のお椀や御前(冠婚葬祭などで使用する庶民の漆器。蒔絵など入っていないシンプルなもの)

漆器 買取

漆塗りのお椀や御前は、いかにも高級そうに見えますが、蒔絵などが入っていないシンプルなものは、一般に使用される漆器として庶民にまで普及していたもので、希少価値が高くありません。そのため、買取もできないか、買取額が安くなってしまいます。蒔絵が入った漆器の価格を参考にしていると、がっかりしますのでご注意ください…。

偽物(その場では言えませんが…)

骨董品や工芸美術品は、有名な作家物、人間国宝、窯元などの銘があっても、高く買取できない場合があります。それは偽物の場合です…。悪徳な骨董業者に騙されたり、親族や知り合いなどから回り回って手に入れた骨董品だと、偽物の可能性が十分にあります。偽物は買取できないか、美術的に優れた偽物だと、多少値がつくものもあります。

農具などの古民具

一斗升 買取

かつて農家で使われていた鍬や鞍、千歯こきなど農具の古民具は、骨董品と近いようですが、希少価値が低く、現代では欲しいと思う人も減っているため、買取が難しいです。

ただ、カゴや一斗升など、木槌など、現代でも収納やオブジェなどに使えるものであれば、古民具店や私の店舗で買取できる場合があります。高値での買取は期待できませんが、よければご相談ください。

最後に

骨董品は、歴史・工芸美術的価値が詰まったロマンあふれるものです。著名な作家物や歴史的・工芸的に貴重なお品はもちろん、無名作家の作品や多少傷みがあるものでも、次の時代へ受け継いでいくべき骨董品はたくさんあります。

ご自身で価値を軽く判断して処分してしまうのではなく、ぜひ信頼できる買取業者へ、よければ私の元へ査定をご依頼ください。誠心誠意、丁寧な鑑定をして、できるだけ高い価格で買取させていただきます。

骨董品を高価買取!ラフジュ工房へご相談ください

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