中古ソファ選びを家具屋が解説!安くても優良なソファを探し出す方法

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中古ソファ選びを家具屋が解説!安くても優良なソファを探し出す方法

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中古ソファは、高級家具ブランドのものでも、お手頃な価格で購入できるのがメリット。その反面、クッションや生地の傷み具合、匂いなど、中古家具ならではの不安もありますよね。

中古ソファを購入するうえで失敗しないためには、しっかりとリペア技術のある中古家具屋で購入すること、長年の使用にも耐えられる優良な家具ブランドを選ぶこと、そして当たり前ですが、値段やブランド名だけで判断せずに、自分の部屋や用途に合うものを選ぶことが大切です。

そこで、この記事では、中古家具屋として今までに800点以上の中古ソファを取り扱ってきた経験を踏まえて、購入前にチェックしたいポイントや、おすすめのブランド、用途に応じた選び方、掃除方法まで、知っておきたい情報をまとめてご紹介したいと思います。

中古ソファは、憧れのアイテムが安く販売されていると、つい勢いで買いたくなりますが、それは失敗のもとです。後悔しないためにも、まずはこの記事に目を通してみてくださいね。

Contents

中古ソファの品質はリペア・クリーニング方法次第!購入前に要チェック

中古ソファの品質は、リペアやクリーニング方法に大きく左右されます。長年使われた中古ソファを高品質に修理するには、フレームのリペアや、座面の交換、クリーニングなどが必要です。これらが行われていない中古ソファは、耐久性が低かったり、座り心地が悪かったり、品質に問題がある可能性大です。

特に、オークションサイトやフリマサイトなどで個人が販売しているユーズド品は、使ったそのままの状態で、簡単な掃除をしただけで販売している場合が多いので、いくら安くとも要注意。購入してから、自分で手を入れたり、業者へ修理・クリーニングを依頼する羽目になりかねません。

買ってすぐに使えて、長持ちする高品質な中古ソファが欲しいなら、ぜひラフジュ工房の中古ソファをチェックしていただきたいところ。構造面からしっかりと手を入れて修理しているので、中古家具ではありますが、使い心地や清潔感は自信を持っておすすめできます。

もしくは、他店の中古ソファでも、当店と同じくらいリペアに力を入れている中古家具店で買うなら安心です。中古家具店は、オンラインショップ内でどんなリペアをしているか紹介している店舗が多いので、ぜひチェックしてみてください。

それでは続いて、当店のリペア・クリーニングについてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

中古ソファの構造面から修理する高品質リペア

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中古ソファの要となるのが、フレームなどの基本構造。長年使われたソファは、接合部が緩んだり、フレームが歪んだりして、体を預けると揺れやぐらつきがある場合があります。これでは、安心して座れませんし、いつか破損して事故につながる可能性もあります。

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そこで、当店では実際に座ったり、負荷をかけたりしながら状態をチェックし、必要に応じてフレームを分解し、傷んだ部分を新材で交換したり、締め直したりして、しっかりと構造面からリペアしています。

また、修理後は、別の職人の目でもう一度状態を確認し、不具合がないか確認しています。そのため、どの中古ソファももれなく高品質に仕上がっています。

生地・クッション交換が可能な中古ソファは張り替えて販売!新品同様の使い心地に

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当店では、中古ソファで生地やクッションの張り替えができるものは、よほど状態の良いものでない限り、交換してから販売しています。

ソファの生地やクッションは消耗品です。一般的に、ソファの耐用年数は、合成皮革で7〜8年、布製ソファで10年、本革製だと手入れしながら使えば20〜30年と言われています。そのため、これから長く使用する予定であれば、初めから張り替えされたものを選ぶのがおすすめです。

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また、中古ソファの品質は、クッションの素材や構造も大きく関わります。当店では、クッションにウレタンスポンジやモールドチップウレタン、高弾性ウレタンなどを組み合わせて使用しています。

高弾性ウレタンは、高級ソファの芯材としてよく使われるもので、価格が高いですが、適度に弾力性があり、長く座っても疲れにくいソファに仕上がるのが特徴。ウレタンスポンジやモールドチップウレタンと組み合わせて使うことで、フェザーや羽毛などを使うよりも、できるだけ価格を抑えつつ、上質な座り心地に仕上がるよう工夫しています。

座面交換ができない中古ソファは丁寧にクリーニング!汚れや臭い、ダニなど心配なし

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中古ソファは、特殊な縫製がされていて、生地やクッションの交換ができないものもあります。座面が古いままだと思うと、不安な方もいるかもしれませんね。

そのため、当店では、座面の張り替えができないソファで、傷みがひどいものは商品から除外し、クリーニングで汚れの落ちたものだけを厳選して扱っています。

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当店の中古ソファのクリーニングは、ケルヒャーの業務用カーペットリンスクリーナーという、強力な洗浄機を使っています。これを使うと、表面のゴミだけでなく、高温スチームで座面内部の油汚れなどを浮かし、専用洗剤で洗浄するため、クッションの奥深くに染み込んだ汚れや雑菌も綺麗に洗浄できます。

そして最後に、強力なバキュームで汚れを吸い取ることで、長年の使用による黒ずみや食べこぼしなどの汚れから、臭い、ダニなど目に見えない汚れまで、しっかりと除去できるんですよ。

さらに、クリーニング後は、複数のスタッフで検品を行い、気になる汚れや匂いなどが残っていないか、しっかりと確認を行います。汚れや匂いは、感じ方が人それぞれなので、一人でも洗浄が不十分だと感じたら、もう一度クリーニングからやり直します。

万が一イメージと違ったとしても、返品キャンセル可能な中古家具店なら安心

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ここまで徹底すると、初期不良で返品ということはほとんどありません。ただ、それでも「サイズが大きかった」「座り心地が好みじゃなかった」「もっと良い中古ソファを見つけてしまった」など、予想外のことが起きる可能性もありますよね。

そこで当店では、中古ソファが届いてから7日以内に連絡いただければ、返品・キャンセルを受け付けています!送料はお客様負担になってしまいますが、キャンセル料などは一切かかりません。

中古家具屋は、初期不良以外の返品を受け付けていないショップが多いですが、ソファは大きな買い物ですし、何度も買い換えるものでもないので、ぜひ後悔のないよう気に入ったものを選んでもらいたいと考えています。そこで当店としては、理由を問わず、返品を受け付けています。他店で中古家具を購入する際も、返品できるか確認しておくと安心です。

購入前に要チェック!自分に合った中古ソファ・中古家具屋を見極めるポイント

中古ソファを購入する際は、リペアやクリーニング状態について確認することに加えて、必ず確認すべきポイントが5つあります。

中古ソファは店舗によって当たり外れが大きいアイテム。特に通販の中古家具屋で実物を見られない場合は、注意が必要です。慎重にチェックしましょう。

中古ソファは、ブランドのことだけでなく、商品の状態についてよく確認

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通販の中古家具屋でソファを購入する場合、商品ページにできるだけ説明文や画像が詳しく記載されている店舗から選ぶのがおすすめです。

説明文は、メーカーやブランド、デザイナーなど、ソファの基本情報だけでなく、ソファの座り心地や傷や汚れの有無など、状態に関することが十分に記載されていると安心です。

というのも、中古ソファは多少なりとも傷や汚れなどがあるのが普通です。そう言った部分を隠したり、分かりやすく記載していない店舗は、不誠実な店舗だと言えます。

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また、実店舗で実物を見て買う場合も、座面は張り替え済みか、傷み具合はどうかなど、ショップへ確認するのがおすすめです。

実物を見ると、なんとなくわかった気になってしまいますが、実は傷や汚れなどの見落としがあることも。構造的に隠れた部分や背面などの見えにくい部分が傷んでいる可能性もあるので、事前に聞いておきましょう。

失敗しがちなのがソファの座り心地。自分の好みの硬さかどうか確認

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通販の中古家具屋などで、実物を見ずに購入する場合、ソファ座面の硬さについて確認しておきましょう。

優良な通販サイトでは、座面の硬さを柔らかめから硬めまで、段階的な指標を記載している場合が多いです。ある程度の規模の中古家具屋には、幅広いメーカーのソファが大量に集まるので、かなり信頼できる指標になっているはずです。ご自身の好みの硬さと照らし合わせて判断してみてください。

また、通販サイトで、特に硬さについて触れられていない場合は、事前にショップへ確認するのがおすすめです。きちんとしたショップなら、実際に座ってみるなどして、硬さをできる限り伝えてもらえるはずですよ。

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ちなみに、特に硬さに好みがない場合は、普通〜硬めのソファを選ぶのがおすすめ。ソファは適度に硬く弾力性がある方が正しい姿勢で座れるので、体が疲れにくく、長時間快適に座りやすいです。

通販の中古家具屋の場合、よくあるのが臭い問題。不安な場合は店舗へ確認

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もう一つ、実物を見ずに買う場合に要注意なのが、臭いの問題

しっかりクリーニングをしていれば、ほとんどの臭いは消えますが、タバコの臭いやペットの臭いなど強力な臭いは、完全に取りきれていなかったり、時間が経ってから再発することもあります。また、匂いの感じ方には個人差があるので、しっかりとクリーニングをしたものでも、人によっては気になるかもしれません。

中古ソファの座面を張り替えておらず、クリーニング方法に不安がある場合は、事前に店舗へ匂いの有無を確認するのがおすすめです。また、もし購入してから匂いに気づいたら、初期不良として返品できる場合もあります。不安な場合は、その点についても事前に相談しておくと良いでしょう。

気になることは遠慮せず相談!対応が悪い・遅い中古家具屋は要検討

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中古ソファを買う際、ソファの傷み具合や耐久性、お手入れ方法など、いろいろと気になることがあるかと思います。特に、通販で実物を見ずに買う場合は、座り心地や匂いなど、目に見えない部分も不安ですよね。

そういった気になることは、必ず購入前に相談しておきましょう。前もって聞いておけば、それも検討材料にできますし、買ってから後悔する可能性も減ります。

また、悪質な店舗や取引相手だと、何か不具合があっても「事前に聞かなかったから悪い」「返品は受け付けない」なんて言われてしまうこともあるので、注意が必要です。事前に確かめておけば、そういった悪質なお店を遠ざけることができます。

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問い合わせた際の対応は、その店舗の良し悪しを判断する材料にもなります。対応が悪い店舗や、レスポンスが遅い店舗は、これからも困ったことがあっても真摯に対応してくれなかったり、注文から発送・受け取りまでに思いのほか時間がかかる可能性もあります。そういった店舗で購入するのは避けた方が無難です。

中古家具屋では、日々幅広い質問を受け付けているので、遠慮する必要はありません。ショップの立場でも、わからないことは聞いていただける方が、今後の改善にもつながります。ぜひ、信頼できる店舗を見極めるためにも、わからないことは積極的に聞いてくださいね。

意外と見落としがちなソファのサイズ感。部屋のスペース・搬入経路を確認

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最後に、中古ソファの返品の理由としてよくあるのが、サイズの問題

これは中古ソファに限らず、大型家具全般に言えることですが、実物を見たり、寸法を見たりして、大きさを把握しているつもりでも、実際に家に届いてみると、「意外と大きくて、部屋に置いたらイメージと違った」「搬入経路が狭くて運び込めなかった」ということが起こる可能性があります。

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これを防ぐには、設置する場所はもちろん、搬入経路となるドアや廊下、エレベーター、階段、エントランスなど、不安な所を測ってシミュレーションしてみるしかありません。

搬入経路の確認方法については、当店オンラインショップ内の「配送方法について」で詳しく説明していますので、不安な方はぜひそちらをご確認ください。

中古ソファなら高級ブランドでも手が届く!おすすめ家具ブランド・デザイナー特集

ソファは、しっかりした作りの高級ブランド品や人気のデザイナーズ家具だと価格が高いですが、中古品ならお手頃な価格で購入できるのがうれしいですよね。ただ、中古ソファは選択肢が多すぎて、家具ブランドに詳しい方でないと、どれを買ったらいいかわからないという状況に陥りがちです。

そこで、ここからは数々の中古ソファを見てきた当店として、おすすめの高品質ブランド・デザイナーをまとめてご紹介します。インテリアテイスト別に紹介しますので、好きなところからチェックしてみてくださいね。

レトロ・ヴィンテージスタイルの中古ソファ

まずは、レトロ・ヴィンテージテイストの中古ソファブランドをご紹介します。ご紹介するブランドは、レトロ・ヴィンテージとは言っても、決して古臭くない、時代を超えて愛されているスタンダードなデザインが魅力です。

カリモク60

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カリモク60は、日本の優良家具メーカーである「カリモク家具」が手がけているブランド。1962年に国内向け家具の生産をスタートしてから、今日までロングセラーとなっている家具や、1960年代に生産されていた家具の復刻版で構成されています。中古ソファ業界において、絶大な人気を誇っています。

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今から50年以上前に開発された家具が今でも愛されている理由は、流行に左右されない普遍的なデザイン、質の高い木工加工技術と言えるでしょう。

例えば、カリモク60の中でも、特にロングセラーとなっている「Kチェア」は、当時からオフィスの応接室やホテルのラウンジなどに人気で、現在でも業務用から家庭用まで幅広い用途に使われています。これは、世代や時代を問わず、幅広い方に愛されている証拠です。

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また、カリモク60のソファは、どんなスペースにも取り入れやすいよう、一般的なソファと比べて一回り小さいサイズで作られているのも特徴の一つ。日本のコンパクトな住宅事情にぴったりのソファと言えます。

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また、カリモク60の家具は、機械加工と職人による選別と加工、どちらもバランス良く取り入れることで、高い品質と手の届きやすい価格を実現しています。

例えば、Kチェアの魅力であるなめらかな木製アームは、一つ一つ職人が木目や色味が合うように選別し、丁寧に加工したもの。ずっと触れていたくなるような、なめらかで肌触りの良い質感と形状に仕上げられています。

マルニ60

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マルニ60は、日本の老舗家具メーカーである「マルニ木工」のブランドの一つ。1960年代に生産していた「みやじま」の復刻版などで構成されています。カリモク60と同じく、普遍的で変わらないものの価値を重視したブランドです。

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マルニ60の中古ソファは、「みやじま」の復刻版であるオークフレームチェアが有名です。「みやじま」は、広島県宮島の厳島神社の鳥居をモチーフとして作られたもの。木製フレームを横から見ると、アームの両端が反り上がったようなカーブを描いていて、ちょうど宮島の鳥居のような形状です。

カリモク60と同じく、スタンダードなデザインではありますが、よりレトロな個性が感じられる、温かみのあるソファに仕上がっています。

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また、マルニ木工は、もともと曲木加工の技術が高く評価されていたメーカー。このソファも、アームは削り出しではなく、曲木加工をして作られています。曲木にすることで、木目がシームレスにつながった美しい木肌に仕上がり、またアーム自体の強度も高めることができます。

FUJI FUNITURE(富士ファニチア)

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FUJI FUNITURE(富士ファニチア)は、成型合板において高い技術を持つインテリアメーカー。シンプル・ベーシックなものから独創性の高いアイテムまで、幅広い家具を手がけています。

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成型合板とは、薄い板材を重ねて型にはめて接着することで作られる合板のこと。薄くても強度が高い部材に仕上がり、無垢材では表現できない自由度の高い曲面を作ることができます。

富士ファニチアの中古ソファは、そんな成型合板で作られたアイテムが人気です。個性的な曲面のフォルムが目を引く、レトロなアイテムが多数販売されています。

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また、よりシンプル・レトロなインテリアが好きな方には、こちらのような無垢材製のスタンダードなソファもおすすめです。比較的製造年が新しい中古ソファは、木のぬくもりが感じられる、すっきりとした北欧家具のようなアイテムが多数ありますよ。どちらも、木の特性を知り尽くした、質の高いデザインが魅力です。

コスガ(現・コスガの家具)

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コスガ社は、創業1862年の老舗家具メーカー。2008年に業績悪化を理由に廃業しましたが、2009年に有志で「コスガの家具」として再スタートしています。

コスガ社は、高級ソファメーカーとして知られていて、製造のほとんどを職人の手作業で行っているのが特徴。昔ながらの丁寧な製造方法で、オーダーメイドや修理・リメイクにも幅広く柔軟に対応してもらえるのが大きな魅力です。

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コスガの中古ソファは、昔ながらのデザインを受け継いだアイテムが多く、レトロな温かみがあります。どっしりとした丸みのあるフォルムの本革ソファや、木製フレームのシンプルなソファなど、ヴィンテージ家具好きの心をくすぐるアイテムが揃っています。

その他日本のアンティーク・ヴィンテージソファ

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先にご紹介した4ブランドに加えて、ぜひチェックしてもらいたいのが、当店で販売中の日本のアンティーク・ヴィンテージソファ。大正〜昭和期頃に作られた中古ソファは、レトロでおしゃれなデザインのものが多数あり、きちんとリペアしたものなら強度や耐久性、使い心地も良好です。古い木製フレームを活かして修理しているので、味わい深くて、印象に残るソファが多数ありますよ。

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例えば、こちらは昭和中期頃に作られたヴィンテージソファ。座面は当店で張り替え済みで、フレームなどもしっかり強度チェックをし、傷んだ部分はリペアして仕上げています。温かみのあるレトロなデザインが心地よく、ノスタルジックな味わいが感じられる佇まいです。

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また、他にも当店では未仕上げの中古ヴィンテージソファも多数販売中です。こちらは、注文が入ってから、ご希望の生地での座面張り替え、木工リペアなどを行う、セミオーダーのアイテム。現状はボロボロですが、一度分解して綺麗にリペアしますので、新品のように美しく仕上がりますよ。

完成後、もしも気に入らなかったら、無料でキャンセルも可能です。幅広い選択肢がありますので、ぜひチェックしてみてください。

ミッドセンチュリー・北欧・デザイナーズの中古ソファ

次は、ミッドセンチュリーや北欧スタイルの中古ソファをご紹介します。

ミッドセンチュリーとは、1940〜1960年頃に世界的に流行した建築インテリア・デザイン様式のこと。Herman Miller(ハーマンミラー)社やKnoll(ノール)社といったアメリカ家具メーカーや、Carl Hansen&Son(カール・ハンセン&サン)社やGETAMA(ゲタマ)社など北欧・デンマークの家具メーカーが特に有名です。当時これらの家具メーカーは、チャールズ&レイ・イームズやハンス・J・ウェグナーなど、著名なデザイナーが数々の家具を開発しました。50年以上が経過した今でも、絶大な人気を誇っています。

ミッドセンチュリーデザインの人気家具メーカーは多数ありますが、今回はその中でも特に、中古ソファにおいて人気の高いメーカー、デザイナーズ家具をご紹介したいと思います。

Herman Miller(ハーマンミラー社)

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Herman Miller(ハーマンミラー社)は、ミッドセンチュリーインテリアの代表的な存在。チャールズ&レイ・イームズジョージ・ネルソンなど、インテリア界の巨匠とされるデザイナーと多数の家具を開発した歴史があります。

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ハーマンミラー社の中古ソファで特に有名なのが、1956年に発売されたイームズラウンジチェア&オットマン

美しい曲面を描く成型合板と、柔らかな本革で作られています。クッションが体全体をしっかりと支えて、一部に負荷がかかることがないため、何時間でも座っていられるような心地良さです。長年使う中でさらに自分の体に馴染んでいくような、贅沢なソファに仕上がっています。

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ディティールももちろん抜け目がなく、レザーの張り方や接合部の構造など、どこを見ても美しい仕上がりです。一流の工業デザイナーと、最高級の技術を持つ職人が手がけたからこそ、ここまで精度の高い製品が完成したのでしょう。こちらは、モダンデザインの象徴となった作品として評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やシカゴ美術館の永久収蔵品とされています。

ハーマンミラー社の中古ソファは、他にもイームズが手がけたオフィス向けソファや、アレキサンダー・ジラードのソファなどが販売されています。

ハーマンミラー社のアイテムは、どれも人気で高品質なだけに、価格は高めです。また、正規メーカー品だけでなく、他メーカーが生産したリプロダクト品も多数あります。正規の中古品が欲しい方は、正規メーカーかどうかよく確かめながら探してみてくださいね。

リプロダクト品(ジェネリック品)とは
発売から一定期間が経過し、意匠権が失効した製品を、他社が復刻生産したアイテムのこと。正規品よりも価格が格安ですが、品質に劣るものがあるのも事実です。素材や構造などにおいて、正規品をできる限り忠実に再現したものもあれば、外観だけを真似したような、チープで低品質なアイテムもあります。

Hans J.Wegner(ハンス・J・ウェグナー)|カールハンセン&サン社・ゲタマ社など

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Hans J.Wegner(ハンス・J・ウェグナー)は、20世紀を代表すると言われる家具デザイナー。ミッドセンチュリー期に多くのチェアやソファなどをデザインし、デンマークのモダンデザインを牽引したとされ、世界的に高く評価されています。Carl Hansen&Son(カール・ハンセン&サン社)やGETAMA(ゲタマ社)など、有名な家具メーカーと多数の共同開発を行いました。手がけた家具としては、CH24(Yチェア)が特に有名です。

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ハンス・J・ウェグナーの中古ソファで人気が高いのは、ゲタマ(GETAMA)社製のイージーチェアやデイベッドなど。家具職人の元で学んだ経験を活かし、ミニマルに洗練された、美しく温もりのある木製家具を多く手がけています。

無駄を削ぎ落として機能美を追求したデザインは、今日のモダンインテリアの礎となっています。中古ソファも世界的に人気があり、価格は高めです。

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こちらは、ハンス・J・ウェグナーが手がけた、ゲタマ社製のGE375という2人掛けの中古ソファ。ファブリックはオリジナル品です。シンプルで美しい木製フレームと、ナチュラルなファブリックがよくマッチしていますね。ファブリックは取り外し可能なので、メンテナンス性も良好です。

ボーエ・モーエンセン|FDBモブラー・フレデリシア社など

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ボーエ・モーエンセンも、デンマークを代表するデザイナーの一人。ハンス・J・ウェグナーとも親交が深かったとされています。FDBモブラー(デンマーク生活協同組合家具部門)のデザイン責任者として、大衆に向けた、低価格で高品質な家具を作ることに取り組み、「庶民の味方」と言われるデザイナーとなりました。大量生産しやすく、誰でも組み立てしやすく、余分な装飾を削ぎ落とした機能的で美しいデザインが追求され、J39などの名作が誕生しました。

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ボーエ・モーエンセンの中古ソファとして人気なのは、FREDERICIA(フレデリシア)社から発売されたソファ。こちらは、ウィングバックタイプの一人掛けソファです。

本革製で贅沢な高級感がありながらも、決して華美でないベーシックなデザインが特徴的。ボーエ・モーエンセンのソファは、政府関係の機関や大使館などでも使われており、上質な座り心地と堅実な佇まいが高い人気を誇っています。

北欧ヴィンテージソファ

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ミッドセンチュリースタイルの中古ソファを探している方は、先に紹介したブランド以外に、北欧ヴィンテージというキーワードでも探すのがおすすめです。北欧ヴィンテージのソファは、ミッドセンチュリーデザインの影響を受けたおしゃれなソファが多数ありますよ。

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例えば、こちらは1970年頃に作られたデンマーク製の中古ソファ。直線的ですっきりとしたモダンなデザインで、本革の座面が上質な味わいを醸し出しています。ミニマルな木製フレームがクールな印象です。

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こちらは、1960〜70年頃に作られた北欧ヴィンテージソファ。貝殻のようなフォルムが印象的で、遊び心たっぷりのレトロさが漂うデザイン。脚はチーク材で作られていて、温かな上質さも感じられます。

このように、北欧ヴィンテージの中古ソファは、機能美を追求したシンプルなものから、個性的なフォルムのものまで、様々なアイテムがありますよ。ミッドセンチュリーらしい質の高いデザインの中から、自分好みのアイテムを見つけられるはずです。

アンティーク・ゴシック・エレガントテイストの中古ソファ

さて、次はアンティークやゴシックテイストなど、エレガントなスタイルの中古ソファをご紹介します。

先ほどお話ししたミッドセンチュリー期のソファは、装飾を削ぎ落としたようなシンプルなデザインが中心でしたが、こちらは装飾に凝った優雅でクラシックなアイテムが人気です。特に人気の高い5種類をご紹介します。

チェスターフィールドソファ

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チェスターフィールドとは、イギリスで18世紀頃から使われていた伝統的なソファの一種。背もたれとアームが同じ高さでひと続きになっており、外側方向に丸まっていて、深いボタン留めと鋲打ちで仕上げられている、というスタイルの総革張りソファを指します。

重厚感のあるゴシック風の佇まいで、高級ラウンジやクラシックな邸宅など、特別な空間にぴったりのソファです。

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チェスターフィールドソファは、様々なメーカーが製造していますが、当店としておすすめなのは、やはり本場イギリス製のアンティークやヴィンテージ品

伝統的な製法を受け継いで作られた本格的なチェスターフィールドは、良質な本革、肉厚なクッションやアーム、精密で美しい鋲打ち、深くメリハリの効いたボタン留めと、どこを見ても贅沢な作りで、一流の迫力ある佇まいです。

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チェスターフィールドソファは中古でも、革用の保護クリームを塗ってメンテナンスしながら使うことで、何十年と長持ちします。アンティークやヴィンテージ品は、使い込まれた味わいが出ていて、さらに上質な雰囲気が感じられますよ。

DREXEL HERITAGE(ドレクセルヘリテイジ)

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DREXEL HERITAGE(ドレクセルヘリテイジ)は、アメリカの高級家具メーカー。ヨーロッパの伝統的なインテリア様式を取り入れた、クラシックで上質な家具を多数生産しています。

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ドレクセルヘリテイジのソファは、快適性を高めるため複数のクッション材が使われていて、厚みのある贅沢な仕上がりです。

ファブリックは、つなぎ目で柄が揃うよう、洋服のように丁寧に美しく仕立てられており、ラグジュアリーな世界観を演出してくれます。

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ドレクセルヘリテイジの中古ソファは、職人が美しい彫刻を施したものもあります。アンティーク家具のように1点1点に凝って作られていて、人の手が加わった温かみと、工芸品のような贅沢さが楽しめますよ。上質でエレガントな中古ソファが欲しい方にぴったりです。

ERCOL(アーコール)

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ERCOL(アーコール)は、よりシンプルなエレガントテイストが好きな方におすすめのブランド。イギリスの歴史ある家具メーカーで、ミッドセンチュリー期にモダンな家具を製作し、ロンドンで大ヒットしたブランドです。これらのヴィンテージ家具は、今でも世界的に高い人気を誇っています。

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アーコールの家具というと、北欧スタイルに近いシンプルに洗練されたものが多いイメージかもしれませんが、実はヴィンテージソファに注目すると、花柄などのファブリックが使われたエレガントなテイストのものが多数販売されているんですよ。木製フレームはすっきりとシンプルなデザインなので、モダンテイストの部屋にも相性よくコーディネートしやすいです。

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また、もっと伝統的な西洋デザインが好きな方には、York Minster(ヨーク・ミンスターシリー)シリーズもチェックしてみてください。こちらは、木製フレームがクラシックなデザインで、アンティークテイストのインテリアによく似合います。

西洋アンティークの中古ソファ

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上記で好きなものが見つからなかった方は、ぜひ「西洋アンティーク」というキーワードでも探すのがおすすめですよ。

西洋アンティークの中古ソファは、イギリスやフランス、イタリアなどのアンティーク品が特に人気があります。シンプルめの上品なソファから、ゴージャスで華やかなソファまで、様々なテイストのものが販売されていますよ。

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例えば、こちらは1960年頃に作られたフランスアンティークの中古ソファ。曲線的なフォルムで優雅な雰囲気たっぷりですが、華美な装飾はなく、全体的に上品な印象です。

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フレームは最高級木材であるマホガニー材で作られていて、隅々まで美しい彫り装飾が施されています。また、ファブリックは、高級感のある鋲で丁寧に留められています。細部まで凝った上質な作りに惚れ惚れとしてしまいますね。

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こちらは、1970〜80年頃に作られたイギリスヴィンテージの一人掛けソファ。

格式高いエレガントな木製フレームに、肉厚なクッションが贅沢に張られています。ファブリックはオリジナル品で、爽やかな色合いが印象的。淡く水玉のような模様が入っていて、クラシックな中にも可愛らしさが感じられます。

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そして、ぜひ注目したいのが、背もたれなどに彫られた美しい彫刻。バラの花などが立体的に精巧に彫られていて、ソファに気品高さをプラスしています。脚も上品な挽物加工がされていて、伝統的な華やかさが感じられます。

日本の大正ロマンソファ

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洋館のような和洋折衷の上品なインテリアが好きな方には、大正ロマンスタイルの和製アンティークソファもおすすめです。

これらは、日本の家具職人が洋家具のデザインを取り入れながら開発したもので、日本人の暮らしや体格に合うように作られているのが大きな魅力。西洋アンティークソファのような優雅さがありながらも、部屋に取り入れやすいコンパクトなサイズで作られています。レトロな喫茶店やホテルのラウンジなどにもおすすめですよ。

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例えばこちらは、1950〜60年頃に作られた大正ロマンスタイルのソファ。木製アームや脚は洋風のデザインですが、どっしりとした座面のフォルムは、日本のレトロ家具らしい佇まい。まだ洗練されすぎていないノスタルジックなデザインがいい味を出しています。

鮮やかなピンクのファブリックは、一見取り入れにくそうですが、ハイカラな大正ロマンインテリアにはもってこいのアイテム。シックな木味の家具とコーディネートして取り入れると、うまくバランスが取れますよ。

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大正ロマンスタイルのアンティークソファは、他にも洋風の彫刻を取り入れたソファや、装飾的でないシンプルなソファなど、様々なアイテムがあります。オンラインショップで多数紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

シンプル・モダンな海外高級ブランドの中古ソファ

次は、シンプル・モダンな高級ブランドの中古ソファについて、人気のブランドをご紹介します。まずは、日本をはじめ、世界的に人気の高い海外ブランドからお話しますので、ぜひ目を通してみてください。

Cassina(カッシーナ)

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Cassina(カッシーナ)は、1927年にイタリアで創業した高級家具メーカー。ル・コルビュジエや、チャールズ・レニー・マッキントッシュフランク・ロイド・ライトなど、名だたる建築家・デザイナーと家具を開発してきました。

日本でよく目にするCassinaixc.(カッシーナイクスシー)は、カッシーナの日本での正規販売代理店で、正規品の輸入販売のほか、製造販売も手がけています。

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カッシーナの中古ソファは、どれも大変人気が高いです。例えば、こちらはヴィコ・マジストレッティというデザイナーの作品である「MARALUNGA(マラルンガ)」というソファ。発売から40年以上経つ今でも、カッシーナのベストセラー商品とされていて、中古家具でも高い人気があります。

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このソファの特徴は、背もたれを1シートずつ広げられること。ローバックソファとしても、ハイバックソファとしても使うことができ、長時間の映画鑑賞から、ちょっとしたコーヒータイムまで、用途に応じて自由に角度を調整して使用できます。使う人やシーンを問わず、極上の座り心地を追求したソファです。

カッシーナの中古ソファは、他にもシンプル・モダンなアイテムが多数あります。新品だと3人掛けで100〜300万円ほどが相場ですが、中古なら30〜100万円ほどで購入できますよ。ただし、どれも人気なので、タイミングを逃さないようにこまめに中古家具屋を覗いてみてくださいね。

arflex(アルフレックス)|OLTANO(オルタノ)・MARENCO(マレンコ)など

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arflex(アルフレックス)も、同じくイタリア発の高級家具メーカー。本家イタリアのアルフレックスは1951年に創業し、1969年にアルフレックスジャパンが誕生しました。日本で流通している商品は、アルフレックスジャパンが製造・販売を行っています。

アルフレックスの家具は、快適性や機能性、耐久性など、使いやすさを重視することに加え、時代性を反映しながらも、そこから何十年と使えるスタンダードなスタイルが貫かれています。

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例えばこちらは、アルフレックスの「A・SOFA 10」というベーシックなスタイルの中古ソファ。

「くつろぎの理想形」をテーマに開発されたソファで、座面や背もたれは、耐久性の高いモールドウレタンと柔らかく体を包むフェザーを組み合わせて作られています。クッションを自由に組み合わせながら、好みの体勢でゆったりとくつろぐことができますよ。また、ファブリックは取り外し可能で、メンテナンス性にも優れています。

アルフレックスの中古ソファは、他にも、よりモダンでスタイリッシュなアイテムも多数販売されています。どれもベーシックなデザインで、長く使える優秀なアイテムです。

B&B Itaria(ビーアンドビーイタリア)

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B&B Itaria(ビーアンドビーイタリア)は、1966年にイタリアでスタートした高級家具メーカー。国際的に有名なデザイナーたちと共同で、数々の上質な家具を開発しています。

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B&Bのソファは、アイテムごとに座面のクッション構造やファブリックの種類が異なり、質感や柔らかさなど、それぞれに合った快適さが追求されています。

例えば、こちらはMaxaltoシリーズ・APTAコレクションのソファ。アントニオ・チッテリオというデザイナーが手がけたものです。座面のクッションは硬めに作られていて、しっかりと体を支えてくれます。全体的にクッションは肉厚ですが、直線的でシンプルな形状で、洗練された上質な印象です。部屋にすっきりと取り入れることができますよ。

de Sede(デセデ)

デセデ ソファ 中古

de Sede(デセデ)は、スイスに拠点を置く高級家具メーカー。革張りの家具で高い評価を得ているブランドで、革張りのソファをはじめ、革製のチェアやベッド、インテリア小物、バッグなど、幅広い革製品を開発・販売しています。

革の原料となる皮の仕入れ、皮のなめし、皮革の厳選、裁断、裁縫まで、熟練の職人が丁寧に手がけていて、世界的にも最高品質と言われる革製家具を製造しています。

de Sede ソファ 中古

こちらは、デセデ社製の2人掛けの中古ソファ(DS-140)。アームは水平まで倒すことができ、さらに90度回転させることもできます。カウチソファのように、足を伸ばしてくつろぐこともできますよ。高級感のある黒い本革が美しく、金属フレームが心地よいメリハリをプラスしています。

EKORNES ASA(エコーネス)

エコーネス ソファ 中古

EKORNES ASA(エコーネス)は、ノルウェーに拠点を置く北欧最大の家具メーカー。Ekornes(エコーネス)、Stressless(ストレスレス)などの家具ブランドを展開しています。

特に有名なのが、ストレスレスシリーズのリクライニングチェア。1971年に発売されて以来、ロングセラーを記録しており、デザインやカラーのバリエーションも豊富です。中古ソファでも大変人気があります。

リクライニング ソファ 中古

こちらは、エコーネス社ロイヤルシリーズのストレスレスチェア。ストレスレスのリクライニングチェアは、その名の通り、最上の座り心地を追求したソファです。スプリングやウレタンフォームを多面的に組み合わせ、リクライニングに細かい調整機能を付けることで、体格や体勢に関わらず、誰もがあらゆるシーンで快適に過ごせるよう作られています。

ストレスレスチェア 中古

クッションは、腰、背中、頭部まで、しっかりと支えつつも沈み込むような構造です。リクライニングの調整は、レバー操作などではなく、体重を移動するだけで自然に快適な位置を調整できます。読書や映画鑑賞、仮眠など、どんなシーンでも快適な姿勢をサポートしてくれ、楽に体勢を変えることができるという、まさにストレスレスなソファです。

NATUZZI(ナツッジ)

natuzzi ソファ 中古

NATUZZI(ナツッジ)は、1959年にイタリアで創業した世界的に有名なインテリアメーカーです。

特に革張りのソファは、イタリアンレザーソファの代名詞とも言われ、上質な天然皮革を厳選して仕入れ、自社工場でなめしたものが使われています。そのため、アイテムごとに絶妙な色、質感に仕上げられていて、さらにイタリア家具の中では価格も比較的リーズナブル。お手頃な値段の上質な本革ソファが欲しい方は、必ずチェックしたいブランドです。

イタルソファ 中古

こちらは、ナツッジのItalsofa(イタルソファ)ブランドの中古ソファ。ぽってりとした印象的なフォルムで、ホワイトレザーが上品な高級感を漂わせています。

ナツッジのソファは、こちらのようにモダンなデザインのものから、チェスターフィールドのようにクラシックなもの、重厚感のあるベーシックなデザインのものまで、幅広いアイテムが展開されています。

幅広いスタイルを手がける国内優良ブランドの中古ソファ

さて、次は幅広いテイストのソファを取り扱う、国内の優良ブランドをご紹介します。国内ブランドのソファは、高品質なものでも、海外ブランドのソファよりも価格が安いのが大きな魅力。中古ソファだと、さらに安く手に入ります。

また、日本の暮らしに合うよう、大きすぎないサイズ感で、通気性やメンテナンス性を重視して作られたソファが多いですよ。

日本フクラ(HUKLA)

フクラ ソファ 中古

日本フクラ(HUKLA)は、1973年に誕生したインテリアメーカー。国内で製造販売を行う国産ブランドではありますが、はじまりは、ドイツの家具メーカーであるフクラ社と、日本のウレタンメーカーであるイノアックコーポレーションの合併会社としてスタートしました。

日本人の体格やライフスタイルに合わせた素材開発、商品開発が行われていて、高品質なソファメーカーとして知られています。

フクラ 中古ソファ

日本フクラのソファは、シリーズやアイテムが多彩で、使われるクッション材やファブリックの種類も豊富です。もともとウレタンメーカーだっただけに、それぞれのソファに合わせた素材、構造が追求され、快適な座り心地を実現しています。

例えば、こちらはフクラの1人掛けの中古ソファ。ポップなファブリックと、ぽってりとしたボリューミーなクッションが可愛らしいソファです。クッションは心地よい弾力があり、体をしっかりと支えてくれます。

マルニ木工

マルニ木工は、1928年に創業した日本の老舗家具メーカー。時代ごとのライフスタイルに合わせて、レトロ家具から洋家具、モダン家具まで、幅広いインテリアを開発・販売しています。

現在マルニ木工の家具の中でも、特に注目を集めているのが「MARUNI COLLECTION(マルニコレクション)」。100年使っても飽きのこない家具を目指し、深澤直人やジャスパー・モリソンなど世界的なデザイナーと共同で「HIROSIMA」「Bruno」などのシリーズを開発しています。

マルニ木工 ソファ 中古

マルニ木工の中古ソファは、先に紹介したようなシンプルモダンなものよりも、上の画像のような洋風やレトロテイストのソファが中心です。マルニ木工は、高級ラウンジ向けの応接セットや、上質なリビングに合う高級ソファセットなどを多数販売していたため、中古だとリーゾナブルでハイクオリティなアイテムが見つかりやすいですよ。

ブリタニア ソファ 中古

例えばこちらは、ブリタニアシリーズの最高級中古ソファ。イギリスの伝統的なスタイルをベースに作られていて、気品高い美しさが感じられます。上品な草花が描かれた美しいファブリック、つるりとした艶やかな木肌、繊細な彫刻細工、どこを見ても一流の品質に仕上がっています。

飛騨産業(キツツキマーク)|森のことばなど

飛騨産業 ソファ 中古

飛騨産業も、1920年にスタートした老舗家具メーカー。キツツキマークのロゴでも知られていますね。高い木工加工技術を持つ、高品質な木製家具メーカーとして人気を博しています。

森のことば ソファ 中古

飛騨産業の中古家具で特に人気なのは「森のことば」シリーズ。木材の木目や節、色などをそのまま生かし、温かで表情豊かなアイテムを展開しています。

キツツキ ソファ 中古

それまで、節のある木材は、加工しにくい、見た目が悪いといった理由から、材料から除外されることが一般的だったので、画期的な家具として注目を集めました。

飛騨家具 ソファ 中古

飛騨産業の中古ソファは「森のことば」をはじめ、エレガントな穂高シリーズや、北海道民芸家具シリーズも人気です。

穂高シリーズは、カントリー調の重厚感のある作りと、優雅なファブリックが特徴です。どこか懐かしいレトロな洋風ソファで、リビングを上品で落ち着いた空間に演出してくれます。

北海道民芸家具 ソファ 中古

北海道民芸家具は、その名の通り、もともと北海道で作られていた民芸家具ですが、現在は飛騨産業がそのブランドを継承しています。工業化しつつも民芸家具らしい手仕事の美しさを取り入れ、高品質な木製家具に仕上げられています。こちらは、北海道民芸の中古ソファ。和洋どちらのインテリアにも合わせやすいデザインで、シンプルながらも上質さを感じる佇まいです。

中古ソファ選びを基本から解説!チェック項目は大きく5つ

さて、次はどんな形状やサイズ、色、生地の中古ソファがいいか検討していきましょう。検討すべきポイントは、次の5点です。用途に応じて、自分のライフスタイルに合うソファを選びましょう。

中古ソファの形状は?

中古ソファは、大きく5つの形状タイプがあります。それぞれの特徴をご紹介しますので、ソファでどんな風に過ごしたいかイメージしながら選んでみてください。

ストレートソファ:ベーシックな長方形!部屋への収まりが良い

ソファ 2人掛け 中古

中古ソファで最も多いのが、ストレート型のソファ。2〜3人で座れる長方形型のソファで、横になってくつろぐこともできます。壁付けでも、壁から離して独立しても置きやすく、部屋への収まりが良いのが魅力です。オットマンと組み合わせて、足を伸ばせるようにして使うのも人気です。

カウチソファ:足を伸ばしてゆったりくつろげる

カウチソファ 中古

カウチソファは、前方向に長い座面が付いていて、背もたれに寄りかかりながら、足を伸ばしてくつろげるソファのこと。座る場所によって、様々な体勢でくつろぐことができ、大人数でも使いやすいのが魅力です。

シェーズロング 中古 ソファ

また、ヨーロッパのソファの場合は、「シェーズロング」というソファのことを、カウチソファという場合もあります。シェーズロングとは、アーム部分が背もたれになっている長方形型のソファのこと。前を向いて足を伸ばすことはできませんが、横向きに足を上げてくつろぐことができます。

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中古のカウチソファを探す際は、左右どちら側にシェーズロングが付くか仕様が決まっているため、選ぶ際は注意が必要です。左右どちら側にも組み替えて配置できるシステムソファなら良いですが、そうでない場合は、部屋のレイアウトと照らし合わせながら検討してみてくださいね。

カウチソファのデメリットは、サイズ感が大きく、存在感があること。部屋が狭いと圧迫感が出やすいです。

また、足を上げてくつろぐためのソファなので、プライベートな空間でない、オフィスやホテルのラウンジといった場所には向きません。そういった場所には、次にご紹介するコーナーソファの方がおすすめです。

コーナーソファ:大人数で座れるL字型ソファ

コーナーソファ 中古

コーナーソファは、座面と背もたれがL字型に付いているソファ。部屋のコーナーに壁付けで置いたり、スペースの間仕切りとして置くことができます。

全体に背もたれがあって、大人数で使いやすく、横並びで座るよりもお互いの顔が見えやすいのがメリット。また、少人数なら、カウチソファのように足を伸ばしたり、横に寝そべってくつろぐこともできます。

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コーナーソファのデメリットは、サイズが大きいので、圧迫感が出やすいこと。狭い部屋に取り入れるには注意が必要です。

また、カウチソファと同じく、左右対称でないものが多いので、中古のコーナーソファを選ぶ際は、部屋のレイアウトに合ったものを選ぶように気をつけましょう。

ベンチソファ:省スペースで取り入れられる

ベンチ ソファ 中古

ベンチソファは、ソファとベンチの中間のような、姿勢よく座れるクッション付きの長椅子のこと。ソファよりも座面の奥行が浅く、座面は高めのものが多いです。ソファよりも省スペースで、存在感も控えめです。

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ベンチソファは、アイテムによっては背もたれやアームがないものもあり、とてもシンプルで空間にすっきりと馴染みます。シンプルなインテリアが好きな方や、コンパクトなスペースに置くソファが欲しい方は、ベンチソファを選ぶ方が多いですよ。

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ベンチソファのデメリットは、ソファほどリラックスして座れないこと。ソファよりもクッションが薄くて硬めのものが多く、また、座面も高めなので、ゆったりとリラックスするというよりは、姿勢よく座ることになります。そのため、待合スペースのソファや、書斎用のソファなど、休憩が第一の目的ではない空間に置くのがおすすめです。

ダイニングソファ:ダイニングチェアとして使える

ダイニングソファ 中古

ダイニングソファは、文字通り、ダイニングテーブルとセットで使うソファのこと。一般的なソファよりも、座面の奥行が浅く、座面が高めで、食事しやすいよう姿勢を正して座れるものが多いです。

また、アームレスタイプのソファが多く、テーブルにソファを近づけやすく、横からスムーズに座れるよう作られています。

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ダイニングソファのファブリックは、食べこぼしなどで汚れやすいため、撥水性があって汚れが付きにくく、水拭きもできるタイプの生地がよく使われています。

ファブリックのグレードによって、メンテナンスのしやすさが違うので、中古のダイニングソファを購入する際は、どんなファブリックが使われているかも確かめておくと安心です。布地の性能がよくない場合は、購入するタイミングで張り替えを依頼するのもおすすめです。

ソファベッド:1台2役!サイズが大きめでゆったり座れる

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ソファベッドは、ベッドとしても使えるソファのこと。背もたれを後ろ側へ倒してベッドに変形するタイプや、前側へ座面が拡張してベッドになるタイプなどがあります。1台で2役こなせるので、コンパクトなワンルームなど、狭めの部屋に置くのに便利です。また、来客の際などに、予備のベッドとしても活躍します。

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ソファベッドのデメリットは、座面に凹凸があるため、一般的なベッドと比べると寝心地が悪いこと。特に安価で品質に劣るものは、クッションの品質が悪く、体が痛くなる場合もあり、ソファベッドの上にさらにマットレスを敷いて使う方もいます。

また、中古のソファベッドは、新品よりも座面の傷んでいるのが普通です。クッションは消耗品なので、リペアやクリーニングに力を入れている店舗で買うようにしましょう。

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もう1つ注意点として、ソファベッドは、ベッドマットレスと比べて通気性に劣る場合が多いため、衛生的に使うには、マットレスやソファカバーを使用し、カバーは頻繁に洗濯することが推奨されています。思ったよりも日々のお手入れが大変だと感じるかもしれません。

そのため、1台2役の効率を取るか、睡眠の質やメンテナンス性を取るか、優先順位をつけて検討することが大切ですよ。

リクライニングソファ:用途に合わせて楽な姿勢でくつろげる

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リクライニングソファは、背もたれやヘッドレスト、座面、フットレストなどの位置を調整できるソファのこと。調整は、電動で調整するものや、レバー操作など手動で調整するもの、エコーネスのソファのように体重移動で調整できるものなど、様々な種類があります。

リクライニングできると、テレビを見たり、昼寝をしたり、様々なシーンで楽な姿勢をサポートしてくれるのが大きな魅力です。

反対に、リクライニングソファのデメリットは、一般的なソファよりも前後に場所を取ること、そして、可動部に負荷がかかりやすく耐久性が低くなりがちなことが挙げられます。特に中古品を購入する際は、新品よりも消耗しているため、できるだけ使用感や傷みの少ないものを選び、アフターサポートのある店舗で購入するのがおすすめです。

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リクライニングソファは、アイテムによって、体勢に応じて自由に位置を微調整できるものもあれば、段階式に固定するタイプのものもあります。自由に調整できる方が、楽な姿勢を保ちやすいです。ただし、価格は高めです。

また、リクライニングソファの中でも電動式のものは、楽に姿勢を変えられるため、お年寄りや力の弱い方、手動での調整が面倒な方などに人気です。ただ、手動のリクライニングソファと比べて、価格が高く、どっしりとした存在感のあるソファが多いです。シンプルなソファが欲しい方には不向きです。

手動式のソファは、電動式に比べて価格がリーズナブルで、スタイリッシュなものが多い傾向にあります。しかしながら、リクライニングを段階的にしか調整できないものが多いのがデメリットです。

中古ソファのフレーム・脚・アームは?

どんな形状の中古ソファにするか決まったら、次はより細かいポイントについて検討していきましょう。

中古ソファは、フレームの種類や脚・アームの有無によっても、使い勝手が変わります。それぞれの特徴をご紹介しますので、参考にしてみてください。

木製フレームソファor金属フレームor張りぐるみタイプ

中古ソファは、フレームが木製のもの、金属製のもの、フレームが布で覆われている張りぐるみタイプの3つがあります。

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  • 木製フレームの中古ソファ
    木製フレームのソファは、ナチュラルな雰囲気が魅力。モダンなフォルムのものでも、どこか温かみがあり、リラックスしやすい雰囲気が漂っています。使い込むごとに自然な味わいが増していくのもポイントです。また、アイテムによっては、彫刻や象嵌など工芸的な装飾を楽しむこともできます。

    木製フレームは、お手入れも簡単で、ホコリが気なったら乾拭きするだけでOKです(詳しくは「中古ソファの木部のお手入れ」でご紹介します)。

    また、基本的に無垢材製のものは、傷や汚れがついても修復が可能です。傷んでも修理をしながら、長く使っていくことができますよ。

金属フレーム ソファ 中古

  • 金属フレームの中古ソファ
    金属フレームのソファは、モダンでスタイリッシュな雰囲気が魅力。直線から曲面まで様々な表現が可能で、強度も耐久性も抜群です。

    また、傷つきにくく、汚れにくいので、特別なお手入れなしに長く綺麗に使うことができます。ただ、仕上げ方法によっては指紋が目立ちやすい場合もあるので、気になる方はこまめに乾拭きする必要があります。

    金属フレームは傷付きにくい素材ではありますが、傷がつくと修復が難しいです。綺麗にするには、部品ごと交換することになります。そのため、中古品を購入する際は、許容できない傷や汚れなどがないか、しっかりと確認しましょう。

    また、ヴィンテージテイストのソファなら、傷や汚れなども良い味わいになります。神経質になりすぎず、それも楽しみながら使えるといいですね。

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  • フレームが見えないタイプ(張りぐるみ)の中古ソファ
    フレームが見えない、張りぐるみタイプの中古ソファは、柔らかい雰囲気と触り心地が魅力。アームまでクッションで覆われているので、肘を置いたり、横になるにも快適です。
    また、小さな子供がいるご家庭でも、ぶつかって怪我をする恐れがなく、安全に使うことができます。

    加えて、このタイプのソファは、生地次第でソファの印象が大きく変わるのも魅力です。長く使って生地の傷みが気になったり、気分を変えたくなったら、違う生地に交換するのもおすすめ。中古ソファなら、購入時にクッションや生地を好みのものに交換するのもいいですね。

脚付きソファor脚無しソファ

ソファの脚の有無は、掃除のしやすさと、見た目の印象に関わります。

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  • 脚付きソファ
    脚があるタイプのソファは、ソファの下まで掃除がしやすく、見た目にも軽やかですっきりとしている印象。どちらかというと、シンプルなインテリアによく合います。

    ただし、脚があっても高さが十分にないソファは、反対に掃除がしにくく、ホコリが溜まってしまう可能性も。お手持ちの掃除機やお掃除ロボットの高さを考慮して、掃除しやすい高さのものを選ぶのがおすすめです。

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  • 脚がないソファ
    脚のないソファは、どっしりとした重厚感のある佇まいが魅力。高級感のある落ち着いたインテリアにおすすめです。

    脚付きソファに対して、脚のないソファは下にホコリは溜まりませんが、どうしても床面に近い部分に脚や掃除機などが当たって、傷んだり汚れたりしてしまいがちです。傷や汚れが目立つ色のものは避けた方が無難です。

アームソファorアームレスソファ

ソファは、アームの有無で、見た目の印象や使い心地が変わります。

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  • アームソファ
    アームが付いているソファは、肘を置いてくつろいだり、横向きや斜めに座っても体を受け止めてくれるのが魅力。また、クッションアームのものなら、アームを枕代わりにしてくつろぐこともできます。様々な姿勢でくつろぐことができ、長い時間座るにも快適です。

中古ソファ アームなし

  • アームレスソファ
    アームレスソファは、アームがない分すっきりとした印象で、座面の幅が広く使えるのが魅力。全体の幅が狭いソファでも、アームなしなら横になってくつろぎやすいです。

    ただ、正直なところ、肘置きなしで長時間座るのは肩や腕が疲れます。そのため、クッションなどを上手く活用しながら、楽な姿勢を維持する方が多いようです。

中古ソファのサイズは?

中古ソファのサイズは、次の3つのポイントを検討しましょう。設置するスペースと用途に応じて、適切なサイズのものを選んでみてくださいね。

一人掛けソファor二人掛けソファor三人掛けソファ

チェスターフィールド ソファ

中古ソファの幅については、使用する人数や設置するスペースの広さによって決めるのが一般的。部屋のサイズを測って検討しましょう。

中古 ソファ 一人用

また、2〜3人掛けの大きなソファを置くか、1人掛けソファを組み合わせておくかというのも検討すべきポイントです。

1人掛けソファだと、一人一人が両肘をアームに置けて、周りの人に干渉されないのが魅力。自分用のソファという安心感があります。応接室やホテルのラウンジなど、高級感のある公共の場で使用する場合や、ホームシアター用のソファなど集中したい場合におすすめです。

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また、1人掛けソファが複数台あると、横並びだけでなく、対面型やコーナー型など自由にレイアウトしやすいのもポイント。狭めのスペースや、頻繁に模様替えをする場所などにも最適です。

反対にデメリットは、横になったり自由な姿勢でリラックスできない、人数が増えた場合に座れない人が出るという点です。

アンティークソファ

対して、2〜3人掛けのソファは、使用する人数に制約がなく、座ったり横になったり自由度高くくつろげるのがメリット。人をよく招くリビングや、飲食店のソファなど、幅広い人数で使う場所やカジュアルにリラックスしたい場におすすめです。

座面の高さは?

中古ソファ 選び方

ソファは座面の高さによって、座る姿勢が大きく変わります。一般的に休憩用として使うソファは、腰掛けた際の座面の高さが約280〜340mm、それに対してローソファは約210〜240mm、カフェや応接室で使う軽休憩用のソファは約330〜360mm、ダイニングやワークスペースなどで使う作業用ソファは約350〜400mmです。

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座面が高くなるほど、チェアのように姿勢正しく座れるため、長時間同じ体勢で集中して座ることができます。パソコン作業や書きもの、飲食などをするにも快適です。

反対に座面が低いほど、ゆったりとクッションに体を預けて座ることができます。

座椅子 ソファ 中古

ただ、座面が低いローソファは、立ち座りの際に体に負担がかかるというデメリットも。足腰の弱い方にはおすすめできません

反対に、小さなお子様がいる家庭では、ローソファだとみんなが座りやすく、転落による怪我の心配もありません。設置する場所や使い手を考慮して検討してみてくださいね。

背もたれの高さは?

ハイバックソファ 中古

背もたれの高さは、快適性やインテリアの印象を左右します。

背もたれの高いハイバックソファは、頭まで支えてくれるので、長時間同じ姿勢でテレビや映画を見る際に楽です。背もたれが高い分、前に意識を集中しやすいとも言えます。

しかしながら、ハイバックソファは存在感が大きいため、部屋に圧迫感が出てしまいがち。狭いリビングに取り入れるには注意が必要です。取り入れる際には、壁や床などの色と近いものを選んで、インテリアに馴染ませたり、壁際にレイアウトしたりと、できるだけ存在感を抑える工夫をしましょう。

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一方、背もたれの低いソファは、部屋に圧迫感が出ず、広々とした印象にコーディネートできるのが魅力。ただ、長時間座るには、首が疲れてしまいがちです。

どんなくつろぎ方をしたいか、イメージしながら検討してみてくださいね。

中古ソファの生地は?

中古ソファの生地は、大きく本革(天然皮革)・合皮(合成皮革)・布(ファブリック)の3つがあります。触り心地や印象、お手入れしやすさ、耐久性など、様々な点が異なるので、それぞれの特徴を踏まえて検討していきましょう。

本革(天然皮革)ソファ:高級感があって耐久性に優れるが、価格が高くお手入れが必要

中古 ソファ 皮

本革(天然皮革)の中古レザーソファは、天然素材を贅沢に使用した特別感があり、見るからに上質さが感じられるのが魅力。また、耐久性も高く、使い込むほどに艶や味わいが増し、きちんとお手入れしながら使えば何十年と使用できます。

さらに、本革ソファは、ホコリや汚れ、ダニが付きにくいという嬉しいメリットも。湿気が溜まりにくいので、よっぽどホコリや食べこぼしなどを放置しなければダニは発生しません。中古ソファの場合でも安心感があります。

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本革のレザーソファのデメリットは、価格が高いこと。中古ソファなら比較的リーズナブルですが、もともと価格の高い良質な本革ソファは、中古でも人気で需要が高く、価格も高めです。

また、本革は合皮に比べるとしっとりとした上質な肌触りですが、布製ソファに比べると触り心地に劣るという意見もあります。これは好み次第なので、実際に座ってみて検討するのがベターです。

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また、本革ソファはお手入れしながら使うことで、きれいさが長持ちします。本革のお手入れは、面倒なイメージがあるかもしれませんが、それほど神経質にならずとも大丈夫です。

詳しくは「本革・レザー製の中古ソファのお手入れ」でご紹介しますが、普段はホコリなどが気になったら乾拭き、乾燥が気になったら専用の保護クリームを塗る、という流れです。保護クリームは、3か月〜半年に1回が推奨されていますが、少しくらい怠っても急激に劣化するわけではありません。余裕があるときに、掃除のついでとしてお手入れできるといいですね。

合皮(合成皮革)ソファ:価格が安くお手入れしやすい。質感は本革に劣る

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合皮(合成皮革)の中古レザーソファは、本革と似た質感で、本革よりも安く、お手入れしやすいのが大きな魅力です。別名、フェイクレザーやビニールレザー、ソフトレザーと呼ばれることもあります。

水に強く、汚れが付きにくいという特徴があり、たとえ汚してしまっても、水拭きしたり、中性洗剤を使って掃除したりできます。そのため、小さい子供がいる家庭や、ダイニングソファとして使う場合に人気です。

また、合皮ソファは、本革ソファに比べて、色のバリエーションが豊富です。インテリアに合わせて、より幅広い選択肢から選べます。

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反対に、合皮のデメリットは、本革よりも質感に劣り、耐久性が低いこと。特に価格が格安なものは、安っぽく見えがちです。

また、本革よりも通気性に劣るため、暑い季節だとべたついたり、蒸れたりして、不快さを感じる場合があります。

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合皮は数年使って劣化すると、ポロポロと表面の素材が剥がれてきます。この劣化は防ぐ方法がなく、きれいにするには張り替えて修理するしかありません。特に中古家具の合皮ソファは、座面を張り替えたものでない限り、すでに使われて劣化が始まっているもので、価格は安いですが傷むもの早いです。そのことを念頭において検討しましょう。

布(ファブリック)ソファ:色柄が豊富で肌触りが良い。価格やお手入れしやすさはピンキリ

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布(ファブリック)の中古ソファは、レザーソファと比べて色柄が豊富で、肌触りが良いのがメリット。幅広いインテリアにコーディネートしやすく、柔らかな雰囲気が楽しめます。肌触りも優しく、夏場にベタベタしたり、冬場にひんやりしたりすることもありません。

また、表面がツルツルではなく、適度な摩擦があるので、座面や背もたれに安定して体を預けられます。

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布製ソファは、グレードによって質感や価格、メンテナンス性に大きな差があります。

ハイグレードなファブリックを使ったソファは、織りがきめ細かく表情豊かで、上質な高級感があり、肌触りが良く、耐久性や防汚性も高い傾向にあります。汚れても水拭きで簡単に落とせたり、洗濯ができたり、ペットの引っかき傷に強かったりと、様々な機能がついた生地もあり、長くきれいで清潔に使用できます。ハイグレードの布ほど価格は高いですが、本革ソファと比べるとリーズナブルです。

反対にグレードが低い布ソファは、価格は安いですが、耐久性やメンテナンス性は必要最低限のものです。この先5年、10年と使うには、生地の変色や摩耗、衛生面などが気になってくるかもしれません。定期的にファブリックを貼り替えて模様替えしながら使いたい場合はいいですが、同じ生地を長く使いたいなら、ある程度グレードの高いものを買うことをおすすめします。

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また、布製ソファのデメリットは、ホコリや汚れ、ダニがつきやすいこと。ファブリックは、ゴミやホコリ、フケ、衣類やペットの毛などが付着しやすく、汗などの水気も吸収してしまいます。汚れや湿気が溜まったままの状態で放置すると、ダニやカビの原因になったり、ハウスダストによるアレルギーを引き起こす可能性もあるので要注意です。

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対策としては、定期的に掃除機をかけたり、汚したらすぐに掃除することが基本です。そして、洗濯できるタイプの生地や、撥水性や防汚性の高い生地などが使われた、メンテナンスしやすいソファを選んでおくと、ぐっとお手入れが楽になります。

中古ソファを購入する際は、購入先の中古家具屋や家具リフォーム業者に依頼して、使いやすいファブリックに張り替えてもらうのもおすすめです。

中古ソファの色は?

次は、中古ソファの色について検討していきましょう。

ソファの色は、ソファを部屋の脇役として統一感のあるコーディネートをしたいか、ソファを主役にしたメリハリのあるインテリアにしたいかによって選び方が変わります。

ベージュ ソファ 中古

  • ソファを部屋の脇役として統一感のあるコーディネートする場合
    ソファは、壁や床の色と近い色合いを選ぶのがおすすめです。例えば、木製フローリングの床、白壁なら白、ベージュ、茶色といった色です。そうすると、ソファが強調されすぎず、空間にすっきりと馴染みます。できるだけ、部屋を広く見せたい場合におすすめです。

ソファ インテリア

  • ソファを主役にしたメリハリのあるインテリアにする場合
    ソファは、自由に好きな色を選んでOKです。ただし、ソファ以外のインテリアは、できるだけ同じトーン(彩度・明度)の色を使って、全体のバランスが取れるように心がけましょう。

    例えば、木製フローリングの床、白壁という部屋に明るい青色のソファを取り入れるなら、他の家具は白〜ブラウン、小物は同じトーンの色で揃えるといった具合。同じトーンなら、オレンジや黄色などソファと違う色味を取り入れてもいいですが、その場合は使う色を1、2色に限定すると、まとまりよくコーディネートできます。

それでは、続いて、色によるイメージの違いについてご紹介します。先にお話ししたコーディネートの基本を踏まえながら、どの色がいいか考えてみてくださいね。

ホワイト・ベージュ系:幅広い部屋に馴染みやすく、圧迫感が出にくい

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ホワイト・ベージュ系の中古ソファは、幅広いインテリアに馴染みやすく、明るい上品な雰囲気にコーディネートできます。

一般的に、純白のホワイトよりも、ほんのりくすみのあるアイボリーやベージュといった色の方が落ち着いた雰囲気にコーディネートしやすいですよ。ナチュラルインテリアや、カントリースタイルなどにおすすめです。

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くすみのない真っ白なソファは、モダンインテリアやフレンチスタイルなどにぴったりです。ただ、真っ白だと緊張感が出やすいので、ゆったりとくつろぎたいリビングとは相性が悪い場合も。高級感のあるホテルやレストランなど、背筋が伸びるような上質な場所や、清潔感を出したい場合に最適です。

注意したい点として、白系のソファは、汚れが目立ちやすいという欠点もあります。そのため、汚れにくく、お手入れしやすい生地を選ぶのがおすすめです。

ブラウン系:アースカラーのインテリアにおすすめ

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ブラウン系の中古ソファは、木製のインテリアや観葉植物ととても相性が良く、心地よい落ち着いた雰囲気を演出してくれます。アースカラーと呼ばれるカーキやグリーン、オレンジ、ブラウン、ブルーなど、大地や植物、海など自然を連想する色とおしゃれにコーディネートしやすい色です。

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ブラウン系のソファの中でも、ダークブラウンのものはよりシックで落ち着いた雰囲気に、キャメルなどの中間色はカジュアルな雰囲気に、ライトブラウンだと優しいナチュラルな雰囲気にまとまります。

グレー系:幅広いインテリアにおしゃれに馴染む

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グレー系の中古ソファは、実はどんなインテリアとも相性が良いアイテム。グレーは無彩色で、明るくも暗くもない色なので、インテリアの脇役として空間に自然と馴染んでくれますよ。ナチュラル、北欧、ヴィンテージ、モダン、エレガントなど、幅広いテイストにおすすめです。

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グレー系のソファの中でも、ダークグレーのソファは重厚感のある落ち着いた印象に、ライトグレーのソファはふんわりとした優しい雰囲気にコーディネートできます。

黒系:モダンな高級感のあるインテリアに

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黒系のソファは、モダンな大人っぽいインテリアや、シックなヴィンテージスタイル、エレガントスタイルなどにおすすめです。上品で高級感のある雰囲気を演出してくれます。

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黒は、部屋の中ではっきりと存在が際立つ色なので、狭い部屋に取り入れると窮屈な感じがしてします。反対に、広々としたリビングなどに取り入れるとバランスよくコーディネートでき、上質な雰囲気が際立ちますよ。

グリーン系:ナチュラル・レトロなインテリアに

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グリーン系のソファは、ナチュラルやレトロ、ヴィンテージテイストのインテリアに人気です。グリーンは、ガーリーでもボーイッシュでもなく、幅広い人に好まれるナチュラルな色。クールすぎず、心地よい温度感も感じられる、バランスの良いカラーです。

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また、グリーンは緊張を緩和し、疲れを癒すリラックス効果がある色なので、くつろいで過ごしたいリビングにぴったりの色です。リビングに差し色を取り入れたい場合に、最も取り入れやすい色と言えるでしょう。

青系:ほどよくカジュアルで落ち着きも感じる部屋に

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青系のソファは、クールで落ち着いた印象があり、メンズライクなカジュアルインテリアや、海を連想させるカリフォルニアインテリアなどに人気です。鮮やかなブルーだとポップで元気なテイストに、暗めのネイビーだと大人っぽいカジュアルなテイストにコーディネートできます。

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また、青色は集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせてくれる色です。大人数で賑やかに過ごす場所というよりは、静かなカフェやリビングなどにおすすめです。

赤・オレンジ系:元気で明るいインテリアに

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赤やオレンジ系のソファは、華やかで元気なインテリアにぴったりのアイテム。パッと目を引く色なので、ソファが主役の賑やかなインテリアを楽しむことができます。周りのインテリア次第で、モダンにもレトロにもコーディネートできますよ。

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ただ、赤やオレンジは賑やかで存在感の強い色なので、狭い部屋に取り入れると、なんだか狭苦しく感じてしまうことも。ソファで取り入れるのが難しそうであれば、椅子やクッ ションなどでアクセント的に赤を取り入れるのもおすすめです。

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また、赤やオレンジ色は、気持ちを興奮させる効果もあります。そのため、賑やかな会話を楽しむ場にはいいですが、静かにリラックスして過ごしたい場所には向きません。ぜひ、色による心理効果も考慮しながら、選んでみてくださいね。

中古ソファの掃除方法

さて、ここからは中古ソファの掃除方法についてご紹介します。素材別に、日頃のお手入れ方法と、困った時のメンテナンス法についてお話ししますよ。正しいお手入れを身につけて、ソファを長くきれいに使っていきましょう。

中古ソファの日頃のお手入れ

中古ソファは、どんな素材のものでも、日頃のお手入れは乾拭きが基本です。ホコリや食べこぼしなどの汚れは、ソファを傷めたり、ダニやカビなどの原因になるため、早めに取り除きましょう。また、座面や背もたれが取り外せるタイプのソファであれば、定期的に取り外して掃除するのがおすすめです。

それでは、素材別にお手入れ方法を詳しくご紹介していきます。

本革(天然皮革)製の中古レザーソファ

本革製の中古ソファは、主に、染料仕上げ(アニリンレザーなど)と顔料仕上げという2つの染色方法で仕上げたものと、染色をせずに仕上げたヌメ革を使用したものがあります。革の種類によって、お手入れ方法が異なります。

本革ソファ 手入れ

  • 染色仕上げやヌメ革の本革ソファ
    染色仕上げの本革は、革を染料に浸して染めることで、革の元々の風合いを活かして仕上げられたもの。また、ヌメ革は植物成分であるタンニンを用いてなめした皮革のことです。染色せずに革本来の色や質感がそのまま楽しめ、経年で大きく変化する素材です。

    これら2種類が用いられたレザーソファは、水気がシミやカビの原因になるため、お手入れは必ず乾拭きで行いましょう。水拭きや中性洗剤などを使った掃除は厳禁です。また、乾拭きでもゴシゴシと強く拭くと、革を傷つけたり、汚れが染み込む原因になるため、柔らかい布を使って優しくホコリを払うように掃除しましょう

    そして、このタイプの本革ソファは、革が乾いてきたら、専用の保護クリームやオイルなどでのお手入れが必要です。メーカーやアイテムによって推奨されている方法が違うため、メーカー推奨のお手入れ法を確認して行いましょう。

    一般的には、3か月〜半年に一度くらいペースで、革用の保護クリームを塗ることが推奨されています。保護クリームは、汚れが付着するのを防ぎ、さらに水気や乾燥から革を守る効果があります。このお手入れをしながら使い込むことで、年々美しくエイジングしていきますよ。

    ちなみに、本革ソファは、保護クリームを塗る前に革用クリーナーで掃除するという話もよく聞きますが、アイテムによってはシミの原因になる場合になることがあります。自己判断でお手入れする前に、念のためメーカーに確認するか、目立たないところで試してから使用しましょう。

レザーソファ 手入れ

  • 顔料仕上げの本革ソファ
    顔料仕上げの本革は、表面に顔料を塗った皮革のこと。表面に塗膜ができるため、革本来の風合いが抑えられますが、汚れやシミなどが付きにくく、紫外線や乾燥からも革を守ってくれます。また、染色仕上げよりも発色がよく、色落ちせず、経年変化もほぼしません。

    顔料仕上げの本革ソファは、多少の耐水性があるため、水拭きでの掃除ができます。日頃は乾拭きが基本ですが、汚れが気になる場合は、固く絞った布巾で水拭きしてOKです。最後に乾拭きして水分を完全に拭き取って仕上げましょう。

    顔料仕上げのソファは、保護クリームでのお手入れが不要、もしくは推奨しないとしているメーカーもあれば、乾燥が気になったら保護クリームを塗ることを推奨しているメーカーもあります。革や顔料の種類によってお手入れ法が違いますので、各メーカーがおすすめしている方法を確認してみてください。

合皮(合成皮革)製の中古レザーソファ

合皮 ソファ 掃除

合皮製ソファのお手入れは、普段は乾拭きが基本です。水拭きや中性洗剤を使った掃除もできますが、頻繁に水拭きで掃除したり、洗剤の拭き残しがあったりすると、生地を傷めてしまうため、汚れが気になった時にだけ行うようにしましょう。

中性洗剤を使って汚れを落とす際は、水に洗剤を溶いて薄め、布巾に含ませて軽く絞ります。汚れが広がらないよう、汚れた部分を叩くように拭き、汚れが落ちたら、次は水拭きして洗剤を完全に取り除きます。最後に、柔らかい布で乾拭きし、水分をきれいに拭いたら完了です。

布・ファブリック製の中古ソファ

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布製ソファは、レザーソファよりもホコリが付着しやすい素材です。ホコリや汚れを放置しておくと、ダニやカビなどの原因になるため、こまめに乾いた布やブラシなどでホコリを落としたり、掃除機で汚れを吸い取りましょう

布地の取り外しができるカバーリングソファの場合は、汚れたらカバーを取り外し、表示されている洗濯方法に応じてお手入れしましょう。生地によって、自宅で洗濯できるもの、ドライクリーニングしかできないものなどがあります。

布地が取り外せないタイプのソファを、食べこぼしなどで汚してしまった場合は、中性洗剤を使って掃除します。中性洗剤を水に溶かして布に含ませ、軽く絞ってから叩くように拭き取りましょう。汚れが取れたら、次は水拭きで洗剤を取り除き、最後に乾拭きして水分をできるだけ取り除きます。

これでも汚れが落ちない場合は、メーカーや家具メンテナンス業者へクリーニングを依頼するのがおすすめです。業務用のクリーニング機器を使えば、ほとんどの汚れは綺麗に落ちます。汚れが染み付いてしまう前に、早めに相談してみましょう。

中古ソファの木部のお手入れ

中古ソファの木部も、乾拭きでの掃除が基本です。汚れてしまった時のお手入れは、仕上げ方法によって異なります。

木製ソファ 手入れ

  • オイルフィニッシュ、蜜蝋ワックス仕上げの木製中古ソファ
    オイルフィニッシュや蜜蝋ワックス仕上げは、木の表面に塗膜を作らない塗装方法。そのため、木のナチュラルな風合いが楽しめますが、それほど保護力や耐久性は高くありません。そのため、普段は乾拭きでお手入れし、乾拭きで落ちない汚れがある時にだけ、水拭きをしましょう。

    水拭きは、雑巾を固く絞って拭き掃除し、最後に乾拭きして水分を取り除くのがコツです。濡れたままにしておくと、シミになってしまう可能性があるので、早めに拭き取りましょう。

    また、このタイプの木製ソファは、木が乾燥してきたら、オイルやワックスを塗布することで、ツヤを蘇らせ木肌を保護できます。また、傷がついた場合も、オイルやワックスを塗布すれば目立たなくなりますよ。オイルやワックスによるお手入れをしながら使うと、美しい経年変化を楽しめます。

ウレタン塗装 ソファ

  • ウレタン塗装、ラッカー塗装などの木製中古ソファ
    ウレタン塗装、ラッカー塗装などは、木の表面にしっかりとした塗膜を作る仕上げ方法。そのため、乾拭きだけでなく、水拭きでも掃除ができます。汚れがつきにくい仕上げなので、ちょっとした汚れなら乾拭きや水拭きで十分落とすことができます。

    さらに、しつこい汚れは中性洗剤を使って掃除することもできます。中性洗剤を使う場合は、先ほど同じく、洗剤を水に薄めて布に含ませて拭き掃除し、次に水拭きをして洗剤を完全に取り除き、最後に乾拭きして仕上げましょう。

困った時の中古ソファ特別メンテナンス法

次は、中古ソファに発生しがちなトラブル、ダニと臭い問題について、対処法をご紹介します。

中古の布製ソファにダニが発生

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布製ソファにダニが発生した場合、家庭でできる対処法は大きく2つがあります。

もっとも手軽なのは、ダニ防止スプレーを使用し、掃除機で吸い取る方法。月に1度の頻度でスプレーして1〜2時間放置し、ダニを殺虫します。その後、死骸やフンなどを掃除機で吸い取ることで、ダニを除去、予防できます。

また、ダニは50度以上で死滅するため、布団乾燥機でも殺虫できます。先ほどと同じく、最後は掃除機を入念にかけて、さらなるダニの繁殖やハウスダストを予防しましょう。布団乾燥機を持っている方は、ぜひお試しください。

中古ソファの臭いが気になる

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中古ソファの臭いが気になる場合は、ソファの素材によって対処法が異なります。

  • 布製ソファの場合
    ファブリーズなどの消臭スプレーが使える布の場合は、消臭スプレーを試しましょう。はじめに、掃除機をかけてホコリやゴミをきれいに取り除いてから、消臭スプレーを吹きかけます。ほとんどの臭いはこれで消えるはずですよ。

    消臭スプレーが使えるかどうかは、念のためメーカーに確認するのがおすすめ。ファブリックに撥水加工など特殊な仕上げ加工がされている場合は、使用を推奨していない場合があります

    消臭スプレーが使えない布製ソファの場合は、重曹を使った消臭方法が安全で効果的です。重曹をソファに直接ふりかけ、2〜3時間おいておきましょう。重曹が臭いを吸い取るので、最後に掃除機をかけて重曹を取り除いたら完了です。

    重曹を使う場合の注意点として、木製フレームのソファや、アルミ・銅・真鍮などの金属製フレームのソファの場合、フレームに重曹がかかると、変色や傷の原因となります。布の部分以外にかからないように気をつけて使いましょう。

  • 本革製ソファの場合
    本革ソファは、消臭スプレーや重曹を使うと、革が変色したり、傷んでしまう可能性が高いです。あれこれ試す前に、対応をメーカーへ相談しましょう。

  • 合皮製ソファの場合
    合皮ソファの場合は、一度中性洗剤を使って拭き掃除してみて、臭いを確認しましょう。それでも臭いが取れなければ、メーカーへ相談するのがおすすめです。消臭スプレーや重曹を使うと、素材の種類によっては変色したり、傷んだりすることがあるのでご注意ください

最後に

中古ソファは、品質も価格もピンキリです。納得のいく中古ソファを見つけるためには、値段やブランド名だけにとらわれず、商品の状態や中古家具店の質などをしっかり確認することが大切です。ぜひ、この記事でお伝えしたポイントを参考に、じっくり検討してみてくださいね。

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